JPH035098A - 分岐接続用継手本体、継手およびその接続方法 - Google Patents
分岐接続用継手本体、継手およびその接続方法Info
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- JPH035098A JPH035098A JP1140419A JP14041989A JPH035098A JP H035098 A JPH035098 A JP H035098A JP 1140419 A JP1140419 A JP 1140419A JP 14041989 A JP14041989 A JP 14041989A JP H035098 A JPH035098 A JP H035098A
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Landscapes
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野〉
本発明は、一般に自動車或いは各種の機械、装置等に燃
料、その他給油、給気等の供給路として配設される管径
20m/m程度以下の比較的細径金属管による1字型等
からなる分岐接続用継手およびその接続方法に関するも
のである。
料、その他給油、給気等の供給路として配設される管径
20m/m程度以下の比較的細径金属管による1字型等
からなる分岐接続用継手およびその接続方法に関するも
のである。
(従来の技術)
従来、この種の分岐接続用継手およびその接続方法とし
ては、例えば第13図及び第14図に示すように偏心し
た軸芯部に貫孔(22)と、厚肉壁側の周側部に該貫孔
内部に連通ずる分岐接続孔(24)とを設けた棒材によ
る切削成形した継手本体(21)の使用により、貫孔(
22)内部に分流孔(23)部を位置した主管(Pl)
を貫通状に組付け、同時に分岐接続孔(24)部に枝管
(P1’)を挿着せしめてそれぞれの孔周面とに鑞溶着
して構成するか、或いは第15図に示すように主管(P
2)の周壁部に穿設した分流孔(33)部に、枝管(P
2’)側の端部に成形した鞍状の開口壁(34)部を被
着重合して該被着重合面を相互に鑞溶着して構成するか
してなるものであった。
ては、例えば第13図及び第14図に示すように偏心し
た軸芯部に貫孔(22)と、厚肉壁側の周側部に該貫孔
内部に連通ずる分岐接続孔(24)とを設けた棒材によ
る切削成形した継手本体(21)の使用により、貫孔(
22)内部に分流孔(23)部を位置した主管(Pl)
を貫通状に組付け、同時に分岐接続孔(24)部に枝管
(P1’)を挿着せしめてそれぞれの孔周面とに鑞溶着
して構成するか、或いは第15図に示すように主管(P
2)の周壁部に穿設した分流孔(33)部に、枝管(P
2’)側の端部に成形した鞍状の開口壁(34)部を被
着重合して該被着重合面を相互に鑞溶着して構成するか
してなるものであった。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、このような従来の技術においては、前者
にあっては棒材の、特に偏心した切削加工による継手本
体(21)の使用によって製品コストを高めることとな
り、同時に製品重量を著しく増し、また主管(Pl)の
組付けに際して分流孔(23)の貫孔(22)内部への
位置決め作業に煩わしさを招く等の問題を有した。又後
者にあっては枝管(P2°)の端部に設ける開口壁(3
4)の大きさに加工上の制限を受けて充分に得ることが
できず、加えて単に被着重合した構造とによって鑞溶着
に強度上の不足を招いてしばしば洩れを生せしめる傾向
にあり、更に枝管(P2 ’ )側に管径上の制限を余
儀なくされる等の問題を有することとなった。
にあっては棒材の、特に偏心した切削加工による継手本
体(21)の使用によって製品コストを高めることとな
り、同時に製品重量を著しく増し、また主管(Pl)の
組付けに際して分流孔(23)の貫孔(22)内部への
位置決め作業に煩わしさを招く等の問題を有した。又後
者にあっては枝管(P2°)の端部に設ける開口壁(3
4)の大きさに加工上の制限を受けて充分に得ることが
できず、加えて単に被着重合した構造とによって鑞溶着
に強度上の不足を招いてしばしば洩れを生せしめる傾向
にあり、更に枝管(P2 ’ )側に管径上の制限を余
儀なくされる等の問題を有することとなった。
本発明は従来技術の有する前記問題に鑑みてなされたも
ので、プレス加工によって成形した板片による左右一対
の合せ型となして継手本体を形成することにより、極め
て簡易且つ軽量にして、しかも安価に構成することがで
き、又、主管及び枝管の組付は作業を至極容易となすと
共に、継手全体の強度を充分に得ることができ、更に所
望に応し主管と同径もしくは径の異なる枝管の配設を可
能となして、該枝管側の管径上の制限を拡大することの
できると共に、複数の枝管の配設をも可能とした分岐接
続用継手本体、継手およびその接続方法を提供すること
を目的とするものである。
ので、プレス加工によって成形した板片による左右一対
の合せ型となして継手本体を形成することにより、極め
て簡易且つ軽量にして、しかも安価に構成することがで
き、又、主管及び枝管の組付は作業を至極容易となすと
共に、継手全体の強度を充分に得ることができ、更に所
望に応し主管と同径もしくは径の異なる枝管の配設を可
能となして、該枝管側の管径上の制限を拡大することの
できると共に、複数の枝管の配設をも可能とした分岐接
続用継手本体、継手およびその接続方法を提供すること
を目的とするものである。
(課題を解決するための手段)
本発明は上記目的を達成するため、長手方向の下部附近
或いはその下端部に亘って、半円状もしくは欠円状の弯
曲溝壁と、該弯曲溝壁部に交叉して連通ずる半円状の弯
曲溝壁とを設けた板素材による左右一対の板片により、
前記弯曲溝壁部をそれぞれ対向位置して合せ型による主
管用の挿着係合孔と枝管用の分岐接続筒孔とを形成して
、これら相互の板片を一体に仮付は固定しで構成した継
手本体、及び該継手本体における重合面及び主管と枝管
と組付は孔周部とをそれぞれ鑞溶着して構成した分岐接
続用継手、及び予め板素材によるプレス加工により、長
手方向の下部附近或いはその下端部に亘って半円状もし
くは欠円状の弯曲溝壁と、該弯曲溝壁部に交叉して連通
ずる半円状の弯曲溝壁とを設けた板片を成形せしめ、更
に該板片の左右一対をもって前記弯曲溝壁部をそれぞれ
対向位置する合せ型となして主管用の挿着係合孔と、枝
管用の分岐接続筒孔とを形成し、次いでかかる状態で板
片相互或いは該板片と欠円状の弯曲溝壁部での主管とを
仮付けして固定せしめて継手本体を構成し、周壁部に分
流孔を穿設した一体からなる前記主管の該分流孔部或い
は相互に対向する端部に分岐流通間隔を保持した別体か
らなる前記主管の該分岐流通間隔部を、挿着係合孔部側
にあって分岐接続筒孔の根元孔周附近に位置して貫通状
に組付けると共に、前記枝管の分岐接続筒孔への組付け
を行わしめ、主管及び枝管の外周面とにそれぞれ当接せ
しめた状態をもって、相互の当接重合面並びに前記組付
は孔周部での当接面を一括鑞溶着して構成せしめ、又は
/及び予め板素材によるプレス加工により、長手方向の
下部附近或いはその下端部に亘って半円状もしくは欠円
状の弯曲溝壁と、該弯曲溝壁部に交叉して連通ずる半円
状の弯曲溝壁とを設けた板片を成形せしめ、更に該板片
の左右一対をもって前記弯曲溝壁部をそれぞれ対向位置
する合せ型となして主管用の挿着係合孔と、枝管用の分
岐接続筒孔とを形成し、周壁部に分流孔を穿設した一体
からなる前記主管の該分流孔部を、挿着係合孔部側にあ
って分岐接続筒孔の根元孔周附近に位置して貫通状に組
付けると共に、前記枝管の分岐接続筒孔への組付けを行
わしめ、次いでかかる状態で板片相互或いは該板片と欠
円状の弯曲溝壁部での主管とを仮付けして固定せしめ、
主管及び枝管の外周面とにそれぞれ当接せしめた状態を
もって、相互の当接重合面並びに前記組付は孔周部での
当接面を一括鑞溶着して構成せしめた分岐接続用継手の
接続方法をそれぞれ要旨とするものである。
或いはその下端部に亘って、半円状もしくは欠円状の弯
曲溝壁と、該弯曲溝壁部に交叉して連通ずる半円状の弯
曲溝壁とを設けた板素材による左右一対の板片により、
前記弯曲溝壁部をそれぞれ対向位置して合せ型による主
管用の挿着係合孔と枝管用の分岐接続筒孔とを形成して
、これら相互の板片を一体に仮付は固定しで構成した継
手本体、及び該継手本体における重合面及び主管と枝管
と組付は孔周部とをそれぞれ鑞溶着して構成した分岐接
続用継手、及び予め板素材によるプレス加工により、長
手方向の下部附近或いはその下端部に亘って半円状もし
くは欠円状の弯曲溝壁と、該弯曲溝壁部に交叉して連通
ずる半円状の弯曲溝壁とを設けた板片を成形せしめ、更
に該板片の左右一対をもって前記弯曲溝壁部をそれぞれ
対向位置する合せ型となして主管用の挿着係合孔と、枝
管用の分岐接続筒孔とを形成し、次いでかかる状態で板
片相互或いは該板片と欠円状の弯曲溝壁部での主管とを
仮付けして固定せしめて継手本体を構成し、周壁部に分
流孔を穿設した一体からなる前記主管の該分流孔部或い
は相互に対向する端部に分岐流通間隔を保持した別体か
らなる前記主管の該分岐流通間隔部を、挿着係合孔部側
にあって分岐接続筒孔の根元孔周附近に位置して貫通状
に組付けると共に、前記枝管の分岐接続筒孔への組付け
を行わしめ、主管及び枝管の外周面とにそれぞれ当接せ
しめた状態をもって、相互の当接重合面並びに前記組付
は孔周部での当接面を一括鑞溶着して構成せしめ、又は
/及び予め板素材によるプレス加工により、長手方向の
下部附近或いはその下端部に亘って半円状もしくは欠円
状の弯曲溝壁と、該弯曲溝壁部に交叉して連通ずる半円
状の弯曲溝壁とを設けた板片を成形せしめ、更に該板片
の左右一対をもって前記弯曲溝壁部をそれぞれ対向位置
する合せ型となして主管用の挿着係合孔と、枝管用の分
岐接続筒孔とを形成し、周壁部に分流孔を穿設した一体
からなる前記主管の該分流孔部を、挿着係合孔部側にあ
って分岐接続筒孔の根元孔周附近に位置して貫通状に組
付けると共に、前記枝管の分岐接続筒孔への組付けを行
わしめ、次いでかかる状態で板片相互或いは該板片と欠
円状の弯曲溝壁部での主管とを仮付けして固定せしめ、
主管及び枝管の外周面とにそれぞれ当接せしめた状態を
もって、相互の当接重合面並びに前記組付は孔周部での
当接面を一括鑞溶着して構成せしめた分岐接続用継手の
接続方法をそれぞれ要旨とするものである。
(作用〉
本発明はこのよう構成とその接続方法とによるため、板
素材のプレス加工に伴う板片による左右一対の合せ型と
なす前記構成とその接続方法に関連して、継手本体とし
ての製作上の煩わしさをなくして極めて簡易且つ軽量に
して、しかも安価に得ることができ、又、主管及び枝管
の組付は時に離体した状態にある時でも、板片の一方側
にそれぞれの管側を挿着係合してその後合せ型とするこ
とにより、これら組付けを至極簡易となすと共に、主管
側の分流孔部或いは分岐流通間隔部での位置決めを確実
となすことができ、同時に継手全体の強度を充分に得る
こととなる。更に分岐する枝管側の管径を問わずその配
設を可能となして該管径上の制限を拡大すると共に、複
数の枝管も配設可能で適応性に富むこととなる。
素材のプレス加工に伴う板片による左右一対の合せ型と
なす前記構成とその接続方法に関連して、継手本体とし
ての製作上の煩わしさをなくして極めて簡易且つ軽量に
して、しかも安価に得ることができ、又、主管及び枝管
の組付は時に離体した状態にある時でも、板片の一方側
にそれぞれの管側を挿着係合してその後合せ型とするこ
とにより、これら組付けを至極簡易となすと共に、主管
側の分流孔部或いは分岐流通間隔部での位置決めを確実
となすことができ、同時に継手全体の強度を充分に得る
こととなる。更に分岐する枝管側の管径を問わずその配
設を可能となして該管径上の制限を拡大すると共に、複
数の枝管も配設可能で適応性に富むこととなる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に基いて説明すれば、第1
図は本発明の分岐接続用継手とその接続方法に係る分岐
接続用継手の接続状態の平面図、第2図は第1図の側面
図、第3図(イ)及び(ロ)は他の実施例に係る板片の
正面図と側面図、第4図は第3図の板片を用いて組付け
た状態の斜視図、第5図は更に他の実施例を示す第1図
相当図、第6図は第5図の側面図、第7図は主管と枝管
の配置を示す斜視図、第8図は第7図の他の配置を示す
斜視図、第9図乃至第12図はそれぞれ更に別の実施例
の斜視図であって、(1)は板片であり、長手方向の下
部附近或いはその下端部に亘って、半円状(第1図、第
2図及び第5図、第6図)もしくは欠円状(第3図、第
4図)等の弯曲溝壁(2)と、該弯曲溝壁部に交叉して
連通ずる半円状の弯曲溝壁(3)とを、プレス加工によ
って設けてなるものである。そしてこれら左右一対の板
片(1)をもって前記弯曲溝壁(2)及び(3)部をそ
れぞれ対向位置して合せ型とした状態で主管(P)用の
挿着係合孔(4)と、枝管(Po)用の分岐接続筒孔(
5)とを形成するのである。この際、弯曲溝壁(2,3
)以外の平坦壁部分は継手全体の補強用のリブとして働
くそしてこのようにして左右一対の板片(1)相互をス
ポット溶接(第1図、第2図)するか、予め突起(6°
)を設けておいてプロジェクション溶接0 (第3図、第4図)するか、もしくは一方の板製片の両
端縁より掛支型(8)を突出させこれを折返して他方の
板製片にカシメ(第5図、第6図)止めする等によって
仮付けして固定(6)せしめて継手本体を構成する。こ
のように構成された継手本体の挿着係合孔(4)側に第
7図のように周壁部に分流孔(9)を穿設した一体から
なる前記主管(P)の該分流孔(9)部、或いは第8図
のように相互の対向する端部に分岐流通間隔(D)を保
持した別体からなる前記主管(P)の該分岐流通間隔(
D)部を、挿着係合孔(4)側にあって分岐接続筒孔(
5)の根元孔周附近に位置して貫通状に組付けると共に
、枝管(Po)の分岐接続筒孔(5)への組付けを行う
ものである。尚(Pl)、(Plo)は組付は位置決め
を容易にし、且つ鑞溶着強度を向上するために設けられ
た環状膨出壁である。次いで前記主管(P)及び枝管(
Po)の外周面と当接した状態で相互の当接重合面並び
に前記組付は孔周部での当接面を炉中加熱等により一括
鑞溶着(7)して構成せしめるのである。
図は本発明の分岐接続用継手とその接続方法に係る分岐
接続用継手の接続状態の平面図、第2図は第1図の側面
図、第3図(イ)及び(ロ)は他の実施例に係る板片の
正面図と側面図、第4図は第3図の板片を用いて組付け
た状態の斜視図、第5図は更に他の実施例を示す第1図
相当図、第6図は第5図の側面図、第7図は主管と枝管
の配置を示す斜視図、第8図は第7図の他の配置を示す
斜視図、第9図乃至第12図はそれぞれ更に別の実施例
の斜視図であって、(1)は板片であり、長手方向の下
部附近或いはその下端部に亘って、半円状(第1図、第
2図及び第5図、第6図)もしくは欠円状(第3図、第
4図)等の弯曲溝壁(2)と、該弯曲溝壁部に交叉して
連通ずる半円状の弯曲溝壁(3)とを、プレス加工によ
って設けてなるものである。そしてこれら左右一対の板
片(1)をもって前記弯曲溝壁(2)及び(3)部をそ
れぞれ対向位置して合せ型とした状態で主管(P)用の
挿着係合孔(4)と、枝管(Po)用の分岐接続筒孔(
5)とを形成するのである。この際、弯曲溝壁(2,3
)以外の平坦壁部分は継手全体の補強用のリブとして働
くそしてこのようにして左右一対の板片(1)相互をス
ポット溶接(第1図、第2図)するか、予め突起(6°
)を設けておいてプロジェクション溶接0 (第3図、第4図)するか、もしくは一方の板製片の両
端縁より掛支型(8)を突出させこれを折返して他方の
板製片にカシメ(第5図、第6図)止めする等によって
仮付けして固定(6)せしめて継手本体を構成する。こ
のように構成された継手本体の挿着係合孔(4)側に第
7図のように周壁部に分流孔(9)を穿設した一体から
なる前記主管(P)の該分流孔(9)部、或いは第8図
のように相互の対向する端部に分岐流通間隔(D)を保
持した別体からなる前記主管(P)の該分岐流通間隔(
D)部を、挿着係合孔(4)側にあって分岐接続筒孔(
5)の根元孔周附近に位置して貫通状に組付けると共に
、枝管(Po)の分岐接続筒孔(5)への組付けを行う
ものである。尚(Pl)、(Plo)は組付は位置決め
を容易にし、且つ鑞溶着強度を向上するために設けられ
た環状膨出壁である。次いで前記主管(P)及び枝管(
Po)の外周面と当接した状態で相互の当接重合面並び
に前記組付は孔周部での当接面を炉中加熱等により一括
鑞溶着(7)して構成せしめるのである。
1
尚、上記した実施例では継手本体を構成した後に主管(
P)及び枝管(Po)を組付けて鑞溶着したが、これに
限らず一方側の板片の弯曲溝部(2)及び(3)に主管
(P)、枝管(Po)を組付け、他方側の板片を合せ型
とした後継手本体と各部とを仮付けし、その後鑞溶着す
ることもできる。しかし、第3図及び第4図のような欠
円状の弯曲溝壁(2)を設けた板片(1)の場合は、板
片(1)相互のスポット溶接、10ジエクシヨン溶接の
際に、同時に主管(P)も同じ溶接をして予め板片(1
〉と主管(P)とを仮付けしておく必要がある。
P)及び枝管(Po)を組付けて鑞溶着したが、これに
限らず一方側の板片の弯曲溝部(2)及び(3)に主管
(P)、枝管(Po)を組付け、他方側の板片を合せ型
とした後継手本体と各部とを仮付けし、その後鑞溶着す
ることもできる。しかし、第3図及び第4図のような欠
円状の弯曲溝壁(2)を設けた板片(1)の場合は、板
片(1)相互のスポット溶接、10ジエクシヨン溶接の
際に、同時に主管(P)も同じ溶接をして予め板片(1
〉と主管(P)とを仮付けしておく必要がある。
又、カシメ止めして継手本体を構成するに際し、第5図
及び第6図実施例の他、第4図に示す実施例においてプ
ロジェクション溶接をすることなく一対の板片(1)の
重合面を折返してカシメ止めしたり、更に第9図に示す
ように一方の板製片の下端縁を他方の板片の下端縁より
延長させ、且つ他方の板片の上端縁の両角部を略三角形
に切落し、一方の板片の上端縁においてはその両角部を
掛支片(8゛)として切落し部分を抱持するよう折返し
て2 カシメ止めし、又下端縁においては該下端縁全体を掛支
片(8“)として一方の板片の下端縁を抱持するようカ
シメ止めして固定することもできる。更に、第10図の
ように上端縁の構造は第5図及び第6図と同様の掛支型
(8)によりカシメ止めするが、下端縁においては一方
の板片の長手方向の中央部(1a)を残して両端側から
切欠き、他方の板片には長手方向の両端側からスリット
を入れてこの部分を掛支型(8°゛′)として前記中央
部(1a)を抱持するようカシメ止めして固定してもよ
い。
及び第6図実施例の他、第4図に示す実施例においてプ
ロジェクション溶接をすることなく一対の板片(1)の
重合面を折返してカシメ止めしたり、更に第9図に示す
ように一方の板製片の下端縁を他方の板片の下端縁より
延長させ、且つ他方の板片の上端縁の両角部を略三角形
に切落し、一方の板片の上端縁においてはその両角部を
掛支片(8゛)として切落し部分を抱持するよう折返し
て2 カシメ止めし、又下端縁においては該下端縁全体を掛支
片(8“)として一方の板片の下端縁を抱持するようカ
シメ止めして固定することもできる。更に、第10図の
ように上端縁の構造は第5図及び第6図と同様の掛支型
(8)によりカシメ止めするが、下端縁においては一方
の板片の長手方向の中央部(1a)を残して両端側から
切欠き、他方の板片には長手方向の両端側からスリット
を入れてこの部分を掛支型(8°゛′)として前記中央
部(1a)を抱持するようカシメ止めして固定してもよ
い。
又、本発明によれば、第11図に示すように主管(P)
と径の異なる枝管(Po)を配設することも可能であり
、更に第12図のように複数の枝管(Po)、(P”)
、(Po“′)を単一の継手に配設することも可能とな
る。
と径の異なる枝管(Po)を配設することも可能であり
、更に第12図のように複数の枝管(Po)、(P”)
、(Po“′)を単一の継手に配設することも可能とな
る。
(発明の効果)
以上説明したように本発明による分岐接続用継手本体、
継手およびその接続方法は、特に板素材のプレス加工に
よって成形してなる前記板片(1)による左右一対の合
せ型となして予め継手本体を3 構成するか、又は前記主管(P)及び枝管(Po)をそ
れぞれ組付けた状態で、板片(1)相互の重合面並びに
前記組付は孔周部での当接面を一括鑞溶着(7)して構
成せしめてなるため、継手本体としての製作上の煩わし
さがなく極めて簡易且つ軽量にして、しかも安価に得る
ことができ、又、主管(P)及び枝管(Po)の組付け
を至極容易となすと共に、継手全体として充分な強度を
得ることとなり、また主管(P)側の分流孔部或いは分
岐流通間隔部の内部での位置決めを確実となすことがで
きることとなる。更に分岐する枝管(Po)の管径を問
わずその配設を可能となして該管径上の制限を拡大でき
ると共に、複数の枝管の配設も可能にする等適応性に富
む、極めて有用な分岐接続用継手およびその接続方法で
ある。
継手およびその接続方法は、特に板素材のプレス加工に
よって成形してなる前記板片(1)による左右一対の合
せ型となして予め継手本体を3 構成するか、又は前記主管(P)及び枝管(Po)をそ
れぞれ組付けた状態で、板片(1)相互の重合面並びに
前記組付は孔周部での当接面を一括鑞溶着(7)して構
成せしめてなるため、継手本体としての製作上の煩わし
さがなく極めて簡易且つ軽量にして、しかも安価に得る
ことができ、又、主管(P)及び枝管(Po)の組付け
を至極容易となすと共に、継手全体として充分な強度を
得ることとなり、また主管(P)側の分流孔部或いは分
岐流通間隔部の内部での位置決めを確実となすことがで
きることとなる。更に分岐する枝管(Po)の管径を問
わずその配設を可能となして該管径上の制限を拡大でき
ると共に、複数の枝管の配設も可能にする等適応性に富
む、極めて有用な分岐接続用継手およびその接続方法で
ある。
第1図は本発明の一実施例を示す分岐接続用継手および
その接続方法に係る分岐接続用継手の接続状態の正面図
、第2図は第1図の側面図、第3図(イ)及び(ロ)は
他の実施例に係る板片の正面図4 と側面図、第4図は第3図の板片を用いて組付けた状態
の斜視図、第5図は更に他の実施例を示す同上第1図相
当図、第6図は第5図の側面図、第7図は主管と枝管の
配置を示す斜視図、第8図は第7図の他の配置を示す斜
視図、第9図乃至第12図はそれぞれ更に別の実施例の
斜視図、第13図は従来例の接続方法による分岐接続用
継手の接続状態を示す正面図、第14図は第13図A−
A線の一部切欠き断面図、第15図は更に他の実施例の
接続方法による分岐接続部の一部切欠き断面を示す正面
図である。
その接続方法に係る分岐接続用継手の接続状態の正面図
、第2図は第1図の側面図、第3図(イ)及び(ロ)は
他の実施例に係る板片の正面図4 と側面図、第4図は第3図の板片を用いて組付けた状態
の斜視図、第5図は更に他の実施例を示す同上第1図相
当図、第6図は第5図の側面図、第7図は主管と枝管の
配置を示す斜視図、第8図は第7図の他の配置を示す斜
視図、第9図乃至第12図はそれぞれ更に別の実施例の
斜視図、第13図は従来例の接続方法による分岐接続用
継手の接続状態を示す正面図、第14図は第13図A−
A線の一部切欠き断面図、第15図は更に他の実施例の
接続方法による分岐接続部の一部切欠き断面を示す正面
図である。
Claims (4)
- (1)長手方向の下部附近或いはその下端部に亘つて、
半円状もしくは欠円状の弯曲溝壁(2)と、該弯曲溝壁
部に交叉して連通する半円状の弯曲溝壁(3)とを設け
た板素材による左右一対の板片(1)により、前記弯曲
溝壁(2)及び(3)部をそれぞれ対向位置して合せ型
による主管(P)用の挿着係合孔(4)と枝管(P′)
用の分岐接続筒孔(5)とを形成して、該板片(1)相
互を一体に板付け固定(6)して構成したことを特徴と
する分岐接続用継手本体。 - (2)長手方向の下部附近或いはその下端部に亘って、
半円状もしくは欠円状の弯曲溝壁(2)と、該弯曲溝壁
部に交叉して連通する半円状の弯曲溝壁(3)とを設け
た板素材による左右一対の板片(1)により、前記弯曲
溝壁(2)及び(3)部をそれぞれ対向位置して合せ型
による主管(P)用の挿着係合孔(4)と枝管(P′)
用の分岐接続筒孔(5)とを形成して、該板片(1)相
互を一体に板付け固定(6)すると共に、その重合面及
び主管(P)と枝管(P′)の組付け孔周部とをそれぞ
れ鑞溶着(7)して構成したことを特徴とする分岐接続
用継手。 - (3)予め板素材によるプレス加工により、長手方向の
下部附近或いはその下端部に亘って半円状もしくは欠円
状の弯曲溝壁と、該弯曲溝壁部に交叉して連通する半円
状の弯曲溝壁とを設けた板片を形成せしめ、更に該板片
の左右一対をもって前記弯曲溝壁部をそれぞれ対向位置
する合せ型となして主管用の挿着係合孔と、枝管用の分
岐接続筒孔とを形成し、次いでかかる状態で板片相互を
仮付けして固定せしめて継手本体を構成し、周壁部に分
流孔を穿設した一体からなる前記主管の該分流孔部或い
は相互の対向する端部に分岐流通間隔を保持した別体か
らなる前記主管の該分岐流通間隔部を、挿着係合孔部側
にあって分岐接続筒孔の根元孔周附近に位置して貫通状
に組付けると共に、前記枝管の分岐接続筒孔への組付け
を行わしめ、主管及び枝管の外周面とにそれぞれ当接せ
しめた状態をもって、相互の当接重合面並びに前記組付
け孔周部での当接面を一括鑞溶着して構成せしめてなる
ことを特徴とする分岐接続用継手の接続方法。 - (4)予め板素材によるプレス加工により、長手方向の
下部附近或いはその下端部に亘って半円状もしくは欠円
状の弯曲溝壁と、該弯曲溝壁部に交叉して連通する半円
状の弯曲溝壁とを設けた板片を形成せしめ、更に該板片
の左右一対をもって前記弯曲溝壁部をそれぞれ対向位置
する合せ型となして主管用の挿着係合孔と、枝管用の分
岐接続筒孔とを形成し、周壁部に分流孔を穿設した一体
からなる前記主管の該分流孔部を、挿着係合孔部側にあ
って分岐接続筒孔の根元孔周附近に位置して貫通状に組
付けると共に、前記枝管の分岐接続筒孔への組付けを行
わしめ、次いでかかる状態で板片相互或いは該板片と欠
円状の弯曲溝壁部での主管とを仮付けして固定せしめ、
主管及び枝管の外周面とにそれぞれ当接せしめた状態を
もって、相互の当接重合面並びに前記組付け孔周部での
当接面を一括鑞溶着して構成せしめてなることを特徴と
する分岐接続用継手の接続方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1140419A JP3022970B2 (ja) | 1989-06-02 | 1989-06-02 | 分岐接続用継手本体、継手およびその接続方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1140419A JP3022970B2 (ja) | 1989-06-02 | 1989-06-02 | 分岐接続用継手本体、継手およびその接続方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH035098A true JPH035098A (ja) | 1991-01-10 |
JP3022970B2 JP3022970B2 (ja) | 2000-03-21 |
Family
ID=15268277
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1140419A Expired - Fee Related JP3022970B2 (ja) | 1989-06-02 | 1989-06-02 | 分岐接続用継手本体、継手およびその接続方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3022970B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04281166A (ja) * | 1991-03-08 | 1992-10-06 | Daikin Ind Ltd | 冷媒分配器 |
WO1999024770A1 (de) * | 1997-11-11 | 1999-05-20 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Verdampfer |
WO2005116510A1 (ja) * | 2004-05-28 | 2005-12-08 | Daikin Industries, Ltd. | T型分岐管継手 |
US7112104B2 (en) | 2003-10-16 | 2006-09-26 | Tyco Electronics Amp K.K | Electrical connector |
JP2014200835A (ja) * | 2013-04-09 | 2014-10-27 | 株式会社Ihi | 補強リブ板 |
CN105479066A (zh) * | 2014-12-23 | 2016-04-13 | 大庆元子科技开发有限公司 | 电子直插件焊接用可拆卸卡合式限位装置 |
-
1989
- 1989-06-02 JP JP1140419A patent/JP3022970B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04281166A (ja) * | 1991-03-08 | 1992-10-06 | Daikin Ind Ltd | 冷媒分配器 |
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KR100737076B1 (ko) * | 2004-05-28 | 2007-07-06 | 다이킨 고교 가부시키가이샤 | T형 분기관 이음쇠 |
AU2005248226B2 (en) * | 2004-05-28 | 2007-11-22 | Daikin Industries, Ltd., | Branch Tee Fitting |
US7422247B2 (en) | 2004-05-28 | 2008-09-09 | Daikin Industries, Ltd. | Branch tee fitting |
JP2014200835A (ja) * | 2013-04-09 | 2014-10-27 | 株式会社Ihi | 補強リブ板 |
CN105479066A (zh) * | 2014-12-23 | 2016-04-13 | 大庆元子科技开发有限公司 | 电子直插件焊接用可拆卸卡合式限位装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3022970B2 (ja) | 2000-03-21 |
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