JP2000105098A - オイルクーラ内蔵ラジエータタンクの製造方法 - Google Patents

オイルクーラ内蔵ラジエータタンクの製造方法

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JP2000105098A
JP2000105098A JP10291520A JP29152098A JP2000105098A JP 2000105098 A JP2000105098 A JP 2000105098A JP 10291520 A JP10291520 A JP 10291520A JP 29152098 A JP29152098 A JP 29152098A JP 2000105098 A JP2000105098 A JP 2000105098A
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oil
tank
radiator
tube
oil cooler
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Sotoharu Tanaka
外治 田中
Hidetaka Shinnaga
秀孝 新長
Toshimitsu Kuriwada
利光 栗和田
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Toyo Radiator Co Ltd
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Toyo Radiator Co Ltd
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    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F9/00Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
    • F28F9/02Header boxes; End plates
    • F28F9/0234Header boxes; End plates having a second heat exchanger disposed there within, e.g. oil cooler

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  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジン冷却用ラジエータのタンクの組立て
とそれに内装されるオイルクーラの組立てとを同時に行
い且つ、それらのろう付けを同時に行うことができるオ
イルクーラ内蔵ラジエータタンクの製造方法の提供。 【解決手段】 ラジエータタンク2を第一アングル材8
と第二アングル材9とで構成し、その第一アングル材8
にオイルパイプ14を貫通すると共に、それに一方の内蓋
12の中心孔15を挿通し、次いで、オイルパイプ14の端部
を内蓋12にカシメ固定する。そしてその内蓋12に内タン
ク本体11の一端を圧入すると共に、他端に他方の内蓋12
を圧入し、次いで、第一アングル材8及び第二アングル
材9を組み合わせ、その長手方向両端に外蓋5を被嵌保
持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジン冷却用ラ
ジエータのタンクにオイルクーラが内蔵されたものに関
し、そのラジエータとオイルクーラとを同時に組立て且
つ、夫々の接合部のろう付けを同時に行うことができる
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オイルクーラとラジエータとは夫
々別個独立に製造し、完成したオイルクーラをラジエー
タのタンク本体に挿入し、そのタンク本体と液密に組み
立てていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなオイルクー
ラとラジエータとを同時に組立て、それらを高温の炉内
で一体的にろう付け固定することができれば、量産性が
高まり好ましい。そこで本発明は、係る課題を解決する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、多数のラジエータチューブ1が貫通固定されると共
に、エンジン冷却水が流通するラジエータタンク2であ
って、そのラジエータタンク2にオイルクーラ3を内蔵
する方法において、そのラジエータタンク2は、筒状に
組み立てられる外タンク本体4と、その両端を閉塞する
一対の外蓋5とからなり、その外タンク本体4は、夫々
横断面L字状でその両縁部が互いに整合して圧入保持さ
れる嵌着部6および嵌入部7を形成した第一アングル材
8と第二アングル材9とを有し、オイルクーラ3は、複
数のオイルチューブ10の夫々の両端が圧入される一対の
筒状の内タンク本体11と、その内タンク本体11の両端を
閉塞する一対の内蓋12とを具備し、前記第一アングル材
8に穿設された、オイルパイプ挿通孔13にオイルパイプ
14の一端部を貫通すると共に、前記内蓋12の中心孔15を
前記オイルパイプ14の端に嵌入し、次いでその嵌入部を
カシメ固定する工程と、次いで、その内蓋12に前記内タ
ンク本体11の一端を圧入するとともに、その他端に他の
前記内蓋12を圧入する工程と、次いで、その第一アング
ル材8および第二アングル材9の夫々の前記嵌入部7が
夫々の嵌着部6に整合されて、筒状の前記外タンク本体
4を組み立てると共に、その両端に外蓋5の縁部を被嵌
保持する工程と、を具備し、互いに接触する部品の少な
くとも一方側にはろう材が被覆または介装され、全体を
組立た状態で、炉内で一体的に且つ液密にろう付け固定
したことを特徴とするオイルクーラ内蔵ラジエータタン
クの製造方法である。
【0005】この製造方法によれば、オイルクーラを含
めてラジエータタンクの夫々の部品どうしが、互いに保
持され、オイルクーラとラジエータタンクとを一体的に
且つ、同時にろう付け固定することができる。
【0006】請求項2に記載の本発明は、請求項1にお
いて、前記オイルクーラ3は、その内タンク本体11が円
筒形に形成され、その内タンク本体11にその軸方向に離
間して複数のチューブ嵌着用スリット16が並列され、夫
々のチューブ嵌着用スリット16に前記オイルチューブ10
の端部を挿入すると共に、その内タンク本体11を軸方向
に圧縮することにより、オイルチューブ10を前記チュー
ブ嵌着用スリット16に挟持させることとしたオイルクー
ラ内蔵ラジエータタンクの製造方法である。この製造方
法によれば、内タンク本体11にオイルチューブ10を確実
に挟持させた状態で、そのろう付けを行うことができ、
内タンク本体11とオイルチューブ10との液密性を向上で
きる。
【0007】請求項3に記載の本発明は、請求項2にお
いて、内タンク本体11に形成された隣接するチューブ嵌
着用スリット16は、互いに周方向に180°異なる位置
に配置されたものからなるオイルクーラ内蔵ラジエータ
タンクの製造方法である。この製造方法によれば、さら
にオイルチューブ10を内タンク本体11に確実且つ均一に
保持させることが可能となる。請求項4に記載の本発明
は、請求項2または請求項3において、前記オイルチュ
ーブ10は、偏平に形成されると共にその長手方向両端が
閉塞され且つ、その長手方向両端部の一側部が円弧状に
欠切部17が開口してなり、その開口縁が前記チューブ嵌
着用スリット16に嵌着挟持されたオイルクーラ内蔵ラジ
エータタンクの製造方法である。この製造方法によれ
ば、オイルクーラ3のオイルチューブ10を簡易に成形で
きると共に、そのオイルチューブ10の欠切部17を内タン
ク本体11のチューブ嵌着用スリット16に挟持させること
により、その接合部の液密性を確実に確保できる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づいて本発明の実
施の形態につき説明する。図1は本発明のオイルクーラ
内蔵ラジエータタンクの組立説明図であり、図2はその
オイルパイプ14を第一アングル材8に取付けた状態の斜
視図、図3はその第一アングル材8にオイルクーラ3を
組立てた状態の要部縦断面図、図4は同オイルクーラ内
蔵ラジエータタンクの縦断面図である。また、図5はオ
イルクーラ3の組立順序を示す他の例であり、図6はそ
のオイルチューブ10と内タンク本体11との組立て状態を
示す説明図、図7はその内タンク本体11の他の例を示す
斜視図である。図1〜図4に示す例は、第一アングル材
8と第二アングル材9とによって外タンク本体4を構成
し、その外タンク本体4の上下両端に外蓋5を被嵌する
ことによってラジエータタンク2を形成する。そして第
一アングル材8には、冷却水出入口パイプ24とオイルパ
イプ14とが取付けられ、第二アングル材9には多数の並
列されたラジエータチューブ1の端部が夫々挿通保持さ
れるものである。
【0009】第二アングル材9及び第一アングル材8
は、夫々帯状金属板をロールホーミングにより断面L字
状に形成すると共に、その両端部が互いに整合して嵌着
保持される嵌着部6及び嵌入部7を形成する。また、第
二アングル材9にはその一辺側に多数のチューブ挿通孔
29が等間隔に並列して穿設されると共に、その並列方向
の最上段に端板20挿入用のスリット23が穿設される。夫
々のチューブ挿通孔29の孔縁部は、内面側に僅かにバー
リング加工されている。さらに、第二アングル材9の他
方の面の内面側には凹部28が形成される。この凹部28は
上下一対(下部側を省略)形成され、その離間距離は後
述するオイルクーラ3の一対の内タンク本体11の夫々の
軸間距離に等しい。次に、第一アングル材8の一側の上
端部には冷却水出入口パイプ24が挿通される開口とオイ
ルパイプ14が挿通されるオイルパイプ挿通孔13とが夫々
穿設され、オイルパイプ挿通孔13は上下一対設けられ
る。このオイルパイプ挿通孔13の上下の離間距離は、上
下一対の前記凹部28の離間距離に整合する。
【0010】次に、オイルクーラ3はこの例では、一対
の筒状の内タンク本体11にオイルチューブ10の両端部が
貫通保持され、内タンク本体11の両端に夫々一対の内蓋
12が被嵌される。一方の内蓋12には中心孔15が穿設さ
れ、そこにオイルパイプ14の端部が挿入保持される。ま
た、他方の内蓋12の中央外面には凸部19が設けられ、そ
れが第二アングル材9の凹部28に整合する。内タンク本
体11は、金属板をロールホーミングして、一対の断面半
円の樋状に形成したものからなり、その一方の樋状材の
両縁に嵌入部が設けられ、他方の樋状材にその嵌入部に
整合する嵌着部が設けられている。そして、一方の樋状
材にはその長手方向に並列して多数のオイルチューブ10
の挿通孔が並列されている。
【0011】
【組立方法】先ず、第一アングル材8のオイルパイプ挿
通孔13にオイルパイプ14の後端部を挿入し、その根元部
に設けられた環状膨出部27をオイルパイプ挿通孔13の孔
縁部に当接する。次いで、両面にろう材がクラッドされ
たパッチプレート18の中心孔を内蓋12の中心孔15に整合
させ、第一アングル材8の内面側から両者をオイルパイ
プ14の後端に嵌着する。そしてオイルパイプ14の後端部
を図示しないカシメ治具でカシメて、カシメ部25を図2
の如く形成する。それにより、オイルパイプ14とパッチ
プレート18と内蓋12とが一体的に保持される。同様に下
部側のオイルパイプ14も、パッチプレート18及び内蓋12
と共にカシメておく。
【0012】次に、複数のオイルチューブ10の両端が挿
通された一対の内タンク本体11の夫々の一端部を内蓋12
の環状リブ内に圧入する。なお、複数のオイルチューブ
10を内タンク本体11に組立てるには、図1において上側
の樋状材を嵌着前に下側の樋状材のチューブ挿通孔にオ
イルチューブ10の端部を挿通し、そのオイルチューブ10
の開口縁を拡開し、オイルチューブ10と下側樋状材とを
一体化しておく。次いで、上側の樋状材を下側の樋状材
に軽く圧入することにより内タンク本体11を形成でき
る。次いで、内タンク本体11の他端側に内蓋12を被嵌す
ると共に、内蓋12の外面側に突出された凸部19にパッチ
プレート18の中心孔を挿入する。また、冷却水出入口パ
イプ24の後端を第一アングル材8の貫通孔に挿入し、そ
の環状膨出部27を貫通孔の孔縁部に当接すると共に、第
一アングル材8の内面側から冷却水出入口パイプ24の後
端縁をカシメることにより、それを第一アングル材8に
保持させる。
【0013】次に、第二アングル材9の夫々のチューブ
挿通孔29にはラジエータチューブ1の端部を挿通すると
共に、各ラジエータチューブ1間にコルゲートフィン21
を配置する。次いでその積層方向最上段には、端板20を
位置し、その係合部26をスリット23に挿入する。そして
夫々のラジエータチューブ1の端部を拡開して、それを
第二アングル材9に保持させると共に、係合部26の先端
をカシメて端板20を第二アングル材9に保持させる。こ
のようにしてなる第二アングル材9と第一アングル材8
とを組み合わせる。このとき、内蓋12の後端に突出され
た凸部19が第二アングル材9の凹部28に嵌入する。ま
た、第一アングル材8及び第二アングル材9の嵌着部6
及び嵌入部7は互いに嵌着され、それらの上下両開口端
に一対の外蓋5が被嵌される。即ち、外周縁にリブが突
出された外蓋5が第一アングル材8と第二アングル材9
によって形成された外タンク本体4の開口端外周に圧入
され、それによって全体が一体的に保持される。
【0014】なお、互いに組み合わされる少なくとも一
方の部品の表面にはろう材が被覆されたものが用いられ
る。また、図1ではオイルクーラ内蔵ラジエータの一端
隅部のみを表したが、下端側も冷却水出入口パイプ24を
除いて同様に組立てられる。なお、左端側の図示しない
ラジエータタンク2内には、通常、オイルクーラ3は内
装されない。その左端側のラジエータタンク2には、冷
却水出入口パイプ24のみが突設される。このように組立
てられたオイルクーラ内蔵ラジエータは、全体が高温の
炉内に挿入され、各部品に被覆されたろう材を溶融し、
それを冷却固化することにより、各接触部間を液密にろ
う付け固定して、オイルクーラ内蔵ラジエータを完成す
る。
【0015】
【変形例】次に、図5はラジエータタンク2に内蔵され
るオイルクーラ3の他の例を示す組立説明図である。こ
れは円形筒状の内タンク本体11に、定間隔に複数のチュ
ーブ嵌着用スリット16が形成され、隣接するチューブ嵌
着用スリット16は互いに180°周方向に異なった位置
に設けられる。そしてこのチューブ嵌着用スリット16
に、オイルチューブ10の欠切部17の縁部が挿入される。
このオイルチューブ10は、ろう材が少なくとも内面に被
覆された帯状金属板を、曲折して偏平管に形成すると共
に内部にインナーフィン30が挿入され、オイルチューブ
10の長手方向両端部および側部の継目が圧着により閉塞
されている。それと共に、そのオイルチューブ10の上下
両端部が一部欠切されている。そして夫々のオイルチュ
ーブ10の欠切部17の縁部を各チューブ嵌着用スリット16
に挿入した状態で、内タンク本体11は軸方向に圧縮さ
れ、オイルチューブ10をチューブ嵌着用スリット16内に
挟持して保持する。図6はその状態を示すものである。
【0016】なお、図5の内タンク本体11に加えて、図
7に示す如く、チューブ嵌着用スリット16を内タンク本
体11の周方向の一方側にのみ配置してもよい。この場合
にも、多数のオイルチューブ10をチューブ嵌着用スリッ
ト16に挿入した後、軸方向に圧縮し、そのオイルチュー
ブ10をチューブ嵌着用スリット16に挟持する。
【0017】
【発明の作用・効果】本発明のオイルクーラ内蔵ラジエ
ータタンクの製造方法は、第一アングル材8のオイルパ
イプ挿通孔13にオイルパイプ14の一端部を貫通し、その
端に内蓋12の中心孔15を嵌入してその嵌入部をカシメ
る。次いで、その内蓋12にオイルクーラ3の内タンク本
体11の一端をを圧入すると共に、内タンク本体11の他端
に他の内蓋12を圧入し、それを第一アングル材8の内部
に取付けた後に、第二アングル材9を第一アングル材8
に嵌着して外タンク本体4を形成し、その外タンク本体
4に外蓋5を被嵌保持するように構成したから、オイル
クーラを含めてラジエータタンクの各部品が互いに保持
され、オイルクーラとラジエータタンクとを一体的に且
つ、同時にろう付け固定することができる。
【0018】また、請求項2に記載の本発明によれば、
内タンク本体11にオイルチューブ10を確実に挟持させた
状態で、ろう付けを行うことができる。次に、請求項3
に記載の本発明によれば、さらにオイルチューブ10を内
タンク本体11に確実且つ均一に保持させることが可能と
なる。請求項4に記載の本発明によれば、オイルクーラ
3のオイルチューブ10を簡易に成形できると共に、その
オイルチューブ10の欠切部17を内タンク本体11のチュー
ブ嵌着用スリット16に挟持させることにより、その接合
部の液密性を確実に確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオイルクーラ内蔵ラジエータタンクの
組立説明図。
【図2】同ラジエータタンクのオイルパイプ14を第一ア
ングル材8に取付けた状態の斜視図。
【図3】同ラジエータタンクの第一アングル材8にオイ
ルクーラ3を組立てた状態の要部縦断面図。
【図4】本発明のオイルクーラ内蔵ラジエータタンクの
縦断面図。
【図5】本発明のオイルクーラ3の組立順序を示す他の
例の斜視図。
【図6】本発明のオイルクーラ3のオイルチューブ10と
内タンク本体11との組立て状態とを示す説明図。
【図7】本発明のオイルクーラ3の内タンク本体11の他
の例を示す斜視図。
【符号の説明】
1 ラジエータチューブ 2 ラジエータタンク 3 オイルクーラ 4 外タンク本体 5 外蓋 6 嵌着部 7 嵌入部 8 第一アングル材 9 第二アングル材 10 オイルチューブ 11 内タンク本体 12 内蓋 13 オイルパイプ挿通孔 14 オイルパイプ 15 中心孔 16 チューブ嵌着用スリット 17 欠切部 18 パッチプレート 19 凸部 20 端板 21 コルゲートフィン 23 スリット 24 冷却水出入口パイプ 25 カシメ部 26 係合部 27 環状膨出部 28 凹部 29 チューブ挿通孔 30 インナーフィン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のラジエータチューブ1が貫通固定
    されると共に、エンジン冷却水が流通するラジエータタ
    ンク2であって、そのラジエータタンク2にオイルクー
    ラ3を内蔵する方法において、 そのラジエータタンク2は、筒状に組み立てられる外タ
    ンク本体4と、その両端を閉塞する一対の外蓋5とから
    なり、 その外タンク本体4は、夫々横断面L字状でその両縁部
    が互いに整合して圧入保持される嵌着部6および嵌入部
    7を形成した第一アングル材8と第二アングル材9とを
    有し、 オイルクーラ3は、複数のオイルチューブ10の夫々の両
    端が圧入される一対の筒状の内タンク本体11と、その内
    タンク本体11の両端を閉塞する一対の内蓋12とを具備
    し、 前記第一アングル材8に穿設された、オイルパイプ挿通
    孔13にオイルパイプ14の一端部を貫通すると共に、前記
    内蓋12の中心孔15を前記オイルパイプ14の端に嵌入し、
    次いでその嵌入部をカシメ固定する工程と、 次いで、その内蓋12に前記内タンク本体11の一端を圧入
    するとともに、その他端に他の前記内蓋12を圧入する工
    程と、 次いで、その第一アングル材8および第二アングル材9
    の夫々の前記嵌入部7が夫々嵌着部6に整合されて、筒
    状の前記外タンク本体4を組み立てると共に、その両端
    に外蓋5の縁部を被嵌保持する工程と、 を具備し、互いに接触する部品の少なくとも一方側には
    ろう材が被覆または介装され、 全体を組立た状態で、炉内で一体的に且つ液密にろう付
    け固定したことを特徴とするオイルクーラ内蔵ラジエー
    タタンクの製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記オイルクーラ3は、その内タンク本体11が円筒形に
    形成され、その内タンク本体11にその軸方向に離間して
    複数のチューブ嵌着用スリット16が並列され、夫々のチ
    ューブ嵌着用スリット16に前記オイルチューブ10の端部
    を挿入すると共に、その内タンク本体11を軸方向に圧縮
    することにより、オイルチューブ10を前記チューブ嵌着
    用スリット16に挟持させることとしたオイルクーラ内蔵
    ラジエータタンクの製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 内タンク本体11に形成された隣接のチューブ嵌着用スリ
    ット16は、互いに周方向に180°異なる位置に配置さ
    れたものからなるオイルクーラ内蔵ラジエータタンクの
    製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3において、 前記オイルチューブ10は、偏平に形成されると共にその
    長手方向両端が閉塞され且つ、その長手方向両端部の一
    側部に円弧状の欠切部17が開口してなり、 その開口縁が前記チューブ嵌着用スリット16に嵌着挟持
    されたオイルクーラ内蔵ラジエータタンクの製造方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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