JPH0353200A - X線露光装置の製造方法 - Google Patents
X線露光装置の製造方法Info
- Publication number
- JPH0353200A JPH0353200A JP1188127A JP18812789A JPH0353200A JP H0353200 A JPH0353200 A JP H0353200A JP 1188127 A JP1188127 A JP 1188127A JP 18812789 A JP18812789 A JP 18812789A JP H0353200 A JPH0353200 A JP H0353200A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ray
- beryllium
- substrate
- silicon carbide
- rays
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 18
- 229910052790 beryllium Inorganic materials 0.000 claims abstract description 47
- ATBAMAFKBVZNFJ-UHFFFAOYSA-N beryllium atom Chemical compound [Be] ATBAMAFKBVZNFJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 45
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 41
- HBMJWWWQQXIZIP-UHFFFAOYSA-N silicon carbide Chemical compound [Si+]#[C-] HBMJWWWQQXIZIP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 23
- 229910010271 silicon carbide Inorganic materials 0.000 claims abstract description 23
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 13
- 238000007740 vapor deposition Methods 0.000 claims abstract description 7
- 229910000952 Be alloy Inorganic materials 0.000 claims abstract description 6
- 238000005530 etching Methods 0.000 claims abstract description 6
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 25
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 12
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 abstract description 12
- 239000010703 silicon Substances 0.000 abstract description 12
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 abstract description 2
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 abstract description 2
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 abstract description 2
- 239000011888 foil Substances 0.000 description 8
- CBENFWSGALASAD-UHFFFAOYSA-N Ozone Chemical compound [O-][O+]=O CBENFWSGALASAD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 7
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 6
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 6
- 229920003229 poly(methyl methacrylate) Polymers 0.000 description 5
- 239000004926 polymethyl methacrylate Substances 0.000 description 5
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 4
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000001307 helium Substances 0.000 description 3
- 229910052734 helium Inorganic materials 0.000 description 3
- SWQJXJOGLNCZEY-UHFFFAOYSA-N helium atom Chemical compound [He] SWQJXJOGLNCZEY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 3
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 2
- 150000001572 beryllium Chemical class 0.000 description 2
- 238000000151 deposition Methods 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 238000001459 lithography Methods 0.000 description 2
- 239000012528 membrane Substances 0.000 description 2
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 2
- 229910052581 Si3N4 Inorganic materials 0.000 description 1
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005229 chemical vapour deposition Methods 0.000 description 1
- PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N gold Chemical compound [Au] PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000010931 gold Substances 0.000 description 1
- 229910052737 gold Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 1
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 1
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
- HQVNEWCFYHHQES-UHFFFAOYSA-N silicon nitride Chemical compound N12[Si]34N5[Si]62N3[Si]51N64 HQVNEWCFYHHQES-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052715 tantalum Inorganic materials 0.000 description 1
- GUVRBAGPIYLISA-UHFFFAOYSA-N tantalum atom Chemical compound [Ta] GUVRBAGPIYLISA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N tungsten Chemical compound [W] WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052721 tungsten Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010937 tungsten Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
- G03F7/708—Construction of apparatus, e.g. environment aspects, hygiene aspects or materials
- G03F7/70808—Construction details, e.g. housing, load-lock, seals or windows for passing light in or out of apparatus
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Public Health (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要]
本発明はX線露光装置の製造方法、特に真空中に設けら
れ′たX線源から放射されたX線を大気中に取り出すた
めに設けられたX線透過窓の製造方法に関し、 基板上に塗布されたレジストへのX線照射量が均一とな
るX線透過窓の製造方法を提供することを目的とし、 該X線透過窓は、基板上に炭化シリコン層を形成する工
程と、該炭化シリコン層上に蒸着法によりベリリウムま
たは、ベリリウム合金を形戒する工程と、該基板をエッ
チングして該炭化シリコン層を露出させる工程を含むよ
うに製造する。
れ′たX線源から放射されたX線を大気中に取り出すた
めに設けられたX線透過窓の製造方法に関し、 基板上に塗布されたレジストへのX線照射量が均一とな
るX線透過窓の製造方法を提供することを目的とし、 該X線透過窓は、基板上に炭化シリコン層を形成する工
程と、該炭化シリコン層上に蒸着法によりベリリウムま
たは、ベリリウム合金を形戒する工程と、該基板をエッ
チングして該炭化シリコン層を露出させる工程を含むよ
うに製造する。
本発明はX線露光装置の製造方法、特に真空中に設けら
れたX線源から放射されたX線を大気中に取り出すため
に設けられたX線透過窓の製造方法に関する。
れたX線源から放射されたX線を大気中に取り出すため
に設けられたX線透過窓の製造方法に関する。
近年、半導体装置に形成される素子及び配線パターンの
高密度化に伴い、半導体装置製造時に基板上に形戒する
レジストパターンの微細化が要求されている。
高密度化に伴い、半導体装置製造時に基板上に形戒する
レジストパターンの微細化が要求されている。
このためレジストを露光する際に、マスクによる光線の
回折が少ないリソグラフィ技術が求められ、波長の短い
X線、例えばSOR光等の高輝度のXvA源を用いたX
線リソグラフィ技術が用いられている。
回折が少ないリソグラフィ技術が求められ、波長の短い
X線、例えばSOR光等の高輝度のXvA源を用いたX
線リソグラフィ技術が用いられている。
従来、X線源より放射され、真空中を透過してきたX線
は、X線透過窓兼真空遮断膜として用いられているベリ
リウム膜(25μm以上)を透過することで大気中に取
り出されていた。
は、X線透過窓兼真空遮断膜として用いられているベリ
リウム膜(25μm以上)を透過することで大気中に取
り出されていた。
しかしX線が大気中に直接取り出されると、大気中の酸
素が該X線と反応を起こしてオゾンを発生してしまい、
このオゾンとべリリウムが更に反応を起こしてベリリウ
ム膜が損傷してしまうため、この現象を防ぐ必要がある
。
素が該X線と反応を起こしてオゾンを発生してしまい、
このオゾンとべリリウムが更に反応を起こしてベリリウ
ム膜が損傷してしまうため、この現象を防ぐ必要がある
。
〔従来技術]
第3図は上記問題点を解決するために改良された、従来
のX線露光装置を示す説明図である。
のX線露光装置を示す説明図である。
図中5は基板であり、この基板5表面にはレジストが塗
布されている。6は該基板5を保持するステージ、7は
マスクであって、該基板5上に塗布されたレジストにパ
ターンを転写させるものである.9はX線ビームであり
、8はビームラインであって、この中を該X線ビーム9
が通過して該X線ビーム9は大気中へ放射される。10
は反射用ミラーであり、X線源(図示せず)より放射さ
れた該X線ビーム9を前記マスク7に向けて反射させ、
且つX線ビーム9の短波長領域は該ミラー10を透過す
ることから該X線ビーム9の短波長領域を除去する役割
を持つ。11はベリリウム窓で、X線ビーム9の長波長
領域を除去して透過させるX線透過窓である。また該ベ
リリウム窓l1よりX線源側は真空状態となっている。
布されている。6は該基板5を保持するステージ、7は
マスクであって、該基板5上に塗布されたレジストにパ
ターンを転写させるものである.9はX線ビームであり
、8はビームラインであって、この中を該X線ビーム9
が通過して該X線ビーム9は大気中へ放射される。10
は反射用ミラーであり、X線源(図示せず)より放射さ
れた該X線ビーム9を前記マスク7に向けて反射させ、
且つX線ビーム9の短波長領域は該ミラー10を透過す
ることから該X線ビーム9の短波長領域を除去する役割
を持つ。11はベリリウム窓で、X線ビーム9の長波長
領域を除去して透過させるX線透過窓である。また該ベ
リリウム窓l1よりX線源側は真空状態となっている。
これはX線ビーム9が空気中を通過した場合、該X線ビ
ーム9は空気中の分子に吸収、或いは反射され、減衰し
てしまうためである。12は樹脂膜であり、該ベリリウ
ム窓1lとの間に充填されたヘリウムガスを封止する。
ーム9は空気中の分子に吸収、或いは反射され、減衰し
てしまうためである。12は樹脂膜であり、該ベリリウ
ム窓1lとの間に充填されたヘリウムガスを封止する。
上記構威のX線露光装置において、X線源(図示せず)
から放射されたχ線ビーム9は、反射用ミラー10でそ
の短波長領域が、ベリリウム窓9でその長波長領域が除
去されたのち、樹脂膜l2を透過して大気中に取り出さ
れる。そしてこの大気中に取り出されたX線ビーム9は
、マスク7上に選択的に形威されたX線吸収体からなる
パターンに照射され、該パターンを基板5表面に形戒さ
れたレジスト(図示せず)に転写する。
から放射されたχ線ビーム9は、反射用ミラー10でそ
の短波長領域が、ベリリウム窓9でその長波長領域が除
去されたのち、樹脂膜l2を透過して大気中に取り出さ
れる。そしてこの大気中に取り出されたX線ビーム9は
、マスク7上に選択的に形威されたX線吸収体からなる
パターンに照射され、該パターンを基板5表面に形戒さ
れたレジスト(図示せず)に転写する。
この従来のX線透過装置においては、ベリリウム窓11
と樹脂膜l2との間にヘリウムガスヲ充填することで該
ベリリウム窓1lが外気に直接触れないようにし、該ベ
リリウム窓11がX線によって発生したオゾンによって
損傷しないようにしていた。
と樹脂膜l2との間にヘリウムガスヲ充填することで該
ベリリウム窓1lが外気に直接触れないようにし、該ベ
リリウム窓11がX線によって発生したオゾンによって
損傷しないようにしていた。
:こでヘリウムガスを閉じ込めるために用いられている
樹脂膜12は、X線が透過する際に該X線の減衰が少な
いものを用いているが、該樹脂膜12はX線が透過する
度にクランクが入るなど該X線によって劣化していくた
めに頻繁に交換しなければならなかった。
樹脂膜12は、X線が透過する際に該X線の減衰が少な
いものを用いているが、該樹脂膜12はX線が透過する
度にクランクが入るなど該X線によって劣化していくた
めに頻繁に交換しなければならなかった。
この問題の対策として特開昭57 − 170529号
公報に記載されているようなX線露光装置が提案されて
いる. 本装置は、従来のべリリウム窓11及び樹脂膜12の2
枚の膜の代わりに、以下のような1枚のX線透過窓を用
いている。即ち該X線透過窓は、厚さ25〔μm〕、直
径2 (cm)のべリリウム箔上に、厚さ〔1μm〕の
炭化シリコン層をCVD法によって付着させることによ
りベリリウム箔と炭化シリコン層の二重構造を形威した
ものである.そしてこのX線透過窓は、このX線露光装
置において、内部を真空としたビームライン8の末端に
ベリリウム箔がX線源側となるように取り付けたもので
ある。
公報に記載されているようなX線露光装置が提案されて
いる. 本装置は、従来のべリリウム窓11及び樹脂膜12の2
枚の膜の代わりに、以下のような1枚のX線透過窓を用
いている。即ち該X線透過窓は、厚さ25〔μm〕、直
径2 (cm)のべリリウム箔上に、厚さ〔1μm〕の
炭化シリコン層をCVD法によって付着させることによ
りベリリウム箔と炭化シリコン層の二重構造を形威した
ものである.そしてこのX線透過窓は、このX線露光装
置において、内部を真空としたビームライン8の末端に
ベリリウム箔がX線源側となるように取り付けたもので
ある。
このX線透過窓をX線が透過することにより、大気中に
そのX線が取り出されてオゾンが発生しても、炭化シリ
コン層がオゾンからベリリウム箔を保護するために該ベ
リリウム箔の損傷はなくなる。
そのX線が取り出されてオゾンが発生しても、炭化シリ
コン層がオゾンからベリリウム箔を保護するために該ベ
リリウム箔の損傷はなくなる。
しかしこのX線透過窓の製造工程において、ベリリウム
箔は従来圧延によって製作していたために、該ベリリウ
ム箔の厚みには必然的に分布が生じてしまっていた。
箔は従来圧延によって製作していたために、該ベリリウ
ム箔の厚みには必然的に分布が生じてしまっていた。
すなわち上記の製造方法によって製作されたX線透過窓
は、該X線透過窓をX線が透過したときにその断面で、
ベリリウム箔の厚い部分はX線の透過量が少なく、他方
薄い部分はX線の透過量が多くなる。したがってX線透
過窓を透過したX線は、ベリリウム箔の厚さに応じた強
度分布を持ってしまっていた。このため基板上に塗布さ
れたレジストへのX線照射量にも分布が生じてしまうこ
とから、該レジストの露光状態が不均一となってしまっ
ていた。
は、該X線透過窓をX線が透過したときにその断面で、
ベリリウム箔の厚い部分はX線の透過量が少なく、他方
薄い部分はX線の透過量が多くなる。したがってX線透
過窓を透過したX線は、ベリリウム箔の厚さに応じた強
度分布を持ってしまっていた。このため基板上に塗布さ
れたレジストへのX線照射量にも分布が生じてしまうこ
とから、該レジストの露光状態が不均一となってしまっ
ていた。
ところで基板上に塗布されたレジストの感光を完全なも
のとするためには一定量以上のX線照射量が必要である
。ところが照射されるX線の強度に分布が生じてしまっ
ている場合、基板上でX線照射量の少ない場所に合わせ
て露光条件を設定すれば、同基板上でX線照射量の多い
場所ではオーバー露光となる。このようにX線透過窓に
おけるX線透過量のばらつきは、基板のパターン精度に
大きな影響を与えてしまうという問題があった。
のとするためには一定量以上のX線照射量が必要である
。ところが照射されるX線の強度に分布が生じてしまっ
ている場合、基板上でX線照射量の少ない場所に合わせ
て露光条件を設定すれば、同基板上でX線照射量の多い
場所ではオーバー露光となる。このようにX線透過窓に
おけるX線透過量のばらつきは、基板のパターン精度に
大きな影響を与えてしまうという問題があった。
本発明はベリリウム膜と炭化シリコン層との二重構造を
有するX線透過窓において、基板上に塗布されたレジス
トへのX線照射量が均一となるX線透過窓の製造方法を
提供することを目的とする。
有するX線透過窓において、基板上に塗布されたレジス
トへのX線照射量が均一となるX線透過窓の製造方法を
提供することを目的とする。
この目的は、真空中に設けられたX線源から放射された
X線を大気中に取り出すために設けられたX線透過窓を
有するX線露光装置の製造方法において、該X線透過窓
はシリコン基板上に炭化シリコン層を形戒する工程と、
該炭化シリコン層上に、蒸着法によりベリリウムまたは
、ベリリウム合金を形成する工程と、該基板をエッチン
グして該炭化シリコン層を露出させる工程を経て製造す
ることで達威される。
X線を大気中に取り出すために設けられたX線透過窓を
有するX線露光装置の製造方法において、該X線透過窓
はシリコン基板上に炭化シリコン層を形戒する工程と、
該炭化シリコン層上に、蒸着法によりベリリウムまたは
、ベリリウム合金を形成する工程と、該基板をエッチン
グして該炭化シリコン層を露出させる工程を経て製造す
ることで達威される。
本発明ではシリコン基板上に形威した炭化シリコン層上
に、蒸着法によりベリリウムまたは、ベリリウム合金を
形戒しているために、ベリリウム膜の膜厚分布は従来行
っていた圧延によるものよりもはるかに均一となる。
に、蒸着法によりベリリウムまたは、ベリリウム合金を
形戒しているために、ベリリウム膜の膜厚分布は従来行
っていた圧延によるものよりもはるかに均一となる。
このため本発明に基いて製造したX線透過窓を透過した
X線の透過量は均一であり、従って基板上に塗布された
レジストの露光状態も均一となる.〔実施例〕 (a)一実施例の説明 第2図は本発明の一実施例におけるX線透過窓の製造工
程を示す説明図であり、図中lはシリコン基板、2は炭
化シリコン層、3はベリリウム膜である。4はフランジ
であって、このX線透過窓をX線露光装置のビームライ
ン8の末端に取り付けるための接続部である。
X線の透過量は均一であり、従って基板上に塗布された
レジストの露光状態も均一となる.〔実施例〕 (a)一実施例の説明 第2図は本発明の一実施例におけるX線透過窓の製造工
程を示す説明図であり、図中lはシリコン基板、2は炭
化シリコン層、3はベリリウム膜である。4はフランジ
であって、このX線透過窓をX線露光装置のビームライ
ン8の末端に取り付けるための接続部である。
本実施例におけるX線透過窓の製造方法は次の通りであ
る。
る。
(I)例えば500〜1000 ( u m )程度の
厚さを持ったシリコン基板1を用意する。
厚さを持ったシリコン基板1を用意する。
(II)同基板1上にエビタキシャル戒長法(雰囲気ガ
ス: SillCl+ 、C:lHll, 112、
圧力: 3. 5 torr,温度: 1000”C
)により炭化シリコン層2を2〜3〔μm〕程度形戒す
る。
ス: SillCl+ 、C:lHll, 112、
圧力: 3. 5 torr,温度: 1000”C
)により炭化シリコン層2を2〜3〔μm〕程度形戒す
る。
(I[I)炭化シリコン層2上に、蒸着法によってベリ
リウム膜3を15〜25〔μm〕程度形威する。
リウム膜3を15〜25〔μm〕程度形威する。
(IV)本X線透過窓をX線露光装置のビームライン8
末端に取り付けるための、セラG ツク、ステンレス等
でできた、リング形状を有するフランジ4をベリリウム
膜3の外周に沿って接着する。
末端に取り付けるための、セラG ツク、ステンレス等
でできた、リング形状を有するフランジ4をベリリウム
膜3の外周に沿って接着する。
(V)シリコン基板1を、X線が透過する窓を得るため
にエッチングにより選択的に剥離し、炭化シリコンN2
を露出させる。
にエッチングにより選択的に剥離し、炭化シリコンN2
を露出させる。
次に、第1図は本発明に基いて製造したX線露光装置を
示す断面図であり、第3図と同一のものは同一の符号で
示してある。
示す断面図であり、第3図と同一のものは同一の符号で
示してある。
本図においてビームライン8の末端、点線で囲まれた領
域が、本発明に基いて製造したX線透過窓の適用部分で
あり、フランジ4をビームライン8の末端に接合するこ
とで取り付けてあるものである。尚、ビームライン8の
内部は10−” (torr)程度の真空状態である。
域が、本発明に基いて製造したX線透過窓の適用部分で
あり、フランジ4をビームライン8の末端に接合するこ
とで取り付けてあるものである。尚、ビームライン8の
内部は10−” (torr)程度の真空状態である。
本装置において、SOR光等のX線源により放射された
X線は反射用ミラー10によって反射され、同時にX線
の短波長領域が除去されてX線透過窓に向かう。この短
波長領域を除去せずに基板5上のレジストを露光させる
と、該短波長領域は基板5より電子を放出させて該基板
5上に塗布されたレジストを再露光させる原因となるの
である.次にX線透過窓において、X線はベリリウム膜
3を通過することでマスク7での回折の原因となる長波
長領域を除去し、大気中に放射される。この際、ベリリ
ウム膜3はその膜厚分布が従来に比べて大幅に均一化し
ているために、ベリリウム膜3を透過するX線の透過量
はベリリウム膜3の面内でほぼ均一となる。さらに大気
中に放射されたX線はオゾンを発生させるが、ベリリウ
ム膜3上に形戒された炭化シリコン層2が該ベリリウム
膜3の保護膜となるために、オゾンとべリリウム膜3の
反応は生じずX線透過窓の劣化は起こらない。
X線は反射用ミラー10によって反射され、同時にX線
の短波長領域が除去されてX線透過窓に向かう。この短
波長領域を除去せずに基板5上のレジストを露光させる
と、該短波長領域は基板5より電子を放出させて該基板
5上に塗布されたレジストを再露光させる原因となるの
である.次にX線透過窓において、X線はベリリウム膜
3を通過することでマスク7での回折の原因となる長波
長領域を除去し、大気中に放射される。この際、ベリリ
ウム膜3はその膜厚分布が従来に比べて大幅に均一化し
ているために、ベリリウム膜3を透過するX線の透過量
はベリリウム膜3の面内でほぼ均一となる。さらに大気
中に放射されたX線はオゾンを発生させるが、ベリリウ
ム膜3上に形戒された炭化シリコン層2が該ベリリウム
膜3の保護膜となるために、オゾンとべリリウム膜3の
反応は生じずX線透過窓の劣化は起こらない。
この後大気中に放射されたX線は、炭化シリコン等のX
線を透過する膜上に選択的に形威された、例えばタンタ
ル、金、タングステン等のX線吸収体を有するマスク7
のうち、X線吸収体が形威されていない部分を通過した
ものだけがステージ6上に保持された基板5に到達し、
該基板5上に塗布されたレジストを感光させるのである
。
線を透過する膜上に選択的に形威された、例えばタンタ
ル、金、タングステン等のX線吸収体を有するマスク7
のうち、X線吸収体が形威されていない部分を通過した
ものだけがステージ6上に保持された基板5に到達し、
該基板5上に塗布されたレジストを感光させるのである
。
次に本発明に基づくX線透過窓を実際に用いて、X線露
光をしたときの結果を従来の方法を用いた時と比較しな
がら示す。
光をしたときの結果を従来の方法を用いた時と比較しな
がら示す。
露光基板5に塗布したレジストは、P MMA( po
lymethyl methacrylate)であり
、マスクは厚さ2〔μm〕の窒化シリコンで、レジスト
の露光状態を測定するためにX線吸収体は形成していな
い。また露光量は、PMMAの抜け限界よりもやや低め
に設定した。
lymethyl methacrylate)であり
、マスクは厚さ2〔μm〕の窒化シリコンで、レジスト
の露光状態を測定するためにX線吸収体は形成していな
い。また露光量は、PMMAの抜け限界よりもやや低め
に設定した。
まずベリリウム膜の膜厚分布であるが、従来の圧延によ
るものだと表裏共に5〔μm〕程度の凹,凸が測定され
たのに対し、蒸着で形威したべリリウム膜は大部分で2
〔μm〕以下となった。
るものだと表裏共に5〔μm〕程度の凹,凸が測定され
たのに対し、蒸着で形威したべリリウム膜は大部分で2
〔μm〕以下となった。
次に問題の基板上に塗布されたPMMAの露光状態であ
るが、従来の方法で製造したX線透過窓を用いた場合、
現像後のPMMAには最高で0.7〔μm〕の凹凸が測
定されたのに対して、本方法に基づくX線透過窓を用い
た場合はPMMAの凹凸は0.2〔μm]程度と大幅に
小さくなっており、本発明を用いた方が従来よりも良好
な結果が得られることがわかる。
るが、従来の方法で製造したX線透過窓を用いた場合、
現像後のPMMAには最高で0.7〔μm〕の凹凸が測
定されたのに対して、本方法に基づくX線透過窓を用い
た場合はPMMAの凹凸は0.2〔μm]程度と大幅に
小さくなっており、本発明を用いた方が従来よりも良好
な結果が得られることがわかる。
(b)他の実施例の説明
上述の実施例では窓としてベリリウム膜を用いているが
、ベリリウム合金であってもよい。
、ベリリウム合金であってもよい。
また、手順としてベリリウム膜蒸着後にフランジ4を接
着し、その後にシリコン基板1をエッチングしているが
、シリコン基板1をエッチング後にフランジ4を接着し
てもよい。
着し、その後にシリコン基板1をエッチングしているが
、シリコン基板1をエッチング後にフランジ4を接着し
てもよい。
或いはシリコン基板lは部分エッチングでなくともよく
、全て剥離してしまってもよい。
、全て剥離してしまってもよい。
以上本発明を実施例により説明したが、本発明は本発明
の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明からこれ
らを排除するものではない。
の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明からこれ
らを排除するものではない。
以上説明したように、本発明によればベリリウム膜と炭
化シリコン層の二重構造を有するX線露光装置のX線透
過窓の製造方法において、膜厚分布の均一なベリリウム
膜を形戒することができるという効果を奏する。
化シリコン層の二重構造を有するX線露光装置のX線透
過窓の製造方法において、膜厚分布の均一なベリリウム
膜を形戒することができるという効果を奏する。
このためxl透過量が均一なX線透過窓を得ることがで
き、基板上に塗布されたレジストへの露光量をより均一
化することができることから、より微細なパターンを精
度よくレジストに転写することが可能となる。
き、基板上に塗布されたレジストへの露光量をより均一
化することができることから、より微細なパターンを精
度よくレジストに転写することが可能となる。
第1図は本発明に基づいて製造したX線露光装置を示す
断面図、 第2図は本発明の一実施例によるX線透過窓の製造工程
を示す説明図、 第3図は従来のX線露光装置を示す説明図である. 図中、l・・・シリコン基板 2・・・炭化シリコン層 3・・・ベリリウム膜 4・・・フランジ 5・・・基板 6・・・ステージ 7・・・マスク 8・・・ビームライン 9・・・X線ビーム 10・・・反射用ミラー 11・・・ベリリウム窓 12・・・樹脂膜 1.51基板 (I) :l. S.C4 モヨ已云ヨ玉ヨl1、 (I) (LVJ (■ 纂 2 図
断面図、 第2図は本発明の一実施例によるX線透過窓の製造工程
を示す説明図、 第3図は従来のX線露光装置を示す説明図である. 図中、l・・・シリコン基板 2・・・炭化シリコン層 3・・・ベリリウム膜 4・・・フランジ 5・・・基板 6・・・ステージ 7・・・マスク 8・・・ビームライン 9・・・X線ビーム 10・・・反射用ミラー 11・・・ベリリウム窓 12・・・樹脂膜 1.51基板 (I) :l. S.C4 モヨ已云ヨ玉ヨl1、 (I) (LVJ (■ 纂 2 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 真空中に設けられたX線源から放射されたX線を、大気
中に取り出すために設けられたX線透過窓を有するX線
露光装置の製造方法において、該X線透過窓は、基板(
1)上に炭化シリコン層(2)を形成する工程と、 該炭化シリコン層(2)上に蒸着法によりベリリウムま
たは、ベリリウム合金(3)を形成する工程と、 該基板(1)をエッチングして該炭化シリコン層(2)
を露出させる工程を含むことを特徴とするX線露光装置
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1188127A JPH0353200A (ja) | 1989-07-20 | 1989-07-20 | X線露光装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1188127A JPH0353200A (ja) | 1989-07-20 | 1989-07-20 | X線露光装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0353200A true JPH0353200A (ja) | 1991-03-07 |
Family
ID=16218193
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1188127A Pending JPH0353200A (ja) | 1989-07-20 | 1989-07-20 | X線露光装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0353200A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03128499A (ja) * | 1989-10-13 | 1991-05-31 | Sorutetsuku:Kk | 放射光透過薄膜の製造方法及びその方法により製造された放射光透過薄膜を有する放射光透過窓 |
US5740228A (en) * | 1995-08-02 | 1998-04-14 | Institut Fur Mikrotechnik Mainz Gmbh | X-ray radiolucent material, method for its manufacture, and its use |
WO2011151506A1 (en) * | 2010-06-03 | 2011-12-08 | Hs Foils Oy | Radiation window with good strength properties, and method for its manufacturing |
WO2013121078A1 (en) | 2012-02-15 | 2013-08-22 | Hs Foils Oy | Method and arrangement for manufacturing a radiation window |
DE102014103546A1 (de) * | 2014-02-10 | 2015-08-13 | Ketek Gmbh | Röntgenstrahlungsdurchtrittsfenster und Verfahren zur Herstellung desselben |
US10483079B2 (en) | 2015-11-26 | 2019-11-19 | Hs Foils Oy | Method for manufacturing radiation window and a radiation window |
-
1989
- 1989-07-20 JP JP1188127A patent/JPH0353200A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03128499A (ja) * | 1989-10-13 | 1991-05-31 | Sorutetsuku:Kk | 放射光透過薄膜の製造方法及びその方法により製造された放射光透過薄膜を有する放射光透過窓 |
US5740228A (en) * | 1995-08-02 | 1998-04-14 | Institut Fur Mikrotechnik Mainz Gmbh | X-ray radiolucent material, method for its manufacture, and its use |
WO2011151506A1 (en) * | 2010-06-03 | 2011-12-08 | Hs Foils Oy | Radiation window with good strength properties, and method for its manufacturing |
WO2011151505A1 (en) * | 2010-06-03 | 2011-12-08 | Hs Foils Oy | Ultra thin radiation window and method for its manufacturing |
US9607723B2 (en) | 2010-06-03 | 2017-03-28 | Hs Foils Oy | Ultra thin radiation window and method for its manufacturing |
US9697922B2 (en) | 2010-06-03 | 2017-07-04 | Hs Foils Oy | Radiation window with good strength properties, and method for its manufacturing |
WO2013121078A1 (en) | 2012-02-15 | 2013-08-22 | Hs Foils Oy | Method and arrangement for manufacturing a radiation window |
EP2817818A4 (en) * | 2012-02-15 | 2015-10-21 | Hs Foils Oy | METHOD AND ARRANGEMENT FOR PRODUCING A RADIATION WINDOW |
US9564252B2 (en) | 2012-02-15 | 2017-02-07 | Hs Foils Oy | Method and arrangement for manufacturing a radiation window |
DE102014103546A1 (de) * | 2014-02-10 | 2015-08-13 | Ketek Gmbh | Röntgenstrahlungsdurchtrittsfenster und Verfahren zur Herstellung desselben |
US10483079B2 (en) | 2015-11-26 | 2019-11-19 | Hs Foils Oy | Method for manufacturing radiation window and a radiation window |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH06138638A (ja) | マスク及びその製造方法 | |
JPH10239500A (ja) | 圧力隔壁およびこれを用いたx線露光装置 | |
US6140255A (en) | Method for depositing silicon nitride using low temperatures | |
US5461657A (en) | X-ray mirror, and x-ray exposure apparatus and device manufacturing method employing the same | |
US5132186A (en) | Mask for x-ray lithography and method of manufacturing the same | |
JPS596540A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPH0353200A (ja) | X線露光装置の製造方法 | |
JPS6272128A (ja) | X線ホトリソグラフイにおいて使用するマスクの製造方法 | |
JP2001201847A (ja) | ペリクル容器 | |
JP3118933B2 (ja) | X線露光装置 | |
JPH06151281A (ja) | X線露光装置 | |
KR100211012B1 (ko) | 리소그래픽마스크구조체와 그 생산방법 및 디바이스제조방법 | |
JPH08236425A (ja) | 放射線取出窓およびこれを有する露光装置 | |
JPH0855792A (ja) | 素子製造方法 | |
EP0421745A2 (en) | Apparatus for cleaning an optical element for use with a radiation beam. | |
JPS62244131A (ja) | 短波長リソグラフイ用マスクの製造方法 | |
JP2911297B2 (ja) | X線露光法 | |
JP2783973B2 (ja) | X線リソグラフィ用マスクの製造方法 | |
JP2911864B2 (ja) | 素子製造方法及び露光装置 | |
JP3391110B2 (ja) | X線露光用マスク及びx線露光用マスクブランク | |
JP3219619B2 (ja) | X線マスクと該マスクの製造方法、ならびに該マスクを用いたデバイス生産方法 | |
JPH05152195A (ja) | X線マスクおよび転写方法 | |
JPH01211920A (ja) | 光化学反応装置 | |
JPH05136026A (ja) | パターン形成方法 | |
JPH06252035A (ja) | X線マスクの製造方法 |