JP3592828B2 - 目地材 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建築物の壁面外装材の接合部等に嵌入する目地仕上げ用の目地材に関する。
【0002】
【従来の技術】
図2に示すように、従来、この種の目地材51は、1枚の帯状の金属板からなる芯材53を、機械で連続的に折り曲げて断面略T字形に形成すると共に、その外周にシール性のある軟質合成樹脂60を被覆することにより形成されている。この目地材51は、上記芯材53における脚部55の存在により軟質合成樹脂60からなる目地嵌入部59の剛性を保持し、芯材53の折曲頭部57の存在により上記目地嵌入部59における脚部55に垂直な方向への湾曲を防止すると同時に、目地への打込の容易化、同打込時における目地材51の頭部57の破損の防止をはかろうとするものである。
【0003】
しかしながら、かかる従来の目地材51は、上記帯状の金属板を連続的に折り曲げる工程の後に軟質合成樹脂60を連続的に被覆するための工程を経て成形され、定寸に切断されるものであり、特に上記金属板をT字形に形成した状態では、それを湾曲させることができなくなるため、上記芯材53をT字形に成形するための機械、その芯材53に軟質合成樹脂60を連続的に被覆するための装置、成形した製品の導出、定寸切断設備等を直列的に連設する必要があり、それゆえ、目地材51を製造するための長い製造ラインが必要となるばかりでなく、上記芯材53を折曲成形するための機械が高価であるために、結果的に製造コストが高くなってしまうという問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の技術的課題は、帯状の金属板を連続的に折り曲げる必要をなくすことにより、製造ラインを短くすることができ、しかも安価な設備で製造可能な目地仕上げ用の目地材を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の目地材は、金属板からなる芯材の脚部芯板と、該脚部芯板上においてそれと直交させて配設した頭部芯板とを備え、表面を軟質合成樹脂等のエラストマーからなるシール用被覆材により被覆してなり、上記芯材の脚部芯板と頭部芯板とをそれぞれ独立の金属製の帯状平板により形成して、それらを硬質合成樹で被覆一体化することにより断面略T字形の芯部を成形すると共に、上記芯部をエラストマーで被覆し、上記芯材の頭部芯板の両側に該エラストマーによるシール翼部を形成したことを特徴とするものである。
【0006】
上記構成を有する目地材は、上記芯材における脚部芯板の存在により、それを軟質合成樹脂で被覆した目地嵌入部分の剛性を保持することができ、また、頭部芯板の存在により脚部芯板面に垂直な方向への湾曲を防止することができるので、目地への打込の容易化、及び同打込時における目地材の破損の防止をはかることができる。
【0007】
さらに、脚部芯板と頭部芯板とを硬質合成樹脂により一体化して、帯状の金属板を連続的に折り曲げる必要をなくすことにより、該金属板を連続的に折り曲げる装置を必要としないため、巻き取った状態の金属板をそのまま製造ラインに導入して目地材を成形することができるので、製造ラインを短くすることができ、しかも、安価な設備で製造することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明にかかる目地材の実施の形態を一実施例と共に図面に基づいて詳細に説明する。
この目地材1においては、図1に示すように、芯材3として脚部芯板5と、該脚部芯板5上においてそれと直交させて配設した頭部芯板7とを、それぞれ独立の金属製の帯状平板により形成し、それらを硬質塩化ビニール等からなる硬質合成樹脂8で被覆一体化することにより断面略T字形の芯部9を形成しており、さらに該芯部9を塩化ビニール等の軟質合成樹脂ないし合成ゴム等のエラストマー10で、それらの界面を固着するための接着剤を介して被覆し、これによって、当該目地材1に、目地に嵌入して該目地内への固定のために機能する目地嵌入部11と、目地のシール機能を持つ目地シール部12とを形成している。
【0009】
そして、上記エラストマー10により、該目地シール部12の両側にシール翼部13を一体的に形成すると共に、上記目地嵌入部11の中央の両側面に補助翼部15を一体的に形成しており、上記目地シール部12の上面には、透明なプラスチックの塗膜等からなり、耐候性及び防かび性を有するコーティング16が施されている。
また、上記補助翼部15は、目地材1の目地への打込時における安定化、及びシール性の強化ををはかるもので、上記シール翼部13よりも突出方向の幅を若干狭くして形成されている。
【0010】
さらに、上記目地嵌入部11の先端部の両側面には、複数の突条17が一体的に設けられており、それらは、上記目地材1の目地への打込時に、その目地の底部において挟着手段によって挟着させることにより、温度変化等による上記エラストマー10の熱伸縮等で上記目地材1自体が目地から浮き上がるのを防止するものである。
【0011】
なお、上記硬質合成樹脂8及びエラストマー10は、上述のような塩化ビニールに限定されるものではなく、界面における接合性が良好であるならば、それぞれ任意の硬質合成樹脂及び軟質合成樹脂等のエラストマーを使用することができる。
【0012】
上記構成を有する目地材1は、上記芯材3における脚部芯板5の存在によりエラストマー10で被覆された目地嵌入部11の剛性を保持することができ、また、芯材3の頭部芯板7の存在により上記目地嵌入部11の脚部芯板面に垂直な方向への湾曲を防止することができるので、目地への打込の容易化、及び同打込時における目地材1の破損の防止をはかることができる。
【0013】
さらに、上記構成の目地材1を成形するための設備は、概略的には、押出機、ダイ(金型)、サイジング装置、冷却装置、引取機等から構成され、上記目地材1は、通常、以下に説明するような成形手順により成形されるものである。
即ち、芯材3における脚部芯板5と頭部芯板7とを構成するそれぞれのコイル状に巻いた帯状金属板を、逐次巻き戻しながら押出機に導入して、硬質合成樹脂8及びエラストマー10を被覆し、それをダイ(金型)、サイジング装置に通して断面形状を成形する。
【0014】
而して、上記目地材1は、上述のようにして成形できるため、帯状の金属板を連続的に折曲げる装置を必要としないばかりでなく、コイル状に巻き取った状態の金属板をそのまま製造ラインに導入して成形することができるので、製造ラインを短くすることができ、しかも、安価な設備で製造することができる。
【0015】
なお、上記目地材1の構成は、上述の実施例に限定されるものではなく、上記芯材脚部芯板5における補助翼部15及び複数の突条17を、それぞれ必要に応じて適宜省略することができる。
【0016】
【発明の効果】
以上に詳述したように、本発明の目地材によれば、帯状の金属板を連続的に折り曲げる必要をなくすことにより、製造ラインを短くすることができ、しかも安価な設備で製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る目地材の平断面図である。
【図2】従来の目地材の平断面図である。
【符号の説明】
1,51 目地材
3,53 芯材
5,55 脚部芯板
7,57 頭部芯板
9 芯部
11,61 目地嵌入部
13 シール翼部
15 補助翼部
17 突条

Claims (1)

  1. 金属板からなる芯材の脚部芯板と、該脚部芯板上においてそれと直交させて配設した頭部芯板とを備え、表面を軟質合成樹脂等のエラストマーからなるシール用被覆材により被覆してなる目地仕上げ用の目地材であって、
    上記芯材の脚部芯板と頭部芯板とをそれぞれ独立の金属製の帯状平板により形成して、それらを硬質合成樹脂で被覆一体化することにより断面略T字形の芯部を成形すると共に、
    上記芯部をエラストマーで被覆し、
    上記芯材の頭部芯板の両側に該エラストマーによるシール翼部を形成した、
    ことを特徴とする目地材。
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