JPH0352497Y2 - - Google Patents

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JPH0352497Y2
JPH0352497Y2 JP1985094635U JP9463585U JPH0352497Y2 JP H0352497 Y2 JPH0352497 Y2 JP H0352497Y2 JP 1985094635 U JP1985094635 U JP 1985094635U JP 9463585 U JP9463585 U JP 9463585U JP H0352497 Y2 JPH0352497 Y2 JP H0352497Y2
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bore
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plate
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bore holding
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は主して子供の防寒用耳覆い具に係り、
殊更そのボアー保持盤と、これにかぶせ付けられ
るボアーの押えカバー盤とを簡易に、しかも安定
良く組立て得るようにすると共に、その組立上保
温材のボアーを垂るみや重なり、位置ズレなどが
生じない確固な押圧状態に保持できるよう改善し
たものである。
以下、図示の実施例に基いて本考案の具体的構
成を詳述すると、本考案の耳覆い具は第1〜4図
の全体図から示唆されるように、1個のヘツドア
ームAと、その下部両端に取付けられる左右一対
づつのボアーB、そのボアー保持盤C並びに押え
カバー盤Dとから成り立つており、更に好ましく
はそのカバー盤Dに化粧盤Eも被着されるように
なつている。
即ち、先づヘツドアームAは着用者の頭にフイ
ツトされるものとして、第1,2図のように合成
樹脂の帯板材から弾性変形可能な倒立U字型に弯
曲形成されており、その下部両端位置の裏面側に
は取付高さ調整用ノツチ10が、一定間隔をおく
水平状態に平行列設されていると共に、同じく下
部両端位置の表面側にはノツチ10と平行な一条
の抜け止め用切欠11も設けられている。12は
そのヘツドアームAにおける中途段部の表面側に
列設された化粧用切欠、13は同じくヘツドアー
ムAにおける上半部の所謂木口面(前後両面)に
点在配置された装飾用凹溝であり、ヘツドアーム
Aの弾性変形作用を促すことにも機能する。
次に、ボアー保持盤Cは第5〜8図に抽出する
通り、やはり合成樹脂から全体として径大な浅い
(背低い)円錐カツプ型に成形されており、これ
には柔軟な保温シート材としてのボアーBが、そ
の方形にカツトされた状態のもとで、その開口す
る裏面側から施蓋する如くにかぶせ付けられるこ
とになる。14はその円錐表面の中央部から突設
された水平な一条の取付軸であり、上記ヘツドア
ームAの調整用ノツチ10へ、その択一的な挿入
係合作用による取付高さの調整自在として取付け
られる。
その場合、図例から明白なように取付軸14と
ノツチ10とは、その相互円弧接触面において係
止し合うようになつているため、その取付軸14
の支点廻りにボアー保持盤Cは若干起伏作用する
ことができ、従いヘツドアームA自身の弾性変形
作用とも相俟つて、ボアーBを着用者の耳へ効果
的に密着させることができることになる。
15は同じくボアー保持盤Cにおける円錐表面
の周縁近傍位置に、その輪郭形状との同心円をな
す如く形成された環状凹溝であり、この内部には
押えカバー盤Dの開口周縁部16が正しく嵌め込
まれる。17はその環状凹溝15を分断する如
く、やはり円錐表面の中途部に凹入形成された合
計4個の点在凹溝であつて、その各溝底面が貫通
開口されており、この内部にはボアーBの四隅が
シワ寄りなどを起すことなく、逃し入れられるよ
うになつている。18はその点在凹溝17におけ
る溝底面の開口縁部を示唆している。19はボア
ー保持盤Cの中央部へU字型に切り欠かれた通孔
であり、この切り欠きにより区画された内部が弾
性片19aとして、表裏方向への起伏状に弾性変
形し得るようになつている。そして、上記取付軸
19はこの弾性片19aの表面から一定高さに突
出されているのである。
又、ボアーBの押えカバー盤Dは第9〜13図
のように、合成樹脂から全体としてボアー保持盤
Cよりも径小な深い(背高い)円錐カツプ型に成
形されており、上記ボアー保持盤Cの円錐表面へ
言わば積み重ねる如く、取付け得るようになつて
いる。つまり、押えカバー盤Dにおけるフラツト
な表面の周縁近傍部からは裏面側に向かつて、垂
直状態のもとで平行する一対の係止爪20が突設
されており、その突出先端部がボアー保持盤Cに
おける上記点在凹溝17の開口縁部18へ、楔の
如く係脱自在に係止作用するようになつている。
しかも、その係止作用時にはカバー盤Dの開口周
縁部16が、ボアー保持盤Cの上記環状凹溝15
内へ嵌合するようにもなつているのである。
21は同じくフラツトな表面の中央位置から、
ボアー保持盤Cの上記取付軸14と対峙する如
く、裏面側に向かつて突設された一条の水平な係
止凹条であり、ヘツドアームAの上記抜け止め用
切欠11と係止作用することによつて、そのヘツ
ドアームAに対するカバー盤Dの抜け止めが達成
されている。そのカバー盤Dにおける円錐表面の
一部は若干上方へ延長されており、その円周面に
はヘツドアームAの導入孔22が開口されてい
る。
更に、23はその導入されるヘツドアームAを
正しく位置決め案内する一対のガイド板であり、
カバー盤Dのフラツトな表面から裏面側に向か
い、上記係止爪20と平行する垂直な配列状態と
して突設されていると共に、それ自身カバー盤D
の補強リブ機能も果している。ヘツドアームAが
上記係止爪20に衝当する如く振れ動くおそれ
は、このガイド板23によつて確実に防止され、
従いそのヘツドアームAに対してボアー保持盤C
やカバー盤Dを安定良く確固に組立てることがで
きることとなる。24はそのカバー盤Dの円錐表
面に付与された装飾用の凹溝である。
各種キヤラクターなどが印刷やその他の手段に
より施された表示シール体25は、これを上記カ
バー盤Dにおけるフラツトな表面に貼着すること
ができるけれども、一層好ましくは図例のような
別個の合成樹脂製化粧盤Eに表示シール体25を
貼着し、その化粧盤Eから裏面側に向かつて突出
する一対の脚爪26を、カバー盤Dのフラツトな
表面に対応形成された係止孔27へ嵌合固定する
ことが良い。これによつて、例えばツートンカラ
ーの化粧効果なども得られるからである。
上記のように構成された耳覆い具では、方形に
カツトしたボアーBの裏面上にボアー保持盤Cを
置き、その四隅位置がボアー保持盤Cの点在凹溝
17内へ逃げ入るように対応させ乍ら、そのボア
ーBをボアー保持盤Cへ捲き込み状にかぶせ付け
て後、そのボアーBの押えカバー盤Dにおける係
止爪20をボアー保持盤Cの開口縁部18へ係止
させることにより組立てることができる。そのボ
アーBはカバー盤Dの開口周縁部16と、ボアー
保持盤Cの環状凹溝15との嵌合作用により確実
に挟持され、そのシワ寄りや重なりなどの不正姿
勢も、ボアー保持盤Cの点在凹溝17により効果
的に吸収されることになる。
その場合、第14,15図並びに第17,18
図の部分変形例に示すように、押えカバー盤Dの
開口周縁部16から複数個の点在する凸子28を
一体突出させ、これと対応する受け入れ孔29を
ボアー保持盤Cにおける環状凹溝15の溝底面に
貫通形成して、その凸子28と受け入れ孔29と
を強制的に嵌合させることにより、ボアーBの挟
持状態における位置ズレなどを、一層完全に防止
することが好適である。又、第6図と対応する第
16図にボアー保持盤Cの別な部分的変形例を示
す通り、そのボアー保持盤Cの点在凹溝17を言
わば仕切る如く、開口縁部18と平行な仕切条杆
30を列設して、その開口縁部18に係止する押
えカバー盤Dにおける係止爪20の退動作用を規
制し、安定・確実な係止状態を得られるように構
成することが好適である。何れにしても、そのボ
アー保持盤Cと押えカバー盤Dとの組立て後に、
そのカバー盤Dの円周面に開口する導入孔22か
ら両ガイド板23に沿つて、ヘツドアームAの下
部両端を差し込むことにより、そのヘツドアーム
Aの高さ調整用ノツチ10と抜け止め用切欠11
を、向かい合うボアー保持盤Cの取付軸14と押
えカバー盤Dの係止凸条21へ、第1〜4図のよ
うに各々係合させて、その相互の抜け出ない使用
状態に保つことができるのである。
又、上記ボアー保持盤Cの取付軸14は、その
U字型の切り欠きにより区画された弾性片19a
から突出されているため、そのボアー保持盤Cと
ヘツドアームAとの相対的な取付高さを調整操作
するに際しても、その弾性片19aの起伏的な弾
性変形作用によつて、上記調整用ノツチ10に対
する取付軸14の所謂掛け替え的な係合作用を、
極めて円滑に達成させることができ、その場合ヘ
ツドアームAは取付軸14と対峙する押えカバー
盤Dの係止凸条21によつて、表面側から挟み拘
束されているため、上記弾性片19aの復元弾性
力とも相俟ち、その抜け止め状態としても確実に
維持される結果となる。
以上のように、本考案の防寒用耳覆い具ではそ
の構成上、合成樹脂の帯板材から弾性変形可能な
倒立U字型に弯曲形成されたヘツドアームAと、 そのヘツドアームAの下部両端に各々取付けら
れるべく、合成樹脂から全体として径大な浅い円
錐カツプ型に形成されたボアー保持盤Cと、 その各ボアー保持盤Cにかぶせ付けられる方形
な保温材のボアーBと、 上記ボアー保持盤Cにかぶせ付けられたボアー
Bを押え固定すべく、やはり合成樹脂からボアー
保持盤Cよりも径小な深い円錐カツプ型に形成さ
れた押えカバー盤Dとを備え、 上記ヘツドアームAの下部両端には、水平状態
のもとで平行する取付高さ調整用ノツチ10と、
これに平行する一条の抜け止め用切欠11との表
裏一対を刻成し、 上記ボアー保持盤Cの中央部には、U字型通孔
19の切り欠きにより区画される弾性片19aを
設けて、その弾性片19aの表面から水平な一条
の取付軸14を突出させる一方、 同じくボアー保持盤Cの周縁近傍部と中途部に
は、各々押えカバー盤Dの開口周縁部16を受け
入れる環状凹溝15と、ボアーBの四隅を逃し入
れる開口形態の点在凹溝17とを対応形成すると
共に、 上記押えカバー盤Dの中央部には、その垂直状
態のもとで平行する一対のヘツドアーム受け入れ
用ガイド板23と、その両ガイド板23の相互間
を水平に横断しつつ、上記ボアー保持盤Cの取付
軸14と対峙する一条の係止凸条21とを、その
何れも裏向きに突出させる一方、 同じく押えカバー盤Dの周縁近傍部には、上記
ボアー保持盤Cに開口する点在凹溝17の開口縁
部18と係止し合う一対の楔状係止爪20を、上
記ガイド板23との平行な配列状態としてやはり
裏向きに突出させて、 上記ボアーBの四隅がボアー保持盤Cの点在凹
溝17内へ逃げ入るように、そのボアーBをボア
ー保持盤Cへかぶせ付けた上、そのボアー保持盤
Cの円錐表面へ押えカバー盤Dを積み重ねる如
く、その押えカバー盤Dの楔状係止爪20をボア
ー保持盤Cにおける点在凹溝17の開口縁部18
へ係止させて、上記ボアーBをその押えカバー盤
Dの開口周縁部16と、ボアー保持盤Cの環状凹
溝15との嵌合作用により挟持固定すると共に、 上記押えカバー盤Dの円周面に開口する導入孔
22から両ガイド板23に沿つて、ヘツドアーム
Aの下部両端を差し込むことにより、そのヘツド
アームAの高さ調整用ノツチ10と抜け止め用切
欠11を、ボアー保持盤Cの取付軸14と押えカ
バー盤Dの係止凸条21へ、各々係合させるよう
に設定してあるため、その全体として頗る簡便に
組立てることができるにも拘らず、一旦組立完成
した後にはボアーBを、その垂るみや皺寄り、位
置ズレなどのおそれなく確実に固定でき、又その
ヘツドアームAに対するボアー保持盤Cやカバー
盤Dの取付状態としても、不慮に離脱のおそれが
なく安定化し得るのである。
即ち、本考案ではボアー保持盤Cとその押えカ
バー盤Dが、合成樹脂の成形品であると雖も割れ
難く、しかも前者はボアーBをかぶせ付けフイツ
トさせやすい径大な円錐カツプ型として、又後者
はそのボアー保持盤Cへの積み重ね式に押え付け
やすい径小な円錐カツプ型として、各々形成され
ているばかりでなく、特にボアー保持盤Cに開口
する点在凹溝17内へ、四隅が逃げ入るようにか
ぶせ付けたボアーBを、そのボアー保持盤Cの円
錐表面に付与された環状凹溝15と、カバー盤D
の開口周縁部16との凹凸嵌合作用によつて正し
く表裏方向から挟持固定するようになつているた
め、そのボアー保持盤Cとカバー盤Dとの位置ズ
レするおそれがなく、又ボアーBをなす保温材の
厚み変化に左右されるおそれもなく、そのボアー
Bを勿論四隅の皺寄りなどが起らない状態とし
て、常に安定・確固に保持できる効果がある。
この点、本出願人が先に提案した実開昭58−
7822号では、仮令ボアー捲付環19に立設したフ
ツク板24を、ボアー押え環20に開口する係止
孔27へ係止させるようになつているとしても、
その捲付環19における径大なリング鍔21の内
周面と、押え環20における径小なリング枠25
の外周面との相互間によつて、ボアー18を挟持
固定する構成である限り、そのボアー18の保温
材が厚く又は薄く変化したような場合、その組立
嵌合操作の困難や、逆なボアー18の固定不能を
生じやすく、その相互の直径寸法についても、製
作上高精度を要求されることになる。
このような問題は実公昭59−29925号にあつて
も、その構成上外枠7の内周面と押え枠8の外周
面との相互間によつて、ボアー6を挟持するよう
になつている以上、全く同様に生ずるばかりでな
く、特にこの実公昭59−29925号では外枠7の係
止孔9が、これにかぶせ付けられるボアー6によ
つて、完全に覆い隠されることになる結果、その
後押え枠8の係合突起12との位置合わせも困難
となり、その簡便に組立てることもできない。
更に、上記公知の二考案は合成樹脂製品である
処、前者ではその捲付環19のリング鍔21と押
え環20のリング枠25、又後者では外枠7が何
れも割れや不正変形を生じやすい。蓋し、比較的
に単純な輪形態をなしているに過ぎないからであ
る。
これに対する本考案の場合、ボアー保持盤Cと
押えカバー盤Dとは、その直径寸法につき大小相
違されているけれども、径大な前者の内周面と径
小な後者の外周面との相互間によつて、ボアーB
を挟持固定するものではなく、その径大なボアー
保持盤Cの環状凹溝15と、径小押えカバー盤D
の開口周縁部16との言わば凹凸嵌合作用によつ
て、その正しく表裏方向からボアーBを挟持固定
するようになつているため、上記した公知考案の
諸問題を生じない。
又、その組立操作を行なうに当つても、径大な
ボアー保持盤Cの環状凹溝15へ、径小な押えカ
バー盤Dの開口周縁部16を落し入れる如く、表
面側から積み重ね状に押し込むだけで足る。その
際、ボアー保持盤Cには先にボアーBがかぶせ付
けられているとしても、その環状凹溝15の位置
を明確に視認することができ、又これに押えカバ
ー盤Dの開口周縁部16を嵌合させれば、その仮
りに固定維持された状態のもとで、押えカバー盤
Dから裏向きに突出する楔状の係止爪20が、ボ
アー保持盤Cにおける点在凹溝17の開口縁部1
8へ係止することになるので、上記組立操作も著
しく簡便に行なうことができるのである。
更に、上記のような理由に基き、ボアー保持盤
Cと押えカバー盤Dとの製作上における寸法精度
も、その制約を受けることなく決定することがで
き、又何れも円錐カツプ型をなしているため、そ
の組立操作中における不正変形や割れなどを生ず
るおそれもなく、耐用性を向上させ得る効果があ
る。
上記のように組立られた状態では、本考案の場
合ボアー保持盤Cにおける円錐表面の中央部に突
出する取付軸14と、押えカバー盤Dの中央部か
ら裏向きに突出する係止凸条21とが、正しく対
峙するようになつていると共に、その相互間へ差
し込まれたヘツドアームAの取付高さ調整用ノツ
チ10と抜け止め用切欠11が、上記取付軸14
と係止凸条21へ各々対応的に係合されるように
なつているため、ヘツドアームAとの相対的な取
付高さが如何に変化したとしても、常に安定な離
脱のおそれがない組立状態を保てるのである。
特に、ボアー保持盤Cにおける円錐表面の中央
部には、U字型通孔19の切り欠きによつて弾性
片19aが区画形成されていると共に、その弾性
片19aの表面から取付軸14が突設されている
ため、その弾性片19aの表裏方向に動く弾性変
形作用によつて、上記ヘツドアームAの差し込み
や高さ調整の操作を円滑に行なえるのであり、そ
れにも拘らず一旦差し込み完了した後には、その
弾性片19aの復元弾性力とも相俟つて、ヘツド
アームA側のノツチ10や切欠11と、ボアー保
持盤Cの取付軸14や押えカバー盤Dの係止凸条
21との係合状態を、効果的に強化することがで
きることとなる。
その場合、ボアー保持盤Cの取付軸14とヘツ
ドアームAのノツチ10とを、その相互の円弧接
触面において係合させることにより、その取付軸
14の支点廻りにボアー保持盤Cを起伏作用させ
得るように関係設定するならば、着用者の耳に対
する好適な密着状態も常に得られることになるの
で、著しく有益であると言える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の組立状態を示す一部破断の正
面図、第2図は第1図の2−2線断面図、第3,
4図は第2図の3−3線並びに4−4線に沿う各
断面図、第5〜7図はボアー保持盤を抽出した示
す正面図、背面図並びに平面図、第8図は第5図
の8−8線断面図、第9〜11図は同じく押えカ
バー盤を抽出して示す正面図、背面図並びに側面
図、第12,13図は第9図の12−12線並び
に13−13線に沿う各断面図、第14,15図
は第5,8図に対応するボアー保持盤の部分変形
例を示す正面図と断面図、第16図は第6図に対
応するボアー保持盤の別な部分変形例を示す背面
図、第17,18図は第10,12図に対応する
押えカバー盤の部分変形例を示す背面図と断面図
である。 A……ヘツドアーム、B……ボアー、C……ボ
アー保持盤、D……押えカバー盤、E……化粧
盤、10……ノツチ、14……取付軸、15……
環状凹溝、16……開口周縁部、17……点在凹
溝、18……開口縁部、20……係止爪、21…
…係止凸条、22……導入孔、23……ガイド
板、25……表示シール体、28……凸子、29
……受け入れ孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 合成樹脂の帯板材から弾性変形可能な倒立U
    字型に弯曲形成されたヘツドアームAと、 そのヘツドアームAの下部両端に各々取付け
    られるべく、合成樹脂から全体として径大な浅
    い円錐カツプ型に形成されたボアー保持盤C
    と、 その各ボアー保持盤Cにかぶせ付けられる方
    形な保温材のボアーBと、 上記ボアー保持盤Cにかぶせ付けられたボア
    ーBを押え固定すべく、やはり合成樹脂からボ
    アー保持盤Cよりも径小な深い円錐カツプ型に
    形成された押えカバー盤Dとを備え、 上記ヘツドアームAの下部両端には、水平状
    態のもとで平行する取付高さ調整用ノツチ10
    と、これに平行する一条の抜け止め用切欠11
    との表裏一対を刻成し、 上記ボアー保持盤Cの中央部には、U字型通
    孔19の切り欠きにより区画される弾性片19
    aを設けて、その弾性片19aの表面から水平
    な一条の取付軸14を突出させる一方、 同じくボアー保持盤Cの周縁近傍部と中途部
    には、各々押えカバー盤Dの開口周縁部16を
    受け入れる環状凹溝15と、ボアーBの四隅を
    逃し入れる開口形態の点在凹溝17とを対応形
    成すると共に、 上記押えカバー盤Dの中央部には、その垂直
    状態のもとで平行する一対のヘツドアーム受け
    入れ用ガイド板23と、その両ガイド板23の
    相互間を水平に横断しつつ、上記ボアー保持盤
    Cの取付軸14と対峙する一条の係止凸条21
    とを、その何れも裏向きに突出させる一方、 同じく押えカバー盤Dの周縁近傍部には、上
    記ボアー保持盤Cに開口する点在凹溝17の開
    口縁部18と係止し合う一対の楔状係止爪20
    を、上記ガイド板23との平行な配列状態とし
    てやはり裏向きに突出させて、 上記ボアーBの四隅がボアー保持盤Cの点在
    凹溝17内へ逃げ入るように、そのボアーBを
    ボアー保持盤Cへかぶせ付けた上、そのボアー
    保持盤Cの円錐表面へ押えカバー盤Dを積み重
    ねる如く、その押えカバー盤Dの楔状係止爪2
    0をボアー保持盤Cにおける点在凹溝17の開
    口縁部18へ係止させて、上記ボアーBをその
    押えカバー盤Dの開口周縁部16と、ボアー保
    持盤Cの環状凹溝15との嵌合作用により挟持
    固定すると共に、 上記押えカバー盤Dの円周面に開口する導入
    孔22から両ガイド板23に沿つて、ヘツドア
    ームAの下部両端を差し込むことにより、その
    ヘツドアームAの高さ調整用ノツチ10と抜け
    止め用切欠11を、ボアー保持盤Cの取付軸1
    4と押えカバー盤Dの係止凸条21へ、各々係
    合させるように設定したことを特徴とする防寒
    用耳覆い具。 2 ボアー保持盤Cの取付軸14とヘツドアーム
    Aのノツチ10とを、その相互の円弧接触面に
    おいて係合させることにより、その取付軸14
    の支点廻りにボアー保持盤Cを起伏作用させ得
    るように関係設定したことを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲・第1項記載の防寒用耳覆い
    具。
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JPS5929925Y2 (ja) * 1977-09-02 1984-08-27 川畑 菊盛 耳あて
JPS587822U (ja) * 1981-07-06 1983-01-19 田口帽子株式会社 耳おおい具

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JPS623526U (ja) 1987-01-10

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