JPH10137049A - 杆材の連結構造 - Google Patents
杆材の連結構造Info
- Publication number
- JPH10137049A JPH10137049A JP30296596A JP30296596A JPH10137049A JP H10137049 A JPH10137049 A JP H10137049A JP 30296596 A JP30296596 A JP 30296596A JP 30296596 A JP30296596 A JP 30296596A JP H10137049 A JPH10137049 A JP H10137049A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piece
- rod
- connecting rod
- pieces
- horizontal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Assembled Shelves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 連結杆を、簡単に、しかも浮き上がりを防止
した状態で、横杆に連結する。 【解決手段】 前後1対の横杆4における互いに内方を
向く上片10に係止孔14を設け、横杆4と交差する方
向を向く連結杆5の両端部に設けた下向きの係止片17
を係止孔14に係合して連結する杆材の連結構造におい
て、連結杆5における係止片17が端部に設けられた上
片15より垂下する垂下片16の前後の端部に、横杆4
の上片10の下方に潜り込む突部18を設ける。
した状態で、横杆に連結する。 【解決手段】 前後1対の横杆4における互いに内方を
向く上片10に係止孔14を設け、横杆4と交差する方
向を向く連結杆5の両端部に設けた下向きの係止片17
を係止孔14に係合して連結する杆材の連結構造におい
て、連結杆5における係止片17が端部に設けられた上
片15より垂下する垂下片16の前後の端部に、横杆4
の上片10の下方に潜り込む突部18を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、荷物が搭載されて
いるパレットなどの重量物を載置するための棚等におけ
る杆材の連結構造に関する。
いるパレットなどの重量物を載置するための棚等におけ
る杆材の連結構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、実開平5ー27861号公報に
記載された棚に用いられている杆材の連結構造を、図1
0及び図11は、特開昭62ー20524号公報に記載
された棚に用いられている杆材の連結構造をそれぞれ示
す。
記載された棚に用いられている杆材の連結構造を、図1
0及び図11は、特開昭62ー20524号公報に記載
された棚に用いられている杆材の連結構造をそれぞれ示
す。
【0003】これらの図において、(100)は、両端部を
支柱(図示省略)に架設することにより、棚の前後に設け
た左右方向を向く横杆(その前方のもののみを図示する)
であり、上面部(110)及び上面部(110)よりも低くなった
段部(120)を内方側に有するほぼ角管状をなしている。
この横杆(100)に、前後方向を向く連結杆(130)の両端が
支持されている。
支柱(図示省略)に架設することにより、棚の前後に設け
た左右方向を向く横杆(その前方のもののみを図示する)
であり、上面部(110)及び上面部(110)よりも低くなった
段部(120)を内方側に有するほぼ角管状をなしている。
この横杆(100)に、前後方向を向く連結杆(130)の両端が
支持されている。
【0004】図9の連結杆(130)は、端部が下向きのL
字状に屈曲された主板部(131)と、主板部(131)よりも短
く、かつ主板部(131)の前後両側に設けられた側板部(13
2)とから構成されている。
字状に屈曲された主板部(131)と、主板部(131)よりも短
く、かつ主板部(131)の前後両側に設けられた側板部(13
2)とから構成されている。
【0005】横杆(100)に対して連結杆(130)を直交さ
せ、この状態で連結杆(130)を降ろすことにより、主板
部(131)の端部を横杆(100)の上面部に係止し、かつ側板
部(132)を横杆(100)の段部(120)に上方から嵌合して支
持し、もって連結杆(130)は横杆(100)に連結されてい
る。
せ、この状態で連結杆(130)を降ろすことにより、主板
部(131)の端部を横杆(100)の上面部に係止し、かつ側板
部(132)を横杆(100)の段部(120)に上方から嵌合して支
持し、もって連結杆(130)は横杆(100)に連結されてい
る。
【0006】図10及び図11の連結杆(130)は、主板
部(131)の両側から、側板部(133)(134)が下方に屈曲さ
れた下向きのコ字形に形成され、かつ一方の側板部(13
3)の下端はL字形に屈曲され、この一方の側板部(133)
の端部近傍を切り欠いて、フック部(135)が形成されて
いる。
部(131)の両側から、側板部(133)(134)が下方に屈曲さ
れた下向きのコ字形に形成され、かつ一方の側板部(13
3)の下端はL字形に屈曲され、この一方の側板部(133)
の端部近傍を切り欠いて、フック部(135)が形成されて
いる。
【0007】横杆(100)の段部(120)には、フック部(13
5)を挿入して係合しうる係止孔(140)が設けられてい
る。
5)を挿入して係合しうる係止孔(140)が設けられてい
る。
【0008】フック部(135)が下側に位置するように、
連結杆(130)を斜めに傾けて、フック部(135)を係止孔(1
40)に挿入し、その後、連結杆(130)を、他方の側板部(1
34)の下端が段部(120)の上面に当接し、かつ主板部(13
1)がほぼ水平となるまで回転させて、図10に示すよう
に、フック部(135)を横杆(100)の段部(120)の下面に当
接させることにより連結が行われる。
連結杆(130)を斜めに傾けて、フック部(135)を係止孔(1
40)に挿入し、その後、連結杆(130)を、他方の側板部(1
34)の下端が段部(120)の上面に当接し、かつ主板部(13
1)がほぼ水平となるまで回転させて、図10に示すよう
に、フック部(135)を横杆(100)の段部(120)の下面に当
接させることにより連結が行われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図9の構造で
は、連結杆(130)が横杆(100)に載置されているだけであ
るので、上向きまたは左右方向の力が作用した場合に
は、連結杆(130)が横杆(100)から浮き上がって外れた
り、左右に位置ずれしたりし、連結が不安定である。
は、連結杆(130)が横杆(100)に載置されているだけであ
るので、上向きまたは左右方向の力が作用した場合に
は、連結杆(130)が横杆(100)から浮き上がって外れた
り、左右に位置ずれしたりし、連結が不安定である。
【0010】また、図10及び図11の構造では、横杆
(100)の係止孔(140)に挿入されたフック部(135)が段部
(120)下面に当接するため、連結杆(130)の浮き上がりを
防止できるが、このような係合状態とするためには、フ
ック部(135)を係止孔(140)に位置合わせし、この位置合
わせ状態で、連結杆(130)を回転させる必要があり、連
結作業が煩雑である。
(100)の係止孔(140)に挿入されたフック部(135)が段部
(120)下面に当接するため、連結杆(130)の浮き上がりを
防止できるが、このような係合状態とするためには、フ
ック部(135)を係止孔(140)に位置合わせし、この位置合
わせ状態で、連結杆(130)を回転させる必要があり、連
結作業が煩雑である。
【0011】さらに、いずれの連結構造においても、横
杆(100)がほぼ角管状であるため、横杆(100)が重く、棚
全体が大重量化する傾向がある。
杆(100)がほぼ角管状であるため、横杆(100)が重く、棚
全体が大重量化する傾向がある。
【0012】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、連結杆の浮き上がりを防止できるとともに、横杆と
の連結を容易に行うことでき、しかも構造が簡単で、取
り扱いが容易な杆材の連結構造を提供することを目的と
する。
み、連結杆の浮き上がりを防止できるとともに、横杆と
の連結を容易に行うことでき、しかも構造が簡単で、取
り扱いが容易な杆材の連結構造を提供することを目的と
する。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を次
のようにして解決している。 (1) 前後1対の横杆における互いに内方を向く上片に
係止孔を形成し、横杆と交差する方向を向く連結杆の両
端部に設けた下向きの係止片を前記係止孔に係合して連
結する杆材の連結構造において、前記連結杆における係
止片が端部に設けられた上片より垂下する垂下片の前後
の端部に、前記横杆の上片の下方に潜り込む突部を形成
する。
のようにして解決している。 (1) 前後1対の横杆における互いに内方を向く上片に
係止孔を形成し、横杆と交差する方向を向く連結杆の両
端部に設けた下向きの係止片を前記係止孔に係合して連
結する杆材の連結構造において、前記連結杆における係
止片が端部に設けられた上片より垂下する垂下片の前後
の端部に、前記横杆の上片の下方に潜り込む突部を形成
する。
【0014】(2) 上記(1)項において、各横杆の上片
の内端に鋭角をなして下方に折り返された折り返し片を
連設し、かつ連結杆の突部の上縁を、前記折り返し片と
同じ方向に傾斜する傾斜縁とする。
の内端に鋭角をなして下方に折り返された折り返し片を
連設し、かつ連結杆の突部の上縁を、前記折り返し片と
同じ方向に傾斜する傾斜縁とする。
【0015】(3) 上記(1)または(2)項において、横
杆が、垂直の基片と、基片の上下の端部より拡開するよ
うに同一側方に延出する傾斜片と、各傾斜片の端部より
基片側に向かって水平に延出する上片及び下片と、上片
及び下片の先端に連設され、かつ基片と上下の傾斜片と
の連設部に向かって延出する上下の折り返し片とする。
杆が、垂直の基片と、基片の上下の端部より拡開するよ
うに同一側方に延出する傾斜片と、各傾斜片の端部より
基片側に向かって水平に延出する上片及び下片と、上片
及び下片の先端に連設され、かつ基片と上下の傾斜片と
の連設部に向かって延出する上下の折り返し片とする。
【0016】
【発明の実施の形態】図1〜図8は、本発明をパレット
等が載置される棚に適用した一実施形態を示す。
等が載置される棚に適用した一実施形態を示す。
【0017】棚(1)は、図1に示すように、四隅に立設
された4本の支柱(2)と、前後の支柱(2)(2)間に掛け
渡された杆材(3)と、左右の支柱(2)(2)の上下位置に
架設された左右方向を向く前後1対の横杆(4)(4)と、
前後の横杆(4)(4)の中間部に架設された前後方向を向
く連結杆(5)とを備えている。各横杆(4)の両端部には
ブラケット(6)が取り付けられ、このブラケット(6)を
支柱(2)にボルト止めすることにより、横杆(4)は支柱
(2)に固定されている。
された4本の支柱(2)と、前後の支柱(2)(2)間に掛け
渡された杆材(3)と、左右の支柱(2)(2)の上下位置に
架設された左右方向を向く前後1対の横杆(4)(4)と、
前後の横杆(4)(4)の中間部に架設された前後方向を向
く連結杆(5)とを備えている。各横杆(4)の両端部には
ブラケット(6)が取り付けられ、このブラケット(6)を
支柱(2)にボルト止めすることにより、横杆(4)は支柱
(2)に固定されている。
【0018】前方の横杆(4)は、図2に示すように、垂
直の基片(7)と、この基片(7)の上下の端部から前上方
及び前下方に向かって傾斜するように延出する傾斜片
(8)(9)と、各傾斜片(8)(9)の端部に連設され、後方
に向かって水平に延出する上片(10)及び下片(11)と、上
片(10)及び下片(11)の後端に連設され、基片(7)と傾斜
片(8)(9)との連設部に向かって延出する上下1対の折
り返し片(12)(13)とからなっている。
直の基片(7)と、この基片(7)の上下の端部から前上方
及び前下方に向かって傾斜するように延出する傾斜片
(8)(9)と、各傾斜片(8)(9)の端部に連設され、後方
に向かって水平に延出する上片(10)及び下片(11)と、上
片(10)及び下片(11)の後端に連設され、基片(7)と傾斜
片(8)(9)との連設部に向かって延出する上下1対の折
り返し片(12)(13)とからなっている。
【0019】傾斜片(8)と上片(10)と折り返し片(12)、
及び傾斜片(9)と下片(11)と折り返し片(12)は、後方の
傾斜辺の約半分が欠落したような上下対称の二等辺三角
形状をなしている。したがって、上片(10)と折り返し片
(12)とのなす角度は、上片(10)と傾斜片(8)とのなす角
度と等しい鋭角をなしている。上片(10)のほぼ中央に
は、複数のスリット状の係止孔(14)が左右方向に適宜の
間隔をもって穿設されている。
及び傾斜片(9)と下片(11)と折り返し片(12)は、後方の
傾斜辺の約半分が欠落したような上下対称の二等辺三角
形状をなしている。したがって、上片(10)と折り返し片
(12)とのなす角度は、上片(10)と傾斜片(8)とのなす角
度と等しい鋭角をなしている。上片(10)のほぼ中央に
は、複数のスリット状の係止孔(14)が左右方向に適宜の
間隔をもって穿設されている。
【0020】後方の横杆(4)は、前方の横杆(4)と前後
対称の構造としてある(図示略)。
対称の構造としてある(図示略)。
【0021】連結杆(5)は、図2に示すように、前後方
向を向く水平板状の上片(15)と、その両側から垂下する
上片(15)より若干短寸の左右1対の垂下片(16)(16)と、
上片(15)の前後の端部に連設された下向きの係止片(17)
と、両垂下片(16)(16)の前後の端部の下半部より前後方
向に突出する突部(18)と、両垂下片(16)(16)の下端より
外側方に水平に延出するフランジ片(19)とからなってい
る。
向を向く水平板状の上片(15)と、その両側から垂下する
上片(15)より若干短寸の左右1対の垂下片(16)(16)と、
上片(15)の前後の端部に連設された下向きの係止片(17)
と、両垂下片(16)(16)の前後の端部の下半部より前後方
向に突出する突部(18)と、両垂下片(16)(16)の下端より
外側方に水平に延出するフランジ片(19)とからなってい
る。
【0022】連結杆(5)の突部(18)の突出量は、係止片
(17)を横杆(4)の係止孔(14)に係合し、かつ上片(15)を
水平としたとき、折り返し片(12)の下方に潜り込むよう
なものとしてあり、またこのとき、突部(18)の上縁(18
a)が、横杆(4)の折り返し片(12)の下面より係止片(17)
の下向きの突出量とほぼ同一かまたは若干大きな間隔を
もって平行をなす傾斜縁となるようにしてある(図8参
照)。
(17)を横杆(4)の係止孔(14)に係合し、かつ上片(15)を
水平としたとき、折り返し片(12)の下方に潜り込むよう
なものとしてあり、またこのとき、突部(18)の上縁(18
a)が、横杆(4)の折り返し片(12)の下面より係止片(17)
の下向きの突出量とほぼ同一かまたは若干大きな間隔を
もって平行をなす傾斜縁となるようにしてある(図8参
照)。
【0023】次に、この実施形態によって連結杆(5)を
横杆(4)に連結する連結手順を、図3〜図8を参照して
説明する。
横杆(4)に連結する連結手順を、図3〜図8を参照して
説明する。
【0024】まず、図3に示すように、前後1対の横杆
(4)に対し平面視において斜めとなるようにして、連結
杆(5)を両横杆(4)(4)間に位置させる。この場合、図
4に示すように、連結杆(5)はその係止片(17)の下端が
横杆(4)の上片(10)よりわずかに上位となるような高さ
とする。この高さを維持したまま、図3の矢印Aで示す
方向に連結杆(5)を旋回させる。
(4)に対し平面視において斜めとなるようにして、連結
杆(5)を両横杆(4)(4)間に位置させる。この場合、図
4に示すように、連結杆(5)はその係止片(17)の下端が
横杆(4)の上片(10)よりわずかに上位となるような高さ
とする。この高さを維持したまま、図3の矢印Aで示す
方向に連結杆(5)を旋回させる。
【0025】この旋回によって、図5に示すように、突
部(18)が上片(10)の下方に位置した状態で、連結杆(5)
の前後の係止片(17)を、図7に示すように、前後の横杆
(4)(4)の所望の係止孔(14)の直上に位置させる。この
時、図6に示すように、連結杆(5)の突部(18)の上縁(1
8a)を、横杆(4)の折り返し片(12)の下面に摺接させ
て、連結杆(5)を移動させるのがよい。
部(18)が上片(10)の下方に位置した状態で、連結杆(5)
の前後の係止片(17)を、図7に示すように、前後の横杆
(4)(4)の所望の係止孔(14)の直上に位置させる。この
時、図6に示すように、連結杆(5)の突部(18)の上縁(1
8a)を、横杆(4)の折り返し片(12)の下面に摺接させ
て、連結杆(5)を移動させるのがよい。
【0026】次いで、図8に示すように、前後の係止片
(17)(17)を、横杆(4)の所望の係止孔(14)に上方より同
時に、または順次挿入することにより、連結杆(5)は前
後の横杆(4)(4)にに連結される。
(17)(17)を、横杆(4)の所望の係止孔(14)に上方より同
時に、または順次挿入することにより、連結杆(5)は前
後の横杆(4)(4)にに連結される。
【0027】この連結状態では、図8に示すように、連
結杆(5)の突部(18)が横杆(4)の上片(10)及び折り返し
片(12)の下方に潜り込んでいるので、連結杆(5)に上向
きの力が作用しても、突部(18)が折り返し片(12)と当接
して、連結杆(5)の浮き上がりが阻止される。また、連
結は、連結杆(5)を旋回して、係止片(17)(17)を落とし
込むだけでよいので作業が簡単である。
結杆(5)の突部(18)が横杆(4)の上片(10)及び折り返し
片(12)の下方に潜り込んでいるので、連結杆(5)に上向
きの力が作用しても、突部(18)が折り返し片(12)と当接
して、連結杆(5)の浮き上がりが阻止される。また、連
結は、連結杆(5)を旋回して、係止片(17)(17)を落とし
込むだけでよいので作業が簡単である。
【0028】なお、本発明では、横杆(4)の折り返し片
(12)を省略して実施することもある。この場合には、突
部(18)が上片(10)の下面に係合することにより、連結杆
(5)の浮き上がりが防止される。また、単一の垂下片(1
6)を上片(15)のほぼ中央下面に連設して実施することも
ある。さらに、本発明は、パレットを載置する棚以外の
物品、例えば本棚等に同様に適用することができる。
(12)を省略して実施することもある。この場合には、突
部(18)が上片(10)の下面に係合することにより、連結杆
(5)の浮き上がりが防止される。また、単一の垂下片(1
6)を上片(15)のほぼ中央下面に連設して実施することも
ある。さらに、本発明は、パレットを載置する棚以外の
物品、例えば本棚等に同様に適用することができる。
【0029】
【発明の効果】請求項1記載の発明によると、連結杆の
突部が横杆の上片の下方に潜り込んでいるため、連結杆
の浮き上がりが防止され、連結杆が横杆から外れにく
く、また、構造が簡単で連結作業が容易であり、特に、
横杆が角管状ではない、コ字形、横向きH形、I形、L
形等の断面形状のものに適用することにより、十分な効
果を発揮することができる。
突部が横杆の上片の下方に潜り込んでいるため、連結杆
の浮き上がりが防止され、連結杆が横杆から外れにく
く、また、構造が簡単で連結作業が容易であり、特に、
横杆が角管状ではない、コ字形、横向きH形、I形、L
形等の断面形状のものに適用することにより、十分な効
果を発揮することができる。
【0030】請求項2記載の発明によると、横杆の上片
の内端に下向きの折り返し片を設けることにより、上片
の内端の強度が増すとともに、連結杆の浮き上がりをさ
らに確実に防止できる。また、突部の上縁が折り返し片
と同じ方向に傾斜しているため、それが連結杆を横杆に
連結する際のガイドとなり、連結作業がさらに容易にな
る。
の内端に下向きの折り返し片を設けることにより、上片
の内端の強度が増すとともに、連結杆の浮き上がりをさ
らに確実に防止できる。また、突部の上縁が折り返し片
と同じ方向に傾斜しているため、それが連結杆を横杆に
連結する際のガイドとなり、連結作業がさらに容易にな
る。
【0031】請求項3記載の発明によると、横杆の断面
形状がI形と横向きH形または横向きM形とを組合せた
ような大きな曲げ強度が得られる特殊な形状をなしてい
るので、軽量化を図ることができるとともに、取り扱い
が便利である。
形状がI形と横向きH形または横向きM形とを組合せた
ような大きな曲げ強度が得られる特殊な形状をなしてい
るので、軽量化を図ることができるとともに、取り扱い
が便利である。
【図1】本発明が適用された棚の全体斜視図である。
【図2】本発明の要部の分解斜視図である。
【図3】連結の第1段階を示す平面図である。
【図4】図3の要部の縦断側面図である。
【図5】連結杆の旋回途中の状態を示す平面図である。
【図6】連結杆と横杆との位置を整合させた状態を示す
要部の縦断側面図である。
要部の縦断側面図である。
【図7】同じく平面図である。
【図8】連結杆と横杆の連結状態を示す縦断側面図であ
る。
る。
【図9】従来の連結構造の一例の斜視図である。
【図10】別の従来の連結構造の例を示す縦断側面図で
ある。
ある。
【図11】同じく使用する連結杆の部分斜視図である。
(1)棚 (2)支柱 (3)桟材 (4)横杆 (5)連結杆 (6)ブラケット (7)基片 (8)(9)傾斜片 (10)上片 (11)下片 (12)(13)折り返し片 (14)係止孔 (15)上片 (16)垂下片 (17)係止片 (18)突部 (18a)上縁(傾斜縁) (19)フランジ片
Claims (3)
- 【請求項1】 前後1対の横杆における互いに内方を向
く上片に係止孔を形成し、横杆と交差する方向を向く連
結杆の両端部に設けた下向きの係止片を前記係止孔に係
合して連結する杆材の連結構造において、 前記連結杆における係止片が端部に設けられた上片より
垂下する垂下片の前後の端部に、前記横杆の上片の下方
に潜り込む突部を形成したことを特徴とする杆材の連結
構造。 - 【請求項2】 各横杆の上片の内端に鋭角をなして下方
に折り返された折り返し片を連設し、かつ連結杆の突部
の上縁を、前記折り返し片と同じ方向に傾斜する傾斜縁
としたことを特徴とする請求項1記載の杆材の連結構
造。 - 【請求項3】 横杆が、垂直の基片と、基片の上下の端
部より拡開するように同一側方に延出する傾斜片と、各
傾斜片の端部より基片側に向かって水平に延出する上片
及び下片と、上片及び下片の先端に連設され、かつ基片
と上下の傾斜片との連設部に向かって延出する上下の折
り返し片とからなる請求項1または2記載の杆材の連結
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30296596A JP2893390B2 (ja) | 1996-11-14 | 1996-11-14 | 杆材の連結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30296596A JP2893390B2 (ja) | 1996-11-14 | 1996-11-14 | 杆材の連結構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10137049A true JPH10137049A (ja) | 1998-05-26 |
JP2893390B2 JP2893390B2 (ja) | 1999-05-17 |
Family
ID=17915296
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30296596A Expired - Fee Related JP2893390B2 (ja) | 1996-11-14 | 1996-11-14 | 杆材の連結構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2893390B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013031548A (ja) * | 2011-08-02 | 2013-02-14 | Daifuku Co Ltd | ラック |
JP2013049494A (ja) * | 2011-08-30 | 2013-03-14 | Daifuku Co Ltd | ラック |
-
1996
- 1996-11-14 JP JP30296596A patent/JP2893390B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013031548A (ja) * | 2011-08-02 | 2013-02-14 | Daifuku Co Ltd | ラック |
JP2013049494A (ja) * | 2011-08-30 | 2013-03-14 | Daifuku Co Ltd | ラック |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2893390B2 (ja) | 1999-05-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5433327A (en) | Merchandise display rack with reinforced bases | |
US5145073A (en) | Pallet for holding glass plates in standing posture | |
US2971657A (en) | Merchandise display assembly | |
JP5147153B2 (ja) | 組立棚 | |
JPH10137049A (ja) | 杆材の連結構造 | |
CN212260825U (zh) | 一种桌腿及其桌子 | |
JPS6119725Y2 (ja) | ||
JP4427119B2 (ja) | ラウンド棚板取付構造 | |
JPH0810294Y2 (ja) | 物品陳列台 | |
JPH0527859Y2 (ja) | ||
JP3000440B2 (ja) | 陳列棚 | |
JPH083311Y2 (ja) | 支柱への杆体取付装置 | |
JP2929093B2 (ja) | 棚装置におけるラウンドエンド用ベース棚の支持装置 | |
JP2003159136A (ja) | 棚の物品落下防止装置 | |
JPS604444Y2 (ja) | 陳列棚における脚取付装置 | |
JP4070183B2 (ja) | 商品陳列棚 | |
JPH0350745Y2 (ja) | ||
JP2000342351A (ja) | 棚段高さ調整棚 | |
JP2000316642A (ja) | 棚付き台車 | |
JP2000166662A (ja) | 棚板の仕切構造 | |
JP3402730B2 (ja) | 照明器具搬送用パレット | |
JPH02504476A (ja) | ラック棚 | |
JPH0345614Y2 (ja) | ||
JP3532401B2 (ja) | 物品棚における物品落下防止装置 | |
JP3006543U (ja) | 載置棚板の挟持装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990126 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |