JP4135845B2 - 柱と床の接続部の気密構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、柱と床面との接続部における気密構造に関し、特に、作業者による気密性能のばらつきを無くし、高い気密性を確保することができる柱と床の接続部の気密構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、住宅には、計画的な換気による快適性の向上や、断熱性の向上による省エネルギー化を図るために、気密性が求められるようになってきている。一般に、気密住宅とは、気密性能を表す相当隙間面積が床面積1平方メートル当たり5平方センチメートル以下のものをいい、これを達成するため、住宅の各部の隙間を塞ぐことにより気密性を確保することが行われている。
【0003】
柱と床面との接続部の隙間も気密性を確保するために塞ぐ必要がある部分の一つである。そのため、従来は、柱と床面との接続部の気密性を確保するために、図9に示すように、前記柱の脚部2の外周面3と床面9との間に気密テープ14を貼り付けることにより隙間を塞ぎ、気密性を確保していた。
【0004】
ここで、前記柱と床面との接続部の隙間を塞ぐためには、前記気密テープ14を、直角に交わる前記柱の脚部2の外周面3と前記床面9とに密着させるために直角に折り曲げ、且つ、前記柱の脚部2の外周面に沿って囲むように貼り付ける必要がある。しかし、そのような複雑な三次元的形状に折り曲げながら前記気密テープ14を貼り付ける作業は手間が掛かり、また、技術を要するので、作業者によって仕上がり後の気密性能のばらつきが生じるという問題があった。また、そのような複雑な三次元的形状に折り曲げながら貼り付ける場合、前記気密テープ14に歪みや隙間が生じ易く、高い気密性を確保するための障害となっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、前記柱と床の接続部の気密性を確保するための作業を容易化することによって、作業者による気密性能のばらつきを無くし、高い気密性を確保することができる柱と床の接続部の気密構造を提供することを技術課題とするものである。
【0007】
請求項に記載する柱と床の接続部の気密構造は、脚部に筋かいが取付けられた柱と床の接続部の気密構造において、前記柱の脚部の外周面の形状と略同一形状の柱密着面を有する柱密着部と、該柱密着部の下端外周に一体的に形成された水平な床密着面を有する床密着部と、平行な2個の筋かい密着面を有する可撓性平板で構成される筋かい密着部とを備える気密カバーを用い、該気密カバーの前記柱密着面を前記柱の脚部の外周面に密着させ、前記床密着面を前記柱の周囲の床面に密着させるとともに、前記筋かいを間に挟んで対向する前記筋かい密着面同士を密着させたことを特徴とするものである。
【0008】
請求項に記載する柱と床の接続部の気密構造は、柱の脚部同士をつなぐ柱脚つなぎが設けられた柱と床の接続部の気密構造において、前記柱の脚部の外周面の形状と略同一形状の柱密着面を有する柱密着部と、該柱密着部の下端外周に一体的に形成された水平な床密着面を有する床密着部と、前記柱脚つなぎの床面より上の部分の外周面の形状と略同一形状の柱脚つなぎ密着面を有する柱脚つなぎ密着部とを備える気密カバーを用い、該気密カバーの前記柱密着面を前記柱の脚部の外周面に密着させ、前記床密着面を前記柱の周囲の床面に密着させるとともに、前記柱脚つなぎ密着面を前記柱脚つなぎの外周面に密着させたことを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る柱と床の接続部の気密構造について図面に基づいて説明する。本発明の第1の実施形態に係る柱と床の接続部の気密構造1は、図1に示すように、柱の脚部2の外周面3の形状と略同一形状の柱密着面4を有する柱密着部5と、該柱密着部5の下端外周に一体的に形成された水平な床密着面6を有する床密着部7とを備える気密カバー8を用い、該気密カバー8の前記柱密着面4を前記柱の脚部2の外周面3に密着させるとともに、前記床密着面6を前記柱の周囲の前記床面9に密着させたものである。以下更に詳細に説明する。
【0010】
前記気密カバー8は、可撓性及び気密性を有する薄い板状部材を三次元的に折り曲げて成形した成形部品である。その具体的な材質として、ここでは発泡ポリエチレンを使用しているが、これに限定されるものではなく、他の合成樹脂等も使用することができる。
【0011】
そして、上方からの斜視図である図2及び下方からの斜視図である図3に示すように、前記気密カバー8は、第1気密カバー10及び第2気密カバー11の2個から構成されており、これらを結合させることにより最終的に必要な形状の気密カバー8を形成することができるようになっている。すなわち、前記第1気密カバー10と前記第2気密カバー11とをそれぞれ前記柱の脚部2の両側から被せることにより、前記柱と床の接続部の全体を隙間なく覆うことができるようになっている。このように前記気密カバー8を2分割して構成したことにより、取付作業を容易に行うことができるようになっている。なお、前記気密カバー8を2分割せずに、いずれか1箇所に切れ目を設けて一体的に構成することも可能である。
【0012】
前記気密カバー8の前記柱密着部5は、前記柱の脚部2の形状に合致するように形成されている。すなわち、本実施形態においては、前記柱の脚部2の断面形状は四角形であるので、前記第1気密カバー10及び第2気密カバー11が結合した状態において、前記柱密着部5の内側面である前記柱密着面4が、前記柱の脚部2の外周面3と略同一形状の四角柱形状の面を構成するように形成されている。したがって、前記第1気密カバー10及び第2気密カバー11のそれぞれの前記柱密着部5の形状は、前記柱の脚部2の外周面3の半分ずつを覆うコ字形となっている。これにより、前記気密カバー8を取り付けた際に、前記柱密着面4により囲まれる内部空間に前記柱の脚部2が隙間なく収まり、前記気密カバー8と前記柱の脚部2の外周面3とを隙間なく密着させることができる。
【0013】
なお、ここでは前記柱の脚部2の断面形状は四角形であるが、これに限定されるものではなく、円形断面の場合やH形鋼のようにH形断面の場合などもある。そして、そのような場合においても、前記柱密着部5は、前記柱の脚部2の形状に合致するように形成される。すなわち、前記柱の脚部2の断面形状が円形である場合には、前記第1気密カバー10及び第2気密カバー11が結合した状態において前記柱密着面4が、前記柱の脚部2の外周面3と略同一形状の円柱形状の面を構成するように形成され、前記柱の脚部2の断面形状がH形である場合には、同様に前記柱密着面4が、前記柱の脚部2の外周面3と略同一形状のH形断面の柱形状の面を構成するように形成される。
【0014】
前記気密カバー8の前記床密着部7は、前記柱密着部5を前記柱の脚部2の外周面3に取り付けた状態で前記床面9に密着させることができるように形成されている。すなわち、前記床密着部7の下面である前記床密着面6が、前記床面9と同様の水平な平面形状の面となるようにして、前記柱密着部5の下端外周に一体的に形成されている。これにより、前記気密カバー8を取り付けた際に、前記床面9と前記床密着面6とを隙間なく密着させることができる。なお、前記床密着部7の外形については、特に制約はないが、本実施形態のように、結合した状態で四角形等の直線的な形状となるようにすると好適である。これは、前記床密着部7をテープ貼り等する場合に適した形状とするためである。
【0015】
本実施形態に係る柱と床の接続部の気密構造1は、図1に示すように、前述のような気密カバー8を用い、該気密カバー8を前記柱と床の接続部に取り付ける際に、前記柱密着面4を前記柱の脚部2の外周面3に密着させるとともに、前記床密着面6を前記柱の周囲の前記床面9に密着させることにより、前記柱と床の接続部の隙間を完全に塞ぎ、気密性を確保する気密構造である。そして、上述の通り、前記柱密着部5は、前記柱密着面4が前記柱の脚部2の外周面3に密着することができるように、前記床密着部7は、前記床密着面6が前記床面9に密着することができるように、それぞれ形成されている。そこで、前記柱と床の接続部の気密性を確保した状態を維持するためには、前記柱密着面4を前記柱の脚部2の外周面3に、前記床密着面6を前記床面9に、それぞれ密着させた状態で固定するための構造が必要となる。
【0016】
そのため、本実施形態においては、図2及び図3に示すように、前記柱密着面4及び前記床密着面6の端縁部近傍に、あらかじめ両面接着テープ12を片面に離型紙13を残した状態でそれぞれ貼り付けた前記気密カバー8を使用し、取り付ける際に前記離型紙13を剥がして前記柱密着面4及び前記床密着面6をそれぞれ前記柱の脚部2の外周面3及び前記床面9に接着することにより、密着させた状態で固定している。なお、図示しないが、前記両面接着テープ12は、前記前記柱密着面4及び前記床密着面6の全面に貼り付けたものとすることも可能である。またこれ以外にも、前記柱密着面4及び前記床密着面6を密着させた状態で固定するための構造としては、以下のようなものがある。すなわち、図4に示すように、前記気密カバー8を取り付けた後、前記第1気密カバー10と第2気密カバー11との継ぎ目、前記柱密着部5の上端部と前記柱の脚部2の外周面3との継ぎ目、及び前記床密着部7の外縁部と前記床面9との継ぎ目のそれぞれの上から気密テープ14を貼り付けることにより、前記柱密着面4と前記柱の脚部2の外周面3との隙間、及び前記床密着面6と前記床面9との隙間を塞ぎ、密着させた状態で固定する構造である。なお、前記柱密着面4及び前記床密着面6を密着させた状態で固定するための構造は、これらに限定されるものではなく、この分野において公知の様々な構造を用いることができる。
【0017】
次に、本発明の第2の実施形態に係る柱と床の接続部の気密構造1について説明する。これは、図5に示すように、前記柱の脚部2に筋かい15が取り付けられるとともに、前記柱の脚部2同士をつなぐ柱脚つなぎ16が設けられている場合において、柱の脚部2の外周面3の形状と略同一形状の柱密着面4を有する柱密着部5と、該柱密着部5の下端外周に一体的に形成された水平な床密着面6を有する床密着部7と、略平行な2個の筋かい密着面17を有する可撓性平板で構成される筋かい密着部18と、前記柱脚つなぎ16の前記床面9より上の部分の外周面19の形状と略同一形状の柱脚つなぎ密着面20を有する柱脚つなぎ密着部21とを備える気密カバー8を用い、該気密カバー8の前記柱密着面4を前記柱の脚部2の外周面3に密着させ、前記床密着面6を前記柱の周囲の前記床面9に密着させ、前記筋かい15を間に挟んで対向する前記筋かい密着面17同士を密着させるとともに、前記柱脚つなぎ密着面20を前記柱脚つなぎ16の外周面19に密着させたものである。以下更に詳細に説明する。
【0018】
前記気密カバー8は、前記第1の実施形態に係る気密カバー8と同様、可撓性及び気密性を有する薄い板状部材を三次元的に折り曲げて成形した成形部品であり、その材質についても、同様に発泡ポリエチレン等の合成樹脂等を使用することができる。そして、図5、上方からの斜視図である図6及び下方からの斜視図である図7に示すように、前記気密カバー8は、第1気密カバー22、第2気密カバー23及び第3気密カバー24の3個から構成されており、これらを結合させることにより最終的に必要な形状の気密カバー8を形成することができるようになっている。
【0019】
このうち、前記第1気密カバー22及び前記第2気密カバー23は、前記筋かい15及び前記柱脚つなぎ16が設けられている側(以下「補強部材側」という。)の前記柱の脚部2の気密性を確保するためのものであって、鏡対称形状に形成され、これらを前記柱の脚部2に被せて結合させることにより、前記柱の脚部2の補強部材側の半分を隙間なく覆うことができるようになっている。このため、前記第1気密カバー22及び前記第2気密カバー23は、それぞれ、前記柱密着部5と、前記床密着部7と、前記筋かい密着部18と、前記柱脚つなぎ密着部21とを備えている。一方、前記第3気密カバー24は、前記筋かい15及び前記柱脚つなぎ16が設けられていない側(以下「通常側」という。)の前記柱の脚部2の気密性を確保するためのものであって、前記通常側の柱の脚部2に被せることにより、該柱の脚部2の半分を隙間なく覆うことができるようになっている。このため、前記第3気密カバー24は、前記第1の実施形態に係る気密カバー8と同様、前記柱密着部5と、前記床密着部7とを備えている。このように前記気密カバー8を3分割して構成したことにより、前記柱の脚部2に筋かい15や柱脚つなぎ16が設けられている場合においても取付作業を容易に行うことができるようになっている。なお、前記気密カバー8を3分割せずに、いずれか1箇所に切れ目を設けて一体的に構成することも可能である。
【0020】
前記第1気密カバー22及び第2気密カバー23の前記筋かい密着部18は、前記床面9に対して垂直で、且つ前記筋かい15に対して平行な平面形状に形成された筋かい密着面17を有する可撓性平板で構成され、前記第1気密カバー22については前記柱密着部5の柱密着面4の背面側における前記第2気密カバー23との結合側端縁に、前記第2気密カバー23については前記柱密着部5の柱密着面4の背面側における前記第1気密カバー22との結合側端縁に配置されている。したがって、前記第1気密カバー22及び前記第2気密カバー23の前記筋かい密着面17は互いに平行に対向して配置されることとなり、前記第1気密カバー22と前記第2気密カバー23とを前記柱の脚部2に取り付けて結合した状態において、図8に示すように、2個の前記筋かい密着面17は前記筋かい15を挟んで密着する。この際、前記筋かい密着部18は可撓性平板で構成されていることから、前記筋かい密着面17は前記筋かい15の形状に合致するように変形し、前記筋かい15の周囲に隙間なく密着させることができる。前記筋かい15の周囲の隙間を確実になくすために、前記筋かい密着面17は適度な大きさを有していることが必要とされる。前記筋かい密着面17の大きさは、前記筋かい15の太さ等に合わせて適宜決定するが、一般には、前記筋かい15の下端部から10〜50cm程度覆うことができる大きさとすると好適である。なお、本実施形態においては、前記筋かい密着部18のみではなく、前記第1気密カバー22及び前記第2気密カバー23の全体が可撓性を有する板状部材により構成されている。
【0021】
図5、図6及び図7に示すように、前記第1気密カバー22及び第2気密カバー23の前記柱脚つなぎ密着部21は、前記柱脚つなぎ16の前記床面9より上の部分の形状に合致するように形成されている。すなわち、本実施形態においては、前記柱脚つなぎ16は、前記柱の脚部2をつなぐ横置きの四角柱形状であるので、前記第1気密カバー22及び第2気密カバー23が結合した状態において、前記柱脚つなぎ密着部21の内側面である前記柱脚つなぎ密着面20が、前記柱脚つなぎ16の前記床面9より上の部分の外周面と略同一形状のコ字溝形状の面となるように形成されている。これにより、前記第1気密カバー22及び前記第2気密カバー23を取り付けた際に、前記柱脚つなぎ密着面20により囲まれる内部空間に前記柱脚つなぎ16が隙間なく収まり、前記第1気密カバー22及び前記第2気密カバー23と前記柱脚つなぎ16の外周面19とを隙間なく密着させることができる。
【0022】
前記第1気密カバー22、第2気密カバー23及び第3気密カバー24の前記柱密着部5は、前記柱の脚部2の形状に合致するように形成されている。すなわち、本実施形態においては、前記柱の脚部2の断面形状は四角形であるので、前記第1気密カバー22、第2気密カバー23及び第3気密カバー24が結合した状態において、前記柱密着部5の内側面である前記柱密着面4が、前記柱の脚部2の外周面3と略同一形状の四角柱形状の面となるように形成されている。これにより、前記気密カバー8を取り付けた際に、前記柱密着面4により囲まれる内部空間に前記柱の脚部2が隙間なく収まり、前記気密カバー8と前記柱の脚部2の外周面3とを隙間なく密着させることができる。なお、前記第1の実施形態の場合と同様、前記柱の脚部2の断面形状が四角形以外の円形断面の場合やH形断面の場合などにおいても、前記柱密着部5は、前記柱の脚部2の形状に合致するように形成される。
【0023】
ここで、前記第1気密カバー22及び第2気密カバー23は、前記筋かい15及び前記柱脚つなぎ16の両側からそれぞれ取り付けることにより前記柱の脚部2の補強部材側の半分を覆うものであるので、前記柱密着部5は、それぞれ前記柱の脚部2の外周面3の4分の1ずつを覆うL字形となるように形成されている。また、前記第1気密カバー22及び第2気密カバー23の柱密着部5については、前記柱密着面4の背面側に前記筋かい密着部18が設けられることから、該筋かい密着部18の高さに合わせて前記柱密着部5の高さも高く形成されている。一方、前記第3気密カバー24は、前記柱の脚部2の通常側の半分を覆うものであるので、前記柱密着部5は、前記柱の脚部2の外周面3の2分の1を覆うコ字形となるように形成されている。
【0024】
前記第1気密カバー22、第2気密カバー23及び第3気密カバー24の前記床密着部7は、前記柱密着部5を前記柱の脚部2の外周面3に取り付けた状態で前記床面9に密着させることができるように形成されている。すなわち、前記床密着部7の下面である前記床密着面6が、前記床面9と同様の水平な平面形状の面となるようにして、前記柱密着部5の下端外周に一体的に形成されている。これにより、前記気密カバー8を取り付けた際に、前記床面9と前記床密着面6とを隙間なく密着させることができる。ここで、前記前記第1気密カバー22及び第2気密カバー23の床密着部7については、前記床密着部7の上面に前記柱脚つなぎ密着部21が設けられることから、該筋かい密着部18の長さに合わせた長さに形成されている。なお、前記床密着部7の外形については、特に制約はないが、本実施形態のように、結合した状態で四角形等の直線的な形状となるようにすると好適である。これは、前記床密着部7をテープ貼り等する場合に適した形状とするためである。
【0025】
本実施形態に係る柱と床の接続部の気密構造1は、図5に示すように、前記柱の脚部2に筋かい15が取り付けられるとともに、前記柱の脚部2同士をつなぐ柱脚つなぎ16が設けられている場合において、前述のような気密カバー8を用い、該気密カバー8を前記柱と床の接続部に取り付ける際に、前記柱密着面4を前記柱の脚部2の外周面3に密着させ、前記床密着面6を前記柱の周囲の前記床面9に密着させ、前記筋かい15を間に挟んで対向する前記筋かい密着面17同士を密着させるとともに、前記柱脚つなぎ密着面20を前記柱脚つなぎ16の外周面19に密着させることにより、前記柱と床の接続部の隙間を完全に塞ぎ、気密性を確保する気密構造である。そして、上述の通り、前記柱密着部5は、前記柱密着面4が前記柱の脚部2の外周面3に密着することができるように、前記床密着部7は、前記床密着面6が前記床面9に密着することができるように、前記筋かい密着部18は、対向する前記筋かい密着面17同士が前記筋かい15を間に挟んで密着することができるように、前記柱脚つなぎ密着部21は、前記柱脚つなぎ密着面20が前記柱脚つなぎ16の外周面19に密着することができるように、それぞれ形成されている。そこで、前記柱と床の接続部の気密性を確保した状態を維持するためには、前記柱密着面4を前記柱の脚部2の外周面3に、前記床密着面6を前記床面9に、前記筋かい密着面17を対向する前記筋かい密着面17に、前記柱脚つなぎ密着面20を前記柱脚つなぎ16の外周面19に、それぞれ密着させた状態で固定するための構造が必要となる。
【0026】
そのため、本実施形態においては、図6及び図7に示すように、前記柱密着面4、前記床密着面6、前記筋かい密着面17、及び前記柱脚つなぎ密着面20の端縁部近傍に、あらかじめ両面接着テープ12を片面に離型紙13を残した状態でそれぞれ貼り付けた前記気密カバー8を使用し、取り付ける際に前記離型紙13を剥がして前記柱密着面4を前記柱の脚部2の外周面3に、前記床密着面6を前記床面9に、前記筋かい密着面17を前記筋かい15の周囲及び対向する前記筋かい密着面17に、前記柱脚つなぎ密着面20を前記柱脚つなぎ16の外周面19に、それぞれ接着することにより、密着させた状態で固定している。またこれ以外にも、前記柱密着面4、前記床密着面6、前記筋かい密着面17、及び前記柱脚つなぎ密着面20を密着させた状態で固定するための構造としては、図示しないが、前記第1の実施形態の説明において述べた通り、前記気密カバー8を取り付けた後、該気密カバー8と前記柱の脚部2の外周面3、前記床面9、前記筋かい15、前記柱脚つなぎ16の外周面19との継ぎ目に気密テープ14を貼り付けた構造とすることもできる。なお、前記柱密着面4、前記床密着面6、前記筋かい密着面17、及び前記柱脚つなぎ密着面20を密着させた状態で固定するための構造は、これらに限定されるものではなく、この分野において公知の様々な構造を用いることができる。
【0028】
本発明の請求項に係る柱と床の接続部の気密構造によれば、柱の脚部に筋かいが取り付けられている場合において、従来必要であった、複雑な三次元的形状に折り曲げながらの気密テープの貼り付け作業を完全になくし、又は該作業を直線的形状のみの貼り付け作業とすることができるので、前記柱と床の接続部の気密性を確保するための作業を容易化して作業者による気密性能のばらつきを無くし、高い気密性を確保することができる。
【0029】
本発明の請求項に係る柱と床の接続部の気密構造によれば、柱の脚部同士をつなぐ柱脚つなぎが設けられている場合においても、請求項1に記載した柱と床の接続部の気密構造と同様に、従来必要であった、複雑な三次元的形状に折り曲げながらの気密テープの貼り付け作業を完全になくし、又は該作業を直線的形状のみの貼り付け作業とすることができるので、前記柱と床の接続部の気密性を確保するための作業を容易化して作業者による気密性能のばらつきを無くし、高い気密性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る柱と床の接続部の気密構造を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る気密カバーを示す上方からの斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る気密カバーを示す下方からの斜視図である。
【図4】本発明の第1の実施形態に係る柱と床の接続部の気密構造であって、継ぎ目を気密テープにより塞いで密着させたもの示す斜視図である。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る柱と床の接続部の気密構造を示す斜視図である。
【図6】本発明の第2の実施形態に係る気密カバーを示す上方からの斜視図である。
【図7】本発明の第2の実施形態に係る気密カバーを示す下方からの斜視図である。
【図8】本発明の第2の実施形態に係る気密カバーを取り付けた後の状態を示す斜視図である。
【図9】従来例に係る柱と床の接続部の気密構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 柱と床の接続部の気密構造
2 柱の脚部
3 柱の脚部の外周面
4 柱密着面
5 柱密着部
6 床密着面
7 床密着部
8 気密カバー
9 床面
10 第1気密カバー
11 第2気密カバー
12 両面接着テープ
13 離型紙
14 気密テープ
15 筋かい
16 柱脚つなぎ
17 筋かい密着面
18 筋かい密着部
19 柱脚つなぎの外周面
20 柱脚つなぎ密着面
21 柱脚つなぎ密着部
22 第1気密カバー
23 第2気密カバー
24 第3気密カバー

Claims (2)

  1. 脚部に筋かいが取付けられた柱と床の接続部の気密構造において、
    前記柱の脚部の外周面の形状と略同一形状の柱密着面を有する柱密着部と、該柱密着部の下端外周に一体的に形成された水平な床密着面を有する床密着部と、平行な2個の筋かい密着面を有する可撓性平板で構成される筋かい密着部とを備える気密カバーを用い、
    該気密カバーの前記柱密着面を前記柱の脚部の外周面に密着させ、前記床密着面を前記柱の周囲の床面に密着させるとともに、前記筋かいを間に挟んで対向する前記筋かい密着面同士を密着させたことを特徴とする柱と床の接続部の気密構造。
  2. 柱の脚部同士をつなぐ柱脚つなぎが設けられた柱と床の接続部の気密構造において、
    前記柱の脚部の外周面の形状と略同一形状の柱密着面を有する柱密着部と、該柱密着部の下端外周に一体的に形成された水平な床密着面を有する床密着部と、前記柱脚つなぎの床面より上の部分の外周面の形状と略同一形状の柱脚つなぎ密着面を有する柱脚つなぎ密着部とを備える気密カバーを用い、
    該気密カバーの前記柱密着面を前記柱の脚部の外周面に密着させ、前記床密着面を前記柱の周囲の床面に密着させるとともに、前記柱脚つなぎ密着面を前記柱脚つなぎの外周面に密着させたことを特徴とする柱と床の接続部の気密構造。
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