JPH035141Y2 - - Google Patents

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JPH035141Y2
JPH035141Y2 JP1984040583U JP4058384U JPH035141Y2 JP H035141 Y2 JPH035141 Y2 JP H035141Y2 JP 1984040583 U JP1984040583 U JP 1984040583U JP 4058384 U JP4058384 U JP 4058384U JP H035141 Y2 JPH035141 Y2 JP H035141Y2
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JP
Japan
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housing
motor
worm gear
upper rail
screw shaft
Prior art date
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JP1984040583U
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English (en)
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JPS60151731U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の対象〕 本考案は、パワー式シート前後調整装置、殊
に、モータ等による回転を、ウオームギア機構を
利用して伝達して成るパワー式シート前後調整装
置に関する。
〔本考案の利用分野〕
本考案は、車両、殊に自動車のシートに適す
る。
〔従来技術〕
従来この種のパワー式シート前後調整装置は、
第1図、第2図及び第3図に図示したように構成
されている。即ち、シート10を摺動自在なガイ
ドレール11,11を介して、前後動可能に床1
4に取付ける。更に、第3図に図示したように、
一方のガイドレール11には前後調整装置20が
設けられている。即ち、ガイドレール11のアツ
パレール11aに取付けたハウジング17内にウ
オームホイール41と、このウオームホイール4
1と噛合されたウオームギア43とを、夫々回転
自在に保持させ、ウオームギア43をアツパレー
ル11aに固設したモータ16により、回転させ
ると共に、ガイドレール11のロアーレール11
bにスクリユウシヤフト15を取付け、このスク
リユウシヤフト15をウオームホイール41に形
成されたナツト穴41bに螺合させていた。モー
タ16を回転させることにより、スクリユウシヤ
フト15上を、、ウオームホイール41を移動せ
しめて、シート10の前後位置を調節していた。
そして、ウオームギア43の一端43aをハウジ
ング40の内壁に対向させ、しかも、ウオームギ
ア43の他端43bを、ハウジング40に保持さ
た樹脂製ブツシユ44で回転自在に保持していた
(第3図)。更に、ウオームギア43の一端43a
には、二面巾部43dが設けられて、モータ16
の回転軸が連結可能とされていた。
〔従来技術の問題点〕
しかしながら、ウオームギア43の回転軸たる
一端43aとモータ16の回転軸との間に芯ずれ
があると、こじれが生じて異音発生の原因にな
る。このため、両回転軸を同芯とするには寸法精
度を要するという問題があつた。
〔本考案の技術的課題〕
上記問題点に鑑みて、本考案は、寸法精度を要
しなくとも、同芯度を確保し得るようにすること
を、その技術的課題とする。
〔本考案の技術的手段〕
そこで、本考案では次の技術的手段を講じた。
即ち、アツパレールに固定されたハウジングと、
該ハウジング内に配設され一端がハウジングに上
下方向移動可能に配設された軸受を介して回転可
能に保持されると共に他端が前記モータに上下方
向に相対移動可能且つ一体回転するように連結さ
れたウオームギヤと、前記ハウジング内に配設さ
れナツトに連結されると共に前記ウオームギヤと
噛合するウオームホイールと、前記ハウジングに
配設され前記軸受を上下方向に移動させる位置調
整手段とを有したことにある。
この結果、モータの回転軸の位置に合せて、適
切な位置にウオームギアの回転軸が調整出来るの
で、モータの回転が円滑にウオームギアに伝達さ
れることになる。
〔本考案の格別な効果〕
しかも、寸法精度を要しないので、パワー式シ
ート前後装置が安価となる。さらには、組付が容
易ともなる。
〔実施例〕
以下図面に従つて本考案による一実施例につい
て説明する。尚、本実施例では、ウオームギア4
3の支持状態が異なるのみで他は従来装置と同様
である。第4図、第5図に図示したように、ウオ
ームギア43は、その回転軸方向両端に夫々円柱
状のフランジ部43a,43bが形成されてい
る。一方のフランジ部43aは、ハウジング17
の支持穴17aに回転自在に支持され、他方のフ
ランジ部43bは、ハウジング17の長穴17g
の開口端に遊嵌された合成樹脂製のブツシユ54
に回転自在に支持されている。更に、ハウジング
17の長穴17gの開口端には、弾性体たるゴム
製シートダンパ18を介して、可撓性を有する合
成樹脂製のキヤツプ19が装着されている。従つ
て、ウオームギア43の抜け留めが為されると共
に、ダンパ18によりブツシユ54を介してウオ
ームギア43がその回転軸方向に付勢されるの
で、ウオームギア43のその回転軸方向に関する
ガタ付きが防止される。
一方のフランジ部43aの先端には、面取りが
為されており、モータ16の回転軸と回転方向に
関して結合可能とされている。
ハウジング17には、第4図に図示したよう
に、別の環状穴17cが有り、ウオームホイール
41が収容されている。ウオームホイール41の
両端には、夫々環状フランジ部41c,41dが
あり、一方のフランジ部41cがハウジング17
の支持穴17eに回転自在に支持されている。
又、他方のフランジ部41dは、環状穴17cの
開口端を塞ぐ合成樹脂製のカバー21の支持穴2
1aに回転自在に支持されている。カバー21
は、複数のネジ22により、ハウジング17に固
定されている。又、ハウジング17或いはカバー
21とウオームホイール41との間には、ベアリ
ング20,20が夫々配設され、ウオームホイー
ルの回転を円滑にせしめている。
尚、ハウジング17には、凹部17fが設けら
れており、この凹部17fにモータ16のケーシ
ングが結合される。そして、モータ16、ウオー
ムギア43、及びウオームホイール41を含めて
ハウジング17をアツパレール11a側に取付
け、スクリユウシヤフト16をロアーレール11
b側に取付けられている。
ブツシユ54は、支持穴54aを有すると共
に、水平溝54bを有する。水平溝54bには、
ハウジング17に螺着されたネジ55の頭部55
aが係止されている。ハウジング17の外部か
ら、ネジ55の螺合程度を調整することにより、
ブツシユ54の上下方向の位置が設定される。よ
つて、たとえ、ウオームギア43の二面巾部43
dとモータ16の回転軸が芯ずれしていたとして
も、ネジ55によりウオームギア43を上下させ
て、両者間の芯ずれを補正させられる。
【図面の簡単な説明】
第1図はパワー式シートを示す側面図、第2図
はシート前後調整装置を示す斜視図、第3図は従
来のウオームギア機構を示す断面図、第4図は本
考案によるウオームギア機構を示む断面図、第5
図は第4図の−線に沿う断面を示す断面図、
第6図はウオームギア機構の分解斜視図。 10…シート、11…ガイドレール、11a…
アツパレール、11b…ロアーレール、41b…
ナツト(ナツト部)、15…スクリユウシヤフト、
16…モータ、17…ハウジング、41…ウオー
ムホイール41、43…ウオームギア、54,5
5…位置調節手段(ブツシユ,ネジ)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 床上に固定された一対のロアーレールと、該ロ
    アーレールに夫々摺動自在に配設されシートが固
    定されたアツパレールと、前記ロアーレールに配
    設されたスクリユシヤフトと、前記アツパレール
    に回転可能に配設され前記スクリユウシヤフトに
    螺合するナツトと、前記アツパレールに配設され
    ウオームギヤ機構を介して前記ナツトに連結され
    るモータとを有し、前記モータの駆動により前記
    ナツトを回転させ、前記ナツトと前記スクリユウ
    シヤフトとを相対移動させることにより前記アツ
    パレールを前記ロアーレールに対して摺動させ前
    記シートの前後方向位置調整を行うパワー式シー
    ト前後調整装置において、前記ウオームギヤ機構
    は、前記アツパレールに固定されたハウジング
    と、該ハウジング内に配設され一端がハウジング
    に上下方向移動可能に配設された軸受を介して回
    転可能に保持されると共に他端が前記モータに上
    下方向に相対移動可能且つ一体回転するように連
    結されたウオームギヤと、前記ハウジング内に配
    設され前記ナツトに連結されると共に前記ウオー
    ムギヤと噛合するウオームホイールと、前記ハウ
    ジングに配設され前記軸受を上下方向に移動させ
    る位置調整手段とを有するパワー式シート前後調
    整装置。
JP1984040583U 1984-03-21 1984-03-21 パワ−式シ−ト前後調整装置 Granted JPS60151731U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984040583U JPS60151731U (ja) 1984-03-21 1984-03-21 パワ−式シ−ト前後調整装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984040583U JPS60151731U (ja) 1984-03-21 1984-03-21 パワ−式シ−ト前後調整装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60151731U JPS60151731U (ja) 1985-10-08
JPH035141Y2 true JPH035141Y2 (ja) 1991-02-08

Family

ID=30549605

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984040583U Granted JPS60151731U (ja) 1984-03-21 1984-03-21 パワ−式シ−ト前後調整装置

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JP (1) JPS60151731U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8256317B2 (en) * 2007-01-19 2012-09-04 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Transmission device and power seat slide device for vehicle

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57114731A (en) * 1980-12-30 1982-07-16 Aisin Seiki Co Ltd Control method of positioning on car

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5685747U (ja) * 1979-12-07 1981-07-09

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57114731A (en) * 1980-12-30 1982-07-16 Aisin Seiki Co Ltd Control method of positioning on car

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60151731U (ja) 1985-10-08

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