JPS63196427A - 自動両面原稿送り装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、自動両面原稿送り装置に関し、特に、片面の
画像読取りが行なわれた後で、原稿の反転の動作を行い
、再び裏面の画像の読取りを行うようにプラテン上に送
り出すことが出来るように構成する装置において、原稿
反転の動作を行うための原稿搬送路を短縮することが出
来るような装置に関する。

（従来の技術） 従来より一般の自動両面複写機においては、複写機本体
の用紙搬送路に用紙反転機構等を設けておき、用紙の片
面にコピーを行った後で、該用紙を反転させて画像転写
部に向けて搬送し、そのコピーの裏面に画像を転写する
方法が一般に用いられている。

そして、そのような自動両面複写機においては、自動原
稿送り装置を一体に設けて、該自動原稿送り装置によっ
て、順次プラテン上にセットぎれる原稿の画像を読取り
、その後で、該原稿を反転させて再びプラテン上にセッ
トし、原稿の裏面の画像の読取りとコピーの裏面に対す
る画像の転写とを、自動的に連続して行い得るような装
置として構成される。

このような自動原稿送り装置においては、従来より種々
の機構のものが用いられており、例えば、特開昭６１−
２３０４０号公報に示されるような装置がある。この従
来例の装置は、第３図に示すように、プラテン２５上に
原稿搬送ベルト装置２６を設け、該原稿搬送ベルト装置
２６に対して自動原稿送り装置１ａを設け、該自動原稿
送り装置１ａの原稿トレイ２から、用紙３を原稿送り出
し装置５ｂによって送り出し、矢印で示されるような搬
送経路を通って、該プラテンの上に搬送するようになっ
ている。

また、原稿搬送ベルト装Ｍ２６によってブラテｊ　　　
　　ン上に搬送され、片面の画像の読取りが行われた原
稿は、その画像読取りの後で原稿搬送ベルト装置２６が
逆方向に駆動されることによって、反転部３０に向けて
搬送され、複雑な経路を通って再びプラテン上に送り込
まれ、その原稿の裏面の画像の読取りが行われ、その後
で排出トレイに向けて排出される。

これとは別に、特開昭６０−８８３４号公報に示される
例においては、プラテンの端部に面して略Ｕ字状の反転
通路を設け、片面の画像が読み取られた原稿を、原稿搬
送ベルト装置によって排出すると同時に、反転通路を通
すようにしている。

そして、該Ｕ字状の反転通路を通った原稿は、再び原稿
搬送ベルト装置によってプラテン上に搬送され、位置決
めが行われて、画像の読み取りが行われ、その画像を片
面複写済みの用紙の裏面に転写して、両面コピーとして
完成するようにする。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、上記したような従来の装置においては、
反転パスを原稿搬送路とは別に設けておき、原稿の反転
を行う際には、上記したように専用の反転路を用いるこ
とになるために、原稿トレイからの原稿送り出し系統と
、反転路とを別個に設けることが多い。

したがって、そのような装置においては、各作動部材を
別個に作動させるために、それぞれの原稿搬送路に駆動
機構を設けるとともに、各原稿搬送路に対してレジスト
レーション装置や、制ｔＩＩ装置等を配置することが必
要となり、それらの理由によって、装置の構成が比較的
複雑になるとともに、自動原稿送り装置の大形化が避け
られないことになる等の欠点が発生する。

それに加えて、従来の装置においては、反転パスが比較
的長いことから、原稿搬送路内でのジャムや、トラブル
の発生頻度が高くなる等の問題があり、その各動作部材
の１ｌｉ１１１１１等も複雑になる等の解決を要する問
題を多く有している。

（発明の目的） 本発明は、上記したような従来の装置の欠点を解消する
もので、原稿トレイからの原稿搬送路と、反転パスとを
途中で合流させることにより、原稿搬送路の構成を簡略
化出来るような装置を提供することを目的としている。

（問題点を解決するための手段および作用）本発明は原
稿トレイに収容された原稿をプラテン上に自動的に送り
込み、該プラテン上の所定の位置にセットして、画像の
読み取りを行うように構成してなる自動両面原稿送り装
置に関する。

本発明の自動原稿送り装置においては、プラテン上に可
逆方向に駆動されるような構成の原稿搬送ベルトを設け
、該プラテンと原稿トレイとの間に、Ｕターンパスを設
けるとともに、前記プラテンの端部とＵターンバスの途
中の内側の部分とを接続する反転パスを設け、原稿を該
原稿搬送路を通すことによって、プラテンにセットされ
た原稿を反転して、再び画像読み取り位置にセット出来
るように構成している。

本発明の自動両面原稿送り装置は、上記したように構成
したので、Ｕターンバスと反転パスとを重複させること
が可能になり、それによって、自勤原稿送り装置の構成
を簡素化出来るものとなり、装置を小形化することが出
来ることになる。

また、本発明の原稿搬送路では、Ｕターンパスの大部分
を共通に使用出来ることになるので、部品の数を減らす
ことが可能になり、それ等の作動部材の制御等も、容易
に行い得るものとなる。

（実施例） 図示される例にしたがって、本発明の自動両面原稿送り
装置の構成を説明する。

第１図に示されるように、本発明の自動原稿送り装置１
は、その本体の上部に原稿トレイ２を設け、該原稿トレ
イ２に収容された原稿３を原稿搬送路に向けて搬送出来
るようにされている。

自動原稿送り装置１の原稿トレイ２の側部に設けられる
フレーム４には、その内部に原稿トレイ２とプラテン２
５の端部とを接続するＵターンパス１０を設けている。

上記Ｕターンパス１０としては、原稿搬送路を略横向き
のＵ字状に構成し、上側の端部を原稿トレイに接続し、
下側の端部をプラテンと原稿搬送ベルトとによる搬送・
位置決め部材の端部に接続するような状態に構成するも
ので、フレーム内部に設けた両側一対のガイド板によっ
て構成する。

そして、このＵターンバスの始端部には、搬送ロー５６
とセンサー７を設けており、そのＵターンバスの途中に
は斜行ローラ１１を、終端部の手前の位置には、搬送ロ
ーラ１２とピンチローラ１３とによる搬送ローラ装置と
、センサー１４およびゲート１５を設けている。なお、
前記センサー１４は、ゲート１５によって停止される原
稿を検知して、ゲートを開く動作を指令するために用い
られる。

この実施例において、斜行ロー５１１は、原稿を原稿搬
送路の一方の側壁に接触させ、該側壁にそって移動させ
ることによって、Ｕターンパス１０内で原稿を移動させ
る途中で、サイドレジストレーションを行い得るように
するもので、その原稿がゲート１５により停止される状
態では、原稿の１側面がプラテンの画像読み取り装置に
対して、正確にレジストレーションが行われるように設
定されるものとなる。

複写機本体の画像読み取り装置の上部に設けられるプラ
テン２５の上部分には、原稿搬送ベルト装置２６が設け
られており、該原稿搬送ベルト装置２６を正逆方向に駆
動することによって、プラテン上で原稿を搬送出来るよ
うにされている。

この原稿搬送ベルト装置２６は、駆動プーリ２７と従動
プーリ２８とに掛は渡されているもので、駆動ブーりを
図示を省略した駆動装置によって、正転および逆転させ
ることにより、ベルトとプラテンとの間に挿入される原
稿をプラテンＬで摺動させ、図の左右方向に移動させ得
るようになっている。

本発明においては、Ｕターンパスの終端部付近のプラテ
ンとの接続部と、Ｕターンパス１０の始端部の近傍とを
結ぶようにして、反転パス２０を設けている。この反転
パス２０は、原稿を搬送するための搬送ローラ２１を設
けており、該搬送ローラ２１は、原稿をプラテン２５か
らＵターンパス１０の上部に向けて搬送する作用を行う
。

前記反転パス２０とＵターンバス１０とのプラテン側の
交差部に、切換爪１６を設けている。この切換爪１６は
、ソレノイド等のような駆動部材によって揺動されるよ
うに構成される。しかし、本発明の場合には、切換爪１
６としては、単にプラスチック製の薄いシート（例えば
、マイラー・・・・・・商品名）を用い、一方向弁のよ
うな動作を行わせるようにすることも可能であり、その
他に、任意の原稿搬送路切換え磯構を用いることが出来
るものである。

本発明の上記した実施例において、反転パス２０の他端
部はＵターンパス１０の上部の斜行ローラ１１よりも上
流の位置に接続される。そして、該反転パス２０を経て
、Ｕターンパス１０１．：導入される原稿に対して、斜
行ローラ１１によって、原稿に対するサイドレジストレ
ーションが行われるようになっている。

次に、上記したような構成を有する本発明の自動原稿送
り装置１において、原稿の搬送を行う場合の各部材の動
作を説明する。

■　最初に、原稿トレイ２からパドルフィーダー５によ
り搬出される原稿３は、搬送ローラ６に挟持される位置
まで送り出される。

■　そして、該原稿をセンサー７が検知するとパドルフ
ィーダー５は停止され、次の原稿の送り出しが行われな
いように設定される。その後で、原稿が斜行ローラ１１
にまで搬送されるタイミングを見て、搬送Ｏ−ラ６のニ
ップは解除され、原稿は斜行ローラのみによって搬送さ
れる。

■　斜行ローラ１１によって搬送されながらサイドレジ
ストレーションが補正された原稿は、Ｕターンパスの終
端部付近で閉じられているゲート１５に突き当てられて
停止し、そのスキューが補正される。

■　搬送ローラ装置のビンヂローラ１３が揺動されて原
稿をニップし、ゲート１５を聞き、原稿搬１　　　　　
送ベルト装置２６によって原稿をプラテン２５の上で搬
送し、レジストレーション位置を合わせて停止させ、原
稿の表面の複写を行う。

■　原稿の表面の複写を行った後で、原稿搬送ベルト装
置２６を逆転方向に駆動し、それと同時に、切換爪１６
を下向きに揺動させ、該切換爪１６の上面を通って原稿
が反転バス２０に案内され、搬送ローラ２１によって運
ばれて、Ｕターンバス１０に合流する。

■　Ｕターンバス１０に案内された原稿は、表裏面が反
転された状態で、再び斜行ロー５１１による斜行補正が
行われ、ゲート１５により一時停止されて、原稿搬送ベ
ルト装置２６によってプラテン２５上に運ばれ、裏面の
画像の読み取りが行われる。

■　その後で、原稿は、再び原稿搬送ベルト装置２６に
よって図の右側に搬送され、反転パス２０、Ｕターンバ
ス１０を通って再びプラテン２５の上を左方向に搬送さ
れて、外部の原稿収容トレイに排出されることになる。

上記した本発明の原稿の移動の動作を、第２図の原稿搬
送路で矢印によって説明すると、Ｕターンバス１０内、
および、反転バス２０内を移動される原稿は、すべて、
時計方向に移動されることになるので、本発明の装置に
おいては、搬送ローフ、斜行ローラ等の駆動機構は可逆
駆動装置等を用いることを必要としないものとして構成
される。

そのために、本発明の装置においては、原稿搬送路に設
ける駆動ローラや斜めローラ等の各作動部材は、単純に
一方向にのみ回転される装置として構成することになり
、原稿の検知を行うためのセンサー等も、容易に原稿の
後端部の検知に用いることが出来るものとなる。

したがって、本発明の自動両面原稿送り装置においては
、原稿搬送ベルト装置２６のみを正逆回転可能な装置と
して設けることになる。この原稿搬送ベルト装置は、従
来より自動原稿送り装置においては、正逆回転可能な装
置として設けられていたものであるから、特に、本発明
によって必要とされる装置ではなく、通常用いられてい
る装置を用いることによって、充分に対応が可能なもの
である。

（発明の効果） 本発明の自動両面原稿送り装置は、上記したような構成
を有するものであるから、原稿トレイからの原稿搬送路
と、反転パスとを共通に使用することが出来るので、自
動原稿送り装置の原稿搬送路を単純なものとして構成す
ることが可能になる。

また、本発明の自動両面原稿送り装置においては、原稿
搬送路内では原稿が同一方向にのみ搬送されるので、そ
の駆動機構を簡素化出来るものであり、斜行ローラやゲ
ートを表裏面の複写の際に、共通に使用が可能になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の自動原稿送り装置の構成を示す説明図
、第２図は本発明の自動原稿送り装置における原稿の移
動経路の説明図であり、第３図は従来例の自動原稿送り
装置の構成を示す説明図である。 図中の符号 １・・・・・・自動原稿送り装置、２・・・・・・原稿
トレイ、３・・・・・・原稿、４・・・・・・フレーム
、５・・・・・・パドルフィーダー、６・・・・・・排
出ローラ、７・・・・・・センサー、１０・・・・・・
Ｕターンバス、１１・・・・・・斜行Ｏ−ラ、１２・・
・・・・搬送ローラ、１３・・・・・・ピンチローラ、
１４・・・・・・センサー、１５・・・・・・ゲート、
１６・・・・・・切換爪、２０・・・・・・反転バス、
２１・・・・・・搬送ローラ、２５・・・・・・プラテ
ン、２６・・・・・・原１ｆｉ４搬送ベルト装置、２７
・・・・・・駆動プーリ、２８・・・・・・従動プーリ
。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 原稿トレイに収容された原稿をプラテン上に自動的に送
   込み、該プラテン上の所定の位置にセットして、画像の
   読取りを行うように構成してなる装置において、 該プラテンガラス上に可逆駆動され得るような構成の用
   紙搬送ベルト装置を設け、 該プラテンと原稿トレイとの間に、略Ｕターン状の原稿
   搬送路を設けるとともに、 前記プラテンの端部と、Ｕターン状の原稿搬送路の途中
   の内側の部分とを接続する反転搬送路を設け、原稿を該
   搬送路を通すことにより、プラテン上にセットされた原
   稿を反転して、再び画像読取り位置にセット出来るよう
   に構成することを特徴とする自動両面原稿送り装置。