JP2951012B2 - 曲げ加工装置 - Google Patents

曲げ加工装置

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JP2951012B2
JP2951012B2 JP2609791A JP2609791A JP2951012B2 JP 2951012 B2 JP2951012 B2 JP 2951012B2 JP 2609791 A JP2609791 A JP 2609791A JP 2609791 A JP2609791 A JP 2609791A JP 2951012 B2 JP2951012 B2 JP 2951012B2
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axis
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義夫 鈴木
政雄 横山
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SHOWA ARUMINIUMU KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、固定金型とその前方
に配置された可動金型とに、アルミニウム、鉄、ステン
レス等の金属製型材等のワークを強制導通しつつ、可動
金型を三次元的に転向、変位動作せしめることにより、
該ワークに曲げ加工を施す曲げ加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】建材、機械部品、自動車等車両用部品等
々に使用される金属製長尺材を、二次元、あるいは三次
元に曲げ加工する場合、近時、一般にマルチベンダーと
称されているような三次元曲げ加工装置が好んで使用さ
れる傾向にある。
【0003】このマルチベンダーは、第2図に示される
ように、ワーク(W)の外周形状に対応する断面形状で
かつその断面サイズがワークサイズに略適合するワーク
導通孔(1a)を有する固定金型(1)と、この固定金
型(1)の前方所定位置に配置され、同様のワーク導通
孔(2a)を有し、かつ三次元方向に転向、変位可能な
可動金型(2)と、固定金型(1)の後方位置に配置さ
れ、固定金型(1)のワーク導通孔(1a)に向けてワ
ークを強制移送せしめるワークフィーダー(3)を基本
的構成要素として有するものである。このマルチベンダ
ーでは、ワーク(W)をフィーダー(3)により両金型
導通孔(1a)(2a)に強制導通せしめつつ、可動金
型(2)を転向動作、変位動作せしめることにより、ワ
ーク(W)に曲げ加工が施される。このマルチベンダー
による曲げ加工は、上記から明らかなようにワーク
(W)を押しながら曲げる、いわゆる圧縮曲げの原理を
支配的に利用するものとなるため、材料の局部的な伸び
が比較的小さくて済み、材質欠陥や表面欠陥の少ない曲
げ加工品を得ることができるなどの利点を有する。
【0004】ところで、上記の可動金型(2)は、従
来、その三次元的転向動作実現のため、次のような構成
態様において支持されていた。即ち、1/4円弧状の第
1フレーム(51)を使用し、その上端内面部に、水平
軸(52)を介して、可動金型(2)が、その一側部に
おいて、片持ち状態に支持され、可動金型(2)が、水
平軸(52)回りに回転変位されることにより、第2軸
線としての左右方向に延びるτ軸線回りで転向動作され
るものとなされている。そして、第2フレーム(53)
を使用し、これに、垂直軸(54)を介して、1/4円
弧状の第1フレーム(51)が、その下端下面部におい
て支持され、第1フレーム(51)が垂直軸(54)回
りに回転変位されることにより、可動金型(2)が、第
3軸線としての鉛直方向に延びるφ軸線回りで転向動作
されるものとなされている。そして更に、この第2フレ
ーム(53)が、図示しない支持基部に支持され、該基
部に対して相対動作されることにより、可動金型(2)
が、ワーク導通方向に延びる第1軸線としてのθ軸線回
りで転向動作されるものとなされている。これにより、
可動金型(2)の三次元的転向動作が実現されるものと
なされている。
【0005】なお、1/4円弧状の第1フレーム(5
1)の上端上面部には、その上面スペースを利用して、
可動金型(2)を水平軸(52)回りで回転駆動せしめ
るτ軸駆動モータ(55)と、第1フレーム(51)を
垂直軸(54)回りで回転駆動せしめるφ軸駆動モータ
(56)との両方が、配置されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の支持構造では、可動金型(2)が第1フレ
ーム(51)に片持ち状態に支持されているために、支
持状態が剛性的に弱く、ワーク、特に断面等の大きい高
剛性ワークの曲げ加工において、該ワーク導通の際に可
動金型(2)への大きな負荷により同金型(2)の動作
精度に狂いを生じる傾向が現れ、このような高剛性ワー
クの曲げ加工を精度良く実施できないという欠点があっ
た。
【0007】この発明は、上記のような従来の欠点を解
消し、高剛性ワークに対しても従来より精度良く曲げ加
工を施すことのできるマルチベンダータイプの曲げ加工
装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的において、この
発明は、ワーク導通孔を有する固定金型の前方所定位置
に、ワークの導通方向に延びる第1軸線と、該第1軸線
に直交する第2軸線と、該第1及び第2軸線の両方に直
交する第3軸線との各軸線回りで回転変位可能に支持さ
れた可動金型を有し、該可動金型の三次元的な転向、変
位動作によって、両金型導通孔に順次的に強制導通され
るワークに所定の曲げを付与するものとなされた曲げ加
工装置において、前記可動金型が、前記第2軸線回りで
回転変位可能に、その両側部において、第1フレームに
両持ち状態に支持されると共に、同可動金型が第3軸線
回りで回転可能となる態様において、該第1フレームが
第2フレームに支持され、かつ同可動金型が第1軸線回
りで回転可能となる態様において、該第2フレームが支
持基部に支持されてなることを特徴とする曲げ加工装置
を要旨とする。
【0009】
【作用】上記装置では、可動金型がその両側部において
第1フレームに両持ち状態に支持されていることによ
り、可動金型と第1フレームとの間の剛性が高められ、
ひいては、可動金型の支持構造全体における剛性が高め
られて、ワーク導通中における同金型の三次元的転向動
作の狂いが減少される。この結果、精度よくワークの曲
げ加工が遂行される。
【0010】
【実施例】次に、実施例を説明する。
【0011】マルチベンダータイプの曲げ加工装置は、
第2図をもとに上述したように、ワーク導通孔(1a)
を有する固定金型(1)と、この固定金型(1)の前方
所定位置に配置された可動金型(2)と、固定金型
(1)の後方位置に配置されたワークフィーダー(3)
とからなる。
【0012】そして、可動金型(2)は、その三次元的
転向動作実現のため、次のような構成態様において支持
されている。即ち、半円弧状の第1フレーム(5)を使
用し、これを下向き状態にして、その両上端内面部に、
1対の水平軸(6)(6)を介して、可動金型(2)
が、その両側部において、両持ち状態に支持され、同金
型(2)が、水平軸(6)(6)回りに回転変位される
ことにより、左右方向に延びるτ軸線回りで転向動作さ
れるものとなされている。そしてまた、第2フレーム
(7)を使用し、これに、垂直軸(8)を介して、半円
弧状の第1フレーム(5)が、その中央部下面において
支持され、この第1フレーム(5)が垂直軸(8)回り
に回転変位されることにより、可動金型(2)が、鉛直
方向に延びるφ軸線回りで転向動作されるものとなされ
ている。そして更に、この第2フレーム(7)が、図示
しない支持基部に支持され、該基部に対して相対動作さ
れることにより、可動金型(2)が、ワーク導通方向に
延びるθ軸線回りで転向動作されるものとなされてい
る。
【0013】そして、半円弧状の第1フレーム(5)の
一方の上端部上面にτ軸駆動モータ(10)やτ軸駆動用
エンコーダが、また他方の上端部上面にφ軸駆動モータ
(11)やφ軸駆動用エンコーダがそれぞれ振り分け状態
に配設されている。
【0014】上記のように、可動金型(2)が、半円弧
状の第1フレーム(5)内に両持ち状態に支持されてい
ることにより、可動金型(2)と第1フレーム(5)と
の間の剛性が高められ、ひいては、可動金型(2)の支
持構造における全体の剛性が高められる。従って、この
曲げ加工装置を用いて、従来では精度よい加工が困難と
されていた高い剛性を有するワークに曲げ加工を施すべ
く、各金型導通孔(1a)(1b)に該ワーク(W)を強
制導通せしめながら、可動金型(2)を転向、変位駆動
せしめた場合においても、可動金型(2)動作の狂いは
非常に少なく、そのため、このような高剛性ワークをも
精度よく曲げ加工することができる。
【0015】また、第1フレーム(5)として上記のよ
うな半円弧状のフレーム(5)を使用し、その一方の上
端部上面にτ軸駆動モータ(10)を、他方の上端部上面
にφ軸駆動モータ(11)を、それぞれ振り分け状態に配
設したものとなしていることにより、重量がバランスさ
れ、そのため可動金型(2)の動作精度がいよいよ高め
られてワークの曲げ加工精度の更なる向上が可能とな
る。
【0016】
【発明の効果】上述の次第で、この発明のマルチベンダ
ータイプの曲げ加工装置は、可動金型がその両側部にお
いて第1フレームに両持ち状態に支持されているから、
可動金型と第1フレームとの間の剛性が高められ、ひい
ては、可動金型の支持構造全体における剛性が高められ
る。従って、高剛性ワークに対しても可動金型の三次元
的転向動作の狂いが少なく、このようなワークを精度良
く曲げ加工することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】可動金型の支持構造を示す正面図である。
【図2】曲げ加工装置の基本構成を示す側面図である。
【図3】可動金型の従来の支持構造を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
1…固定金型 1a…ワーク導通孔 2…可動金型 2a…ワーク導通孔 5…第1フレーム 7…第2フレーム

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワーク導通孔を有する固定金型の前方所
    定位置に、ワークの導通方向に延びる第1軸線と、該第
    1軸線に直交する第2軸線と、該第1及び第2軸線の両
    方に直交する第3軸線との各軸線回りで回転変位可能に
    支持された可動金型を有し、該可動金型の三次元的な転
    向、変位動作によって、両金型導通孔に順次的に強制導
    通されるワークに所定の曲げを付与するものとなされた
    曲げ加工装置において、前記可動金型が、前記第2軸線
    回りで回転変位可能に、その両側部において、第1フレ
    ームに両持ち状態に支持されると共に、同可動金型が第
    3軸線回りで回転可能となる態様において、該第1フレ
    ームが第2フレームに支持され、かつ同可動金型が第1
    軸線回りで回転可能となる態様において、該第2フレー
    ムが支持基部に支持されてなることを特徴とする曲げ加
    工装置。
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KR101334062B1 (ko) * 2011-12-19 2013-11-28 주식회사 성우하이텍 라운더 벤더의 각도조정장치
CN103350136A (zh) * 2013-07-15 2013-10-16 首帆动力设备制造(上海)有限公司 一种采用标准模具加工任意圆弧的方法
CN110280638A (zh) * 2019-06-06 2019-09-27 张家港市台和机械制造有限公司 弯管机中的分体式弯管臂

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