JPH0353375A - 図書発注受入自動化システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は図書館等における図書の発注から受入までの一
連の処理を行う図書発注受入自動化システムに関する。

〔従来の技術〕

近年，図書館にもデータ処理システムが導入され、貸出
管理、／ａ書管理といった各種業務が機械化されている
。これに関連して，特開昭６２−８５３７８号公報、特
公昭５８−４２４９４号公報等がある。

図書館の業務には、新規に図書を購入するために、業者
へ図書を発注し、貸出ができるような形にするまでの、
発注受入処理もある。従来は、手作業によるものが多く
，一部の図書館のみ機械化が行われていた。機械化によ
る発注受入処理の発注は、キーボードから図書を検索す
るための書名、著者名等のキーワードやコードを入力し
て、予めＲＢされた図書情報から、発注する図書を検索
して表示し、図書を特定して、冊数等の発注情報の入力
を行って発注ファイルに登録すると共に、発注票を出力
することにより行う。受入は、図書が納入されると、発
注票により、発注番号をキーボードより入力して、その
発注番号に対応する発注ファイル中のデータを読出し、
納入された図書に貼付された図書番号をバーコードリー
ダで読取ったものと、業者からの納入日等、書誌情報を
追加して受入ファイルに登録する。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来、図書の発注、受入に当たっては、発注、受入の図
書を特定するために、キーボードからキーワード、コー
ド，発注番号といった情報を入力しており、操作が多く
，また，手入力による作業のため、入力ミスが生じるこ
ともある。

唯一、図書番号の読取りにバーコードリーダが使用され
ているにすぎない。

本発明の目的は、発注から受入までの作業効率の向上を
はかる図書発注受入システムを提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記の目的を達或するために、機械的に処理できるコー
ドを出力できる出力装置と，そのコードを読取ることが
できるリーダを設け、図書情報を特定するコードを読取
ることで、予め登録されている図書情報を指定し、この
図書情報に発注番号を付してファイルに登録すると共に
、発注票を上記出力装置から出力する。受入時に、その
発注票の発注番号を上記リーダで読取って、該当のデー
タをファイルより取出して、上記リーダで読取った図書
番？及び、書誌情報を付してファイル上にＲ　９するよ
うにしたものである。

また本発明は、上記出力装置に替え、ＩＣカード、光デ
ィスク等の情報記憶媒体への読書き手段を設け、発注票
の出力の代わりに上記情報記憶媒体へ発注番号、図書情
報等の出力を行い，受入時には、その情報記憶媒体中の
発注番号を読取るようにしたものである。

〔作用〕

上記リーダは、ＯＣＲ文字、バーコード等の機械的に処
理できるコードを読取ることができ、上記出力装置は、
上記コードを出力することができ、上記出力装置から出
力した結果より上記リーダで発注番号を読取ること等が
でき、入力の際にミスすることがなく、作業時間の短縮
になる。また、発注票の代わりに、ＩＣカード、光ディ
スク等の上記情報記憶媒体を使用して発注を行うことに
より、受入時の発注番号，図書番号の入力作業がなくな
り，作業時間の短縮になる。

それによって、発注から受入の一連の作業で，図書情報
の指定、発注票の出力、発注番号の指定，図書番号の入
力等の処理、発注から受入までのデータファイルの管理
等が簡単にでき、統括的な作業効率の向上がはかられる
． 〔実施例〕 以下、本発明の一実施例を説明する。

第ｌ図は、本発明の一実施例のシステム全体の構戒図、
第２図は、本発明の一実施例の発注処理のフローチャー
ト、第３図は、本発明の一実施例の受入処理のフローチ
ャート、第４図は、本発明の一実ｋ例のファイル形式を
示す図である。

第１図において、データ処理装置土には，表示装置２、
ＯＣＲ文字、バーコード等の機械的な処理ができるコー
ドを読取ることができるマルチリーダ３、帳票等を出カ
する出カ装置４が接続されている。本実施例において、
マルチリーダ３はＯＣＲ文字とバーコードの両方を読む
ことができる．データ処理装置１にはさらに、新刊等の
図書の情報を格納した図書情報ファイル５，発注ファイ
ル６，及び受入ファイル７が接続される。図書情報ファ
イル５は第４図（ａ）にその具体例を示すごとく、書名
、著者名、Ｉ　ＳＢＮ等を含んでおり、出版社、業者等
が発行するファイル、もしくは案内書等を元に図書館側
が入方したものでもよい。

次に本発明の一実施例を、第１図のシステム構成により
実施した場合を、第２図、第３図のフローチャートに従
い説明する。

第２図の発注処理において，予め第４図（ａ）に示すよ
うな形式で登録された新刊図書等の図書に対応した案内
書、新刊情報（図示せず）がある。

この案内書とは、書名、著者名、内容、Ｉ　ＳＢＮ等の
主として書誌事項が記載されたものである。

本発明では、この案内書に印字されているＩＳＢＮを有
効活用するようにし、この案内書に印字されたＩ　ＳＢ
Ｎを、図書特定情報として、マルチリーダ１で読取る（
１０１）。マルチリーダ１で読取る対象としてはＩ　Ｓ
ＢＮの他にＭＡＲＣ−ＮＯ等のその図書を特定するコー
ドでもよい。読取ったＩＳＢＮよ（１、これに対応した
図書情報ファイル５内の一データを読出す（１０２）。

これに発注番号と，発注年月日，図書の注文冊数等の発
注情報を入力し（１０３），第４図（ｂ）に示すような
形式の発注ファイル６を作成する（１０４）。

図書情報ファイル５，発注番号、発注情報等のデータよ
り、発注票が自動生威され、出方装置４より出力される
（１０５）。この発注票を使用して業者への発注を行う
。発注票には発注番号をＯＣＲ文字で印字する。

第３図に示す受入処理において，業者から発注した図書
が納入されると（２０１）、その図書の発注番号を発注
票よりマルチリーダ３で読取り、これに対応した発注フ
ァイル６中の一データを取出す（２０３）。納入された
発注図書には、業者もしくは出版社でバーコード印刷さ
れた図書番号が貼付されており、この図書番号、もしく
は図書館側で独自に付した図書番号をマルチリーダ３で
読取る（２０４）と共に，受入年月日等の書誌情報の入
力を行って（２０５）．読取った図書番号と害誌情報を
発注ファイル６中のデータに付して、第４図（ｃ）に示
すような形式の受入ファイル７を作成する（２０６）。

なお、図書館内での図書管理のために、受入ファイル７
をそのまま図書管理ファイルとして使用してもよく，ま
た、受入ファイル７等を参考に、別個の図書管理ファイ
ルを作成してもよい。さらに、情報の一つとして、価格
等を登録することで、予実算管理もできる。

業者への発注は上記の発注票を使用せず．ＩＣカード、
光カード，フロッピーディスク等の情報記一録媒体を使
用することができる。例えばフロン口 ピーディスクが代わりに使用された場合は、上記出力装
置の代わりにフロッピーディスクへの読書きが可能な記
憶装置をデータ処理装置ｌに接続し、発注ファイル６作
或後（１０４）．フロッピーディスクへ発注番号とＩ　
ＳＢＮ等の図書情報を書込み，業者へこのフロッピーデ
ィスクで発注を行う。

業者は、受取ったフロッピーディスク中の納入する図書
のデータに図書番号を書込み、図書と一緒に注文のあっ
た図書館へ納入する。ここで、フロッピーディスク中の
納入する図書のデータには，図書番号を書き込むとは限
らず、単に納入済の意味を示すコードでもよい。図書館
は、このフロッピーディスクより発注番号、図書番号を
読出し、発注番号に対応するデータを発注ファイル６か
ら取出して、読出した図書番号を付して受入ファイル７
を作或する。

本実施例によれば、図書特定情ＩＪ．発注番号等はマル
チリーダを使用して入力を行うため，キーボードからの
手入力作業の削減となり，これにより入力ミスの低下、
作業時間の短縮等の効果がある。

〔発明の効果〕

本発明によれば、機械的な処理ができるコードを読み取
るマルチリーダ、及び、そのコードを出力する出力装置
により、発注受入の処理を行うため、従来，行っていた
図書を特定するための番号、コードの手入力作業が不要
となり、入力ミスの防止や作業時間の短縮により、発注
受入処理の作業効率の向上がはかれる。

また、作業時間の短縮により、注文から納品までの期間
が短縮でき、利用者のニーズに早急に答えることができ
、利用者へのサービス向上もはかれる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のシステム全体構或図、第２
図は本発明の一実施例の発注処理のフローチャート、第
３図は本発明の一実施例の受入処理のフローチャート、
第４図は本発明の一実施例の図形情報、発注ファイル、
受入ファイルのデータ構成図である。 マルチリーダ、 表示装置、 図書情報、 受入ファイル。 ２　・・・出力装置、 ４　・・・データ処理装置、 ６　・・発注ファイル、 第 ↓ 図 第２図 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ＯＣＲ文字、バーコード等の機械的に処理できるコ
   ードを出力できる出力装置、及びこのコードを読取るリ
   ーダを有し、発注時、上記リーダで、発注する図書を特
   定するコードを読取ることによって、予め登録された図
   書情報から発注する図書の指定を行い、発注番号を付し
   てファイルに登録すると共に、その発注票を上記出力装
   置より出力し、受入時、発注票上の発注番号を上記リー
   ダで読取り、上記ファイルの該当する図書の受入を登録
   することを特徴とする図書発注受入自動化システム。 ２、請求項１において、発注した図書に発注番号を付し
   て登録する発注ファイルと、図書の受入を登録する受入
   ファイルを別個に設け、受入ファイルには、発注ファイ
   ルの情報に加えて、受入図書に付された図書番号を上記
   リーダで読取って登録することを特徴とする図書発注受
   入自動化システム。 ３、請求項２において、発注する図書を特定するコード
   と、発注票に印字する発注番号をＯＣＲ文字とし、図書
   番号をバーコードとしたことを特徴とする図書発注受入
   自動化システム。 ４、ＯＣＲ文字、バーコード等の機械的に処理できるコ
   ードを読取るリーダと、ＩＣカード、光ディスク等の情
   報記憶媒体へのデータの読書き手段を有し、発注時、上
   記リーダで、発注する図書を特定するコードを読取るこ
   とによって、予め登録された図書情報から発注する図書
   の指定を行い、発注番号を付してファイルに登録すると
   共に、上記情報記憶媒体に発注番号、図書情報を書込み
   、これを使用して発注を行い、受入時、上記情報記憶媒
   体上の発注番号を読取り、上記ファイルの該当する図書
   の受入を登録することを特徴とする図書発注受入自動化
   システム。