JPH0353533Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0353533Y2 JPH0353533Y2 JP4457086U JP4457086U JPH0353533Y2 JP H0353533 Y2 JPH0353533 Y2 JP H0353533Y2 JP 4457086 U JP4457086 U JP 4457086U JP 4457086 U JP4457086 U JP 4457086U JP H0353533 Y2 JPH0353533 Y2 JP H0353533Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wiring
- flexible cover
- flexible
- resin layer
- wiring molding
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 27
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 20
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 20
- 238000009429 electrical wiring Methods 0.000 claims description 3
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 4
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 2
- 230000001010 compromised effect Effects 0.000 description 1
- 239000004035 construction material Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Indoor Wiring (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
この考案は、屋内電気配線で電線を保護するた
めに用いられる配線モール用フレキシブルカバー
に関する。
めに用いられる配線モール用フレキシブルカバー
に関する。
配線モールは、造営材に密着させて取りつける
ので、使用場所に敵した形状や寸法のものが必要
となるが、どんな構造にも対応できるような点数
の配線モールを揃えることは、生産コストの面か
らみて高価に付く。特に、出角、入角などは現場
によつて構造が様々であるので、どのような部分
にも取り付けられる部材を揃えることができない
と言つてよい。
ので、使用場所に敵した形状や寸法のものが必要
となるが、どんな構造にも対応できるような点数
の配線モールを揃えることは、生産コストの面か
らみて高価に付く。特に、出角、入角などは現場
によつて構造が様々であるので、どのような部分
にも取り付けられる部材を揃えることができない
と言つてよい。
従来ある硬質の配線モールだけでは、柱を乗り
越えたり、段差のある面には対応できなかつた。
さらに、電線が高低差を持つて屈曲する部分を保
護できる硬質配線モールはなかつた。そのため、
従来、このような部分で電線が露出して外観を損
なつた。
越えたり、段差のある面には対応できなかつた。
さらに、電線が高低差を持つて屈曲する部分を保
護できる硬質配線モールはなかつた。そのため、
従来、このような部分で電線が露出して外観を損
なつた。
そこで、電線の屈曲した部分などを覆うため、
中央に屈曲可能な可撓部、両端に配線モール用ベ
ースの受け部に連結する固定部を有するフレキシ
ブルカバーなるものが案出された。しかし、この
ものは、可撓部を構成する軟質樹脂層と固定部を
構成する硬質樹脂層がはがれやすく、屋内の美観
を損ねるという問題があつた。
中央に屈曲可能な可撓部、両端に配線モール用ベ
ースの受け部に連結する固定部を有するフレキシ
ブルカバーなるものが案出された。しかし、この
ものは、可撓部を構成する軟質樹脂層と固定部を
構成する硬質樹脂層がはがれやすく、屋内の美観
を損ねるという問題があつた。
この考案は、このような問題を解決するために
なされたものであり、段差があつたり、屈曲した
りする部分の電線を覆うことができる配線モール
用フレキシブルカバーで、軟質樹脂層と硬質樹脂
層がはがれたりしないものを供給することをその
目的とする。
なされたものであり、段差があつたり、屈曲した
りする部分の電線を覆うことができる配線モール
用フレキシブルカバーで、軟質樹脂層と硬質樹脂
層がはがれたりしないものを供給することをその
目的とする。
前記のような目的を達成するために、この考案
は、屋内電気配線で電線を保護するために用いら
れる配線モール用フレキシブルカバーであつて、
全体が軟質樹脂で形成されており、中間部を屈曲
可能な可撓部、両端をベース受け部に連結される
固定部とし、前記固定部は外側に前記軟質樹脂
層、内側に硬質樹脂層の二重構造となつており、
前記両層が接する面の少なくとも一方に微小突起
が設けられており、両層が熱着により接合されて
なることを特徴とする配線モール用フレキシブル
カバーをその要旨とする。
は、屋内電気配線で電線を保護するために用いら
れる配線モール用フレキシブルカバーであつて、
全体が軟質樹脂で形成されており、中間部を屈曲
可能な可撓部、両端をベース受け部に連結される
固定部とし、前記固定部は外側に前記軟質樹脂
層、内側に硬質樹脂層の二重構造となつており、
前記両層が接する面の少なくとも一方に微小突起
が設けられており、両層が熱着により接合されて
なることを特徴とする配線モール用フレキシブル
カバーをその要旨とする。
以下に、この考案を、その一実施例をあらわす
図面とともに説明する。
図面とともに説明する。
第1図にみるように、この考案にかかる配線モ
ール用フレキシブルカバー6は、段差のある造営
面X上において、コンセント20から屈曲して配
置されている電線Wの、丁度段にあたる部分を覆
うものである。平面上の電線は配線モール1のベ
ース2上に配置されている。ベース2上には受け
部4が形成されていて、この受け部に嵌合された
カバー3で電線を覆うようになつている。フレキ
シブルカバー6は断面コ字形で、中間部を可撓部
7とし、その両端に配線モールと連結する固定部
10を有している。第4図にみるように、両端の
固定部10は、外層9とその内面に固定板12が
設けられて二重構造となつている。外層9の内壁
には、第2図にみるように、側面に微小突起17
a、天面に微小突起17bおよび凸部14が設け
られている。固定板12には、前記凸部14に対
応する穴16と内側面に突条11が設けられてい
る。
ール用フレキシブルカバー6は、段差のある造営
面X上において、コンセント20から屈曲して配
置されている電線Wの、丁度段にあたる部分を覆
うものである。平面上の電線は配線モール1のベ
ース2上に配置されている。ベース2上には受け
部4が形成されていて、この受け部に嵌合された
カバー3で電線を覆うようになつている。フレキ
シブルカバー6は断面コ字形で、中間部を可撓部
7とし、その両端に配線モールと連結する固定部
10を有している。第4図にみるように、両端の
固定部10は、外層9とその内面に固定板12が
設けられて二重構造となつている。外層9の内壁
には、第2図にみるように、側面に微小突起17
a、天面に微小突起17bおよび凸部14が設け
られている。固定板12には、前記凸部14に対
応する穴16と内側面に突条11が設けられてい
る。
前記のような構造を有するフレキシブルカバー
6の可撓部7と外層9が軟質塩化ビニル樹脂で、
また、固定板12が硬質塩化ビニル樹脂で成形さ
れる。その後、固定板12の穴16に外層9の凸
部14を挿入して両者を重ねあわせる。凸部と穴
は位置決めのため設けられたものである。そし
て、これらの接触面に、超音波をあて内部加熱に
よる発熱によつて外層と固定板を溶接する。溶接
後、微小突起はなくなり、溶接後の断面は、第4
図にみるようである。
6の可撓部7と外層9が軟質塩化ビニル樹脂で、
また、固定板12が硬質塩化ビニル樹脂で成形さ
れる。その後、固定板12の穴16に外層9の凸
部14を挿入して両者を重ねあわせる。凸部と穴
は位置決めのため設けられたものである。そし
て、これらの接触面に、超音波をあて内部加熱に
よる発熱によつて外層と固定板を溶接する。溶接
後、微小突起はなくなり、溶接後の断面は、第4
図にみるようである。
このようにして得られたフレキシブルカバー6
を第1図にみるように、コンセント20の入線部
の配線モール1および段上の配線モール1と連結
させる。カバー固定部10の内壁に設けられた突
条11が各配線モールの受け部4を側面から押圧
してフレキシブルカバー6は配線モール1にしつ
かり固定される。フレキシブルカバーは、このよ
うに、その両端で配線モールに固定されている
が、配線モールの受け部にあたるものを有してい
ない。そのため、フレキシブルカバーが浮いたり
して不安定な場合は、両面テープ5でフレキシブ
ルカバー可撓部7を電線Wに接着することにすれ
ば、フレキシブルカバーはしつかり造営面に固定
される。
を第1図にみるように、コンセント20の入線部
の配線モール1および段上の配線モール1と連結
させる。カバー固定部10の内壁に設けられた突
条11が各配線モールの受け部4を側面から押圧
してフレキシブルカバー6は配線モール1にしつ
かり固定される。フレキシブルカバーは、このよ
うに、その両端で配線モールに固定されている
が、配線モールの受け部にあたるものを有してい
ない。そのため、フレキシブルカバーが浮いたり
して不安定な場合は、両面テープ5でフレキシブ
ルカバー可撓部7を電線Wに接着することにすれ
ば、フレキシブルカバーはしつかり造営面に固定
される。
固定部外層と固定板の接着に際して、前記実施
例では微小突起は外層内壁に設けられていたが、
固定板外側に設けられていてもよい。たとえば、
内層たる固定板12′は第3図にみるようなもの
とする。固定板12′は、天面に微小突起15b
…および穴16が、側面に微小突起15aが設け
られており、側面の内壁側には、突条11が設け
られている。外層は第2図にみるものと同じと
し、但し、凸部14のみで微小突起は設けないも
のとする。上記のような構造の外層および固定部
を重ね、前記実施例と同様に超音波、あるいは、
高周波により熱着する。
例では微小突起は外層内壁に設けられていたが、
固定板外側に設けられていてもよい。たとえば、
内層たる固定板12′は第3図にみるようなもの
とする。固定板12′は、天面に微小突起15b
…および穴16が、側面に微小突起15aが設け
られており、側面の内壁側には、突条11が設け
られている。外層は第2図にみるものと同じと
し、但し、凸部14のみで微小突起は設けないも
のとする。上記のような構造の外層および固定部
を重ね、前記実施例と同様に超音波、あるいは、
高周波により熱着する。
上記実施例にかかる配線モール用フレキシブル
カバーは以上のように構成されているので、段差
があつたり、屈曲している部分の電線を覆うこと
ができる。軟質樹脂層と硬質樹脂層を接合するに
際しては、凸部と穴により位置決めされる。ま
た、両層の接合面の少なくとも一方に微小突起が
設けられているので、接合面がずれたりすること
がない。超音波溶接法を用いる場合は、このよう
に接合面に凹凸を設けておけば、必要とする超音
波エネルギーがより少なくてすむ。さらに、軟質
樹脂層と硬質樹脂層が熱着により接合されている
ので、接合後、両層がはがれてしまうことはな
い。
カバーは以上のように構成されているので、段差
があつたり、屈曲している部分の電線を覆うこと
ができる。軟質樹脂層と硬質樹脂層を接合するに
際しては、凸部と穴により位置決めされる。ま
た、両層の接合面の少なくとも一方に微小突起が
設けられているので、接合面がずれたりすること
がない。超音波溶接法を用いる場合は、このよう
に接合面に凹凸を設けておけば、必要とする超音
波エネルギーがより少なくてすむ。さらに、軟質
樹脂層と硬質樹脂層が熱着により接合されている
ので、接合後、両層がはがれてしまうことはな
い。
この考案にかかる配線モール用フレキシブルカ
バーは、前記実施例に限られない。カバーに設け
られる微小突起の形状,位置,大きさは、前記実
施例に限られない。また、樹脂も塩化ビニル樹脂
に限られない。
バーは、前記実施例に限られない。カバーに設け
られる微小突起の形状,位置,大きさは、前記実
施例に限られない。また、樹脂も塩化ビニル樹脂
に限られない。
この考案は、以上のように構成されているの
で、段差があつたり、曲がつていたりする電線で
もカバーすることができ、安全である。しかも、
可撓部と固定部外側を形成する軟質樹脂層および
固定部内側を形成する硬質樹脂層は、両層の接合
面の少なくとも一方に微小突起が設けられてお
り、熱着により接合されるので、接合時に2つの
層がずれたり、また、接合後、はがれたりするこ
とはない。そのため、造営面の美観を損なうこと
もない。
で、段差があつたり、曲がつていたりする電線で
もカバーすることができ、安全である。しかも、
可撓部と固定部外側を形成する軟質樹脂層および
固定部内側を形成する硬質樹脂層は、両層の接合
面の少なくとも一方に微小突起が設けられてお
り、熱着により接合されるので、接合時に2つの
層がずれたり、また、接合後、はがれたりするこ
とはない。そのため、造営面の美観を損なうこと
もない。
第1図はこの考案の一実施例にかかる配線モー
ル用フレキシブルカバーを用いて電線を覆う様子
を示す分解斜視図、第2図は配線モール用フレキ
シブルカバーの端部の分解斜視図、第3図は別の
実施例にかかる固定板の斜視図、第4図は配線モ
ール用フレキシブルカバーの一部断面図である。 1……配線モール、2……ベース、4……受け
部、6……配線モール用フレキシブルカバー、7
……可撓部、9……外層、10……固定部、1
2,12′……固定板、15a,15b,17a,
17b……微小突起。
ル用フレキシブルカバーを用いて電線を覆う様子
を示す分解斜視図、第2図は配線モール用フレキ
シブルカバーの端部の分解斜視図、第3図は別の
実施例にかかる固定板の斜視図、第4図は配線モ
ール用フレキシブルカバーの一部断面図である。 1……配線モール、2……ベース、4……受け
部、6……配線モール用フレキシブルカバー、7
……可撓部、9……外層、10……固定部、1
2,12′……固定板、15a,15b,17a,
17b……微小突起。
Claims (1)
- 屋内電気配線で電線を保護するために用いられ
る配線モール用フレキシブルカバーであつて、全
体が軟質樹脂で形成されており、中間部を屈曲可
能な可撓部、両端をベース受け部に連結される固
定部とし、前記固定部は外側に前記軟質樹脂層、
内側に硬質樹脂層の二重構造となつており、前記
両層が接する面の少なくとも一方に微小突起が設
けられており、両層が熱着により接合されてなる
ことを特徴とする配線モール用フレキシブルカバ
ー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4457086U JPH0353533Y2 (ja) | 1986-03-25 | 1986-03-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4457086U JPH0353533Y2 (ja) | 1986-03-25 | 1986-03-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62159108U JPS62159108U (ja) | 1987-10-09 |
JPH0353533Y2 true JPH0353533Y2 (ja) | 1991-11-22 |
Family
ID=30862508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4457086U Expired JPH0353533Y2 (ja) | 1986-03-25 | 1986-03-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0353533Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0783534B2 (ja) * | 1989-06-12 | 1995-09-06 | 矢崎総業株式会社 | プロテクタ |
US8944474B2 (en) | 2008-12-25 | 2015-02-03 | Yazaki Corporation | Holder |
JP5182942B2 (ja) * | 2008-12-25 | 2013-04-17 | 矢崎総業株式会社 | 保持具 |
-
1986
- 1986-03-25 JP JP4457086U patent/JPH0353533Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62159108U (ja) | 1987-10-09 |
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