JPH0350745Y2 - - Google Patents

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JPH0350745Y2
JPH0350745Y2 JP1986100966U JP10096686U JPH0350745Y2 JP H0350745 Y2 JPH0350745 Y2 JP H0350745Y2 JP 1986100966 U JP1986100966 U JP 1986100966U JP 10096686 U JP10096686 U JP 10096686U JP H0350745 Y2 JPH0350745 Y2 JP H0350745Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、書架の奥行調節装置に係わり、更に
詳しくは書籍やテープケース等の大きさに応じて
書籍の背表紙あるいはテープケース等の前縁を整
列すべく背当り杆を奥行方向に調節可能となした
書架の奥行幅調節装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、書籍の背表示を整理する為に背板を奥行
方向移動可能となした、あるいは棚板自体を奥行
方向に長さ設定可能となした書籍収納奥行幅調節
装置が提供されている。例えば、昭和56年実用新
案出願公告第19880号にて開示される如く、側板
の後端部に回動自在に取付けた杆体の中央部と背
板の端部に一側端を回動自在に取付けた連結金具
の他側端を枢着するとともに、前記杆体の遊端に
固定した筒体を前記背板の後面横方向に形成した
ガイド用凹溝内で摺動させて、該背板を棚板の奥
行方向にスライド移動可能となし、各種書籍の奥
行幅に応じて予め前記ガイド用凹溝を形成する側
壁に穿設した複数の孔の対応する該孔に係止用ピ
ンを挿通し、更に前記杆体端部の筒体に嵌挿して
前記背板の奥行位置設定を可能となした装置が提
供されるが、構造が複雑であるばかりでなく、背
板の奥行位置設定も該背板のガイド用凹溝の側壁
に設けた孔と杆体の遊端に固定した筒体を位置合
わせした後、ピンを嵌挿して背板を固定しなけれ
ばならず操作も複雑なものであつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案が前述の状況に鑑み、解決しようとする
ところは、構造が簡単で容易に支柱に取付けるこ
とができ且つ書籍やテープケース等の各種の大き
さに応じて書籍の背表紙あるいはテープケースの
前縁を整列することができ、その設定作業も容易
になし得る安価な書架の奥行幅調節装置を提供す
る点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、前述の問題解決の為に、上下方向に
多数の係止孔を有する書架両側前後の支柱に奥行
方向に少なくとも内側に開放した凹溝からなる複
数の係止部を有する一対の係止部材を対向させそ
の外側に形成したフツクを前記係止孔に着脱自在
に嵌合係止して取付けるとともに、該係止部材間
に両端部が前記係止部と嵌合関係にある背当り杆
を突き合い状態で渡設してなり、該背当り杆に書
籍等の後縁を当接して該書籍等の収納位置を設定
して書架の奥行幅調節装置を構成した。
〔作用〕
以上の如き内容からなる本考案の書籍の奥行幅
調節装置は書架の両側前後の支柱に外側に形成し
たフツクにて着脱自在に嵌合係止する係止部材
に、奥行方向に少なくとも内側に開放した凹溝か
らなる複数の係止部を形成したので、書籍やテー
プケース等の奥行幅に応じて該係止部に嵌合する
背当り杆の奥行方向位置を設定することができ、
また背当り杆を係止部に嵌合装着した状態では両
側の係止部材と背当り杆は突き合い状態となり、
該係止部材の内方移動を規制し、更に支柱の上下
方向に多数の係止孔を形成したので、書籍やテー
プケース等の高さに応じて支柱に嵌合係止する前
記係止部材の上下位置を設定することができ、即
ち背当り杆の取付け位置を自由に設定することが
できるものである。
〔実施例〕
次に添付図面に示した実施例に基づき更に本考
案の詳細を説明する。
第1図は本考案に係る書架の奥行幅調節装置の
代表的実施例を示し、第2図はその要部の拡大斜
視図であり、Aは書架、Bは奥行幅調節装置であ
る。書架Aは、天板1と底板2及び支柱3を組合
わせたもので、両側に立設した支柱3,……の側
面には上下方向に等間隔で多数の係止孔4,……
を形成してあり、両側の該支柱3,3間には書籍
5を載置収納し得る適宜数の棚板6,……を多段
に前記係止孔4に嵌合係止した棚板取付具7を用
いて取付けてある。尚、本実施例では奥行方向両
端に立設した支柱3,3の中間に更にもう一本の
支柱3を立設して、奥行方向に棚板6,6を2列
に配したもので、該書架Aの奥行方向両側から書
籍5の収納及び取り出しを可能となしてあり、ま
た書籍5の横倒れあるいは区画分類の為に支持具
8を前記天板1又は棚板6下面に形成した図示し
てないレールに嵌挿して構成した。奥行幅調節装
置Bは、前記支柱3,……に嵌合係止する係止部
材9,9と背当たり杆10とによりなり、該係止
部材9は第2図に示す如く奥行方向に立設した前
記支柱3,3に架設状態で取付けるものであり、
両端部には前記支柱3の係止孔4に嵌合関係のあ
るフツク11を突設してあり、上縁部には奥行方
向に適宜間隔を置いて、例えば、中央部と両端及
びその中間部の計五箇所に係止部12,……を設
けてあり、該係止部12の形状は本実施例では前
記フツク11の係止方向と反対側一側方へ開放し
た略円柱状の凹溝13で上方へも開放し、その上
端部を該凹溝13幅より狭く設定して突出部14
を形成し、また長さ方向即ち奥行方向に補強用の
リブ15や折曲縁16を形成したもので、奥行方
向に対して対称な形状となしたものであり、背当
たり杆10は両端部が前記係止部12と嵌合関係
にあり、横方向の支柱3、3間の間隔と略同一の
長さを有するもので構成している。尚、前記係止
部12の奥行方向の間隔は、各種大きさの書籍、
例えばA4,B5,A5規格等の書籍の奥行幅に応じ
た位置に設定すればより好ましいものである。第
3図は係止部材9の係止部12と背当たり杆10
の他の実施例を示し、第3図aは係止部材9の側
面に長円溝の係止部12を前記同様の奥行方向位
置に形成し、該係止部12に2本の背当たり杆1
0,10を側方より挿入したものである。第3図
bは第2図の凹溝13を上下に延長した形状の係
止部12に上下に2本の背当たり杆10,10を
上方より嵌合したものであり、第3図cは第2図
の凹溝13を奥行方向に隣接して形成した係止部
12に奥行方向に2本の背当たり杆10、10を
上方より嵌合したものである。第3図dは両側方
に開放した凹溝13の中間部内周に膨出部17を
形成してくびれた形状の係止部12に、先端部に
環状凹所18を形成した背当たり杆10を嵌合す
るものである。第3図eは第2図と同様の凹溝1
3を有するが、該凹溝13の開放した側とは反対
の側壁から該凹溝13内へネジ19を螺合した係
止部12であり、該係止部12に上方から背当た
り杆10を嵌合した後、前記ネジ19で該背当た
り杆10の端面を内方へ押圧し該背当たり杆10
の抜け止めをより確かにしたもである。
而して、本考案の書架の奥行幅調節装置を、各
種の書籍5を収納する場合に使用するには、収納
する書籍5の高さに応じて前記天板1と棚板6の
間隔、前記底板2と棚板6の間隔、更に、棚板
6,6の間隔を調整して両側の支柱3,……間に
棚板6を取付け、更に書籍5の後縁を支持する為
に最適な高さ位置で、両側のそれぞれの支柱3,
3に内側から係止部材9の奥行方両端部に形成し
たフツク11,11を係止孔4,4に嵌合係止し
て取付け、対向して両側に位置する該係止部材
9,9の係止部12,12間に前記背当たり杆1
0の両端部を上方から前記突出部14を通過させ
て取付けるものである。また、第4図aに示す如
く、奥行方向に1列の棚板6を配置した場合に
は、図例の如き書籍5,……の収納状態になる
が、小型の書籍5,……の場合は、第4図bの如
く、前記係止部材9の中央の係止部12に前記背
当たり杆10を嵌合して取付ければ、奥行方向に
2列の収納配列が可能で、該係止部材9と背当た
り杆10の組合せ設定により種々の態様で使用で
き、書架Aにおける収納空間の有効利用を図れる
ものである。更に、本実施例の如く係止部材9を
奥行方向に対して対称に形成すれば、同一形状の
係止部材9,9を対向させて支柱に取付けること
ができ、部品数を少なく構成できるものである。
尚、本実施例では書籍5を収納する場合について
述べたが、テープケースやこれに類する物品を収
納する場合にも全く同様に本考案の書架の奥行幅
調節装置を使用できるものである。
〔考案の効果〕
以上にしてなる本考案の書架の奥行幅調節装置
によれば、上下方向に多数の係止孔を有する書架
両側前後の支柱に、奥行方向に少なくとも内側に
開放した凹溝からなる複数の係止部を有する一対
の係止部材を対向させその外側に形成したフツク
を前記係止孔に着脱自在に嵌合係止して取付ける
とともに、該係止部材間に両端部が前記係止部と
嵌合関係にある背当り杆を突き合い状態で渡設し
てなるので、係止部材を両側に立設した支柱に内
側からそれぞれフツクを嵌合係止し、該係止部材
の係止部に背当たり杆を嵌合させて突き合い状態
で渡設するだけで設定でき、前記係止部材間に該
背当たり杆が介在しているので該係止部材のフツ
クが支柱の係止孔から外れることはなく、また各
種大きさの書籍にも対応することができ、書籍の
背表紙を棚板の前縁部に揃えて収納することがで
きるばかりでなく、支柱の上下方向に多数の係止
孔を形成しているので、書籍の高さに応じた最適
な型さ位置に係止部材を嵌合係止して背当たり杆
の書籍後縁に当接する高さ位置を設定することが
できるものであり、更に前述したように簡単な構
造であるので安価に製造することができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の書架の奥行幅調節装置の説明
用斜視図、第2図は要部の拡大斜視図、第3図a
〜eは他の実施例、第4図a,bは書籍の収納状
態を示した説明用平面図である。 A……書架、B……奥行幅調節装置、1……天
板、2……底板、3……支柱、4……係止孔、5
……書籍、5……棚板、7……棚板取付具、8…
…支持具、9……係止部材、10……背当たり
杆、11……フツク、12……係止部、13……
凹溝、14……突出部、15……リブ、16……
折曲縁、17……膨出部、18……環状凹所、1
9……ネジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下方向に多数の係止孔を有する書架両側前後
    の支柱に、奥行方向に少なくとも内側に開放した
    凹溝からなる複数の係止部を有する一対の係止部
    材を対向させその外側に形成したフツクを前記係
    止孔に着脱自在に嵌合係止して取付けるととも
    に、該係止部材間に両端部が前記係止部と嵌合関
    係にある背当り杆を突き合い状態で渡設してな
    り、該背当り杆に書籍等の後縁を当接して該書籍
    等の収納位置を設定してなる書架の奥行幅調節装
    置。
JP1986100966U 1986-06-30 1986-06-30 Expired JPH0350745Y2 (ja)

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JP6684653B2 (ja) * 2016-05-26 2020-04-22 株式会社くろがね工作所 書棚のブックサポート装置

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