JPH0352761Y2 - - Google Patents

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JPH0352761Y2
JPH0352761Y2 JP1984132253U JP13225384U JPH0352761Y2 JP H0352761 Y2 JPH0352761 Y2 JP H0352761Y2 JP 1984132253 U JP1984132253 U JP 1984132253U JP 13225384 U JP13225384 U JP 13225384U JP H0352761 Y2 JPH0352761 Y2 JP H0352761Y2
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  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は用紙の搬送装置に係り、特に多機能複
写機に適用するのに好適な用紙の搬送装置に関す
る。
〔従来技術〕
近年需要の増大している多機能複写機には、両
面コピーのみならず片面への多重コピーをも可能
にしたものがある。このような複写機において
は、用紙を反転する反転通路を設けることはもち
ろん、この反転通路に関連して導入通路、複写工
程への再送用通路、排紙トレイあるいはソータな
どへの排出通路などを設け、反転もしくは非反転
状態において用紙を再送用通路あるいは排出通路
へ排出するようにしている。
このような用紙の搬送装置の従来のものとして
特開昭57−160855号公報に記載のものがある。こ
の公報記載のものは、導入通路、反転通路および
排出通路の交差位置のほぼ中央に位置する固定反
転ローラと、この固定反転ローラに導入通路側お
よび排出通路側から接合し用紙の反転搬送、非反
転搬送状態において固定反転ローラへの接合位置
を変化させる一対の可動反転ローラと、前記排出
通路から分岐する再送用通路と排出通路へ選択的
に用紙を搬送するための切換手段とを有してい
る。
しかしながら、このものにおいては、可動反転
ローラを移動させるためにそれぞれ2つのカムお
よびリンクを必要とするなど機構が複雑で、しか
もローラの接合位置を変化して用紙の方向を規制
するため用紙の先端が固定反転ローラに当接して
用紙が痛んだりするおそれがあつた。
〔考案の目的〕
本考案は、このような点に鑑み、簡単な構成で
しかも用紙を痛めることなく安定的に搬送し得る
ようにした用紙の搬送装置を提供することを目的
とする。
〔考案の構成〕
本考案は、導入通路と、反転通路と、複写工程
への再送用通路と、排出通路とを有し、導入通路
からの用紙を反転もしくは非反転状態において再
送用通路へ、あるいは非反転状態において排出通
路へ搬送するようにした用紙の搬送装置におい
て、前記導入通路からの用紙を反転通路および排
出通路方向あるいは再送用通路方向に選択して搬
送するための第1切換手段と、この第1切換手段
により導入通路から排出通路および反転通路方向
に搬送された用紙を排出通路に導く方向あるいは
反転通路に搬送し且つ反転通路から再送用通路に
導く方向に選択して搬送するための第2切換手段
と、前記反転通路に設けられ一方向に回転する駆
動ローラと、用紙を逆送するために設けられこの
駆動ローラに接離して回転する従動ローラとを有
したものである。
以下、本考案を図面に示す実施例により説明す
る。
図において符号1は、図示しない定着部から搬
送された用紙を導入する導入通路であり、この導
入通路1は間隔を隔てた一対のガイド板2,3に
より構成され、この導入通路1には、一対の搬送
ローラ4,5が臨んでいる。前記の一方のガイド
板2の先端には他の直線状のガイド板6が支軸7
を中心として開閉自在に連設されており、このガ
イド板6とさらに他のガイド板8とにより通路9
を構成している。この通路9の下流側には、用紙
をスイツチバツクにより反転する反転通路10
と、用紙を図示しない排紙トレイあるいはソータ
方向に排出する排出通路11とが配設されてお
り、また、前記導入通路1のガイド板3の弯曲し
た先端部の近傍には、用紙を図示しない中間トレ
イなどを介して再度転写部へ供給する再送用通路
12が配設されている。
前記導入通路1の先端部には、この導入通路1
を通過してきた用紙を反転通路10および排出通
路11方向あるいは再送用通路12方向に選択し
て搬送するための第1切換手段13が配設されて
いる。この第1切換手段13は図示しないソレノ
イドなどの駆動手段により回転軸14を中心とし
て回動するようになつており、実線位置において
用紙を通路9に沿つて反転通路10および排出通
路11方向に搬送し、また想像線位置において用
紙をガイド板3により形成された通路15に沿つ
て再送用通路12方向に搬送するようになつてい
る。前記通路9には一対の搬送ローラ16,17
が臨んでおり、このうち一方の搬送ローラ17は
大径とされ、後述する他の通路18にも臨んでい
る。また、この通路9には用紙検知用のアグチユ
エータ19が揺動自在に臨んでいる。
前記通路9の先端部には、この通路9を通過し
てきた用紙を反転通路10方向あるいは排出通路
11方向に選択して搬送するための第2切換手段
20が配設されている。この第2切換手段20
も、前述した第1切換手段13と同様、図示しな
いソレノイドなどの駆動手段により回転軸21を
中心として回動するようになつており、実線位置
において用紙を反転通路10方向に搬送し、また
想像線位置において用紙を排出通路11方向に搬
送するようになつている。
前記第2切換手段20と反転通路10との間に
は、反転通路10内に導入された用紙を後端から
第2切換手段20方向に逆送する一対のリバース
ローラ22,23が配設されている。このうち駆
動ローラとしての一方のリバースローラ22は低
摩擦係数の表面材料からなり常時時計方向に回転
している。また、他方のリバースローラ23は、
前記リバースローラ22に対し接離する従動ロー
ラであり、常時はリバースローラ22から離間し
ており、前記アクチユエータ19が用紙を検知し
た後にリバースローラ22に接合して用紙を反転
通路10から第2切換手段20方向へ送り出すよ
うになつている。
前記反転通路10は、前記リバースローラ2
2,23に隣接する弯曲したガイド板24を有し
ており、図示実施例のこのガイド板24には用紙
を反転通路10内に導入するためのフイードロー
ラ25が軽く圧接している。このフイードローラ
25はスポンジなどにより形成されており、前記
リバースローラ22,23により用紙が反転通路
10から導出される際には用紙に対して滑るよう
にされている。また、前記反転通路10は、前記
ガイド板24の端部に連設された一対の弯曲した
ガイド板26,27を有している。このうち一方
のガイド板26は固定配置とされており、他方の
ガイド板27は支軸28を中心として開閉自在に
配置されている。そして、この可動のガイド板2
7はばね部材29により他のガイド板26に近接
する方向に付勢されており、ガイド板26に突設
されたストツパ30により両ガイド板26,27
は所定の間隔を維持するようになつている。
前記第2切換手段20が通路9からの用紙を反
転通路10方向へ搬送する位置にあるとき、前記
リバースローラ22,23の第2切換手段20を
介しての延長上には、前記搬送ローラ17とこの
搬送ローラ17に圧接する搬送ローラ31とによ
り反転通路10から導出された用紙を前記再送用
通路12方向へ搬送する前記通路18が形成され
ており、この通路18には前記搬送ローラ17に
沿つて弯曲する前記ガイド板8が設けられてい
る。また、前記排出通路11へは、前記通路9の
延長上に位置する通路32と、前記再送用通路1
2の直近から分岐する通路33とが連通してお
り、前記通路32は間隔を隔てて設けられた一対
のガイド板34,35により形成され、また前記
通路33は間隔を隔てて設けられた一対のガイド
板36,37により形成されている。なお、前記
搬送ローラ31は前記通路33内にも臨んでい
る。そして、図示の実施例ではこの搬送ローラ3
1と前記再送用通路12との間には、前記反転通
路10からの用紙を再送用通路12方向あるいは
排出通路11方向に選択して搬送するための第3
切換手段38が配設されている。この第3切換手
段38も、前述した第1切換手段13および第2
切換手段20と同様、図示しないソレノイドなど
の駆動手段により回転軸39を中心として回動す
るようになつており、実線位置において用紙を再
送用通路12方向に搬送し、また想像線位置にお
いて用紙を通路33を介して排出通路11方向に
搬送するようになつている。
なお、前記再送用通路12は、ローラ40に巻
回されたベルト41と、このベルト41に圧接す
るローラ42とを有しており、また、前記搬出用
通路11は一対の搬送ローラ43,44を有して
いる。さらに搬出用通路11には排紙トレイある
いはソータが設けられている。
つぎに、前述した実施例の作用について説明す
る。
まず、両面コピー時の動きについて説明する
と、このとき第1切換手段13はソレノイドが消
勢されて実線位置にあり、第2切換手段20はソ
レノイドが付勢されて実線位置にあり、さらに第
3切換手段38はソレノイドが付勢されて実線位
置にある。したがつて、コピー済面が上向きとさ
れた用紙が導入通路1から通路9を介して反転通
路10内に導入される。このとき従動のリバース
ローラ23は固定配置のリバースローラ22から
離間しており、用紙はフイードローラ25により
反転通路10内を前進する。そして、前記通路9
内に臨むアクチユエータ19が用紙の先端を検知
してから所定時間経過すると、従動のリバースロ
ーラ23が他のリバースローラ22に接合し、両
リバースローラ22,23により用紙は反転通路
10から後端が先端方向に位置して通路18方向
に搬送される。このとき、フイードローラ25は
矢印方向へ反転し続けているが、このフイードロ
ーラ25は用紙に対し滑るような低摩擦係数の材
料により形成されているので、フイードローラ2
5の回転は用紙の逆送に影響を与えない。よつ
て、用紙は通路18から再送用通路12に搬送さ
れるが、このとき用紙はコピー済面が上向きとさ
れている。そして、この用紙は図示しない部位に
おいて再度反転された上で転写部に供給されるの
で、転写部においてはまだコピーされていない面
が上向きとなり両面コピーを行なうことができ
る。
つぎに、用紙のコピー済の面に再度コピーを行
なう多重コピーを行なうためには、用紙を反転通
路1内に導入する必要がないので、第1切換手段
13はソレノイドが付勢されて想像線位置にあ
り、第2切換手段20はソレノイドが消勢されて
想像線位置にあり、さらに第3切換手段38はソ
レノイドが消勢されて想像線位置にある。したが
つて、導入通路1からの用紙は通路15を介して
直接再送用通路12へ供給される。
また、表面排紙時には、第1切換手段13、第
2切換手段20、第3切換手段38ともソレノイ
ドが消勢されて第1切換手段13は実線位置、ま
た第2、第3切換手段20,38は想像線位置に
ありしたがつて、導入通路1からの用紙は、通路
9,32を介して直接排出通路11から排出され
る。
さらに、裏面排紙時には、第1切換手段13は
ソレノイドが消勢されて実線位置にあり、第2切
換手段20はソレノイドが付勢されて実線位置に
あり、さらに第3切換手段38はソレノイドが消
勢されて想像線位置にある。したがつて、導入通
路1からの用紙は通路9を介して反転通路10内
に導入され、スイツチバツクされた上で通路1
8,33を介して排出通路11から排出される。
このように本実施例によれば、3つの切換手段
13,20,38をソレノイドなどの駆動手段に
より切換えるだけで4通りの用紙の搬送を行なう
ことができ、簡単な構成により安定的に用紙の搬
送を行なえる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案に係る用紙の搬送装
置は、導入通路と、反転通路と、複写工程への再
送用通路と、排出通路とを有し、導入通路からの
用紙を反転もしくは非反転状態において再送用通
路へ、あるいは非反転状態において排出通路へ搬
送するようにした用紙の搬送装置において、前記
導入通路からの用紙を反転通路および排出通路方
向あるいは再送用通路方向に選択して搬送するた
めの第1切換手段と、この第1切換手段により導
入通路から排出通路および反転通路方向に搬送さ
れた用紙を排出通路に導く方向あるいは反転通路
に搬送し且つ反転通路から再送用通路に導く方向
に選択して搬送するための第2切換手段と、前記
反転通路に設けられ一方向に回転する駆動ローラ
と、用紙を逆送するために設けられこの駆動ロー
ラに接離して回転する従動ローラとを有している
ので、従来のもののようなカム、リンクなどを必
要とせずローラを一方向に回転させる等の簡単な
構成として安価に製造でき、切換手段を二方向に
切換えるだけで用紙を三方向に搬送させて用紙の
搬送を安定的になすことができるという優れた効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る用紙の搬送装置の実施例を
示す正面図である。 1……導入通路、9,15,18,32,33
……通路、10……反転通路、11……排出通
路、12……再送用通路、13……第1切換手
段、20……第2切換手段、38……第3切換手
段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 導入通路と、排出通路と、排出通路とは別個の
    反転通路と、複写工程への再送用通路とを有し、
    導入通路からの用紙を反転もしくは非反転状態に
    おいて再送用通路へ、あるいは非反転状態におい
    て排出通路へ搬送するようにした用紙の搬送装置
    において、前記導入通路からの用紙を反転通路お
    よび排出通路方向あるいは再送用通路方向に選択
    して搬送するための第1切換手段と、この第1切
    換手段により導入通路から排出通路および反転通
    路方向に搬送された用紙を排出通路に導く方向あ
    るいは反転通路に搬送し且つ反転通路から再送用
    通路に導く方向に選択して搬送するための第2切
    換手段と、前記反転通路に設けられ、一方向に回
    転する駆動ローラと、用紙を逆送するために設け
    られこの駆動ローラに接離して回転する従動ロー
    ラとを有してなる用紙の搬送装置。
JP13225384U 1984-08-31 1984-08-31 用紙の搬送装置 Granted JPS6146960U (ja)

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JP13225384U JPS6146960U (ja) 1984-08-31 1984-08-31 用紙の搬送装置

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JP13225384U JPS6146960U (ja) 1984-08-31 1984-08-31 用紙の搬送装置

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JPS6146960U JPS6146960U (ja) 1986-03-28
JPH0352761Y2 true JPH0352761Y2 (ja) 1991-11-15

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5541478A (en) * 1978-09-20 1980-03-24 Canon Inc Both side copying machine turning copying paper upside down
JPS5835553A (ja) * 1981-08-28 1983-03-02 Ricoh Co Ltd 多モ−ド複写機

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5541478A (en) * 1978-09-20 1980-03-24 Canon Inc Both side copying machine turning copying paper upside down
JPS5835553A (ja) * 1981-08-28 1983-03-02 Ricoh Co Ltd 多モ−ド複写機

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JPS6146960U (ja) 1986-03-28

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