JPH028581Y2 - - Google Patents
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- JPH028581Y2 JPH028581Y2 JP5288184U JP5288184U JPH028581Y2 JP H028581 Y2 JPH028581 Y2 JP H028581Y2 JP 5288184 U JP5288184 U JP 5288184U JP 5288184 U JP5288184 U JP 5288184U JP H028581 Y2 JPH028581 Y2 JP H028581Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- feed bar
- power transmission
- transmission shaft
- rod
- workpiece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 23
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 claims description 21
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 5
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 4
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 3
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 3
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 3
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 description 3
- 238000012840 feeding operation Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
- Press Drives And Press Lines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、例えばトランスフアプレスに使用さ
れる被加工物搬送装置に関するものである。
れる被加工物搬送装置に関するものである。
従来例の構成とその問題点
一台のプレスまたはプレスラインで2個同時に
生産する2個取りトランスフアプレスの一例につ
いて第1図に基づいて説明する。すなわちイ位置
にもたらされた一枚のシート40を矢印A方向へ
移送してロ,ハ,ニの各位置でプレス加工し、次
にホ位置で中央から分割して2個の被加工物41
にし、次にヘ位置で最終プレス加工して送り出す
ものである。ところでホ位置で2個に分割された
被加工物41をつかんでヘ位置に移送する場合
に、従来どおり、フイードバーに設けたフインガ
により各被加工物41の外側の側縁41Aをつか
ん移送するならば、各被加工物41Aをいわゆる
片持ち支持することになり、非常に不安定であ
る。そこでフイードバーからプレス中心に向けて
アームを突出させ、そのアーム先端に設けたフイ
ンガーにより被加工物41の内側の側縁41Bを
もかんで支持し、移送することが考えられるが、
単にフイードバーにアームを設けただけでは、フ
イードバーの戻り動作のときに、そのアームがプ
レス下型に衝突してしまう。したがつて戻り動作
のときにアームをプレス中心から離間させてプレ
ス下型に衝突しないようにしなければならない。
そこで三次元運動するフイードバーにアーム移動
用の駆動源を設けることが考えられるが、その駆
動源が比較的重いことと高価なものになるという
問題がある。さらに被加工物41の種類によつて
は、分割位置がハ位置やニ位置などになることも
あり、この場合には、それに応じたフインガやア
ームを配列してなるフイードバーを組み替えなけ
ればならず、その作業に費やす時間、ならびに作
業に伴うプレスの稼動停止などから見て、非能率
的である。また、プレスラインの全長に亘つて、
1個取り搬送を行なつたり、或いは2個取り搬送
を行なう場合も同様の問題が生じる。
生産する2個取りトランスフアプレスの一例につ
いて第1図に基づいて説明する。すなわちイ位置
にもたらされた一枚のシート40を矢印A方向へ
移送してロ,ハ,ニの各位置でプレス加工し、次
にホ位置で中央から分割して2個の被加工物41
にし、次にヘ位置で最終プレス加工して送り出す
ものである。ところでホ位置で2個に分割された
被加工物41をつかんでヘ位置に移送する場合
に、従来どおり、フイードバーに設けたフインガ
により各被加工物41の外側の側縁41Aをつか
ん移送するならば、各被加工物41Aをいわゆる
片持ち支持することになり、非常に不安定であ
る。そこでフイードバーからプレス中心に向けて
アームを突出させ、そのアーム先端に設けたフイ
ンガーにより被加工物41の内側の側縁41Bを
もかんで支持し、移送することが考えられるが、
単にフイードバーにアームを設けただけでは、フ
イードバーの戻り動作のときに、そのアームがプ
レス下型に衝突してしまう。したがつて戻り動作
のときにアームをプレス中心から離間させてプレ
ス下型に衝突しないようにしなければならない。
そこで三次元運動するフイードバーにアーム移動
用の駆動源を設けることが考えられるが、その駆
動源が比較的重いことと高価なものになるという
問題がある。さらに被加工物41の種類によつて
は、分割位置がハ位置やニ位置などになることも
あり、この場合には、それに応じたフインガやア
ームを配列してなるフイードバーを組み替えなけ
ればならず、その作業に費やす時間、ならびに作
業に伴うプレスの稼動停止などから見て、非能率
的である。また、プレスラインの全長に亘つて、
1個取り搬送を行なつたり、或いは2個取り搬送
を行なう場合も同様の問題が生じる。
考案の目的
本考案の目的とするところは、全ラインに亘つ
ての1個取り搬送、全ラインに亘つての2個取り
搬送、前半が1個取り搬送で且つ後半が2個取り
搬送、などの切替えを容易に行なえると共に、2
個取り搬送のためのフインガなどがプレス下型な
どの他物に衝突することを防止し得る被加工物搬
送装置を提供する点にある。
ての1個取り搬送、全ラインに亘つての2個取り
搬送、前半が1個取り搬送で且つ後半が2個取り
搬送、などの切替えを容易に行なえると共に、2
個取り搬送のためのフインガなどがプレス下型な
どの他物に衝突することを防止し得る被加工物搬
送装置を提供する点にある。
考案の構成
上記目的を達成するために本考案における被加
工物搬送装置は、三次元運動をするフイードバー
を複数に分割すると共に、この分割箇所に自動継
手装置を設け、前記フイードバーに、その長さ方
向に沿つて往復移動自在な動力伝達軸を配設し、
この動力伝達軸を前記フイードバーに対応して複
数に分割し、前記フイードバーに被加工物の一側
縁適所を支持する固定側フインガを設け、さらに
フイードバーの適所に被加工物移送方向とは直交
する水平方向に沿つて移動自在な移動杆を設け、
この移動杆の先端に前記被加工物の他側縁適所を
支持する移動側フインガを設け、前記フイードバ
ーの適所に移動杆と平行に移動自在な駆動杆を支
持すると共にこの駆動杆の一端側を被加工物移送
方向にのみ沿つて移動自在に案内し、前記駆動杆
と動力伝達軸とをラツク・ピニオン機構を介して
連動連結してフイードバーの被加工物移送方向と
直交方向の移動を動力伝達軸の被加工物移送方向
の移動に変換し、さらに前記動力伝達軸と移動杆
とをラツク・ピニオン機構を介して連動連結して
前記動力伝達軸の被加工物移送方向の移動を移動
杆の被加工物移送方向と直交する方向の移動に変
換させるように構成している。
工物搬送装置は、三次元運動をするフイードバー
を複数に分割すると共に、この分割箇所に自動継
手装置を設け、前記フイードバーに、その長さ方
向に沿つて往復移動自在な動力伝達軸を配設し、
この動力伝達軸を前記フイードバーに対応して複
数に分割し、前記フイードバーに被加工物の一側
縁適所を支持する固定側フインガを設け、さらに
フイードバーの適所に被加工物移送方向とは直交
する水平方向に沿つて移動自在な移動杆を設け、
この移動杆の先端に前記被加工物の他側縁適所を
支持する移動側フインガを設け、前記フイードバ
ーの適所に移動杆と平行に移動自在な駆動杆を支
持すると共にこの駆動杆の一端側を被加工物移送
方向にのみ沿つて移動自在に案内し、前記駆動杆
と動力伝達軸とをラツク・ピニオン機構を介して
連動連結してフイードバーの被加工物移送方向と
直交方向の移動を動力伝達軸の被加工物移送方向
の移動に変換し、さらに前記動力伝達軸と移動杆
とをラツク・ピニオン機構を介して連動連結して
前記動力伝達軸の被加工物移送方向の移動を移動
杆の被加工物移送方向と直交する方向の移動に変
換させるように構成している。
実施例と作用
以下に本考案の一実施例を第2図〜第12図に
基づいて説明する。1はフレームで、このフレー
ム1には被加工物移送方向Aと直交する方向に移
動自在な左右一対の移動台2a,2bが支持され
ている。3は移動台2a,2bをその移動方向に
貫通してフレーム1に回転自在にのみ支持された
昇降用駆動軸である。この昇降用駆動軸3の両端
における移動台移動領域長さ部分はスプライン軸
部4a,4bとなり、このスプライン軸部4a,
4bには移動台2a,2bに係合してこれと共に
移動するピニオン5a,5bがスプライン嵌合さ
れている。又、移動台2a,2bには前記昇降用
駆動軸3と平行に別の軸6a,6bが取付けら
れ、この軸6a,6bには前記ピニオン5a,5
bと噛合しかつ移動台2a,2bと共に移動する
ピニオン7a,7bが設けられている。8a,8
bおよび9a,9bはピニオン5a,5bおよび
7a,7bに噛合するラツク10a,10bおよ
び11a,11bを備えた昇降用ロツドであり、
移動台2a,2bを上下方向に貫通している。1
2aおよび12bは昇降用ロツド8a,9aの上
端間および8b,9bの上端間に跨設された昇降
台、13は昇降用駆動軸に設けられたピニオンで
ある。14は移動台2a,2bを互いに遠近移動
させる可逆機構で、互いに平行かつ前記昇降用駆
動軸3に対しても平行に配置された2本の押引用
ロツド15,16と、これらロツド間にあつて該
ロツドに設けたラツク17,18に噛合するピニ
オン19とを備え、一方の押引用ロツド15は一
方の移動台2bに対して直接連結され、他方の押
引用ロツド16は他方の移動台2aに対して押引
用キヤリツジ20を介して連結されている。この
キヤリツジ20は押引用ロツド16に対しては別
の連結部材21を介して連結され、移動台2aに
対してはこれの内側面に設けられた連結部22と
の間に別のリンク板23を介して連結されてい
る。24〜27は連結ピンである。又、前記他方
の押引用ロツド16の一端にはラツク28が設け
られ、このラツク28にはフレーム1側に支持さ
れたピニオン29が噛合している。30はピニオ
ン29と同軸に設けられた別のピニオンである。
31は押引用ロツド16を押引用キヤリツジ20
を介して第4図左方向に付勢するシリンダ装置で
ある。
基づいて説明する。1はフレームで、このフレー
ム1には被加工物移送方向Aと直交する方向に移
動自在な左右一対の移動台2a,2bが支持され
ている。3は移動台2a,2bをその移動方向に
貫通してフレーム1に回転自在にのみ支持された
昇降用駆動軸である。この昇降用駆動軸3の両端
における移動台移動領域長さ部分はスプライン軸
部4a,4bとなり、このスプライン軸部4a,
4bには移動台2a,2bに係合してこれと共に
移動するピニオン5a,5bがスプライン嵌合さ
れている。又、移動台2a,2bには前記昇降用
駆動軸3と平行に別の軸6a,6bが取付けら
れ、この軸6a,6bには前記ピニオン5a,5
bと噛合しかつ移動台2a,2bと共に移動する
ピニオン7a,7bが設けられている。8a,8
bおよび9a,9bはピニオン5a,5bおよび
7a,7bに噛合するラツク10a,10bおよ
び11a,11bを備えた昇降用ロツドであり、
移動台2a,2bを上下方向に貫通している。1
2aおよび12bは昇降用ロツド8a,9aの上
端間および8b,9bの上端間に跨設された昇降
台、13は昇降用駆動軸に設けられたピニオンで
ある。14は移動台2a,2bを互いに遠近移動
させる可逆機構で、互いに平行かつ前記昇降用駆
動軸3に対しても平行に配置された2本の押引用
ロツド15,16と、これらロツド間にあつて該
ロツドに設けたラツク17,18に噛合するピニ
オン19とを備え、一方の押引用ロツド15は一
方の移動台2bに対して直接連結され、他方の押
引用ロツド16は他方の移動台2aに対して押引
用キヤリツジ20を介して連結されている。この
キヤリツジ20は押引用ロツド16に対しては別
の連結部材21を介して連結され、移動台2aに
対してはこれの内側面に設けられた連結部22と
の間に別のリンク板23を介して連結されてい
る。24〜27は連結ピンである。又、前記他方
の押引用ロツド16の一端にはラツク28が設け
られ、このラツク28にはフレーム1側に支持さ
れたピニオン29が噛合している。30はピニオ
ン29と同軸に設けられた別のピニオンである。
31は押引用ロツド16を押引用キヤリツジ20
を介して第4図左方向に付勢するシリンダ装置で
ある。
以上説明した構造と同一のもの(図示せず)が
被加工物移送方向Aにおいて対称的に設けられ、
これらの被加工物移送方向Aにおいて相対応する
昇降台12a間および12b間上に被加工物搬送
用のフイードバー32aおよび32bが被加工物
移送方向Aにのみ移動できるように支持ローラ3
3a,33bにより支持され、かつ被加工物移送
方向Aにおいて相対応するピニオン13および3
0に噛合するラツク棒34および35が設けられ
ている。第3図において36はキヤリツジ、37
は送りアーム、38はクランプリフト装置、39
は複数のフイードバー支え39Aを有する台車で
ある。
被加工物移送方向Aにおいて対称的に設けられ、
これらの被加工物移送方向Aにおいて相対応する
昇降台12a間および12b間上に被加工物搬送
用のフイードバー32aおよび32bが被加工物
移送方向Aにのみ移動できるように支持ローラ3
3a,33bにより支持され、かつ被加工物移送
方向Aにおいて相対応するピニオン13および3
0に噛合するラツク棒34および35が設けられ
ている。第3図において36はキヤリツジ、37
は送りアーム、38はクランプリフト装置、39
は複数のフイードバー支え39Aを有する台車で
ある。
上記構成において、フイードバー32a,32
bの基本的な動作は次の通りとなる。すなわち、
第4図に示す状態から、ラツク棒35が引き戻さ
れ、押引用ロツド16が第4図の右方向に移動さ
せられる。すると、他方の押引用ロツド15も左
方向に同量移動し、移動台2a,2bを互いに離
間させ、フイードバー32a,32bが放し動作
Bをおこす。次にフイードバー32a,32bが
戻り動作Cをおこす。次にラツク棒35が前進
し、可逆機構14を介して移動台2a,2bが所
定距離前進し、フイードバー32a,32bがつ
かみ動作Dをおこす。次にラツク棒34が一定量
後退することにより昇降用駆動軸3が第5図にお
いて左方向に回転し、ピニオン5a,5b,7
a,7bを介して昇降用ロツド8a,8bおよび
9a,9bが上昇し、フイードバー32a,32
bが上昇動作Eをおこす。次に、フイードバー3
2a,32bが送り動作Fをおこす。次にラツク
棒34が前進させられることによつてフイードバ
ー32a,32bが下降動作Gをおこす。以下、
同様の操作により所定数のプレス加工を完了する
のである。
bの基本的な動作は次の通りとなる。すなわち、
第4図に示す状態から、ラツク棒35が引き戻さ
れ、押引用ロツド16が第4図の右方向に移動さ
せられる。すると、他方の押引用ロツド15も左
方向に同量移動し、移動台2a,2bを互いに離
間させ、フイードバー32a,32bが放し動作
Bをおこす。次にフイードバー32a,32bが
戻り動作Cをおこす。次にラツク棒35が前進
し、可逆機構14を介して移動台2a,2bが所
定距離前進し、フイードバー32a,32bがつ
かみ動作Dをおこす。次にラツク棒34が一定量
後退することにより昇降用駆動軸3が第5図にお
いて左方向に回転し、ピニオン5a,5b,7
a,7bを介して昇降用ロツド8a,8bおよび
9a,9bが上昇し、フイードバー32a,32
bが上昇動作Eをおこす。次に、フイードバー3
2a,32bが送り動作Fをおこす。次にラツク
棒34が前進させられることによつてフイードバ
ー32a,32bが下降動作Gをおこす。以下、
同様の操作により所定数のプレス加工を完了する
のである。
前記フイードバー32a,32bは、アプライ
トに対応するアプライト部分と、その間の台車部
分とに分割され、そして分割箇所70には自動継
手装置71が設けられ、第10図、第11図に自
動継手装置71が示されている。すなわち72は
アプライトに対応する分割フイードバー内に配設
したエアモータで、その出力軸73には先端金具
74が取付けてある。75は一定範囲(90度)内
で正逆回転可能に配設された保持棒で、その基端
には台形ねじ部75Aを設け、これを前記先端金
具74に嵌合した締付けナツト76に回転直進運
動可能なように螺合し、また先端は接続部(切離
し部)を通つて台車側の分割フイードバー内に突
入している。そして先端には長尺角状の係止部7
7が形成され、この係止部77が係脱可能な被係
止部78が台車に対応する分割フイードバーに形
成されている。
トに対応するアプライト部分と、その間の台車部
分とに分割され、そして分割箇所70には自動継
手装置71が設けられ、第10図、第11図に自
動継手装置71が示されている。すなわち72は
アプライトに対応する分割フイードバー内に配設
したエアモータで、その出力軸73には先端金具
74が取付けてある。75は一定範囲(90度)内
で正逆回転可能に配設された保持棒で、その基端
には台形ねじ部75Aを設け、これを前記先端金
具74に嵌合した締付けナツト76に回転直進運
動可能なように螺合し、また先端は接続部(切離
し部)を通つて台車側の分割フイードバー内に突
入している。そして先端には長尺角状の係止部7
7が形成され、この係止部77が係脱可能な被係
止部78が台車に対応する分割フイードバーに形
成されている。
したがつて第10図、第11図実線に示す接続
状態から分離を行なう場合、エアモータ72の作
動により出力軸73、先端金具74、締付ナツト
76を回転させて保持棒75を第10図Z方向に
直進させると共に90度回転させ、保持棒75の係
止部77を仮想線77Aに示すように被係止部7
8から離すことにより、フイードバーの長さ方向
への移動分離が可能となる。なお分離状態から接
続状態への切換えは逆操作で可能となる。
状態から分離を行なう場合、エアモータ72の作
動により出力軸73、先端金具74、締付ナツト
76を回転させて保持棒75を第10図Z方向に
直進させると共に90度回転させ、保持棒75の係
止部77を仮想線77Aに示すように被係止部7
8から離すことにより、フイードバーの長さ方向
への移動分離が可能となる。なお分離状態から接
続状態への切換えは逆操作で可能となる。
42はフイードバー32a,32b側面のホ位
置からヘ位置に対向する箇所に固着された一対の
固定側フインガ、43はフイードバー32a,3
2b上面の各固定側フインガ42の近くに固定さ
れたクランプ用ボツクス、44はボツクス43を
移送方向Aとは直交する水平方向に沿つて移動自
在に貫通する移動杆、45は該各移動杆44の先
端に固着された移動側フインガ、46はボツクス
43に回転自在に支持されると共に移動杆44の
ラツク60に噛合するクランプ用ピニオン、48
はフイードバー32a,32b上面のホ位置とヘ
位置との間に配設された駆動用ボツクス47を移
送方向Aとは直交する水平方向に沿つて移動自在
に貫通する駆動杆、49は該駆動杆48の一端に
回転自在に配設されたローラフオロワであつて、
クランプリフト本体50に固着されているカム板
51に形成された矢印A方向に沿うカム溝52内
に移動自在に挿入されている。53は駆動用ボツ
クス47に回転自在に支持されると共に駆動杆4
8のラツク54に噛合する駆動用小ピニオン、5
5は該小ピニオン53と一体連結された駆動用大
ピニオン、56は駆動用ボツクス47および両ク
ランプ用ボツクス43を矢印A方向に沿つて移動
自在に貫通し且つ軸受61に支持される動力伝達
軸であつて、その適所に形成したラツク57は上
記大ピニオン55および両クランプ用ピニオン4
6にそれぞれ噛合している。58はクランプリフ
ト本体50上に昇降自在に配設されると共に各フ
イードバー32a,32bを支持する昇降台、5
9は該昇降台58に回転自在に支持されると共に
各フイードバー32a,32bの両側面に当接す
るガイドローラである。なお動力伝達軸56もフ
イードバー32a,32bに対応して単に切断さ
れた分割構造とされ、しかも分割箇所62は継手
装置を有さず、相対向する端面は単に当接離間で
きるようにされているだけである。したがつて、
動力伝達軸56を取出すのに、何ら分離操作を必
要としない。上記した43〜61がフイードバー
32a,32bのつかみ動作Dに連動して前記移
動杆44をプレス中心Xに向けて移動させると共
にフイードバー32a,32bの放し動作Bに連
動して前記移動杆44をプレス中心Xから離間さ
せる連動機構を構成する。
置からヘ位置に対向する箇所に固着された一対の
固定側フインガ、43はフイードバー32a,3
2b上面の各固定側フインガ42の近くに固定さ
れたクランプ用ボツクス、44はボツクス43を
移送方向Aとは直交する水平方向に沿つて移動自
在に貫通する移動杆、45は該各移動杆44の先
端に固着された移動側フインガ、46はボツクス
43に回転自在に支持されると共に移動杆44の
ラツク60に噛合するクランプ用ピニオン、48
はフイードバー32a,32b上面のホ位置とヘ
位置との間に配設された駆動用ボツクス47を移
送方向Aとは直交する水平方向に沿つて移動自在
に貫通する駆動杆、49は該駆動杆48の一端に
回転自在に配設されたローラフオロワであつて、
クランプリフト本体50に固着されているカム板
51に形成された矢印A方向に沿うカム溝52内
に移動自在に挿入されている。53は駆動用ボツ
クス47に回転自在に支持されると共に駆動杆4
8のラツク54に噛合する駆動用小ピニオン、5
5は該小ピニオン53と一体連結された駆動用大
ピニオン、56は駆動用ボツクス47および両ク
ランプ用ボツクス43を矢印A方向に沿つて移動
自在に貫通し且つ軸受61に支持される動力伝達
軸であつて、その適所に形成したラツク57は上
記大ピニオン55および両クランプ用ピニオン4
6にそれぞれ噛合している。58はクランプリフ
ト本体50上に昇降自在に配設されると共に各フ
イードバー32a,32bを支持する昇降台、5
9は該昇降台58に回転自在に支持されると共に
各フイードバー32a,32bの両側面に当接す
るガイドローラである。なお動力伝達軸56もフ
イードバー32a,32bに対応して単に切断さ
れた分割構造とされ、しかも分割箇所62は継手
装置を有さず、相対向する端面は単に当接離間で
きるようにされているだけである。したがつて、
動力伝達軸56を取出すのに、何ら分離操作を必
要としない。上記した43〜61がフイードバー
32a,32bのつかみ動作Dに連動して前記移
動杆44をプレス中心Xに向けて移動させると共
にフイードバー32a,32bの放し動作Bに連
動して前記移動杆44をプレス中心Xから離間さ
せる連動機構を構成する。
上記構成の作用を説明する。第8図実線に示す
ごとく、ホ位置のフイードバー32a,32bが
つかみ動作Dに移ると、ローラフオロワ49を介
して駆動杆48が位置固定されているので、ラツ
ク54に噛合する小ピニオン53が回転させら
れ、大ピニオン55、ラツク57、連動杆56お
よびラツク57を介してクランプ用ピニオン46
も回転させられ、ラツク60を介して移動杆44
がプレス中心に向けて移動させられる。次にフイ
ードバー32a,32bが上昇動作Eに移ると、
第2図および第8図仮想線で示すごとく固定側フ
インガ42および移動側フインガ45が被加工物
41の隅を支持して持ち上げる。なおこの場合、
ローラフオロワ49は第9図仮想線で示すごとく
カム溝52から外れていない。次にフイードバー
32a,32bが送り動作Fに移ると、ホ位置の
被加工物41がヘ位置へと移送される。なおこの
場合、ローラフオロワ49はカム溝52内を矢印
A方向へ移動させられる。次にフイードバー32
a,32bが下降動作に移ると、被加工物41も
下降させられてヘ位置のプレス下型上に載置され
る。次にフイードバー32a,32bが放し動作
Bに移ると、駆動杆48が位置固定であることか
ら、小ピニオン53がつかみ動作Dの場合とは逆
方向へ回転し、移動杆44がプレス中心から離間
する方向へ移動する。次にフイードバー32a,
32bが戻り動作Cに移つても、移動杆44がヘ
位置のプレス下型に衝突することはない。
ごとく、ホ位置のフイードバー32a,32bが
つかみ動作Dに移ると、ローラフオロワ49を介
して駆動杆48が位置固定されているので、ラツ
ク54に噛合する小ピニオン53が回転させら
れ、大ピニオン55、ラツク57、連動杆56お
よびラツク57を介してクランプ用ピニオン46
も回転させられ、ラツク60を介して移動杆44
がプレス中心に向けて移動させられる。次にフイ
ードバー32a,32bが上昇動作Eに移ると、
第2図および第8図仮想線で示すごとく固定側フ
インガ42および移動側フインガ45が被加工物
41の隅を支持して持ち上げる。なおこの場合、
ローラフオロワ49は第9図仮想線で示すごとく
カム溝52から外れていない。次にフイードバー
32a,32bが送り動作Fに移ると、ホ位置の
被加工物41がヘ位置へと移送される。なおこの
場合、ローラフオロワ49はカム溝52内を矢印
A方向へ移動させられる。次にフイードバー32
a,32bが下降動作に移ると、被加工物41も
下降させられてヘ位置のプレス下型上に載置され
る。次にフイードバー32a,32bが放し動作
Bに移ると、駆動杆48が位置固定であることか
ら、小ピニオン53がつかみ動作Dの場合とは逆
方向へ回転し、移動杆44がプレス中心から離間
する方向へ移動する。次にフイードバー32a,
32bが戻り動作Cに移つても、移動杆44がヘ
位置のプレス下型に衝突することはない。
なお第2図においてはプレス中心Xに対して一
側のみにおいて両フインガ42,45を使用した
搬送を示したが、これは第12図に示すように他
側も同様にして2列同時搬送してもよい。また台
車39と共に、フイードバー32a,32bなら
びに動力伝達軸56などを入れ替えることによつ
て、全てを固定側フインガとした1個送りを行な
うことができる。
側のみにおいて両フインガ42,45を使用した
搬送を示したが、これは第12図に示すように他
側も同様にして2列同時搬送してもよい。また台
車39と共に、フイードバー32a,32bなら
びに動力伝達軸56などを入れ替えることによつ
て、全てを固定側フインガとした1個送りを行な
うことができる。
考案の効果
上記構成の本考案における被加工物搬送装置に
よると、動力伝達軸の分割部に単に当接離間自在
に対向させられているだけであるため、自動継手
装置を分離して分割したフイードバーを取すだけ
で、動力伝達軸は何んら分離操作を行なうことな
く一体的に取出すことができ、さらに逆操作によ
り新たなパターンのフイードバーを組込むことが
でき、したがつて、全ラインに亘つての1個取り
の搬送形態、全ラインに亘つての2個取りの搬送
形態、前半が1個取り搬送で且つ後半が2個取り
搬送の形態、など各形態への切替れを容易且つ安
価に行なうことができ、特に分割された動力伝達
軸は互いに端面が接触しているのみで特別な継手
を不要であることから、接続、分離を作業を全く
不要として容易に且つ安価に行なうことができ
る。また駆動杆およびラツク・ピニオン機構を介
してフイードバーの被加工物移送方向と直交する
方向すなわちフイードバーのつかみ動作と放し動
作に連動して移動側フインガを有する移動杆を移
動させることができるものであり、プレス下型な
どに移動杆が衝突しないようにすることができる
とともに、比較的重い駆動源が不必要で、フイー
ドバーに大重量がかからず、高価なものにならな
い。しかも移動杆の移動はフイードバーの運動に
確実に連動し、高速化を図ることができる。
よると、動力伝達軸の分割部に単に当接離間自在
に対向させられているだけであるため、自動継手
装置を分離して分割したフイードバーを取すだけ
で、動力伝達軸は何んら分離操作を行なうことな
く一体的に取出すことができ、さらに逆操作によ
り新たなパターンのフイードバーを組込むことが
でき、したがつて、全ラインに亘つての1個取り
の搬送形態、全ラインに亘つての2個取りの搬送
形態、前半が1個取り搬送で且つ後半が2個取り
搬送の形態、など各形態への切替れを容易且つ安
価に行なうことができ、特に分割された動力伝達
軸は互いに端面が接触しているのみで特別な継手
を不要であることから、接続、分離を作業を全く
不要として容易に且つ安価に行なうことができ
る。また駆動杆およびラツク・ピニオン機構を介
してフイードバーの被加工物移送方向と直交する
方向すなわちフイードバーのつかみ動作と放し動
作に連動して移動側フインガを有する移動杆を移
動させることができるものであり、プレス下型な
どに移動杆が衝突しないようにすることができる
とともに、比較的重い駆動源が不必要で、フイー
ドバーに大重量がかからず、高価なものにならな
い。しかも移動杆の移動はフイードバーの運動に
確実に連動し、高速化を図ることができる。
第1図は2個取りトランスフアプレスの概略を
示す平面図、第2図〜第12図は本考案の一実施
例を示し、第2図は要部の平面図、第3図は同正
面図、第4図は縦断面図、第5図は第4図の−
矢視図、第6図は第4図の−矢視図、第7
図は第4図の−矢視図、第8図は要部の横断
平面図、第9図は第8図の−矢視図、第10
図は自動継手装置の縦断面図、第11図は第10
図におけるXI−XI断面図、第12図は別の使用形
態を示す要部の平面図である。 32a,32b……フイードバー、40……シ
ート、41……被加工物、42……固定側フイン
ガ、43……クランプ用ボツクス、44……移動
杆、45……移動側フインガ、46……クランプ
用ピニオン、48……駆動杆、49……ローラフ
オロワ、52……カム溝、53……駆動用小ピニ
オン、55……駆動用大ピニオン、56……動力
伝達軸、62……分割箇所、70……分割箇所、
71……自動継手装置、72……エアモータ、7
4……先端金具、77……係止部、78……被係
止部。
示す平面図、第2図〜第12図は本考案の一実施
例を示し、第2図は要部の平面図、第3図は同正
面図、第4図は縦断面図、第5図は第4図の−
矢視図、第6図は第4図の−矢視図、第7
図は第4図の−矢視図、第8図は要部の横断
平面図、第9図は第8図の−矢視図、第10
図は自動継手装置の縦断面図、第11図は第10
図におけるXI−XI断面図、第12図は別の使用形
態を示す要部の平面図である。 32a,32b……フイードバー、40……シ
ート、41……被加工物、42……固定側フイン
ガ、43……クランプ用ボツクス、44……移動
杆、45……移動側フインガ、46……クランプ
用ピニオン、48……駆動杆、49……ローラフ
オロワ、52……カム溝、53……駆動用小ピニ
オン、55……駆動用大ピニオン、56……動力
伝達軸、62……分割箇所、70……分割箇所、
71……自動継手装置、72……エアモータ、7
4……先端金具、77……係止部、78……被係
止部。
Claims (1)
- 三次元運動をするフイードバーを複数に分割す
ると共に、この分割箇所に自動継手装置を設け、
前記フイードバーに、その長さ方向に沿つて往復
移動自在な動力伝達軸を配設し、この動力伝達軸
を前記フイードバーに対応して複数に分割し、前
記フイードバーに被加工物の一側縁適所を支持す
る固定側フインガを設け、さらにフイードバーの
適所に被加工物移送方向とは直交する水平方向に
沿つて移動自在な移動杆を設け、この移動杆の先
端に前記被加工物の他側縁適所を支持する移動側
フインガを設け、前記フイードバーの適所に移動
杆と平行に移動自在な駆動材を支持すると共にこ
の駆動杆の一端側を被加工物移送方向にのみ沿つ
て移動自在に案内し、前記駆動杆と動力伝達軸と
をラツク・ピニオン機構を介して連動連結してフ
イードバーの被加工物移送方向と直交方向の移動
を動力伝達軸の被加工物移送方向の移動に変換
し、さらに前記動力伝達軸と移動杆とをラツク・
ピニオン機構を介して連動連結して前記動力伝達
軸の被加工物移送方向の移動を移動杆の被加工物
移送方向と直交方向の移動に変換させるようにし
たことを特徴とする被加工物搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5288184U JPS60166435U (ja) | 1984-04-10 | 1984-04-10 | 被加工物搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5288184U JPS60166435U (ja) | 1984-04-10 | 1984-04-10 | 被加工物搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60166435U JPS60166435U (ja) | 1985-11-05 |
JPH028581Y2 true JPH028581Y2 (ja) | 1990-03-01 |
Family
ID=30573220
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5288184U Granted JPS60166435U (ja) | 1984-04-10 | 1984-04-10 | 被加工物搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60166435U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5966579B2 (ja) * | 2012-05-10 | 2016-08-10 | 型研精工株式会社 | トランスファフィーダ |
JP5966580B2 (ja) * | 2012-05-10 | 2016-08-10 | 型研精工株式会社 | トランスファフィーダ |
-
1984
- 1984-04-10 JP JP5288184U patent/JPS60166435U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60166435U (ja) | 1985-11-05 |
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