JPH0324254Y2 - - Google Patents

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JPH0324254Y2
JPH0324254Y2 JP1986099999U JP9999986U JPH0324254Y2 JP H0324254 Y2 JPH0324254 Y2 JP H0324254Y2 JP 1986099999 U JP1986099999 U JP 1986099999U JP 9999986 U JP9999986 U JP 9999986U JP H0324254 Y2 JPH0324254 Y2 JP H0324254Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はトランスフアプレスにおけるワーク反
転搬送装置に関するものである。
(従来の技術) トランスフアプレスにおいてはワーク搬送途中
でフインガーをアドバンス運転中に180°回転させ
てワークを反転させることがある。
第5図はトランスフアプレスによる製品加工の
一例で、素材1は前方押出し加工によつて半製品
2に、次いで据込み加工で半製品3に加工された
後に、穴抜き加工をして製品4を得る工程を示し
ており、最終工程の穴抜き加工位置へ搬送すると
きにワークを反転させている。
ワーク反転搬送装置の従来技術は実公昭49−
39233号公報の考案(第1先行例)、実開昭59−
20939号公報の考案(第2先行例)が知られてい
る。
これら従来技術のうち、第1先行例はフインガ
ーを軸で回転可能にフイードバーに軸架し、前記
軸に設けた小歯車を増速用の大歯車に噛合し、該
大歯車に形成した角軸をボツクスに軸架したレバ
ーの長孔に嵌合すると共に、ボツクスをフイード
バーの長手方向に直交して設けたガイド棒に挿嵌
したものであつて、フイードバーのアドバンス・
リターン運動において、フインガーを反転するよ
うにした装置である。又、第2先行例はフイード
バーに軸架された回転軸にレバーを設け、レバー
の一端に設けた柄にフインガーを固定し、他端に
回転軸の半径方向に伸び先端が開口した2つの溝
カムが形成されていて、溝カムは昇降自在なフイ
ードバー受に設けたピンと係合するようになつて
いる。
そしてフイードバーのアドバンス・リターン運
動において、レバーは回転軸を中心に回動するの
で、レバーの他端に設けた柄が反転し、これに伴
つてフインガーが反転することになる。
前記第1先行例では二次元送り専用機であつ
て、リフト・ダウン運動を含む三次元運動につい
ては何らの配慮もなされていなかつた。これに対
し、第2先行例はフイードバー受をクランプ・ア
ンクランプ方向に移動するスライダ内に昇降自在
に設けることで三次元運動を可能にしたので、そ
れまでの従来技術よりも改良されているが、フイ
ードバーの反転がレバーの回動によつて行われる
のでワークの反転の際、搬送部材の慣性が問題と
なり高速運動に適さないという新たな問題が生じ
てきた。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は前記した従来技術の問題点を解決する
ためのものであつて、可動部を軽量化することに
よつて搬送部品の慣性を軽減し、高速運転に適し
た反転装置を提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) 本考案において課題を解決するための手段は、
プレス機械のダイセツトに並列して設けられた金
型を挟んで平行に設けた一対のフイードバー、前
記各フイードバーにフイードバーの長手方向に対
して直交する方向に回転自在に設けた回転軸、前
記各回転軸の互いに向い合う端部に設けたフイン
ガー、前記各回転軸のもう一方の端に設けたピニ
オン、前記各フイードバーに設けた垂下板に軸着
したフランジ付のローラ、前記各ピニオンと噛合
しかつ当該位置のフランジ付ローラと隣接のフイ
ンガー取付位置とに設けたフランジ付ローラとの
間に載置されたラツク、前記各ラツクの両端と当
接しかつラツクがフイードバーのクランプ・アン
クランプ運動する方向に移動できる幅をもつてプ
レス機械のダイセツトに設けられたラツク支持板
とを具備することである。
(実施例) 第1図は断面図、第2図は平面図、第3図は正
面図であつて、図において、プレス機械のダイセ
ツト10に並列して設けた下型11を挟んで平行
な一対のフイードバー12,12が設けられてい
る。
前記フイードバー12,12には金型に向つて
フインガー13,13が設けられており、このフ
インガー13,13が前記フイードバー12,1
2のアドバンス・リターン運動中に反転するが、
各フイードバーに組み込まれる反転機構は両者と
も同一構造なので、以下の説明は一方についての
み説明する。
なお、フインガー13,13は向い合つて一対
のものが設けられるが、フインガーは金型の設置
数と同じ数だけ必要とする。実施例では説明の便
宜上2個だけ図示した。
前記フイードバー12の上面にはフインガー取
付位置に筒状ホルダ14が設けられ、この筒状ホ
ルダ14にフイードバーの長手方向に直交し、か
つ回転可能な回転軸15が設けられている。前記
回転軸15はフイードバー12の内側および外側
に突出されており、内側部分には前記フインガー
13が取り付けられ、又、外側部分にはピニオン
16が取り付けられている。
前記筒状ホルダ14はフイードバー12の外側
で下方に向つて延設した垂下板14aが形成され
ており、この垂下板14aには前記ピニオン16
と対応する位置に、フランジ付のローラ17がピ
ン18によつて回転自在に設けられている。又、
前記ローラ17と前記ピニオン16との間にはピ
ニオン16噛合させたラツク19が介在されてお
り、ローラ17はラツク19に対して自由に回転
するようになつている。又、前記ラツク19の両
端は前記ダイセツト10に鉛直方向に樹立したラ
ツク支持板20,20に挟持されている。なお、
このラツク支持板20はフイードバー12がクラ
ンプ・アンクランプ運動を行い、アンクランプし
た場合においても前記ラツク19と当接するだけ
の幅を有している。
このため、前記ラツク19はフイードバー12
のアドバンス・リターン運動に伴つて横方向に移
動するが、縦方向(長さ方向)の移動はラツク支
持板20,20によりその動きを阻止されてい
る。従つて、ラツク19はラツク支持板20,2
0の間をフイードバーの動きに伴つてフイードバ
ーと共に移動することができるようになつてい
る。
これに対し、前記ピニオン16は、フイードバ
ー12に回転自在に支持されていると共にラツク
19と噛み合つているので、フイードバーのアド
バンス・リターン動作時に回転する。ピニオンの
ピツチ円径D=2×フイードストローク/πとす
れば、アドバンス・リターン運動中にピニオン1
6は180゜回転し、これによつて回転軸15に取り
付けられたフインガー13もピニオン16と同じ
角度で回転し、これによりフインガー13で挟持
されているワークが反転させられる。
なお、前記ラツク19は筒状ホルダ14の垂下
板14aに設けたローラ17と、このローラ17
の取付位置に隣接して設けた他のフインガー11
3位置に設けたホルダ114の垂下板114aの
ローラ117の2つのローラで支持されている。
なお、ラツク19はローラ117の上方に設けた
ピニオン116とも噛合されている。
第2図の実施例では左側のフインガー13が反
転機能を備えているが、前記したようにラツク1
9はフイードバー12に垂下板14a,114a
を介して取り付けられた2つのローラ17,11
7によつて支持されているので、何れのフインガ
ー支持部も第1図と同一構造にすれば二つのステ
ージのフインガーに反転機能を与えることができ
る。
なお、前述したようにラツク19はラツク支持
板20に対してフイードバーと共にアドバンス・
リターン方向に移動可能であるが、ラツク支持板
20の高さが実施例のようであればに実施例の構
造でリフト・ダウン方向にも移動できるので、本
考案は何らの変更を加えずに三次元トランスフア
搬送装置にも適用できるものである。
(考案の効果) 本考案は、フイードバーの長手方向に対して直
交する方向に設けた回転軸に、フイードバーの内
側に向つてフインガーを、外側に向つてピニオン
を取付け、フイードバーに設けた垂下板に軸着し
たローラに前記ピニオンと噛合するラツクを載置
し、該ラツクはアドバンス・リターン方向にはダ
イセツトあるいはボルスタに固定されたラツク支
持板により動きを阻止されており、また、クラン
プ・アンクランプ方向には自由に移動することが
できるように支持されているので、フインガーの
反転はピニオンの回転により行われ、搬送部材の
慣性による影響を受けにくく、従つて高速運転に
適する搬送装置が得られることになる。
また、本考案では基本構造を変更しないで二次
元、三次元のトランスフア装置に適用できる効果
がある。
この他、ラツク、ピニオンはフイードバーの外
側に設けてあり、金型に対するフイードバーの接
近性がよいので各種の金型に適用できるものとな
つている。
さらに又、ピニオンの歯車比を選択することに
よりワークを90゜など、自由な角度に反転させる
こともできるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体を組み立てた縦断面図、第2図は
同平面図、第3図は正面図、第4図は第3図A−
A断面図、第5図はトランスフアプレスによる製
品加工の一例を表わす説明図である。 10……ダイセツト、11……下型、12……
フイードバー、13……フインガー、14……筒
状ホルダ、14a……垂下板、15……回転軸、
16……ピニオン、17……ローラ、18……ピ
ン、19……ラツク、20……ラツク支持板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プレス機械のダイセツトに並列して設けられた
    金型を挟んで平行に設けた一対のフイードバー、
    前記各フイードバーにフイードバーの長手方向に
    対して直交する方向に回転自在に設けた回転軸、
    前記各回転軸の互いに向い合う端部に設けたフイ
    ンガー、前記各回転軸のもう一方の端に設けたピ
    ニオン、前記各フイードバーに設けた垂下板に軸
    着したフランジ付のローラ、前記各ピニオンと噛
    合しかつ当該位置のフランジ付ローラと隣接のフ
    インガー取付位置とに設けたフランジ付ローラと
    の間に載置されたラツク、前記各ラツクの両端と
    当接しかつラツクがフイードバーのクランプ・ア
    ンクランプ運動する方向に移動できる幅をもつて
    プレス機械のダイセツトに設けられたラツク支持
    板とを具備するトランスフアプレスにおけるワー
    ク反転搬送装置。
JP1986099999U 1986-06-30 1986-06-30 Expired JPH0324254Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986099999U JPH0324254Y2 (ja) 1986-06-30 1986-06-30

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986099999U JPH0324254Y2 (ja) 1986-06-30 1986-06-30

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Publication Number Publication Date
JPS636130U JPS636130U (ja) 1988-01-16
JPH0324254Y2 true JPH0324254Y2 (ja) 1991-05-27

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ID=30969400

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JP1986099999U Expired JPH0324254Y2 (ja) 1986-06-30 1986-06-30

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0747153Y2 (ja) * 1989-07-27 1995-11-01 トヨタ自動車株式会社 自動プレスのワーク反転装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5944631B2 (ja) * 1977-07-20 1984-10-31 富士ゼロックス株式会社 接触加熱ロ−ル型定着装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5944631U (ja) * 1982-09-16 1984-03-24 福井機械株式会社 トランスフアフイ−ド装置における材料回転装置

Patent Citations (1)

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JPS5944631B2 (ja) * 1977-07-20 1984-10-31 富士ゼロックス株式会社 接触加熱ロ−ル型定着装置

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Publication number Publication date
JPS636130U (ja) 1988-01-16

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