JPH0353092Y2 - - Google Patents

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JPH0353092Y2
JPH0353092Y2 JP19217686U JP19217686U JPH0353092Y2 JP H0353092 Y2 JPH0353092 Y2 JP H0353092Y2 JP 19217686 U JP19217686 U JP 19217686U JP 19217686 U JP19217686 U JP 19217686U JP H0353092 Y2 JPH0353092 Y2 JP H0353092Y2
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JP
Japan
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closure
operating shaft
rod
ball valve
stopper
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はゴム管の離脱・破損等によりガスが過
流出状態となつた際、あるいはゴム管等が接続さ
れていない状態で誤つて操作つまみを開いた際等
に自動的にガスを遮断する機構を有した過流出防
止弁付ガスコツクに関するものである。
(従来技術) 従来の過流出防止弁付ガスコツクは、実開昭61
−135066号公報または実開昭58−84463号公報に
見受けられる様に、過流出防止弁の球弁に対向さ
せた棒体を押し下げることにより該球弁を復帰さ
せる構造のものであるが、以下その詳細を第8
図、第9図に従つて説明する。
閉子17の軸芯に形成された棒体挿入穴18に
摺動可能に棒体20が挿入され、該棒体20は閉
子17との間に介在されたスプリング23により
押し上げられ、その上端が操作軸5と軸方向に係
合されている。
一方、棒体20の下部は閉子17に設けられた
ガス流路31に突出し、その下端が閉子17のガ
ス流路31に組み込まれた球弁26の上方に位置
し、棒体20が下降するとその下端が弁座に密着
している球弁26に当接し、球弁26を押し下げ
るようになつている。
前記操作軸5の外側には筒体9が外挿され、該
筒体9の下端面には回動規制部10、傾斜部1
1、上昇規制部12が形成されている。また、操
作軸5の外周下部には一対の突起7が形成され、
該操作軸5と閉子17の間に介在されたスプリン
グ19により該突起7が筒体9の下端面に押圧さ
れている。
以上の構成である従来技術は、操作つまみ2が
“閉”状態の場合は操作軸5の突起7は筒体9の
回動規制部10に位置し、回動が規制されてい
る。そこで、操作つまみ2を押し込むことにより
操作軸5の突起7が筒体9の回動規制部10から
解放され、回動可能となる。
また、操作つまみが“開”状態の場合は、操作
軸5の突起7は筒体9の上昇規制部12に位置し
ており、棒体20の下端も上部に位置しているた
めガスが過流出状態となり球弁26が作動しても
問題なく弁座25に密着する。
ガスの過流出によつて弁座25に密着した球弁
26を復帰させる場合は、操作つまみ2を“開”
状態から“閉”状態に回動することにより操作軸
5の突起7が筒体9の傾斜部11を下降し、操作
軸5に係合された棒体20も操作軸5と共に下降
するため棒体20の先端が球弁26に当接して球
弁26を押し下げるものである。
(考案が解決しようとする問題点) しかし以上の様な従来技術は、回動規制部1
0、傾斜部11、上昇規制部12の上端の位置は
各々異つており、操作軸5の上昇位置は規制され
ているが、下降位置は規制されていないため操作
つまみ2を押し込んだ場合操作軸5の突起7は
“閉”状態の場合も“開”状態の場合も同じ位置
まで下降し、そのため“開”状態でも球弁26の
復帰が可能である。
たとえば、“開”状態でガスが過流出状態とな
り球弁26が作動して弁座25と密着した状態で
誤つて操作つまみ2を押し込んだ場合、球弁26
は棒体20に押し下げられて通路を開放するため
ガスが流出し危険な状態となる。
また、操作つまみ2が“開”状態のときに何か
によつて操作つまみ2が押し込められており、そ
の状態でガスが過流出状態となつた場合、球弁2
6が作動しても棒体20の先端に当接して弁座2
5と密着することができないためガスは流出し続
け危険な状態となる。
(問題点を解決するための手段) 本考案は以上の問題点を解決するために案出さ
れたものであり、過流出防止弁復帰用の棒体を押
し下げる操作軸の下部に、該操作軸の下降を規制
するストツパーを設け、操作つまみの各位置での
操作軸の下降位置を該ストツパーにより規制する
ものである。
(作用) 前記の構成である本考案は、操作つまみが
“閉”状態の場合は操作軸の突起はストツパーの
最下部まで下降することができ、そのため操作軸
に押し下げられた棒体の先端が過流出防止弁を押
し下げ、該過流出防止弁は弁座から離れて通路は
開放される。
一方、操作つまみが“開”状態の場合は操作軸
の突起はストツパーの最上部(下降規制部)まで
しか下降することができず、そのため棒体の先端
は過流出防止弁に当接するところまで下降せず、
弁座に密着した過流出防止弁を復帰させることは
できない。
(実施例) 以下本考案の実施例を説明する。
第1図から第5図までは第1実施例であり、操
作つまみ2と共に回動し、閉子17を開閉させる
操作軸5の外周下部に一対の突起7が形成され、
また該操作軸5の外側に外挿された筒体9の下端
面には回動規制部10、傾斜部11、上昇規制部
12が一対に形成され、操作軸5の突起7はスプ
リング19により筒体9の下端面に押圧されてい
る。
また筒体9の底面にはストツパー13が装着さ
れ、該ストツパー13は前記筒体9の下端面に形
成された回動規制部10、傾斜部11、上昇規制
部12と対応した位置に最下部14、傾斜部1
5、下降規制部16が形成され、操作軸5の突起
7の上昇・下降が規制されている。
以下第1実施例の作用を説明すると、操作つま
み2が“閉”状態の場合は、操作軸5の突起7は
スプリング19の付勢力により筒体9の回動規制
部10に押圧され、回動を規制されている。そこ
で、スプリング19の付勢力に抗して操作つまみ
2を押し込むと、操作軸5の突起7は回動規制部
10から解放され回動可能となる。
その後操作つまみ2を“開”状態に回動させる
と、操作軸5の突起7は筒体9の傾斜部11とス
トツパー13の傾斜部15との間を上昇してい
き、操作つまみ2が“開”位置に達するとスプリ
ング19の付勢力により筒体9の上昇規制部12
に押圧される。そのためガスが過流出状態となり
球弁26が作動しても問題なく弁座25に密着す
ることができる。またこの場場合(操作つまみ2
が“開”状態の場合)操作軸5の突起7とストツ
パー13の下降規制部16との距離Aが、球弁2
6が弁座25に密着した場合の球弁26の上端と
棒体20の先端との距離Bよりも小さいため、操
作つまみ2を押圧しても棒体20の先端が球弁2
6の上端に当接する前に、操作軸5の突起7がス
トツパー13の下降規制部16に当接するため球
弁26を押下げることはできない。
また、ガスの過流出によつて弁座25に密着し
た球弁26を復帰させるには、操作つまみ2を
“開”状態から“閉”状態に回動することにより
操作軸5の突起7が筒体9の傾斜部11を下降
し、操作軸5に押圧されて下降した棒体20の先
端が球弁26に当接して球弁26を押し下げるも
のである。
前記第1実施例の場合、筒体9の下端面には回
動規制部10、傾斜部11、上昇規制部12が形
成されていたが、第6図の様に傾斜部11、上昇
規制部12を一体平面(回動部35)とした場合
も第1実施例と同じ作用が得られる(第2実施
例)。
また、閉子17と操作軸5の間に介在されたス
プリング19を第7図の様に閉子17とストツパ
ー13、ストツパー13と操作軸5の間に各々介
在することにより、閉子17を押圧するスプリン
グ34の荷重が操作軸5の上下動にかかわらず一
定になり、性能が安定する(第3実施例)。
加えて、前述の筒体9とストツパー13を一体
成形することにより部品点数も減り、組付作業も
簡略化される。
(効果) 以上の様に本考案は、過流出防止弁の復帰が
“開”状態で行うことができないため、弁座に密
着した過流出防止弁を誤つて復帰させることはな
く、また“開”状態では過流出防止弁は確実に弁
座に密着することができるため安全である。
【図面の簡単な説明】
第1図から第5図までは本考案の第1実施例で
あり、第1図は操作つまみが“開”状態の側面断
面図、第2図は操作つまみが“閉”状態の正面断
面図、第3図は操作つまみを押し込んだ状態の正
面断面図、第4図は要部分解斜視図、第5図は筒
体とストツパーの側面展開図、第6図は本考案の
第2実施例であり、筒体とストツパーの側面展開
図、第7図は本考案の第3実施例であり、正面部
分断面図、第8図、第9図は従来の過流出防止弁
付ガスコツクであり、第8図は側面断面図、第9
図は筒体の側面展開図である。 1……本体、2……操作つまみ、5……操作
軸、7……突起、9……筒体、10……回動規制
部、11……傾斜部、12……上昇規制部、13
……ストツパー、14……最下部、15……傾斜
部、16……下降規制部、20……棒体、26…
…球弁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 コツク本体にガス通路開閉用の閉子を内挿し、
    該閉子下部のガス通路に、ガスの過流出によつて
    作動する球弁を内包し、該球弁の作動後、復帰さ
    せるための棒体を、前記閉子にスライド可能に、
    かつ、スプリングの付勢力によつて常に上方向に
    付勢されるように挿入貫通させ、 前記閉子の上部には、操作つまみと連結された
    操作軸を上下方向にスライド可能に、かつ、該操
    作つまみを押し下げたときに、該操作軸の端面が
    前記棒体を下降させるように連結し、 該操作軸はコツク本体に固定された筒体に内挿
    されるとともに、該操作軸の外周面に形成された
    突起がスプリングの付勢力によつて常に上方向に
    付勢されて該筒体の端面に当接し、 前記閉子が閉位置の状態では、前記突起が前記
    筒体の端面に形成された回動規制部に係合して、
    前記操作軸の回動が規制され、 前記操作つまみを押し下げて回動することによ
    り、前記閉子を開位置とすることができる過流出
    防止弁付ガスコツクにおいて、 前記操作軸の下部に、本体に固定されたストツ
    パーを設け、前記操作つまみを押し下げたとき、
    前記突起が該ストツパーの上端面に当接して、 前記閉子が閉位置の状態では、前記棒体の先端
    が作動時における前記球弁に当接する位置まで下
    降することを可能とし、 前記閉子が開位置の状態では、前記棒体の先端
    が作動時における前記球弁に当接する位置まで下
    降することを規制するように、 前記ストツパーの上端面の高さを設定したこと
    を特徴とする過流出防止弁付ガスコツク。
JP19217686U 1986-12-12 1986-12-12 Expired JPH0353092Y2 (ja)

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JP19217686U JPH0353092Y2 (ja) 1986-12-12 1986-12-12

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Publication Number Publication Date
JPS6396386U JPS6396386U (ja) 1988-06-22
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