JPH059345Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH059345Y2
JPH059345Y2 JP1985120456U JP12045685U JPH059345Y2 JP H059345 Y2 JPH059345 Y2 JP H059345Y2 JP 1985120456 U JP1985120456 U JP 1985120456U JP 12045685 U JP12045685 U JP 12045685U JP H059345 Y2 JPH059345 Y2 JP H059345Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
seal
edge
groove
protrusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1985120456U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6228792U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985120456U priority Critical patent/JPH059345Y2/ja
Publication of JPS6228792U publication Critical patent/JPS6228792U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH059345Y2 publication Critical patent/JPH059345Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本案は、冷凍機を備え主に生鮮食品の輸送に使
用される冷凍コンテナにおける扉シール構造に関
する。
〔従来の技術〕
コンテナの扉シール構造に関する従来の技術と
しては、実開昭54−87918号公報及実公昭57−
55185号公報に示されている。実開昭54−87918号
公報に記載された第2のシール部材は、いわゆる
クツシヨンシールで、このクツシヨンシールは圧
縮には強いが、当接する物が平滑面ではシール効
果が少ないので、角部分に当接させて、シール効
果を大きくするのが通例であつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記した従来クツシヨンシールを使用する場合
は、リヤーフレーム内側に段差を設ける必要があ
り、この段差部分に積込時荷物がぶつかるので扉
開口部の減少となつた。
この問題を解決するために、実公昭57−55185
号公報に示されるように、リヤーフレーム内周面
を平滑面となし、リヤーフレーム内周面を摺動す
る2板のリツプ状舌片を有するシール部材を設け
ているが、リツプ状舌片はシールの当接にむらが
出来たり、経年変化によりシール効果が少なくな
る等の問題点が存在した。
本考案は、上記した従来技術における問題点を
解決し、且つ内側に設ける第2のシール部材の取
付け、取替え作業を容易にした特に、冷凍機を備
え主に生鮮食品の輸送に使用される冷凍コンテナ
の扉シール構造を提供することを目的としてい
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記した目的を解決するために、本考案は、冷
凍コンテナにおいて、閉扉時リヤーフレームの外
側面に密着する外側舌片44とリヤーフレームの
内側面に密着する内側舌片46とを備えた第1の
シール部材48を扉端縁外側に沿設し、この第1
のシール部材より内側に、クツシヨンシール部5
0と舌状シール部52とを一体的に形成した第2
のシール部材54を扉端縁に沿設し、該第2のシ
ール部材54の裏面に、斜め後方に傾斜した複数
の弾性突起58aを周面に有する突出部58を設
けると共に、該突出部58を、扉の内張板32に
裏側の溝部62を介して挟着された縁部材42の
表側の、周面に突部64aを有する溝部64に嵌
合させると共に、前記第2のシール部材54の端
部に設けられ上記突出部58と直角方向のフラン
ジ部60を、前記縁部材42の反対側端部に設け
られ上記溝部64と直角方向の第三の溝部66に
嵌合させ、該縁部材42と第2のシール部材54
とを強固に接着したことを特徴としている。
〔作用〕
本案によれば、リツプ状の舌片とクツシヨンシ
ール部とを一体的に形成しているので、リヤーフ
レーム内側面を平滑にしてもリツプ状の舌片によ
り充分なシール効果が期待でき、リツプ状舌片の
欠点であるシールの当接にむらができたり、経年
変化によりシール効果が少なくなる等の点はクツ
シヨンシール部によつて充分補うことができる。
つまりリツプ状舌片とクツシヨンシール部の長所
のみ使用している。従つて、ドライコンテナより
数倍のシール効果が要求される冷凍コンテナの扉
シール機能を果たすことができる。
また、第2のシール部材は、扉の内張板に裏側
の溝部を介して挾着された縁部材に、斜め後方に
傾斜した複数の弾性突起を周面に有する突出部と
溝部との嵌め込みによつて取付けられているの
で、第2のシール部材の取付け、取替え等の作業
が容易に行われ、また、第2のシール部材54と
縁部材42とは、突出部58を第2の溝部64に
嵌合する方向と直角方向に、フランジ部60が第
3の溝部66に嵌合されているので、両者は強固
に接着され、使用中、該シール部材が抜け出るこ
とが防止される。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例を図面によつて説明す
る。
第2図は、本考案を実施した冷凍コンテナの全
体斜視図である。
図において、冷凍コンテナ10は、屋根部1
2、左右の側壁14,14、前壁16、床部1
8、からなる六面体は箱体で、後部には観音開式
扉20,20が開閉自在にヒンジ22によつて螺
着されている。そして通常のロツクロツド24の
上、下端に於いてリヤーフレーム26と係脱自在
に係合している。
第1図は、第2図のA−A矢視図に本考案を適
用した実施例を示す要部断面図である。
図において、屋根部12の後部巾方向に延びる
断面中空のリヤーヘツダー28、屋根外板30、
内張板32、外板30と内張板32の間に断熱材
34を充填している。リヤーヘツダー28の下面
と同一面に金属板36を沿設して、詰木38を設
けている。リヤーヘツダー28と金属板36でリ
ヤーフレーム26の内側面の上部を形成してい
る。リヤーヘツダー28の後端面でリヤーフレー
ム26の外側面の上部を形成している。
扉20は、ブライウツドの両面にアルミ板を貼
着した通常の扉パネル40、及この扉パネル40
と内張板32との間に断熱材34を充填してい
る。内張板32の上端と扉パネル40の内側上端
の間に縁部材42を固着している。この縁部材4
2と扉パネル40の上端で扉20の上部端縁を構
成している。
扉20の上部端縁の外側となる扉パネル40の
上端には、閉扉時リヤーフレーム26の外側面に
密着する外側舌片44とリヤーフレーム26の内
側面に密着する内側舌片46とを備えた第1のシ
ール部材48を沿設している。次に前記縁部材4
2にはクツシヨンシール部50と舌状シール部5
2とを一体的に形成した第2のシール部材54を
巾方向に沿設している。
第3図は、第2図のB−B矢視部に本考案を適
用した実施例を示す要部断面図である。
図において、側壁14の後部はリヤーフレーム
26の左右を構成するコーナポスト56,56
と、側壁外板58と内張板32との間に断熱材3
4を充填している。
コーナポスト56の内側面と同一面状に金属板
36を沿設してリヤーフレーム26の内側面の側
部を構成している。扉20の左右両側端部は第1
図に示す扉20の上端部と全く同様に構成してい
る。従つて第1のシール部材48及び第2のシー
ル部材54も同様に上、下方向に扉20の両側端
縁に沿設している。なお図示していないが扉20
の下端縁に本案を適用して第1のシール部材48
と第2のシール部材を沿設した場合も同様であ
る。
第4図は、第2のシール部材54の詳細を示す
断面図であつて、該第2のシール部材54は、ク
ツシヨンシール部50、舌状シール部52、裏面
の突出部58及びフランジ部60とをゴム等のシ
ール部材で一体的に形成しており、上記突出部5
8は、周面に斜め後方に傾斜した複数の弾性突起
58aを有している。
第5図は、縁部材42の詳細を示す断面図であ
つて、該縁部材42は扉20の内張り板32の上
端が嵌合する第1の溝部62と、第2のシール部
材54の突出部58が嵌合する周面に突部64a
を有する第2の溝部64と、第2のシール部材5
4のフランジ部材60の端縁が嵌合する第3の溝
部66とを有しており、これらの構造により縁部
材42と第2のシール部材54とを強固に接着す
ることができる。
〔効果〕
以上説明したように、本考案によれば、特に第
2のシール部材をリツプ状の舌片とクツシヨンシ
ール部とを一体的に形成しているので、リヤーフ
レーム内側面を平滑にしてもリツプ状の舌片によ
り充分なシール効果が期待でき、リツプ状舌片の
欠点であるシールの当接にむらができたり経年変
化によりシール効果が少なくなる等の点はクツシ
ヨンシール部によつて充分補うことができる。つ
まりリツプ状舌片とクツシヨンシール部の長所の
みを使用している。従つて、ドライコンテナより
数倍のシール効果が要求される冷凍コンテナの扉
シール機能を果たすことができる。
また、該第2のシール部材の裏面に斜め後方に
傾斜した複数の弾性突起を周面に有する突出部を
設けると共に、該突出部を扉の内張板に裏側の溝
部を介して挾着された縁部材の表側の、周面に突
部を有する溝部に、嵌め込んで取付けるようにし
たことにより、該第2のシール部材及び縁部材を
扉端縁に沿設する作業が容易に行なえるばかりで
なく、該第2のシール部材のみを縁部材から容易
に取り外すことができるので該第2のシール部の
取付け、取替え作業も容易に行なうことできる。
従つて、特に冷凍コンテナにおいて優れたシール
効果の要求されるシール部材を、常時新しいもの
に交換することが容易であるばかりでなく、第2
のシール部材54と縁部材42とは、突出部58
を第2の溝部64に嵌合する方向と直角方向に、
フランジ部60が第3の溝部66に嵌合されてい
るので、両者は強固に接着され、従つて、冷凍コ
ンテナとして使用中、常に移動し積み重ねにより
冷凍庫とは比較にならない程大きい振動、衝撃に
対しても、該シール部材が抜け出ることが防止さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第2図のA−A矢視部に本案を適用し
た実施例を示す要部断面図、第2図はコンテナの
全体斜視図、第3図は第2図のB−B矢視部に本
案を適用した実施例を示す要部断面図、第4図は
第2図のシール部材の詳細を示す断面図、第5図
は縁部材の詳細を示す断面図である。 10……冷凍コンテナ、20……扉、26……
リヤーフレーム、44……外側舌片、46……内
側舌片、48……第1のシール部材、50……ク
ツシヨンシール部、52……舌片シール部、54
……第2のシール部材、58……突出部、58a
……弾性突起、64……溝部、64a……凸部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 冷凍コンテナにおいて、閉扉時リヤーフレーム
    の外側面に密着する外側舌片44とリヤーフレー
    ムの内側面に密着する内側舌片46とを備えた第
    1のシール部材48を扉端縁外側に沿設し、この
    第1のシール部材より内側に、クツシヨンシール
    部50と舌状シール部52とを一体的に形成した
    第2のシール部材54を扉端縁に沿設し、該第2
    のシール部材54の裏面に、斜め後方に傾斜した
    複数の弾性突起58aを周面に有する突出部58
    を設けると共に、該突出部58を、扉の内張板3
    2に裏側の溝部62を介して挟着された縁部材4
    2の表側の、周面に突部64aを有する溝部64
    に嵌合させると共に、前記第2のシール部材54
    の端部に設けられ上記突出部58と直角方向のフ
    ランジ部60を、前記縁部材42の反対側端部に
    設けられ上記溝部64と直角方向の第三の溝部6
    6に嵌合させ、該縁部材42と第2のシール部材
    54とを強固に接着したことを特徴とする冷凍コ
    ンテナの扉シール構造。
JP1985120456U 1985-08-06 1985-08-06 Expired - Lifetime JPH059345Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985120456U JPH059345Y2 (ja) 1985-08-06 1985-08-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985120456U JPH059345Y2 (ja) 1985-08-06 1985-08-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6228792U JPS6228792U (ja) 1987-02-21
JPH059345Y2 true JPH059345Y2 (ja) 1993-03-08

Family

ID=31008783

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985120456U Expired - Lifetime JPH059345Y2 (ja) 1985-08-06 1985-08-06

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH059345Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013103743A (ja) * 2011-11-14 2013-05-30 Daiei Kankyo Kk 物品輸送コンテナ

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2606391Y2 (ja) * 1992-03-23 2000-10-23 日野車体工業株式会社 車両のドアシール構造
JP7357401B2 (ja) * 2021-06-01 2023-10-06 コールドストレージ・ジャパン株式会社 物品収納装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS578683A (en) * 1980-06-13 1982-01-16 Tokyu Car Corp Sealing device for door of container

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS578683A (en) * 1980-06-13 1982-01-16 Tokyu Car Corp Sealing device for door of container

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013103743A (ja) * 2011-11-14 2013-05-30 Daiei Kankyo Kk 物品輸送コンテナ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6228792U (ja) 1987-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2099577C (en) Interlockable structural members and foldable double wall containers assembled therefrom
US5161329A (en) Insulated closure structure
JPH059345Y2 (ja)
US4046278A (en) Air cargo container
US3556583A (en) Panel vehicle body assembly composed of reversible frame and panel elements
GB2158931A (en) Vehicle body construction
US1930635A (en) Truck body
US1597166A (en) Sealed joint between a member and a channel embracing an edge thereof
JP2575237Y2 (ja) 運搬用箱体のドアヒンジ構造
US2037693A (en) Door structure
JPS6317984Y2 (ja)
CN213058570U (zh) 用于集装箱的门端密封装置和集装箱
JPH018941Y2 (ja)
US4112621A (en) Adjustable thickness vent door assembly for cargo bodies
JPH0113193Y2 (ja)
JPS6041430Y2 (ja)
KR102355496B1 (ko) 탑차 윙바디용 게이트
JP3286343B2 (ja) 運搬用箱体における構成部材の結合構造及び結合方法
CN213535940U (zh) 冷藏集装箱
JP2588344Y2 (ja) 車両の箱型荷台のフロア端末固定構造
JPS6212070Y2 (ja)
JP2521269Y2 (ja) ウイング車
JPH0122835Y2 (ja)
JP2930913B2 (ja) 荷室の壁構造
JPH0224325Y2 (ja)