JPS6036119Y2 - ショ−ケ−スの断熱側板 - Google Patents

ショ−ケ−スの断熱側板

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JPS6036119Y2
JPS6036119Y2 JP1980037221U JP3722180U JPS6036119Y2 JP S6036119 Y2 JPS6036119 Y2 JP S6036119Y2 JP 1980037221 U JP1980037221 U JP 1980037221U JP 3722180 U JP3722180 U JP 3722180U JP S6036119 Y2 JPS6036119 Y2 JP S6036119Y2
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JP
Japan
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decorative frame
showcase
heat insulating
plates
foamed
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980037221U
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English (en)
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JPS56140420U (ja
Inventor
賢一 奈良
Original Assignee
サンデン株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は冷凍・冷蔵オープンショーケース等に用いる断
熱側板に関する。
〔従来の技術〕
この種のショーケースの一例として、前面開放型の冷凍
・冷蔵ショーケースを第1図に示す。
このショーケースは、簡単に言えば次のようにして製造
される。
すなわち、前面及び側面が開放されている断面路コ字形
の断熱体による外箱1内に所定距離隔てて小さめの内箱
2を形威し、これらの間にファンや冷却用蒸発器(いず
れも図示省略)を配設して底部から背部を経て天囲部に
至る冷却通風路を形成すると共に、天囲部前端には冷気
吹出口3を、底部手すり部には冷気吸込口4をそれぞれ
設けて前面開放部を冷気カーテンで被うことができるよ
うに構成される。
また、側面開放部には断熱体による側板5(左側は図示
省略)が設けられる。
第2図は側板5を斜視図で示す。
第3図は従来の側板5の製造前の分解図であり、2枚の
外板51.52とスペーサー53及びアルミ板あるいは
ステンレス鋼板等による断面コ字形の化粧枠54から戊
る。
外板51,52はそれぞれ前端縁を除く周縁にフランジ
511,521を有し、鉄板等に所望の色の塗装を施し
てつくられる。
スペーサ53は鉄板等による断面コ字状部材を外板51
,52の前端縁に合わせて底形したり、木材片を組合わ
せてつくられ、外板51(あるいは52)の前端縁に沿
ってその内面側に溶接あるいは接着剤等により取付けら
れる。
ここでは木材でつくったものを示す。
このスペーサ53は外板51と52の間の間隔を保持す
ると共に、外板51と52とを後述のように組合わせた
時、外板51と52との前端縁間に生ずる隙間を塞いで
後述する発泡断熱材の漏れを防ぐためのものである。
製造は次のようにして行われる。
外板51と52とをそれらのフランジ511と521と
を重ね合わせて組合わせ、リベットあるいはねじ55で
止めることにより、外板51と52及びスペーサ53と
で中空体をつくる。
この中空部分内には発泡断熱材(第4図に56で示す)
を充填し固化させる。
この後、スペーサ53の前面側を覆うように化粧枠54
をリベットあるいはねじ57により複数箇所で外板51
.52に取付ける。
第4図は製造後の側板5の横断面図(第3図の線A−A
付近について示す)である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、化粧枠54の覆設に際しては、十分な取付強
度が得られるように化粧枠54を外板51.52にリベ
ットあるいはねじ止めによって固定する必要がある。
ところが、止め箇所は数十箇所にも及ぶため作業が非常
に面倒となる欠点がある。
本考案はこのような欠点を解消したショーケースの断熱
側板を提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案では、2枚の外板の間へのスペーサの配設を必要
最小限の箇所にとどめて2枚の外板の前端縁間の隙間を
化粧枠で直接覆うようにしたもので、特に化粧枠の後面
側に帯状の発泡プラスチックを貼着することにより、こ
の発泡プラスチックに対して2枚の外板の間に充填され
た発泡断熱材が固化に伴って結合し合うようにしたこと
を特徴とする。
〔作 用〕 このような構造によれば、化粧枠はその後面側に貼着さ
れた発泡プラスチックに、充填された発泡断熱材が侵透
固化していることにより、大きな取付強度が得られ、こ
のことにより化粧枠を外板にねじ止めする作業を省略す
ることができる。
〔実施例〕
以下に本考案の実施例について説明する。
第5図は本考案による側板の製造前の分解図であり、外
板51,52、化粧枠54の形状自体は第3図のものと
変らない。
一方の外板、ここでは外板52のフランジ521が設け
られている内面側コーナ部に全長にわたって帯状の発泡
プラスチック、例えば軟質発泡ポリウレタン58が貼着
されている。
また、断面コ字形の化粧枠54の内面側にも、一部図示
されているように、全長にわたって帯状の軟質発泡ポリ
ウレタン58′が貼着されている。
また、一方の外板52の前縁部には適当な間隔をおいて
木片(発泡スチレン片でも良い)による数個のスペーサ
59が接着されている。
製造は次のようにして行われる。
まず、外板51と52とをこれらのフランジ511と5
21とを重ね合わせてねじ55で数箇所で止める。
次に外板51と52の前端縁間の隙間を覆うように化粧
枠54を当てた状態にて、外板51と52及び化粧枠5
4との間にできる空間内に発泡断熱材(第6図に56で
示す)を充填し固化させる。
この時発泡断熱材は軟質発泡ポリウレタン58′の気泡
部分にも侵透して固化するので、発泡断熱材と軟質発泡
ポリウレタン58′とは緊密に結合する。
このことによって、化粧枠54は外板51゜52に一体
化される。
すなわち、本考案で化粧枠54の後面側に軟質発泡ポリ
ウレタン58′を貼着するのは次の理由にもとづいてい
る。
一般に、鉄板やこれに塗装を施した外板51.52のよ
うなものに対しては、発泡断熱材は充填固化すると、十
分な機械的強度で結合するが、アルミ板やステンレス製
の化粧枠54にはほとんど結合しない。
このため本考案では、化粧枠54に発泡断熱材と結合し
易い軟質発泡ポリウレタンを接着剤で貼着し、発泡断熱
材と軟質発泡ポリウレタンとの結合を利用して、側板5
1,52と化粧枠54とを一体化させたものである。
なお、軟質発泡ポリウレタン58はフランジ511と5
21との間の接合部分からの発泡材の漏れを防ぐシール
として作用する。
また、発泡断熱材の充填に際しては、外板51と52及
び化粧枠54との組合わせ状態を規制する治具が用いら
れるので、発泡断熱材の発泡時の圧力で化粧枠54が位
置ずれするようなことは無い。
以上の構造によれば、化粧枠54に接着されている軟質
発泡ポリウレタン58′に、充填後固化した発泡断熱材
55が貼り付いた状態になる。
このことにより特に化粧枠54をリベットやねじ止め等
によって外板51.52に固定せずとも従来と同等の結
合強度を得ることができる。
結合強度を大きくするためには、発泡断熱材56は発泡
ポリウレタンが好ましい。
軟質発泡ポリウレタン58.58’はまた、容易に変形
するので、化粧枠54の後面側に貼着するに際して化粧
枠54の形状に合せて底形する必要が無く、発泡断熱材
56充填時の漏れを防止するシール部材としての機能を
も果たす。
したがって、スペーサ57は数箇所に介在させるだけで
良い。
なお、軟質発泡ポリウレタン58′は化粧枠54の後面
側全域に貼る必要は無い。
すなわち、少なくとも断面コ字形化粧枠54の両側のコ
ーナ一部分に貼着して化粧枠54と外板51,52の端
縁との接合部分を覆うようにしただけでも、発泡断熱材
56との十分な結合力及びシール機能を持たせることが
できる。
勿論、本考案は第1図に示したような前面開放型の冷凍
・冷蔵ショーケースに限らず、ケース本体に分離可能に
設けられる断熱側板を用いたショーケースであれば、例
えば上面開放型の冷凍・冷蔵ショーケース用の側板にも
適用できる。
〔考案の効果〕
このようにして、本考案によれば化粧枠の後面側に成形
の必要の無い軟質発泡ポリウレタンを貼着するだけで、
発泡材充填時の漏洩に対するシール効果が高く、そのう
え外板への化粧枠のリベットあるいはねじ止め作業が省
略できて作業性の大幅向上化が図れるショーケース用断
熱側板を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は前面開放型の冷凍・冷蔵ショーケースの一例を
一方の側板を省略して示し、第2図は従来のショーケー
ス側板の斜視図、第3図はその製造前の分解図、第4図
はその組立て後の横断面構造を第3図のA−A線に対応
する箇所について示し、第5図は本考案の一実施例の分
解図、第6図はその組立て後の横断面構造を第5図のB
−B線に対応する箇所について示す。 図中、1は外箱、2は内箱、5は側板、51゜52は外
板、53はスペーサ、54は化粧枠、55は発泡断熱材
、58.58’は軟質発泡ポリウレタン、59はスペー
サ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ショーケースの断熱側板の形に合わせてつくられ、前端
    縁を除く周縁にフランジ511.521を有する2枚の
    板51.52を、これら2枚の板51.52を前記フラ
    ンジ511,521同士を重ね合わせて組合わせた時で
    きる前記前端縁の間の隙間を覆うように組合わされ、後
    面側には全長にわたって帯状の発泡プラスチック58′
    が貼着されたステンレスあるいはアルミ製の断面コ字形
    化粧枠54と、前記前端経書りの板51と52の間に配
    設されたスペーサ59と、前記2枚の板51.52の間
    の空間内に充填固化された発泡断熱材55とから戊り、
    前記化粧枠54の取付強度を前記発泡プラスチックと固
    化した発泡断熱材との結合により得るようにしたことを
    特徴とするショーケースの断熱側板。
JP1980037221U 1980-03-24 1980-03-24 ショ−ケ−スの断熱側板 Expired JPS6036119Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980037221U JPS6036119Y2 (ja) 1980-03-24 1980-03-24 ショ−ケ−スの断熱側板

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JP1980037221U JPS6036119Y2 (ja) 1980-03-24 1980-03-24 ショ−ケ−スの断熱側板

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Publication Number Publication Date
JPS56140420U JPS56140420U (ja) 1981-10-23
JPS6036119Y2 true JPS6036119Y2 (ja) 1985-10-26

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ID=29632789

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09151739A (ja) * 1995-11-30 1997-06-10 Kioritz Corp 2サイクル内燃エンジン

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56106461A (en) * 1980-01-28 1981-08-24 Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> Composite exchange system of circuit packet

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