JPH0352800A - 自動車スクラップ解体作業車 - Google Patents

自動車スクラップ解体作業車

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JPH0352800A
JPH0352800A JP18667089A JP18667089A JPH0352800A JP H0352800 A JPH0352800 A JP H0352800A JP 18667089 A JP18667089 A JP 18667089A JP 18667089 A JP18667089 A JP 18667089A JP H0352800 A JPH0352800 A JP H0352800A
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engine
vehicle
automobile
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work
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JP18667089A
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Yasushi Takakura
高倉 康氏
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、自動車スクラップ解体作業車に関するもの
であり、特に解体すべき自動車のボディの分断とエンジ
ンの割断を能率よく行うようにした自動車スクラップ解
体作業車に関するものである。
[従来の技術] 自動車スクラップの解体を行う作業車として、ペンチ状
作業アタッチメントを先端に有する油圧作業ブームを無
限軌道車両に搭載し、該車両前部に解体自動車ボディを
上から押えつける一対のアームを伏仰可能に設けたもの
が例えば実開昭62−105024公報などで知られて
いる。
このものでは、車両前部の押えアームで解体すべき自動
車ボディを上から押えつけ、ブーム先端の作業アタッチ
メントでボディ各部を引き千切って分断することにより
、ボディからエンジンやバンパーその他を分離し、或い
はボディを幾つかに分けるものである。
近年、資源不足により種々の原材料の個別回収の要望が
高まり、その中でも比較的高価なアルミニウムの回収は
特に望まれている。
例えば自動車においては、車両重量の軽量化を図るべく
各部にアル稟ニウムが用いられ、特にエンジンは鋳鉄と
アル稟ニウムダイカスト合金などの異種金属部品を組合
せて構威されており、近年では益々アルくニウムの使用
比率が増大している傾向にある。
従来、自動車スクラップの解体においては、ボディから
エンジンを分離するまでは前述のような油圧作業車によ
ってam化することが行われているが、解体自動車から
分離されたエンジンは別の場所に運搬されて集められ、
それ以上分割されることなくまるごと溶解炉に投入され
てアル稟ニウムの溶解温度以上に加熱され、溶解炉下部
に溶けて流れ落ちるアル主ニウムを集めることによりア
ル主ニウムの回収を行なっている。
[発明が解決しようとする課題〕 ところで近年の自動車用エンジンは、その軽量化と成形
性の改善のためにエンジンハウジングの殆どをアルくニ
ウムダイカスト製とし、内部のピストンやクランクシャ
フトは強度の優れた鉄合金製としている。したがって、
このようなエンジンをまるごと運搬するのでは運搬重量
が大きいので大型トラックにより少量しか運べず、また
溶解炉でアルくニウムの回収を行う場合にも、前記溶解
炉ではアルミニウムより融点の高い金属部品は単に加熱
されるだけでそのまま炉から取り出されるだけであるか
ら、その分だけ溶解炉で余分な熱エネルギーを消費して
いることになり、炉の燃料費がかさむという欠点があっ
た。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、自走
作業車による高い機動性をもち、機械動力によって安全
性及び効率の高い解体作業を実現すると共に、自動車ス
クラップのボディの分断とエンジンの分離、および取り
出したエンジンを更に分断してそれを構成する異種金属
部品を効率よく分別解体し、例えばエンジンのアルミニ
ウム製部品のみを解体現場で分別集積して、以後の溶解
炉への運搬能率の向上と溶解炉での熱効率の向上を達成
することができるようにした自動車スクラップ解体作業
車を提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための千段] この発明の自動車スクラップ解体作業車は、前述の課題
を解決するために、先端にペンチ状の開閉作業工具を有
するブームを旋回および伏仰可能に備えた自走作業車両
の車体部に、解体すべき自動車ボディを上から押えつけ
る一対の押えアームを伏仰可能に枢支し、更に解体すべ
き自動車エンジンを間で挟んで割るための液圧プレス破
断機を前記一対の押えアーム間に装備してなるものであ
る。
[作用] 本発明の自動車スクラップ解体作業車においては、先ず
解体すべき自動車スクラップを押えアームで上から押え
てブーム先端の開閉作業工具によ、ってボディ各部を掴
んで千切り、幾つかのボディ部分とバンパー、スプリン
グ、車内シート、エンジンルーム内各部品、エンジンな
どに分離する。
この場合、分離した各部品はその都度に直ちにプレスへ
投入するが、エンジンを分離した場合は前記開閉作業工
具によって押えアーム間の液圧プレス破断機のラム間に
エンジンを置き、ブームと開閉作業工具とを作業車両の
運転席から操作することによって所望の向きと位置の調
整を行い、前記プレス破断機のラムによってエンジンの
所望の個所を挟み、該個所に集中的な強圧下を加える。
これによりエンジンの応力集中個所に破断が生じ、そこ
から割れて分断される。通常、自動車エンジンにおいて
は、エンジン本体ハウジングとミッションケース、或は
エンジン本体ハウジングとシリンダヘッドカバーなどの
境目に強圧下を加えるとこれらが容易に境目で割れ、し
たがって異種金属の接合部で分断すれば、これら異種金
属を別々に回収可能である。分断された部品片はブーム
先端の開閉作業工具で掴んで処理すればよく、また細か
い部品を割る作業はこの開閉作業工具だけで行ってもよ
い。
[実施例] 以下、この発明の実施例を添付図面を参照しながら詳細
に説明する。
第1図には本発明の一実施例に係る自動車スクラップ解
体作業車の外観が示されている。
図において、10,12,14,16,18,はショベ
ルカー等に使用される周知の旋回作業車と同様な構成部
品であり、10.12はブームを構成する第1アーム及
び第2アームであり、油圧により伏仰動作できるように
なっている。 14は作業車両の上部車体構造であり、
キャタピラ16により自走可能な下部車体構造の上に旋
回可能に取り付けられており、その中央付近には前記第
1アーム10が枢支されている。また、上部構造14の
一部には中に人間が入って操縦するための操縦室18が
設けられている。
2OR,20Lは作業車両の前記下部車体構造の前部に
油圧シリンダ22によって上下に伏仰可能に枢支された
一対の押えアームであり、その先端には押え板21R,
21L4が取付けられている。
この一対の押えアーム間には、第2図にも示すように、
前後に間隔をあけてビーム24.25が固定されており
、一方のビーム24に前記油圧シリンダ22のピストン
ロッドを連結したブラケット23が固定されている。
これらビームの向い合った面には油圧プレス破断機とし
ての破断ラム26.27が配置されている。この図の例
では、前記プレス破断機は固定側ラム26と可動側ラム
27とを備え、可動側ラム27はビーム25内の油圧シ
リンダ装置28によって固定側ラム26へ向って接近・
離反可能である。両ラム26.27bは図示の例ではほ
ぼ三角柱状のものであり、その先端の稜線は水平である
が、これは所望により種々の形状のものとしてもよい。
このプレス破断機の構成は例えば第3図に示したように
変形することもできる。即ち、第2図の例ではラム26
.27がアーム長さ方向にエンジンEを挟圧するように
なっているが、第3図の例では一対のラム54R,54
Lが両側の油圧圧下装置52R,52Lによってアーム
幅方向にエンジンEを挟圧するようになっている。この
場合の圧下反力はビーム24.25の引っ張り応力で支
えられることになる。またこれらの場合において、ラム
は何れか一方または両方が可動側であってもよい。
前記プレス破断機の可動側27の作動は操縦室18内か
ら遠隔で油圧シリンダ装置28を操作することで行われ
、可動側ラム27を引っ込めた状態にして、解体すべき
エンジン(図示せず)を両側から挾圧するようになって
いる。
前記一対のアーム20R.20Lは油圧シリンダ22に
よって伏仰可能であるので、解体すべき自動車スクラッ
プをその先端の押え板21R,21Lによって上から押
えつけ、或いは作業車の移動時にプレス破断機ごと所定
の高さだけ上方に持ちあげた状態とすることができる。
30はブームの先端に取り付けられた開閉作業工具であ
り、油圧によって互いに対向する開閉刃部32,34を
備えている。この作業工具30はブーム軸心周りに油圧
モータ等で回動して向きを変えられるようになっている
。開閉作業工具30は押えアーム20R,20Lで押え
た自動車スクラップのボディを千切り、またエンジンな
どの部品を掴んで引き千切り、これらを掴んでプレス装
置40やプレス破断機(26.27)へ投入し、或いは
別の置場へ落すものである。尚、この例では作業車に箱
形プレス装置40を連結する場合を想定しているが、こ
のプレス装置40は別になっていてもよい。作業工具3
0はまた、取り外したエンジンをそのままプレス破断機
(26.27)のラム間に持ち込んで所望の姿勢に保持
する作業にも用いられ、この保持状態において油圧シリ
ンダ装置28を作動させてラム26.27によりエンジ
ンの所望部分を挟圧し、圧下部位に破断を起させてエン
ジンを割る作業が行われる。尚、この場合、エンジンに
付属している発電機などの電装部品を引き千切り、エン
ジンの姿勢の向きや位置を変え、或は小物部品を割る作
業なども前記作業工具30で行ってよい。
次に、上記実施例の動作について説明する。
まず初めに、油圧シリンダ装置22によって両押えアー
ム20R,20Lを起した状態とし、作業工具30で解
体対象の自動車スクラップをアーム20R,20Lの先
端の押え板21R,21Lの下に置く。油圧シリンダ2
2によってアームを下げて先端の押え板により自動車ス
クラップを上から押え付けた状態にし、上部車両構造1
4の旋回とブームto,12の上下動操作および作業工
具30の開閉操作によって、自動車スクラップの各部を
引き千切って分離する。この分離作業によって千切られ
kもののうち、鉄部材はそのままプレス装置40へ投入
し、一方、取り出されたエンジンは該工具30によって
プレス破断機の両ラム26.27の間に所望姿勢で保持
する。
そして、ブーム10.12と開閉作業工具30の操作に
よってエンジンを適当な高さと姿勢にした後、2つのラ
ム26.27の間にてエンジンの分断希望個所を両側よ
り挾み、強く圧下する。これによりエンジンは強圧下部
分で割れ、エンジンハウジングがばらばらになる。
分断されたエンジンの部品は、アル≧ニウムと鋳鉄とい
う具合に分けられるが、この作業は、前記開閉作動工具
30を利用して行なうことができる。
このようにしてラム間で破断されたエンジン部品のうち
アル亙ニウム製品だけを作業工具で選んで別にし、大部
分がアルミニウムとなったスクラップだけを能率良く運
搬して溶解炉に入れることができ、従って小形の溶解炉
でアルミニウムの融点(660″C)に近い温度で熱効
率よく溶解して、最終的に型に流し込んだのち、インゴ
ットに威形してアルミニウムを回収することが可能であ
る。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、ブームの先端に
開閉作業工具を有する旋回作業車両の前部にプレス破断
機付の押えアームを備えているから、自動車スクラップ
の解体に際してボディの解体中にエンジンの破断を同じ
作業操作で行うことができ、異種金属部品が混在する自
動車エンジン1 1 をも効率よく分解して特定金属の分別回収が容易であり
、またその作業の安全性及び効率が著しく向上するとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の構成を示す斜視図、第2
図はその要部の部分平面図、第3図はこの発明のもう一
つの実施例の構成を示す要部の部分平面図である。 (主要部の符号の説明) 10.12・・・ブーム(第1および第2アーム)、1
4・・・上部車体構造、18・・・操縦室、20R,2
0L・・・押えアーム、24.25・・・ビーム、26
・・・プレス破断機固定側ラム、27・・・プレス破断
機可動側ラム、28・・・油圧シリンダ装置、30・・
・開閉作業工具、40・・・箱形プレス装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 先端にペンチ状の開閉作業工具を有するブームを旋回お
    よび伏仰可能に備えた自走作業車両の車体部に、解体す
    べき自動車ボディを上から押えつける一対の押えアーム
    を伏仰可能に枢支し、更に解体すべき自動車エンジンを
    間で挟んで割るための液圧プレス破断機を前記一対の押
    えアーム間に装備してなることを特徴とする自動車スク
    ラップ解体作業車。
JP18667089A 1989-07-19 1989-07-19 自動車スクラップ解体作業車 Pending JPH0352800A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002219371A (ja) * 2001-01-25 2002-08-06 Yoshiaki Takakura スクラップ解体機
JP2019112877A (ja) * 2017-12-26 2019-07-11 日本総合リサイクル株式会社 内装用軽量化解体作業車

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53672A (en) * 1976-06-24 1978-01-06 Yamaura Tetsukou Kk Method of disposing wasted car

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