JPH03503262A - 連続ストリップを周期的に変形させるための機械 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 連続ストリップを周期的に変形させるための機械技術分野 本発明は、機械加工の技術に関し、特に連続ストリップを周期的に変形させるた めの機械に関する。

背景技術 上下のハンマーを収容するスタンドを有し、各ハンマーがそれぞれの駆動機構に 連結されている、連続ストリップを周期的に変形させる機械（ＰＣＴ／ＳＵ　　 ８８１００１１７．１９８８年５月２５日）が知られている。

上下のハンマーとそれらのそれぞれの駆動部は、連続ストリップが沿って移動す る幾何学的軸線に対向して配置されている。各駆動機構は、二つの偏心軸に位置 するキャリッジを有し、これらの全ての軸は同期して回転し、かつ同じ偏心率を 有する。

連続ストリップは、上下のハンマーが末端の引き離された位置に休止していると きにスタンドに入れる。それから、ハンマーを合わせるようにして連続ストリッ プを変形させてそれを前進させる。上下のハンマーにより区画された穴型からの 出口で、連続ストリップが予め設定された形状を取る。

周期的な変形特性により、−サイクル中にストリップに与えられる比較的低い単 一の絞り力で、一つのスタンドの一つの大型内でストリップの十分に高い全変形 を確保することができる。しかしながら、生産能力を拡張しかついっそう高い品 質のストリップ形材を達成するために、万遍ない絞りが好ましいが、周知の機械 により実施できない。

発明の開示 本発明は、連続ストリップのほとんど万遍ない絞りを確保するように構成される 、連続ストリップを周期的に変形させるための機械を提供することを目的とする 。

本発明の目的を達成するには、上下のハンマーを収容するスタンドを有し、各ハ ンマーがこれらのハンマーを移動させるためのそれぞれの駆動機構に連結され、 この機構は、連続ストリップが沿って動くスタンドの幾何学的軸線に対向して配 置され、各機構は、二つの対応する偏心軸に直接取りつけられたキャリッジを有 し、すべての偏心軸は同期して回転しかつ同じ偏心率を有する、連続ストリップ を周期的に変形させる機械において、本発明により、上下のハンマーと異なる側 でこれらと共に穴型を区画して位置する側方ハンマーを有し、各側方／％ンマー はこれを動かすための対応する駆動機構に連結され、また各側方ハンマーは、上 下のハンマーを動かすための駆動機構の対応するキャリッジに、二対の回動可能 なアームにより枢着されたキャリッジを有し、前記アームは、次式から決定され る角度を区画し、 ここで、ｅは上下のハンマーを動かすための駆動機構の偏心軸の偏心率であり、 ｅ　は連続ストリップが沿って移動するスタンドの幾■ 向学的軸線に垂直な方向の側面１１ンマーの変位の振幅であり、 Ｃは対応するアームを取りつけるためのビンの間の距離であり、 前記対のハンマーは共通の駆動部で互いに垂直な平面内で運動するようにすれば よい。

図面の簡単な説明 さて、図面を参照して本発明の実施例を詳細に述べる。

図において、第１図は本発明による連続ストリ・ノブを周期的に変形させる機械 の全体図であり、第２図は連続ストリップが上下のハンマーにより絞られる仕方 を示す図であり、第３図は側方ｌ＼ンマーによりなされる同様なことを示す。

発明を実施するための最良の形態 連続ストリップを周期的に変形させるだめの機械は、上下のハンマー２と３を収 容するスタンド１（第１図）を有し、各ハンマーはそれぞれの駆動機構４と５に 連結され、ハンマー２と３は、連続ストリップが沿って移動するスタンド１の幾 何学的軸線に対向してスタンド１の内側に配置されている。

上下の！１ンマー２．３の駆動機構４．５はそれぞれキャリッジ６と７を有する 。キャリッジ６は二つの偏心軸８と９に取りつけられているのに対し、支持体７ が二つの偏心軸１０と１１に取りつけられている。偏心軸８゜９．１０および１ １は、スタンド１に設けられた特別な孔に支承され、等しい偏心率を有し、かつ 同期して回転する。偏心軸８．　９．　１０および１１の周期回転は、偏心軸１ ０および１１に固着された歯車１５および１６を有する周知の適当な構造の駆動 装置１２により確保される。上下のハンマー２と３は、キャリッジ６と７にそれ ぞれ蟻継ぎされ、かつ調整可能なくさび機構（図示省略）により所定の場所にロ ックされる。上下のハンマー２と３の対向する側には側方ハンマー１７と１３が 位置しており、各側方ハンマ・−はこれらの駆動機構１９と２０に連結されてい る。側方ノーンマー１７と１８の駆動機構１９と２０はキャリッジ２１と２２を それぞれ有する。

側方ハンマー１７の駆動機構１９のキャリッジ２１は、上方ハンマー２のキャリ ッジ６にかつ下方ハンマー３のキャリッジ７にアーム２３と２４によりそれぞれ 枢着されている。側方ハンマー１８の駆動部２０のキャリッジ２２は、上方ハン マー２のキャリッジ６にかつ下方ハンマー３のキャリッジ７にアーム２５と２６ によりそれぞれ枢着されている。アーム２３と２４．２５と２６は、対で、次式 で決められる角度γを形成する。

ここで、ｅは上下のハンマ２と３の駆動部の偏心軸の偏心率であり、 ｅｌは連続ストリップに沿って移動するスタンド］の幾何学的軸線に対して垂直 な方向の側方ハンマー】７と１８の変位振幅であり、 Ｃは対応するアーム２３．２４と２５．２６を取りつけるためのビンの間の距離 である。

変形されている連続ストリップを、第２図と第３図に２７で示す。

連続ストリップを周期的に変形させる機械は、次のように作動する。

上方ハンマー２の駆動機構４のキャリッジ６の偏心軸８と９および下方ハンマー ３の駆動部５のキャリッジ７の偏心軸１０と１１を回転させると、これに平面Ｙ Ｏ２（第２図）におけるハンマー２と３の長手方向と横方向運動が伴い、一方ハ ンマー２と３の表面と係合する各接触点が振幅２ｅで円運動を行なう。同時に、 駆動機構１９と２０（第３図）が、対のハンマー１７と１８を平面ｘｏｚ　ｃ第 ３図）で長手方向と横方向運動を行なわせるように作用し、それにより側方ハン マー１７と１８の接触面の各点が最大振幅ｅ１で閉鎖軌道の周りを動く。

対のハンマー２．３および１７．１８（第１図）は共通の駆動装置１２で互いに 垂直な平面内を動く。軸線ＯＹ（第２図）に沿った振幅２ｅの各ハンマー２と３ の長手方向および横方向の運動は、軸線ＯＸ（第３図）に沿った振幅ｅ１の各側 方ハンマー１７と１８の長手方向および横方向運動に対応する。

各アーム２３，２４．２５．２６のビンの間の距離Ｃと与えられた振幅２ｅにお ける最大振幅ｅ１の大きさは、式（１）から見出だされる角度γにより決定され る。

側方ハンマー１７．１８の駆動機構１９と２０が上下のハンマー２と３の駆動機 構４，５に直接連結されているので、ハンマー２．　３．　１７および１８は同 期して動く。すなわち−緒に引っ張られたまたは離れるように広げられた位置で それらの末端点に達する。これによって、四つのハンマーにより連続ストリップ ２７（第２図と第３図）を同時に変形および前進させることができ、変形中心に 、万一ない圧縮に近い応力状態が与えられる。

上下のハンマー２．３により連続ストリップ２７に加えられる圧縮の全体の大き さは、連続ストリップ２７が沿って動くスタンド１（第１図）の幾何学的軸線に 対するハンマーの変形部分傾斜角α（第２図）により、およびその長さｇにより 決定される。

連続ストリップ２７に側方ハンマー１７，１８（第３図）により加えられる全圧 縮力は、ストリップ２７が沿って動くスタンド１（第１図）の幾何学的軸線に対 する対応するハンマーの変形部分の傾斜角αｌにより、およびその長さＩｌによ り決定される。

連続ストリップは、対の上下のハンマー２．３および側方ハンマー１７．１８に より決定された穴型へ給送される。すべてのハンマーの末端の一緒に引っ張られ た位置では、穴型の人口が連続ストリップ２７の寸法を有し、かつ出口が得られ るべき成形製品の寸法を有する。

すべてのハンマーがスタンド］の幾何学的軸線に向かって動くので、連続ストリ ップが四つのハンマー２，３゜１７．１８により絞られ、そして同時にスタンド 〕の幾何学的軸線に沿って動かされる。その結果として、万一のない圧縮に近い 応力状態が変形の中心に与えられる。

前述のことから見て、連続ストリップを周期的に変形させるためのこれまで述べ た機械によれば、いっそう広い生産能力が確保され、かつストリップの一つの穴 型内で変形しにくい低い延性の高度の変形が得られる。次いで、これにより、作 動能率がいっそう高くなり、かつ変形される連続ストリップの品質がいっそう高 くなる。

産業上の利用可能性 本発明は、変形しにくい鋼と合金から、かつ鉄および非鉄冶金で連続鋳造される 加工片から簡単でかつ入り組んだ輪郭の細長い形材を製造するために用いて、機 械工ｉ 国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 上下のハンマー（２，３）を収容するスタンド（１）を存し、各ハンマーがこれ らのハンマーを動かすためのそれぞれの駆動機構（４，５）に連結され、この機 構（４，５）は、連続ストリップ（２７）が沿って動くスタンド（１）の幾何学 的軸線に対向して配置され、各機構は、二つの対応する偏心軸（８，９と１０， １１）に直接取り付けられたキャリッジ（６，７）を有し、すべての偏心軸（８ ，９，１０，１１）は同期して回転しかつ同じ偏心率を有する、連続ストリップ を周期的に変形させるための機械において、上下のハンマー（２，３）と異なる 側でこれと共に穴型を区画して位置する側方ハンマー（１７，１８）を有し、各 側方ハンマー（１７，１８）は、これを動かすための対応する駆動機構（１９， ２０）に連結され、各側方ハンマーは、上下のハンマー（２，３）を動かすため の駆動機構（４，５）の対応するキャリッジ（６，７）に、二対の回動可能なア ーム（２３，２４と２５，２６）により枢着されたキャリッジ（２１，２２）を 有し、前記アームは、次式から決定される角度を区画し、 γ＝２ａｒｃ　ｓｉｎ√（（ｅ／ｃ）＋（ｅ２／ｃ２）＋（ｅ２１／４ｅ２＋ｅ ２１）−（４ｅ２＋ｅ２１／４ｃ２））ここで、ｅは上下のハンマー（２，３） を動かすための駆動機構（４，５）の偏心軸（８，９と１０，１１）の偏心率で あり、 ｅ１は連続ストリップ（２７）が沿って移動するスタンド（１）の幾何学的軸線 に垂直な方向の側方ハンマー（１７，１８）の変位の振幅であり、 ｃは対応するアーム（２３，２４と２５，２６）を取り付けるためのピンの間の 距離であり、前記対のハンマー（２，３，１７，１８）は共通の駆動部（１２） で互いに垂直な平面で運動を実施することを特徴とする機械。