JPH0352682Y2 - - Google Patents

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JPH0352682Y2
JPH0352682Y2 JP1983152371U JP15237183U JPH0352682Y2 JP H0352682 Y2 JPH0352682 Y2 JP H0352682Y2 JP 1983152371 U JP1983152371 U JP 1983152371U JP 15237183 U JP15237183 U JP 15237183U JP H0352682 Y2 JPH0352682 Y2 JP H0352682Y2
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wall
circumferential
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outer circumferential
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JP1983152371U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は液体容器の栓体構造に関する。
一般に、液体容器の口頸部に嵌着される液体流
出孔が貫設された中栓と、その流体流出孔を閉塞
する外栓を有する栓体構造がある。本考案はこの
ような栓体構造に関するもので、その外栓の挿脱
をワンタツチで簡便に、しかも確実に行なうこと
を目的とし、その特徴とするところは、液体容器
1の上端面から上方に突出する口頸部2に、液体
流出孔5が貫設された上壁6と、外上壁6より下
方に延設されて口頸部2を囲む周壁7を有する中
栓4が嵌着され、前記液体流出孔5閉塞用の外部
上壁13と、該外部上壁13の外周縁部より下方
に延設された角筒状外周壁14を有する外栓12
を備えてなる液体容器において、 周壁7が径方向に弾性変形自在となるように中
栓4が弾性材料で形成され、周壁7は、内外2重
状とされて上端部で連続する内周部7aと外周部
7bを有し、内周部7aと外周部7b間に、全周
にわたつて隙間が形成され、口頸部2と中栓4と
の周方向の相対回動を阻止すべく、口頸部2外周
面に係合部9が設けられると共に、該係合部9に
内周部7aの内周面に設けられた被係合部10が
係合され、外周壁14内方で外部上壁13から内
周壁15が下方に延設され、該内周壁15が外周
部7bに相対回動自在に嵌着されると共に、該内
周壁15と外周部7bとの一方向の相対回動によ
り外周部7bの外周面に設けられた位置決め用段
部11と内周壁15内周面に設けられた突出係合
部17とが周方向より接離自在に当接され、内周
壁15下端部に、外周部7bの下端部と係脱自在
に係合する係止部18が設けられ、液体容器1の
上端面に、外周縁部に対して上方に突出しかつ外
周壁14と対応する平面視多角形とされて外周壁
14の下端部が外嵌状とされると共に中央部から
口頸部2が上方に突出する凸部20が形成され、
内周壁15と外周部7bとの上記と逆方向の相対
回動により、外周壁14の下端部が凸部20に乗
り上げて、外周部7bの下端部と係止部18との
係合が解除される点にある。
以下、図面に基づき本考案の実施例を説明す
る。
第1図乃至第4図において、合成樹脂、ガラス
等からなる箱型の液体容器1に横断面円形の口頸
部2が一体に設けられ、該口頸部2の開口端は肉
厚部3とされている。そして口頸部2には弾性材
料として合成樹脂製の中栓4が嵌着されている。
該中栓4は、容器1内部に連通する液体流出孔5
が貫設された上壁6と、該上壁6より下方に延設
されて口頸部2を囲む周壁7を有する。該周壁7
は、口頸部2に挟着状に嵌合する縦断面U字形の
内周部7aと該内周部7a外方に対面状に位置す
る外周部7bを有する。内周部7aと外周部7b
は上端部で連続状とされて、両者間には、全周に
わたつて、隙間が形成されている。そして内周部
7aに下端に径方向内方に膨出状に設けられた係
合部8が口頸部2の肉厚部3に下方から係合る。
また口頸部2外側周面には係合部としての突条9
が設けられ、内周部7a内側には該突条9が嵌合
する被係合部としての凹部10がもうけられるこ
とにより中栓4は口頸部2に対し回動不能となつ
ている。なお口頸部2の外周面及び周壁7の内周
面の横断面形状を多角形に構成して回動不能とす
る構造であつてもよい。また外周部7bは下方に
裾拡がり状に延設されていて、その外側壁面の対
向位置にその段差が対向方向を向く一対の位置決
め用段部11,11が母栓に沿つて形成されてい
る。
次に中栓4には硬質合成樹脂等からなる外栓1
2が嵌着されている。該外栓12は前記液体流出
孔5閉塞用の外部上壁13と、該外部上壁13周
縁より下方に延設されて容器1側面1aに沿う外
周壁14、及び外周壁14内方で外部上壁13か
ら下方に延設される内周壁15を有する。外部上
壁13下面には液体流出孔5に挿嵌される突部1
6が設けられていて、これにより液体流出孔5を
閉塞している。そして内周壁15が中栓4の周壁
7の外周部7bに相対回動自在に嵌着されてい
る。但し内周壁15内側壁面には前記外周部7b
の一対の段部11,11にそれぞれ係合する突出
係合部17,17が設けられていて、これにより
外栓12を一定位置で相対回動不能としている。
これは容器1側面1aに外栓12の外周壁14が
沿うように位置決めするためである。この際中栓
4の周壁7の外周部7bは、そのそれぞれの段部
11,11への突出係合部17,17の係合方向
(第4図中矢印B方向)に沿つて薄肉となつてい
るために、突出係合部17,17をこの外周部7
b外側壁面に案内されてそれぞれの段部11,1
1に係合させことができる。
ここで中栓4を弾性材料である合成樹脂で形成
しているので、中栓4の周壁7の外周部7bがそ
の壁面のほぼ直交方向即ち径方向に弾性変形自在
となつている。なお外栓12又は外栓12と中栓
4の双方を弾性材料で形成してもよい。
そして中栓4の周壁7の外周7bに嵌着された
外栓12の内周壁15下端に、外周部7b下端と
係脱自在に係合する係止部18が、内周壁15内
側壁面の中途を薄肉とすることにより設けられて
いる。
次に容器1の口頸部2まわりの肩部19には、
前記外栓12の内周壁15が中栓4の周壁7の外
周部7aに対して第4図矢印A方向に相対回動す
ることにより、第5図に示すように外栓12の外
周壁15下端が乗り上げ可能でかつこの乗り上げ
により前記係止部18の係合が解除されるべく段
差状の凸部20が容器1側面1aに沿つて設けら
れている。凸部20の構成を詳しく言えば、凸部
20は、液体容器1の上端面に、外周縁部に対し
て上方に突出状に形成されて、外周壁14と対応
する平面視多角形、即ち長方形に形成されて、角
筒状の外周壁14の下端部が外嵌状とされてい
る。そして、凸部20の中央部から口頸部2が上
方に突設されている。よつてこの段差状凸部20
は外栓12を挿着する際容器1側面1aと外周壁
14の位置決めの目安にもなる。
以上のように構成された実施例においては、外
栓12の内周壁15を中栓4の周壁7の外周部7
bに嵌着するという一動作だけで係止部18を外
周部7b下端に係合させて、外栓12の挿着を確
実に行なえる。また、外栓12の容器に対する位
置決めも一対の段部11,11と突出係合部1
7,17、及び容器1肩部19に設けられた段差
状凸部20により容易に行なえる。そして外栓1
2と容器1を持つて、内周壁15と周壁7の外周
部7bを相対回動させるという一動作だけで、係
止部18の係合を解除して外栓12の抜脱を確実
に行なえる。
本考案によれば、外栓12の内周壁15を中栓
4の外周部7bに嵌着すると云う一動作だけで、
係止部18を外周部7bの下端に係合させて、外
栓12の挿着を確実に行うことができると共に、
外栓12と容器1を持つて、内周壁15と外周部
7bを相対回動させると云う一動作で、外周部7
bの下端部と係止部18の係合を解除して、外栓
12の抜脱を確実に行える。又、口頸部2に中栓
4が相対回動不能に嵌着されているため、外栓1
2の突出係合部17を中栓4の段部11に当接さ
せることによつて、容器1と外栓12との位置決
めも容易に行なうことができる。更に、周壁7が
径方向に弾性変形自在となるように中栓4が弾性
材料で形成され,周壁7は、内外2重状とされて
上端部で連続する内周部7aと外周部7bを有
し、内周部7aと外周部7b間に、全周にわたつ
て隙間が形成され、内周壁15下端部に、外周部
7bの下端部と係脱自在に係合する係止部18が
設けられているので、外栓12の挿着時や抜脱時
に、外周部7bは容易に径方向に弾性変形して、
外周部7bの下端部と係止部18との係合やその
解除が容易かつ円滑になされるのであり、例え
ば、操作性等を考慮して、容器1や外栓12が硬
質材料で形成されていても、何ら問題はない。
又、外周部7bの下端部と係止部18との係合構
造とは全く別個にその係合解除手段を備えている
ので、上記係合構造を、係合解除手段に影響され
ることなく、最適かつ簡易な構造とできる。更
に、係合解除手段としては、容器1の上端面に、
外周縁部に対して上方に突出する平面視多角形の
凸部20を形成するだけでよくて、栓体12の外
周壁14側には、上記係合解除手段のための構造
を何ら付加する必要はなく、係合解除手段も極め
て簡易な構造である。又、外栓12を挿着する際
に、凸部20を、容器1と外栓12の位置決めの
目安ともできる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例に係り、第1図は中栓が
嵌着された液体容器の外観図、第2図は外栓の外
観図、第3図は栓体構造を示す要部縦断面図、第
4図は第3図のa−a線断面図、第5図は栓体構
造の作用を示す要部縦断面図である。 1……容器、2……口頸部、4……中栓、5…
…液体流出孔、6……上壁、7……周壁、12…
…外栓、13……外部上壁、14……外周壁、1
5……内周壁、18……係止部、19……肩部、
20……凸部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 液体容器1の上端面から上方に突出する口頸部
    2に、液体流出孔5が貫設された上壁6と、該上
    壁6より下方に延設されて口頸部2を囲む周壁7
    を有する中栓4が嵌着され、前記液体流出孔5閉
    塞用の外部上壁13と、該外部上壁13の外周縁
    部より下方に延設された角筒上外周壁14を有す
    る外栓12を備えてなる液体容器において、 周壁7が径方向に弾性変形自在となるように中
    栓4が弾性材料で形成され、周壁7は、内外2重
    状とされて上端部で連続する内周部7aと外周部
    7bを有し、内周部7aと外周部7b間に、全周
    にわたつて隙間が形成され、口頸部2と中栓4と
    の周方向の相対回動を阻止すべく、口頸部2外周
    面に係合部9が設けられると共に、該係合部9に
    内周部7aの内周面に設けられた被係合部10が
    係合され、外周壁14内方で外部上壁13から内
    周壁15が下方に延設され、該内周壁15が外周
    部7bに相対回動自在に嵌着されると共に、該内
    周壁15と外周部7bとの一方向の相対回動によ
    り外周部7bの外周面に設けられた位置決め用段
    部11と内周壁15内周面に設けられた突出係合
    部17とが周方向より接離自在に当接され、内周
    壁15下端部に、外周部7bの下端部と係脱自在
    に係合する係止部18が設けられ、液体容器1の
    上端面に、外周縁部に対して上方に突出しかつ外
    周壁14と対応する平面視多角形とされて外周壁
    14の下端部が外嵌状とされると共に中央部から
    口頸部2が上方に突出する凸部20が形成され、
    内周壁15と外周部7bとの上記と逆方向の相対
    回動により、外周壁14の下端部が凸部20に乗
    り上げて、外周部7bの下端部と係止部18との
    係合が解除されることを特徴とする液体容器の栓
    体構造。
JP15237183U 1983-09-30 1983-09-30 液体容器の栓体構造 Granted JPS6062045U (ja)

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JPS6062045U JPS6062045U (ja) 1985-04-30
JPH0352682Y2 true JPH0352682Y2 (ja) 1991-11-15

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5018843U (ja) * 1973-06-15 1975-03-03

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5018843U (ja) * 1973-06-15 1975-03-03

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JPS6062045U (ja) 1985-04-30

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