JPH0749267Y2 - 冷却塔における外装材取付装置 - Google Patents

冷却塔における外装材取付装置

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JPH0749267Y2
JPH0749267Y2 JP1990062855U JP6285590U JPH0749267Y2 JP H0749267 Y2 JPH0749267 Y2 JP H0749267Y2 JP 1990062855 U JP1990062855 U JP 1990062855U JP 6285590 U JP6285590 U JP 6285590U JP H0749267 Y2 JPH0749267 Y2 JP H0749267Y2
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exterior
cooling tower
fitting
frame
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哲也 山田
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Yazaki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は冷却塔における外装材取付装置に係り、特に冷
却塔の側面に側板等の外装材を容易に組付けることので
きる外装材取付装置に関する。
〔従来の技術〕 第4図は一般的な向流式角形冷却塔を示す図であり、冷
却塔の各側面に外装材1がそれぞれユニット化されて組
付けられている。
外装材1のサイズ及び断面形状は各種あり、一様ではな
いが、第5図及び第6図は外装材1の代表的な断面形状
とその構造を示したものである。それぞれ、フレーム材
2よりフック片3を突起させて、外装材1の端部をフッ
ク片3の内側へ挿入させて組付けるもので、第5図のも
のは横方向、第6図のものは縦方向より外装材を挿入さ
せるようになっている。(例えば、実公平1-25918号公
報参照。) 〔考案が解決しようとする課題〕 しかしながら、従来の第5図又は第6図のものにあって
は、前者(例えば、実公平1-25918号公報記載のも
の。)では外装材をしっかりと固定することは可能であ
るが、逃げがないので組付けがやりにくく、また、後者
では組付けを容易にするためにそれぞれのクリアランス
を大きくとるので、組付け後のガタ付きがひどく、外装
材の姿勢を保持できないという問題があった。
本考案の目的は上記問題点を解消するためになされたも
ので、冷却塔における外装材(側板)のユニット組立て
を容易とし、かつ組付け後の姿勢保持を正確に行なうこ
とのできる外装材取付装置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために本考案は、冷却塔を構成す
る構格のフレーム材(10)に、側板等の外装材(11)を
取付ける取付部(19)と、前記外装材(11)の互いに隣
接する一側端部(11A)の嵌合部(16)へ、他側端部(1
1B)の嵌入部(18)を嵌め合わせて接合する接合部(1
5)とを有する冷却塔における外装材取付装置におい
て、前記外装材(11)どうしの接合部(15)は、前記フ
レーム材(10)から離れて独立し、かつ前記外装材の外
表面より内側に設けられ、前記一側端部(11A)には、
隣接する他側端部(11B)に対向するスリット状の開口
端(17)を有する横断面円筒形状の嵌合部(16)が形成
され、前記他側端部(11B)には、前記スリット状開口
端(11)から前記嵌合部(16)へ嵌入されて内接する円
筒状の嵌入部(18)が形成されているとともに、前記フ
レーム材(10)と前記外装材(11)との取付部(19)
は、前記フレーム材(10)に前記外装材(11)と対向す
る部位に切欠き孔(12)を形成し、該切欠き孔(12)に
ルーズに嵌入するリブ(13)を前記外装材(11)に設
け、該リブ(13)にはバネ式端材部(14)が設けられ、
該バネ式端材部(14)の復元力によって外装材(11)の
リブ(13)が切欠き孔(12)の内側からフレーム材(1
0)に押圧される構造であることを特徴とする冷却塔に
おける外装材取付装置。
〔作用〕
上記構成によれば、外装材どうしの接合部は、互いに嵌
め合わされて拘束される以外には、フレーム材からも離
れて独立しており、接合部の外周囲に拘束するものがな
いので、凹側となる嵌合部のスリットを、凸側となる嵌
入部の挿入とともに、自由に開くことができる。そのた
め、外装材どうしを嵌合するだけで接合できるので、外
装材ユニットの組付けが容易である。しかも、この接合
部が外装材表面より内側の凹部に形成され、外装材表面
より突出しないので、美観に優れ、耐衝撃性も優れたも
のとなる。
また、フレーム材と外装材との取付部は、外装材のリブ
をフレーム材の切欠き孔に挿入するときに、バネ式端材
部を内側に押し込めて挿入することができ、このバネ式
端材部自身は切欠き孔の中でもとに戻ろうとするので、
外装材のリブをフレーム材に押しつけ密着させる。その
ため、外装材のがたつきが防止され、冷却塔の運転時に
びびり音を発生することがない。
さらに、切欠き孔にリブがルーズに嵌入しているため、
外装材どうしの円筒形状が組み合わされた接合部は互い
に回転することが可能であり、外装材の組付け調整が極
めて容易となり、また、外装材の一部の取外しあるいは
取付けも可能となり、メンテナンス上も有利である。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を、図面を参照して説明する。
第1図は本実施例の構成で、フレーム材10と外装材11と
の取付部19は、フレーム材10に外装材11の側板幅ピッチ
で切欠き孔12を形成し、切欠き孔12にルーズに嵌入する
リブ13を外装材11に設け、リブ13には枝分れしたバネ式
端材部14が設けられ、バネ式端材部14の復元力によって
外装材11のリブ13が切欠き孔12の内側からフレーム材10
に押圧される構造であると共に、外装材11には、並設す
る外装材どうしを嵌合して接続する接合部15が設けられ
ている。第1図から明らかなように、外装材11どうしの
接合部15は、フレーム材10から離れて独立し、かつ外装
材11の外表面11Cより内側(フレーム10側)に設けら
れ、互いに隣接する外装材どうしが拘束し合う以外はフ
リーになっている。
第2図は、第1図の取付部19の詳細図である。第2図に
詳細を示すように、フレーム材10の切欠き孔12は外装材
11のリブ13の断面形状より大きく切欠かれており、リブ
13の挿入を容易にしている。また第2図の破線はバネ式
端材部14がフリーの状態のときの位置を示すものであ
り、リブ13をフレーム材10の切欠き孔12に挿入するとき
に、バネ式端材部14は内側へ押し込めて挿入され、もと
に戻ろうとする復元力によって切欠き孔12内でリブ13を
フレーム10に密着させることになる。
また、外装材11どうしの接合部15は、第3図に示すよう
に、外装材11の一方の側端部11Aの嵌合部16のスリット
状に開口している開口端17を外側に開き、隣接する外装
材11の他方の側端部11Bの嵌入部18を、図中破線矢印で
示すように横方向より容易に嵌合させることができる。
また、開口端17を若干外側へ開かせておけば、縦方向よ
り嵌入部18を挿入させることも可能である。そして、第
3図から明らかなように、嵌合部15は、外装材11の外表
面11Cより内側に設けられて凹部15Aが形成され、外装材
11の一方の側端部11Aの嵌合部16と、他方の側端部11Bの
嵌入部18とは、横断面円筒形状に形成され、嵌入部18が
嵌合部16内に内接している。
〔考案の効果〕
上述のとおり本考案によれば、次のような優れた実用的
効果がある。
(1) 外装材ユニットの組付けが容易である。
(2) 外装材およびフレーム材との嵌合でそれぞれ保
持されているのでガタ付きがない。
(3) フレーム材の形状が切欠きであるため、外装材
が内側へ入り、冷却塔のスペックもサイズダウンされ
る。
(4) 外装材どうしの接合部が凹部内に形成されてい
るので、美観に優れ、耐衝撃性も優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2図は本実
施例における外装材とフレームとの取付詳細を示す断面
図、第3図は本実施例における外装材どうしの接合詳細
を示す断面図、第4図は一般的角形冷却塔の斜視図、第
5図及び第6図はそれぞれ従来例を示す断面図である。 10……フレーム材、11……外装材、11A、11B……側端
部、11C……外装材表面、12……切欠き孔、13……リ
ブ、14……バネ式端材部、15……接合部、15A……凹
部、16……嵌合部、17……開口端、18……嵌入部、19…
…取付部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷却塔を構成する構格のフレーム材(10)
    に、側板等の外装材(11)を取付ける取付部(19)と、
    前記外装材(11)の互いに隣接する一側端部(11A)の
    嵌合部(16)へ、他側端部(11B)の嵌入部(18)を嵌
    め合わせて接合する接合部(15)とを有する冷却塔にお
    ける外装材取付装置において、 前記外装材(11)どうしの接合部(15)は、前記フレー
    ム材(10)から離れて独立し、かつ前記外装材の外表面
    より内側に設けられ、前記一側端部(11A)には、隣接
    する他側端部(11B)に対向するスリット状の開口端(1
    7)を有する横断面円筒形状の嵌合部(16)が形成さ
    れ、前記他側端部(11B)には、前記スリット状開口端
    (11)から前記嵌合部(16)へ嵌入されて内接する円筒
    状の嵌入部(18)が形成されているとともに、 前記フレーム材(10)と前記外装材(11)との取付部
    (19)は、前記フレーム材(10)に前記外装材(11)と
    対向する部位に切欠き孔(12)を形成し、該切欠き孔
    (12)にルーズに嵌入するリブ(13)を前記外装材(1
    1)に設け、該リブ(13)にはバネ式端材部(14)が設
    けられ、該バネ式端材部(14)の復元力によって外装材
    (11)のリブ(13)が切欠き孔(12)の内側からフレー
    ム材(10)に押圧される構造であることを特徴とする冷
    却塔における外装材取付装置。
JP1990062855U 1990-06-14 1990-06-14 冷却塔における外装材取付装置 Expired - Lifetime JPH0749267Y2 (ja)

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JPH0425991U JPH0425991U (ja) 1992-03-02
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0630505Y2 (ja) * 1987-08-07 1994-08-17 白木金属工業株式会社 車両のドアサッシュ構造

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JPH0425991U (ja) 1992-03-02

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