JPH0423253Y2 - - Google Patents

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JPH0423253Y2
JPH0423253Y2 JP2093187U JP2093187U JPH0423253Y2 JP H0423253 Y2 JPH0423253 Y2 JP H0423253Y2 JP 2093187 U JP2093187 U JP 2093187U JP 2093187 U JP2093187 U JP 2093187U JP H0423253 Y2 JPH0423253 Y2 JP H0423253Y2
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stopper
wall
cap body
main body
groove
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JP2093187U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は積算電力計等のケース表面に露出した
封印ねじの頭部を隠蔽させる封印具に関するもの
であり、特に、従来から一般に使われている封印
ねじに対して、封印ピンを貫通させることなく、
しかもワンタツチ操作で簡単に取付固定でき、か
つ、その固定が緩みを起こすことなく保たれる構
成としたものである。
[従来の技術] 従来、この種の封印具で出願人は実願昭61−
177171号により、外側壁と内側壁の間に凹溝を周
設した円筒状の本体部材と、前記凹溝に嵌挿させ
る側壁を設けた有蓋筒状のキヤツプ体と、本体部
材の内側壁に嵌挿させる筒体の上端に鍔部を周設
したストツパーとからなり、キヤツプ体には天板
部下面の対向する両端位置に突起を設け、また、
ストツパーには鍔部の対向端部位置に夫々切欠き
を設けると共に、該各切欠きと一線状位置で筒体
に互いに内方へ突出する爪片を設け、該ストツパ
ーをキヤツプ体内に嵌挿し、鍔部に設けた切欠き
を突起に夫々係合させた状態でキヤツプ体の側壁
を本体部材の凹溝に嵌挿させ、熱融着して一体化
したものを出願している。
[考案が解決しようとする問題点] 即ち、前記出願に係わる封印具では、ストツパ
ーはキヤツプ体内に嵌挿した状態でその筒体の外
周面を本体部材の内側壁に周接させて使用される
が、該筒体の直径が一定であるために、該筒体の
外径が本体部材の内側壁の内径より大き目である
場合は抵抗が強くて嵌挿しにくく、しかも嵌挿し
た状態で内側壁を圧迫し過ぎるといつた問題があ
る。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、ストツパーを切欠き及び爪片を設け
た位置と異なる個所で縦割り状に切離すことによ
り、スリツトを設けて直径方向に弾発性を持たせ
て構成している。
[作用] 縦割り状に切離されているストツパーは、キヤ
ツプ内に嵌挿した状態で該キヤツプ体の側壁を本
体部材の凹溝に嵌挿させるに際し、ストツパーの
直径が収縮可能であることで、本体部材の内側壁
に無理なく嵌挿できる。そして、嵌挿し終えた状
態では、復元弾性で筒体の外周面が本体部材の内
側壁に圧接するために、抜脱不能に保持される。
[実施例] 図において1は外観が円筒形状の本体部材であ
り外側壁2と内側壁3の間に深い凹溝4を周設す
ると共に、中心の透孔5下端に内向きの鍔6を突
設している。さらに、外側壁2は内側壁3より高
く設けると共に、上端に向つて次第に肉薄とな
し、また、内側壁3に肉盗み溝7を周設すると共
に、該肉盗み溝7と直交状に縦溝8を設けて、衝
撃に対するウイークポイントを形成している。
9は有蓋筒状に形成されたキヤツプ体であり、
前記凹溝4に嵌挿させる側壁10の上端に段部1
1を介して天板部12を連設して、該天板部12
下面の中心と、この中心と一直線状の両端位置と
に突起13,14,14を夫々垂設し、さらに該
天板部12の上面に前記突起14,14の位置を
示す印し15,15を設けている。
16は本体部材1の内側に嵌挿させる筒体17
の上端外側に鍔部18を周設した金属製のストツ
パーであり、鍔部18の中心を通る直線状の両端
位置に円弧状の切欠き19,19を設け、さらに
筒体17の中間高さ位置に前記切欠き19,19
の一線状に位置させて〓形状の切込み20,20
を設けて内側へ引起こすことにより、筒体17内
へ突出するように傾斜させた爪片21,21を形
成している。
さらに、該ストツパー16の前記切欠き19,
19及び爪片21,21を設けた位置を避けた個
所で縦割り状に切離し、常には第2図に示すよう
にスリツト22を形成して直径方向に弾発性を持
たせ、特に、筒体17の直径が収縮並びに復元可
能としている。
次に、これらの部材の組立てを説明するに、先
ずストツパー16をキヤツプ体9内に嵌挿して鍔
部18を天板部12の下面に当接させ、切欠き1
9,19を突起14,14に係合させた状態で、
側壁10を本体部材1の凹部4に嵌挿させ、これ
と同時にストツパー16の筒体17を本体部材1
の内側壁3内に嵌挿させるが、該筒体17はスリ
ツト22の余裕により直径を収縮できることで内
側壁3との摩擦を減じて該内側壁3内へ容易に嵌
挿でき、しかも嵌挿を終えた状態で筒体17の縮
小された直径が復元しようとする弾発性で内側壁
3に圧接し固定する。そして、前記側壁10の下
端面と凹溝4の下端面とを熱融着させて一体化さ
せることにより第5図に示すように内部にストツ
パー16を封入した封印具Aを構成する。
次に、本考案の封印具Aの使用例を説明する。
第6図及び第7図において23は上面に透明蓋2
4を取付けた積算電力計用のケース本体であり、
一端に突設した端子箱25の上蓋26に小孔27
を開設し、この小孔27から封印ねじ28のねじ
軸29を挿入して端子箱25内に固設した螺締板
30に締止させている。封印ねじ28は極く一般
的なものであり、頭部31は上面に直線溝32を
設けると共に中央部に前記直線溝32の方向と直
交する向きに横孔33を貫通させている。
上蓋26上に露出している封印ねじ28の頭部
31に封印具Aを冠着させるに際し、キヤツプ体
9の天板部12上面に設けた印し15,15を直
線溝32に直交状に合わせて封印具Aを押下げて
やれば、ストツパー16の筒部17に設けた爪片
21,21が封印ねじ28の横孔33の両端に嵌
まり込んで、封印具Aを抜脱不能に固定させるこ
とができる。
第3図及び第4図にはストツパー16の他の実
施例が示されている。第3図に示したものは前記
実施例で鍔部18及び筒体17に一対ずつ設けた
切欠き19及び爪片21を夫々等間隔で二対ずつ
設けると共に、隣接する切欠き19,19及び爪
片21,21の中間で縦割り状に切離し、スリツ
ト22を形成したものであり、第4図に示したも
のは鍔部18に切欠き19を等間隔に三対設け、
筒体17には中間高さ位置に内側へ突出する突部
34を周設すると共に、該筒体17の下端から縦
長状の切込み35を多数設け、さらに隣接する切
欠き19,19及び切込み35,35の中間で縦
割り状に切離し、スリツト22を形成している。
このように鍔部18に切欠き19,19を複数対
設けることでキヤツプ体9の突起14,14に係
合させ易くなり、また、筒体17に設けた爪片2
1または突部34は対向する一対が封印ねじ28
のねじ孔33の両端に嵌まり込み、他の爪片21
及び突部34はすべて封印ねじ28の頭部31を
側面から押圧して封印具Aの固定を強化させるこ
とができる。
また、36はCリング形のばね部材であり、内
側縁に上向きに傾斜した爪片37を等間隔に複数
突設している。このばね部材36を第9図に示す
ように本体部材1の内側壁3上に載置させて使用
すれば、該ばね部材36の各爪片37の弾発付勢
でストツパー16の鍔部18をキヤツプ体9の天
板部12下面に押圧させて、本体部材1と、キヤ
ツプ体9と、ストツパー16との相互の一体化を
緩みのない一層強固なものとすることができる。
[考案の効果] 以上に述べたように本考案の封印具は、本体部
材とキヤツプ体とを連結させると共に、封印ねじ
の頭部に冠着させるストツパーの鍔部及び筒体を
直線状に切離すことで弾発性を持たせるようにし
たから、その弾発性により筒体を本体部材の内側
壁に摩擦抵抗少なく嵌挿させることができ、しか
も嵌挿を終えた状態では内側壁に圧接して、キヤ
ツプ体を本体部材から抜脱させることは勿論、緩
ませることもなく、封印具を破壊することなく解
封しようとする不正行為を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例に係わるもので第1図は外
観斜視図、第2図は分解斜視図、第3図及び第4
図はストツパーの他の実施例を示す斜視図、第5
図は組立てた状態の断面図、第6図は使用状態の
斜視図、第7図は同上要部の断面図、第8図はば
ね部材の斜視図、第9図はばね部材を使用し、組
立てた状態の断面図である。 1……本体部材、2……外側壁、3……内側
壁、4……凹溝、9……キヤツプ体、10……側
壁、12……天板部、13,14,14……突
起、16……ストツパー、17……筒体、18…
…鍔部、19,19……切欠き、21,21……
爪片、22……スリツト、A……封印具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外側壁と内側壁の間に凹溝を周設した円筒状の
    本体部材と、前記凹溝に嵌挿させる側壁を設けた
    有蓋筒状のキヤツプ体と、本体部材の内側壁に嵌
    挿させる筒体の上端外側に鍔部を周設したストツ
    パーとからなり、キヤツプ体には天板部下面の対
    向する両端位置に突起を設け、また、ストツパー
    には鍔部の対向端部位置に夫々切欠きを設けると
    共に、該各切欠きと一線状位置で筒体に互いに内
    方へ突出する爪片を設け、該ストツパーをキヤツ
    プ体内に嵌挿し、鍔部に設けた切欠きを突起に
    夫々係合させた状態でキヤツプ体の側壁を本体部
    材の凹溝に嵌挿させ、熱融着して一体化させる封
    印具において、前記ストツパーを切欠き及び爪片
    を設けた位置と異なる個所で縦割り状に切離して
    スリツトを設けることにより弾発性を持つ構成と
    したことを特徴とする封印具。
JP2093187U 1987-02-16 1987-02-16 Expired JPH0423253Y2 (ja)

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JP5084815B2 (ja) * 2009-11-26 2012-11-28 中国電力株式会社 封印具

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