JPH0350600Y2 - - Google Patents

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JPH0350600Y2
JPH0350600Y2 JP1984006007U JP600784U JPH0350600Y2 JP H0350600 Y2 JPH0350600 Y2 JP H0350600Y2 JP 1984006007 U JP1984006007 U JP 1984006007U JP 600784 U JP600784 U JP 600784U JP H0350600 Y2 JPH0350600 Y2 JP H0350600Y2
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JP
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magnetic
raster
coil
vertical
arm
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JP1984006007U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はカラーテレビジヨン受像機等において
使用されるラスタ歪補正装置に関する。
(ロ) 従来技術 垂直偏向コイルから発生する漏れ磁束を磁性体
アームの一端側で収集しブラウン管のコーン側に
導出させることにより垂直偏向バレル磁界をブラ
ウン管のコーン側でピンクツシヨン磁界方向へ変
化すべくし、糸巻歪を補正するようにした技術が
特公昭57−35542号公報に示されている。
即ち、トロイダル型の垂直偏向コイルでは一般
に第3図イに示すようにバレル型(樽型)の磁界
分布となつているため第4図イに示すようにラス
タはピンクツシヨン型に歪むが、前記磁性体アー
ムによつて第3図ハの如くコーン側の磁界をピン
クツシヨン方向になし、これによつてラスタは第
4図ハに示すように補正されるというものであ
る。
ところで、第2図において点線で示す従来のブ
ラウン管1に比し、実線で示すブラウン管2では
磁性体アームによる作用が強過ぎて、ラスタの上
下に第4図ロの如きバレル型歪が生じる。即ち、
第2図において、S′は偏向ヨークの後端位置を示
し、Q′は偏向中心位置を示すから、偏向ヨーク
の前端はQ′よりも前方に位置し、更に磁性体ア
ームの前方部は、それより前に位置することにな
るが、ブラウン管2の如くコーン部が磁性体アー
ムの前方側のところで電子ビームに近接する形の
ものにおいては、磁性体アームによつて第3図ロ
の如くコーン側の磁界が過度なピンクツシヨン磁
界となる。このため、第4図ロの如きバレル型歪
が生じるのである。尚、第3図において、横軸Z
はブラウン管の軸方向を示し、P,Q,Sは、そ
れぞれコーン側、偏向中心、ネツク側の点を示
す。上述のように磁性体アームによる作用が過度
になるのを磁性体アームの形状や、大きさ、ブラ
ウン管に対す間隔等を適当に選ぶことによつてお
さえることができるかも知れないが、この磁性体
アームの形状等を変えることは、電子ビームのラ
ンデイング(ピユリテイ)、コンバーゼンス等の
他の特性に不所望な影響を与えがちとなる。
(ハ) 考案の目的 本考案は他の特性に影響を与えることなしに上
述の問題を解消したラスタ歪補正装置を提供する
ことを目的とする。
(ニ) 考案の構成 本考案は、ブラウン管画面の四隅に対応する偏
向ヨークの部分に配される磁性体アームによつて
トロイダル型の垂直偏向コイルから発生する漏れ
磁束を吸収し前記ブラウン管のコーン側に導出さ
せることにより垂直バレル磁界を前記コーン側で
ピンクツシヨン磁界方向に変化させるようにした
ラスタ歪補正装置において、前記ブラウン管のコ
ーン部が前記磁性体アームの先端側において電子
ビームに比較的近接する形状を有している場合に
前記磁性体アームによるラスタの上下バレル型歪
が生じるのを補償するべく前記垂直偏向コイルの
開口内部近傍に上下対称に磁性体片を設けたこと
を特徴とする構成である。
(ホ) 実施例 第1図において、4は偏向ヨーク3のコイルセ
パレータ、5はコア6に巻装されてなるトロイダ
ル型の垂直偏向コイル、7はコイルセパレータ4
の内面側に配された鞍型の水平偏向コイルであ
る。8はブラウン管画面の四隅に対応する偏向ヨ
ークの隅部に配された磁性体であり、その一端9
は垂直偏向コイル5に近接していて垂直偏向コイ
ルから発生する漏れ磁束を吸収し、他端10は脚
状になつていて磁界を放出する。11は本考案に
従つて上下対称に設けられた磁性体片であり、図
示の実施例ではコイルセパレータ4の内面に設け
られている。この磁性体片11の取付け固定に関
しては例えばコイルセパレータ4に収納凹所を形
成しておきこの凹所に樹脂を施して固定するとい
う手法をとることができる。前記磁性体片11の
位置はトロイダル型の垂直偏向コイルの前方開口
部内部近傍であればよく、前記コイルセパレータ
4の内面に設けることに限定されない。前記第1
図に用いられている磁性体片11は第5図に示す
ようにコイルセパレータの面に合致した曲面をも
つように形成されている。尚、磁性体片の代わり
にマグネツトを同じ位置に取り付けて補正するこ
とも考えられるがマグネツトはバラツキが多い上
に、電子ビームのランデイング特性に影響を与え
るという欠点を生じるので好ましくない。
(ヘ) 考案の効果 本考案によれば極めて簡単な構成を付加するだ
けで磁性体アームによる過度な作用による上下の
ラスタ歪を電子ビームの他の特性に影響を与える
ことなく補正することができるという効果があり
有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施したラスタ歪補正装置の
断面図であり、第2図、第3図及び第4図はその
説明図である。第5図は第1図において使用する
部品の斜視図である。 3……偏向ヨーク、5……垂直偏向コイル、8
……磁性体アーム、11……磁性体片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ブラウン管画面の四隅に対応する偏向ヨークの
    部分に配される磁性体アーム8によつてトロイダ
    ル型の垂直偏向コイル5から発生する漏れ磁束を
    吸収し前記ブラウン管のコーン側に導出させるこ
    とにより垂直バレル磁界を前記コーン側でピンク
    ツシヨン磁界方向に変化させるようにしたラスタ
    歪補正装置において、 前記磁性体アーム8によるラスタの上下バレル
    型歪が生じるのを補償するべく前記垂直偏向コイ
    ル5の前方開口内部近傍に上下対称に固定された
    一対のマグネツトを除く狭義の磁性体片11,1
    1を備えることを特徴とするラスタ歪補正装置。
JP600784U 1984-01-19 1984-01-19 ラスタ歪補正装置 Granted JPS60118858U (ja)

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JP600784U JPS60118858U (ja) 1984-01-19 1984-01-19 ラスタ歪補正装置

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JP600784U JPS60118858U (ja) 1984-01-19 1984-01-19 ラスタ歪補正装置

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JPS60118858U JPS60118858U (ja) 1985-08-10
JPH0350600Y2 true JPH0350600Y2 (ja) 1991-10-29

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ID=30483048

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JP600784U Granted JPS60118858U (ja) 1984-01-19 1984-01-19 ラスタ歪補正装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5735542A (en) * 1980-07-08 1982-02-26 Sumitomo Chem Co Ltd Novel bicyclooctane derivative, its salt and preparation thereof
JPS5738545A (en) * 1980-08-20 1982-03-03 Toshiba Corp Deflection yoke device for color television set

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50146414U (ja) * 1974-05-21 1975-12-04

Patent Citations (2)

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JPS60118858U (ja) 1985-08-10

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