JPS6318836B2 - - Google Patents
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- JPS6318836B2 JPS6318836B2 JP3088280A JP3088280A JPS6318836B2 JP S6318836 B2 JPS6318836 B2 JP S6318836B2 JP 3088280 A JP3088280 A JP 3088280A JP 3088280 A JP3088280 A JP 3088280A JP S6318836 B2 JPS6318836 B2 JP S6318836B2
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- magnetic field
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/46—Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
- H01J29/70—Arrangements for deflecting ray or beam
- H01J29/701—Systems for correcting deviation or convergence of a plurality of beams by means of magnetic fields at least
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J2229/00—Details of cathode ray tubes or electron beam tubes
- H01J2229/56—Correction of beam optics
- H01J2229/568—Correction of beam optics using supplementary correction devices
- H01J2229/5681—Correction of beam optics using supplementary correction devices magnetic
- H01J2229/5684—Magnetic materials, e.g. soft iron
- H01J2229/5685—Cross-arms field shaper
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はインライン式電子銃（３個の電子銃を
水平軸にそつて配列した方式）を内装するカラー
受像管の偏向ヨークに関するものである。
水平軸にそつて配列した方式）を内装するカラー
受像管の偏向ヨークに関するものである。
インライン式電子銃を内装するカラー受像管を
使用したカラーテレビジヨン受像機においては、
原則的に第１図に示すように垂直偏向コイルより
発生する磁界をバレル磁界１とし、垂平偏向コイ
ルより発生する磁界をピンクツシヨン磁界２とす
ることによつてコンバーゼンスのずれを補正して
良好なコンバーゼンス特性をもつた画像を再生す
ることが行なわれている。一般にこのような方式
はセルフコンバーゼンス方式と云われ、広く実施
されている。
使用したカラーテレビジヨン受像機においては、
原則的に第１図に示すように垂直偏向コイルより
発生する磁界をバレル磁界１とし、垂平偏向コイ
ルより発生する磁界をピンクツシヨン磁界２とす
ることによつてコンバーゼンスのずれを補正して
良好なコンバーゼンス特性をもつた画像を再生す
ることが行なわれている。一般にこのような方式
はセルフコンバーゼンス方式と云われ、広く実施
されている。
ところで、このようなセルフコンバーゼンス方
式によれば良好なコンバーゼンス効果が得られる
けれども、カラー受像管のスクリーンの曲率およ
びビームの偏向曲率の違いからラスター歪は依然
として第２図に示すように左右の矢印３で示す部
分が外方に突出し、左右が糸巻形の歪４をもつよ
うになる。
式によれば良好なコンバーゼンス効果が得られる
けれども、カラー受像管のスクリーンの曲率およ
びビームの偏向曲率の違いからラスター歪は依然
として第２図に示すように左右の矢印３で示す部
分が外方に突出し、左右が糸巻形の歪４をもつよ
うになる。
従来は、この糸巻形の歪４を補正するために、
垂直偏向信号と同期したパラボラ状に振幅が変化
する信号を水平偏向信号に重畳して補正する左右
糸巻歪補正回路装置を付加している。
垂直偏向信号と同期したパラボラ状に振幅が変化
する信号を水平偏向信号に重畳して補正する左右
糸巻歪補正回路装置を付加している。
しかしながら、このような左右糸巻歪補正回路
装置は省資源、低廉価および簡素化という点から
見ると逆行したものであり、その改善が望まれて
いる。
装置は省資源、低廉価および簡素化という点から
見ると逆行したものであり、その改善が望まれて
いる。
その一例として特開昭54−75215号公報に示さ
れているような偏向ヨークが考えられている。即
ち、この公報に示されている技術は垂直偏向コイ
ルの漏れ磁界を磁性体を使用して偏向ヨークのフ
アンネル側に導き出し、垂直偏向バレル磁界をピ
ンクツシヨン磁界の方向に影響させてやることに
よりラスターの左右糸巻歪の補正を行うようにし
たものである。
れているような偏向ヨークが考えられている。即
ち、この公報に示されている技術は垂直偏向コイ
ルの漏れ磁界を磁性体を使用して偏向ヨークのフ
アンネル側に導き出し、垂直偏向バレル磁界をピ
ンクツシヨン磁界の方向に影響させてやることに
よりラスターの左右糸巻歪の補正を行うようにし
たものである。
次に第３図乃至第５図によりその概要を説明す
る。
る。
ところで、第１図に示したバレル形の垂直偏向
磁界分布１は第３図に示すような載頭円錐状コア
５1，５2に巻回された１対のトロイダル巻の垂直
偏向コイル６1，６2によつて達成されている。
磁界分布１は第３図に示すような載頭円錐状コア
５1，５2に巻回された１対のトロイダル巻の垂直
偏向コイル６1，６2によつて達成されている。
そして原理的なこととしては、ラスターの左右
糸巻歪を補正するのには垂直偏向磁界をピンクツ
シヨン形に、また上下の糸巻歪を補正するには水
平偏向磁界をピンクツシヨン形にすればよいこと
は、実験的に確められており、また偏向ヨークに
よつて発生する磁界は、この偏向ヨークのネツク
開口部側およびフアンネル開口部側との総合的な
バレル形あるいはピンクツシヨン形磁界によつ
て、ビームのコンバーゼンスが決定されるが、ラ
スター歪はフアンネル開口部側の磁界によつて強
く影響されることも確認されている。
糸巻歪を補正するのには垂直偏向磁界をピンクツ
シヨン形に、また上下の糸巻歪を補正するには水
平偏向磁界をピンクツシヨン形にすればよいこと
は、実験的に確められており、また偏向ヨークに
よつて発生する磁界は、この偏向ヨークのネツク
開口部側およびフアンネル開口部側との総合的な
バレル形あるいはピンクツシヨン形磁界によつ
て、ビームのコンバーゼンスが決定されるが、ラ
スター歪はフアンネル開口部側の磁界によつて強
く影響されることも確認されている。
前述した技術を基にして考えられた偏向ヨーク
は第４図及び第５図に示すように管軸方向に半分
に切断した載頭円錐状コア（以下、単にコアと云
う）５1，５2を結合して、このコア５1，５2のそ
れぞれに垂直偏向コイル６1，６2をトロイダル巻
きし、この垂直偏向コイル６1，６2にセパレータ
７を介してサドル形水平偏向コイル８1，８2が装
着されており、更に一対の垂直偏向コイル６1，
６2の一部及びこの垂直偏向コイル６1，６2間の
コア５1，５2の一部に一対の磁界吸収体９1，９2
を配設する。この磁界吸収体９1，９2を配設する
位置は第３図からもわかるように垂直偏向コイル
６1によつて発生する磁束と、垂直偏向コイル６2
によつて発生する磁束が反撥し合つている所で垂
直偏向コイル６1，６2より発生する磁界が最も強
く、漏れ磁界を効率良く拾うことが出来る。
は第４図及び第５図に示すように管軸方向に半分
に切断した載頭円錐状コア（以下、単にコアと云
う）５1，５2を結合して、このコア５1，５2のそ
れぞれに垂直偏向コイル６1，６2をトロイダル巻
きし、この垂直偏向コイル６1，６2にセパレータ
７を介してサドル形水平偏向コイル８1，８2が装
着されており、更に一対の垂直偏向コイル６1，
６2の一部及びこの垂直偏向コイル６1，６2間の
コア５1，５2の一部に一対の磁界吸収体９1，９2
を配設する。この磁界吸収体９1，９2を配設する
位置は第３図からもわかるように垂直偏向コイル
６1によつて発生する磁束と、垂直偏向コイル６2
によつて発生する磁束が反撥し合つている所で垂
直偏向コイル６1，６2より発生する磁界が最も強
く、漏れ磁界を効率良く拾うことが出来る。
この磁界吸収体９1，９2のそれぞれの両端には
カラー受像管のスクリーンの隅部にほぼ対応する
位置に突出するアーム状の磁界漏洩体１０1，１
０2及び１０3，１０4が一体に形成され、補強偏
向素子を構成する。従つて磁界漏洩体１０1，１
０2，１０3，１０4には垂直偏向磁界と同期した
磁界が発生し、カラー受像管のスクリーン側から
みた配置及び磁界は第５図のようになり、第１図
または第３図に示したバレル形磁界１を実線１２
のようにピンクツシヨン形磁界方向へ補正するこ
とが可能となる。
カラー受像管のスクリーンの隅部にほぼ対応する
位置に突出するアーム状の磁界漏洩体１０1，１
０2及び１０3，１０4が一体に形成され、補強偏
向素子を構成する。従つて磁界漏洩体１０1，１
０2，１０3，１０4には垂直偏向磁界と同期した
磁界が発生し、カラー受像管のスクリーン側から
みた配置及び磁界は第５図のようになり、第１図
または第３図に示したバレル形磁界１を実線１２
のようにピンクツシヨン形磁界方向へ補正するこ
とが可能となる。
しかしながら、前述した磁界漏洩体１０1，１
０2，１０3，１０4の位置や幅をラスター歪改善
に最適になるように配設すると、相対設する磁界
漏洩体１０1，１０3及び１０2，１０4の間隔が狭
くなり、この間隔の最短部に磁界が集中したり、
磁界吸収体９1，９2の近接部分で磁界がシヨート
したりするため、磁界漏洩体１０1，１０2，１０
３，１０4からの有効な磁界が減少すると共にラス
ター歪に有効なピンクツシヨン磁界が得られない
と云う欠点があつた。そしてこの現象は広角偏向
カラー受像管に於て特に顕著である。
０2，１０3，１０4の位置や幅をラスター歪改善
に最適になるように配設すると、相対設する磁界
漏洩体１０1，１０3及び１０2，１０4の間隔が狭
くなり、この間隔の最短部に磁界が集中したり、
磁界吸収体９1，９2の近接部分で磁界がシヨート
したりするため、磁界漏洩体１０1，１０2，１０
３，１０4からの有効な磁界が減少すると共にラス
ター歪に有効なピンクツシヨン磁界が得られない
と云う欠点があつた。そしてこの現象は広角偏向
カラー受像管に於て特に顕著である。
本発明は前述した従来の欠点に鑑みなされたも
のであり、極めて効果的にラスター歪を有効に補
正することが可能な偏向ヨークを提供することを
目的としている。
のであり、極めて効果的にラスター歪を有効に補
正することが可能な偏向ヨークを提供することを
目的としている。
次に本発明の偏向ヨークの一実施例を第６図及
び第７図によつて説明する。
び第７図によつて説明する。
即ち、管軸方向に半分に切断したコア１５1，
１５2を結合して、このコア１５1，１５2のそれ
ぞれに垂直偏向コイル１６1，１６2をトロイダル
巻きし、この垂直偏向コイル１６1，１６2にセパ
レータ１７を介してサドル形水平偏向コイル１８
１，１８2が装着されており、更に一対の垂直偏向
コイル１６1，１６2の一部及びこの垂直偏向コイ
ル１６1，１６2間のコア１５1，１５2の一部に一
対の磁界吸収体１９1，１９2を配設する。この磁
界吸収体１９1，１９2を配設する位置は従来の偏
向ヨークと同様に垂直偏向コイル１６1によつて
発生する磁束と、垂直偏向コイル１６2によつて
発生する磁束が反撥し合つている所で垂直方向コ
イル１６1，１６2より発生する磁界が最も強く、
漏れ磁界を効率良く拾うことが出来る。
１５2を結合して、このコア１５1，１５2のそれ
ぞれに垂直偏向コイル１６1，１６2をトロイダル
巻きし、この垂直偏向コイル１６1，１６2にセパ
レータ１７を介してサドル形水平偏向コイル１８
１，１８2が装着されており、更に一対の垂直偏向
コイル１６1，１６2の一部及びこの垂直偏向コイ
ル１６1，１６2間のコア１５1，１５2の一部に一
対の磁界吸収体１９1，１９2を配設する。この磁
界吸収体１９1，１９2を配設する位置は従来の偏
向ヨークと同様に垂直偏向コイル１６1によつて
発生する磁束と、垂直偏向コイル１６2によつて
発生する磁束が反撥し合つている所で垂直方向コ
イル１６1，１６2より発生する磁界が最も強く、
漏れ磁界を効率良く拾うことが出来る。
この磁界吸収体１９1，１９2のそれぞれの両端
にはカラー受像管のスクリーンの隅部即ち対角軸
に対応する位置に突出するアーム状の磁界漏洩体
２０1，２０2及び２０3，２０4が一体に形成さ
れ、補助偏向素子を構成する。従つて磁界漏洩体
２０1，２０2，２０3，２０4には垂直偏向磁界と
同期した磁界が発生するようになつている。更に
本実施例に於ては一対の補助偏向素子からの相対
設する磁界漏洩体即ち２０1と２０3間、及び２０
２と２０4間即ち垂直軸に対応する領域に保磁力の
大きな磁性材からなる磁界分布調整素子２１1，
２１2を設け、この磁界分布調整素子には例えば
第７図に示すような所定磁界を発生する永久磁化
が与えられている。
にはカラー受像管のスクリーンの隅部即ち対角軸
に対応する位置に突出するアーム状の磁界漏洩体
２０1，２０2及び２０3，２０4が一体に形成さ
れ、補助偏向素子を構成する。従つて磁界漏洩体
２０1，２０2，２０3，２０4には垂直偏向磁界と
同期した磁界が発生するようになつている。更に
本実施例に於ては一対の補助偏向素子からの相対
設する磁界漏洩体即ち２０1と２０3間、及び２０
２と２０4間即ち垂直軸に対応する領域に保磁力の
大きな磁性材からなる磁界分布調整素子２１1，
２１2を設け、この磁界分布調整素子には例えば
第７図に示すような所定磁界を発生する永久磁化
が与えられている。
前記補助偏向素子は例えば、パーマロイや硅素
鋼板などにより加工成形することが出来る。また
この補助偏向器の磁界吸収体１９1，１９2は垂直
偏向コイルの外面に沿うよう適当な曲率に形成す
ると共に管軸方向の長さは10mm乃至30mm程度とす
るのが好ましい。そして磁界漏洩体２０1，２０
２，２０3，２０4はほぼスクリーンの対角軸に対
応する位置に配設するが、カラー受像管の偏向角
度、スクリーンサイズなどにより垂直軸方向、あ
るいは水平軸方向にかたよる場合もありうる。そ
して磁界吸収体１９1，１９2と磁界漏洩体２０1，
２０2，２０3，２０4からなる補助偏向素子は例
えばスペーサ１７に嵌合突起を介するか接着材な
ど、あるいはこれら両者により所定位置に固着さ
れている。
鋼板などにより加工成形することが出来る。また
この補助偏向器の磁界吸収体１９1，１９2は垂直
偏向コイルの外面に沿うよう適当な曲率に形成す
ると共に管軸方向の長さは10mm乃至30mm程度とす
るのが好ましい。そして磁界漏洩体２０1，２０
２，２０3，２０4はほぼスクリーンの対角軸に対
応する位置に配設するが、カラー受像管の偏向角
度、スクリーンサイズなどにより垂直軸方向、あ
るいは水平軸方向にかたよる場合もありうる。そ
して磁界吸収体１９1，１９2と磁界漏洩体２０1，
２０2，２０3，２０4からなる補助偏向素子は例
えばスペーサ１７に嵌合突起を介するか接着材な
ど、あるいはこれら両者により所定位置に固着さ
れている。
また磁界分布調整素子２１1，２１2は通常棒状
のものが用いられ、着磁量は補正を必要とする程
度に応じて数10ガウスから数100ガウス程度が望
ましく、この磁界分布調整素子２１1，２１2と磁
界漏洩体２０1，２０2，２０3，２０4との間隙は
１mmから15mm程度が好ましい。また磁界漏洩体２
０1，２０2，２０3，２０4と磁界分布調整素子２
１1，２１2の管軸方向の位置関係は、その作用部
がほぼ同一平面内にあることが好ましいが、セパ
レータ７の機構上やむを得ない場合には約10mm以
内で異らせることが可能である。
のものが用いられ、着磁量は補正を必要とする程
度に応じて数10ガウスから数100ガウス程度が望
ましく、この磁界分布調整素子２１1，２１2と磁
界漏洩体２０1，２０2，２０3，２０4との間隙は
１mmから15mm程度が好ましい。また磁界漏洩体２
０1，２０2，２０3，２０4と磁界分布調整素子２
１1，２１2の管軸方向の位置関係は、その作用部
がほぼ同一平面内にあることが好ましいが、セパ
レータ７の機構上やむを得ない場合には約10mm以
内で異らせることが可能である。
前述した構造の偏向ヨークの作用効果を垂直偏
向磁界によりビームが画面上方へ偏向をうける場
合について第７図を参照して説明する。即ち偏向
磁界の磁力線を考えるとコア１５1，１５2よりビ
ームに対して有効な磁界を形成する磁力線と、偏
向ヨークより漏洩し、補助偏向器の磁界吸収体１
９1，１９2を介して磁界漏洩体２０1，２０2，２
０3，２０4より漏洩する磁力線３１がある。この
うち磁力線３１は相対向する磁界分布調整素子２
１1，２１2の相対する磁極特性により反撥し、磁
界漏洩体２０1，２０3間で短絡回路をつくること
なく、ビームに対して有効な領域に拡がる。この
場合磁界分布調整素子２１1の磁力線３２が加え
られる結果、更に偏向ヨークとしてのピンクツシ
ヨン形の磁力密度が高くなるため、スクリーン歪
を改良する効果が良好であり、特に広角偏向カラ
ー受像管の如くスクリーン歪の大きいものには極
めて良好である。第７図はビームが画面上方へ偏
向をうけた場合を示したが画面下方へ偏向をうけ
た場合には磁界分布調整素子２１2によつて同様
なピンクツシヨン形の磁力線を得ることが出来
る。更に磁界漏洩体１０1，１０3及び１０2，１
０4の間隔を広くしてもよいので、これら磁界漏
洩体からも有効な磁界が得られる。
向磁界によりビームが画面上方へ偏向をうける場
合について第７図を参照して説明する。即ち偏向
磁界の磁力線を考えるとコア１５1，１５2よりビ
ームに対して有効な磁界を形成する磁力線と、偏
向ヨークより漏洩し、補助偏向器の磁界吸収体１
９1，１９2を介して磁界漏洩体２０1，２０2，２
０3，２０4より漏洩する磁力線３１がある。この
うち磁力線３１は相対向する磁界分布調整素子２
１1，２１2の相対する磁極特性により反撥し、磁
界漏洩体２０1，２０3間で短絡回路をつくること
なく、ビームに対して有効な領域に拡がる。この
場合磁界分布調整素子２１1の磁力線３２が加え
られる結果、更に偏向ヨークとしてのピンクツシ
ヨン形の磁力密度が高くなるため、スクリーン歪
を改良する効果が良好であり、特に広角偏向カラ
ー受像管の如くスクリーン歪の大きいものには極
めて良好である。第７図はビームが画面上方へ偏
向をうけた場合を示したが画面下方へ偏向をうけ
た場合には磁界分布調整素子２１2によつて同様
なピンクツシヨン形の磁力線を得ることが出来
る。更に磁界漏洩体１０1，１０3及び１０2，１
０4の間隔を広くしてもよいので、これら磁界漏
洩体からも有効な磁界が得られる。
前記実施例に於ては磁界分布調整素子２１1，
２１2を棒状にしたが、これに限定されるもので
はなく第８図に示すようにポールピース３３，３
４により回転自在に嵌合させた円筒状磁石３５を
用いてもよいし、これらポールピース３３，３４
を磁界漏洩体２０1と２０3及び２０2と２０4に接
するように配設してもよい。
２１2を棒状にしたが、これに限定されるもので
はなく第８図に示すようにポールピース３３，３
４により回転自在に嵌合させた円筒状磁石３５を
用いてもよいし、これらポールピース３３，３４
を磁界漏洩体２０1と２０3及び２０2と２０4に接
するように配設してもよい。
また、第９図及び第１０図に示すように補助偏
向素子を磁界吸収体３９1，３９2と２対の磁界漏
洩体４０1，４０2，４０3，４０4及び４０5，４０
６，４０7，４０8とから形成し、４０1と４０2間、
４０3と４０4間、４０5と４０6間及び４０7と４０
８間にそれぞれスクリーンの対角軸がくるように
形成された偏向ヨークに於ても、第１０図に示す
ように磁界分布調整素子２１1，２１2を設けるこ
とにより磁力線３１，３２が得られるので、偏向
ヨークとしてスクリーン歪を改良する効果が良好
となることは説明する迄もない。
向素子を磁界吸収体３９1，３９2と２対の磁界漏
洩体４０1，４０2，４０3，４０4及び４０5，４０
６，４０7，４０8とから形成し、４０1と４０2間、
４０3と４０4間、４０5と４０6間及び４０7と４０
８間にそれぞれスクリーンの対角軸がくるように
形成された偏向ヨークに於ても、第１０図に示す
ように磁界分布調整素子２１1，２１2を設けるこ
とにより磁力線３１，３２が得られるので、偏向
ヨークとしてスクリーン歪を改良する効果が良好
となることは説明する迄もない。
上述のように本発明の偏向ヨークは補助偏向素
子と磁界分布調整素子とを併用することによりイ
ンライン式電子銃を内装するラスター歪を効率よ
く補正することが可能でありその工業的価値は極
めて大である。
子と磁界分布調整素子とを併用することによりイ
ンライン式電子銃を内装するラスター歪を効率よ
く補正することが可能でありその工業的価値は極
めて大である。
第１図はインライン式電子銃を内装するカラー
受像管のセルフコンバーゼンス方式に適した偏向
磁界を示す説明図、第２図は第１図の偏向磁界に
よるラスター歪を示す説明図、第３図は、第１図
の垂直偏向磁界と垂直偏向コイルの関係を示す説
明図、第４図は従来の偏向ヨークを示す斜視図、
第５図は第４図の偏向ヨークのフアンネル開口部
側の垂直偏向磁界を示す説明図、第６図は本発明
の偏向ヨークの一実施例を示す斜視図、第７図は
第６図の偏向ヨークのフアンネル開口部側の垂直
偏向磁界を示す説明図、第８図は本発明の他の実
施例に適応する磁界分布調整素子を示す要部側面
図、第９図は本発明の更に他の実施例に適応する
補助偏向素子の斜視図、第１０図は第９図の補助
偏向素子を使用した時の偏向ヨークのフアンネル
開口部側の垂直偏向磁界を示す説明図である。 １，１２，３１，３２……垂直偏向磁界、５1，
５2，１５1，１５2……コア、６1，６2，１６1，
１６2……垂直偏向コイル、７，１７……セパレ
ータ、８1，８2，１８1，１８2……水平偏向コイ
ル、９1，９2，１９1，１９2，３９1，３９2……
磁界吸収体、１０1，１０2，１０3，１０4，２０
１，２０2，２０3，２０4，４０1，４０2，４０3，
４０4，４０5，４０6，４０7，４０8……磁界漏洩
体、２１1，２１2……磁界分布調整素子、３３，
３４……ポールピース、３５……円筒形磁石。
受像管のセルフコンバーゼンス方式に適した偏向
磁界を示す説明図、第２図は第１図の偏向磁界に
よるラスター歪を示す説明図、第３図は、第１図
の垂直偏向磁界と垂直偏向コイルの関係を示す説
明図、第４図は従来の偏向ヨークを示す斜視図、
第５図は第４図の偏向ヨークのフアンネル開口部
側の垂直偏向磁界を示す説明図、第６図は本発明
の偏向ヨークの一実施例を示す斜視図、第７図は
第６図の偏向ヨークのフアンネル開口部側の垂直
偏向磁界を示す説明図、第８図は本発明の他の実
施例に適応する磁界分布調整素子を示す要部側面
図、第９図は本発明の更に他の実施例に適応する
補助偏向素子の斜視図、第１０図は第９図の補助
偏向素子を使用した時の偏向ヨークのフアンネル
開口部側の垂直偏向磁界を示す説明図である。 １，１２，３１，３２……垂直偏向磁界、５1，
５2，１５1，１５2……コア、６1，６2，１６1，
１６2……垂直偏向コイル、７，１７……セパレ
ータ、８1，８2，１８1，１８2……水平偏向コイ
ル、９1，９2，１９1，１９2，３９1，３９2……
磁界吸収体、１０1，１０2，１０3，１０4，２０
１，２０2，２０3，２０4，４０1，４０2，４０3，
４０4，４０5，４０6，４０7，４０8……磁界漏洩
体、２１1，２１2……磁界分布調整素子、３３，
３４……ポールピース、３５……円筒形磁石。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ インライン式電子銃を内装するカラー受像管
のネツクからフアンネルにかけての外壁に配設さ
れ、コアと、バレル形偏向磁界を発生する垂直偏
向コイルと、ピンクツシヨン形偏向磁界を発生す
る水平偏向コイルと、前記垂直偏向コイルの漏れ
磁界の強い位置に配設された一対の磁界吸収体及
びその磁界吸収体のそれぞれから前記カラー受像
管のスクリーンの所定位置に対応する位置に突出
させた一組の磁界漏洩体とからなる一対の補助偏
向素子と、前記一対の補助偏向素子からの相対設
する磁界漏洩体間に配設された保磁力の大きな磁
性材からなる磁界分布調整素子とを具備し、前記
磁界分布調整素子には所定の永久磁化が与えられ
ていることを特徴とする偏向ヨーク。 ２ 磁界漏洩体がほぼスクリーンの対角軸に対応
する領域にあり、磁界分布調整素子が垂直軸に対
応する領域にあることを特徴とする特許請求の範
囲第１項記載の偏向ヨーク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3088280A JPS56128552A (en) | 1980-03-13 | 1980-03-13 | Deflecting yoke |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3088280A JPS56128552A (en) | 1980-03-13 | 1980-03-13 | Deflecting yoke |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56128552A JPS56128552A (en) | 1981-10-08 |
| JPS6318836B2 true JPS6318836B2 (ja) | 1988-04-20 |
Family
ID=12316100
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3088280A Granted JPS56128552A (en) | 1980-03-13 | 1980-03-13 | Deflecting yoke |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56128552A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0620280Y2 (ja) * | 1987-02-03 | 1994-05-25 | 株式会社村田製作所 | 偏向ヨ−ク装置 |
| KR20030014931A (ko) * | 2001-08-13 | 2003-02-20 | 엘지.필립스디스플레이(주) | 상하 주사형 음극선관 |
| CN1692467A (zh) | 2002-11-22 | 2005-11-02 | 松下电器产业株式会社 | 偏转线圈及阴极射线管装置 |
-
1980
- 1980-03-13 JP JP3088280A patent/JPS56128552A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56128552A (en) | 1981-10-08 |
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