JPH0514297Y2 - - Google Patents

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JPH0514297Y2
JPH0514297Y2 JP1986162882U JP16288286U JPH0514297Y2 JP H0514297 Y2 JPH0514297 Y2 JP H0514297Y2 JP 1986162882 U JP1986162882 U JP 1986162882U JP 16288286 U JP16288286 U JP 16288286U JP H0514297 Y2 JPH0514297 Y2 JP H0514297Y2
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sealing
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screw
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JP1986162882U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は積算電力計等のケース表面に露出した
封印ねじの頭部を隠蔽させる封印具の改良に関す
るものである。
[従来の技術] 従来、例えば積算電力計の端子箱等を封印する
のに、封印ねじの頭部両側に係合溝を設けて、こ
の係合溝に封印具内に装備させた係止ばねで挾み
つけて隠蔽させるように構成した封印具が実公昭
55−43411号、同43412号、同60−27411号及び同
27412号公報に見られるように知られている。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら前記した各公報記載の封印具は、
頭部に係合溝を設けた特殊形状の封印ねじにしか
使用できない欠点があり、しかも、このような特
殊な封印ねじを使うことでコスト高を招くもので
あつた。
本考案は、このような係合溝を設けた特殊の封
印ねじを使う必要がなく、極く一般的な形状の封
印ねじで使用できて、しかも取付け易い封印具を
提供することを目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] 封印ねじの頭部を包囲させる有底筒体の底面に
封印ねじのねじ軸を挿通させる挿通孔を設け、該
挿通孔と連通状に底面及び側壁を切欠いて前記封
印ねじのねじ軸が介入し得る所要幅の開口溝を設
け、側壁の外周面に係止溝を周設した受け部材
と、該受け部材の側壁に嵌合させる側壁を周設し
た本体部材と、該本体部材に嵌挿する側壁を垂設
した有蓋筒状のキヤツプ体と、内側に係止爪片を
複数突設したCリング形のばね部材とからなり、
本体部材の内側壁上にばね部材を載置した状態
で、キヤツプ体を被着し側壁を本体部材に嵌挿さ
せ熱融着して一体化させることにより封印具本体
を形成し、ケース本体に螺着される封印ねじのね
じ軸を開口溝から介入して装着され、封印ねじの
頭部を包囲させる受け部材に封印具本体を冠着
し、ばね部材の係止爪片を受け部材の外周面に設
けた係止溝に圧入させる構成としている。
[実施例] 図において1は封印ねじ2の頭部3を包囲させ
る受け部材であり、有底筒体の底面4の中央に封
印ねじ2のねじ軸5を挿通させる挿通孔6を設け
ると共に底面4の外周に鍔部7を延設し、さらに
側壁8の外周上部に係止溝9を周設している。そ
して、底面4と鍔部7及び側壁8を一線状に切欠
いて前記挿通孔6と連通させて封印ねじ2のねじ
軸5を圧入可能の幅の開口溝10を開設してい
る。
11は受け部材1に冠着させる円筒状の本体部
材であり、外側壁12と内側壁13の間に深い凹
溝14を周設し、かつ外側壁12を内側壁13よ
り高く形成している。さらに、外側壁12の下端
に切欠き15を設けると共に、該切欠き15に対
応位置させて内側壁13に一定幅の切欠き16を
設けている。
17は本体部材11に被着させるキヤツプ体で
あり、前記凹溝14に嵌挿させる側壁18の上端
に段部19を介して有蓋筒体20を連設し、一体
に形成している。
そして、本体部材11には内側壁13に肉盗み
溝21を周設すると共に、さらに該肉盗み溝21
と直交状に縦溝22を複数設け、またキヤツプ体
17には側壁18の段部19に切欠き23を設
け、さらに有蓋筒体20の肩部に夫々等間隔に小
孔24を穿設し、これらの肉盗み溝21、縦溝2
2、切欠き23及び小孔24により衝撃に対する
ウイークポイントを形成している。
25はCリング形のばね部材であり、内側縁に
上向きに傾斜した係止爪片26を等間隔に複数突
設している。このばね部材25を本体部材11の
内側壁13上端に載置させた状態で本体部材11
にキヤツプ体17を被せ、側壁18を本体部材1
1に設けた凹溝14に嵌挿させ、熱融着して本体
部材11とキヤツプ体17とを一体に連結させる
と共に、ばね部材25を固定した封印具本体Aを
構成する。
次に、使用について説明するに、第6図及び第
7図において27は上面に透明蓋28を取付けた
積算電力計用のケース本体であり、一端に突設し
た端子箱29の上蓋30に小孔31を開設し、こ
の小孔31から封印ねじ2のねじ軸5を挿入し、
端子箱29内に固設した螺締板32に締止させて
いる。この封印ねじ2の締付けを一旦緩めてねじ
軸5を上蓋30上に所要長さ露出させた状態で受
け部材1の開口溝10を該ねじ軸5に押付け圧入
させ、再び封印ねじ2を締付けて固定させる。
そしてこの受け部材1に封印具本体Aを冠着さ
せて押圧することで、ばね部材25の内側縁に上
向きに突設した係止爪片26がさらに上向きに弾
発湾曲して、受け部材1の側壁8に設けた係止溝
9に嵌合することにより、封印具本体Aを抜脱不
能に取付け固定させる。
このようにして使用することで、封印具を取外
して行なおうとする不正行為を防止することがで
きる。そして、積算電力計の検満に際しての取換
えや、契約変更に伴なう検針更新等に際して、封
印を解除する場合は、例えば本体部材11とキヤ
ツプ体17との凹みにドライバーを差込んでこじ
てやれば、キヤツプ体17に設けた複数の切欠き
23や小孔24、さらには本体部材11に設けた
肉盗み溝21や縦溝22等で形成される、多数の
ウイークポイントより容易に破断が起きて、封印
具本体Aを破壊し、封印ねじ2を露出させ、簡単
に抜取ることができる。
なお、このようにして封印具本体Aを取付ける
に際して、単子箱29の上蓋30表面に第6図に
示すように封印針線を通すための山形の突起33
が設けられている場合は、本体部材11に設けた
切欠き15,16をこの突起33に合致させるこ
とにより封印具本体Aを回動不能に取付け固定で
きる。
また、第8図に示したものは受け部材1の側壁
8、本体部材11の内外側壁12,13、キヤツ
プ体17の側壁18及び有蓋筒体20の夫々一側
を直線状として平面半円形状に形成した他の実施
例である。この実施例のものは封印ねじ2が透明
蓋28に近接して取付けられている場合や、第6
図に示すようにケース本体27の側面に突出した
場合の計器34を封印する場合に、直線とした部
分を透明蓋28の側壁面に密接させて取付け使用
する封印具本体Aである。
[考案の効果] 以上述べたように本考案の封印具は、所要幅の
開口溝から封印ねじのねじ軸を介入して受け部材
を装着するようにし、そしてケース本体の上蓋に
その頭部を突出させて固定されている封印ねじを
若干緩めてねじ軸を上蓋上に上動させた状態で受
け部材を装着し、再び封印ねじを締付けて封印具
本体を冠着させれば、該封印具本体に内装させた
ばね部材の内側に突設した係止爪片が封印ねじを
包囲した受け部材の係止溝に嵌合して封印するも
のであるから、封印ねじを端子箱の上蓋に螺着し
たままで取付作業ができ、極く簡単にかつ確実に
取付けできる。しかも、封印ねじにばね部材の係
止溝を設ける必要はなく、極く一般の形状のねじ
が使用できて使い勝手がよく、コスト低減にも役
立ち、積算電力計のケース本体の封印に広く使用
することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例に係わるもので第1図は正
面図、第2図は分解斜視図、第3図は縦断面図、
第4図は底面図、第5図は第1図のA−A線断面
図、第6図は積算電力計への使用状態の斜視図、
第7図は同上縦断面図、第8図は他の実施例を示
す斜視図である。 1……受け部材、2……封印ねじ、3……頭
部、4……底面、5……ねじ軸、6……挿通孔、
8……側壁、9……係止溝、10……開口溝、1
1……本体部材、12……外側壁、13……内側
壁、17……キヤツプ体、18……側壁、25…
…ばね部材、26……係止爪片、A……封印具本
体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 封印ねじの頭部を包囲させる有底筒体の底面
    に封印ねじのねじ軸を挿通させる挿通孔を設
    け、該挿通孔と連通状に底面及び側壁を切欠い
    て前記封印ねじのねじ軸が介入し得る所要幅の
    開口溝を設け、側壁の外周面に係止溝を周設し
    た受け部材と、該受け部材の側壁に嵌合させる
    側壁を周設した本体部材と、該本体部材に嵌挿
    する側壁を垂設した有蓋筒状のキヤツプ体と、
    内側に係止爪片を複数突設したCリング形のば
    ね部材とからなり、本体部材の内側壁上にばね
    部材を載置した状態で、キヤツプ体を被着し側
    壁を本体部材に嵌挿させ熱融着して一体化させ
    ることにより封印具本体を形成し、ケース本体
    に螺着される封印ねじのねじ軸を開口溝から介
    入して装着され、封印ねじの頭部を包囲させる
    受け部材に封印具本体を冠着し、ばね部材の係
    止爪片を受け部材の外周面に設けた係止溝に圧
    入させるように構成した封印具。 2 受け部材及び封印具本体の円筒形をなす側壁
    の一部を直線状として平面半円形状に形成した
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の封印具。
JP1986162882U 1986-10-23 1986-10-23 Expired - Lifetime JPH0514297Y2 (ja)

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JP1986162882U JPH0514297Y2 (ja) 1986-10-23 1986-10-23

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JP1986162882U JPH0514297Y2 (ja) 1986-10-23 1986-10-23

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JPS6368683U JPS6368683U (ja) 1988-05-09
JPH0514297Y2 true JPH0514297Y2 (ja) 1993-04-16

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ID=31090568

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JP1986162882U Expired - Lifetime JPH0514297Y2 (ja) 1986-10-23 1986-10-23

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61162883A (ja) * 1985-01-10 1986-07-23 Pioneer Electronic Corp 磁気記録再生装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61162883A (ja) * 1985-01-10 1986-07-23 Pioneer Electronic Corp 磁気記録再生装置

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Publication number Publication date
JPS6368683U (ja) 1988-05-09

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