JPH0350162Y2 - - Google Patents

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JPH0350162Y2
JPH0350162Y2 JP8928789U JP8928789U JPH0350162Y2 JP H0350162 Y2 JPH0350162 Y2 JP H0350162Y2 JP 8928789 U JP8928789 U JP 8928789U JP 8928789 U JP8928789 U JP 8928789U JP H0350162 Y2 JPH0350162 Y2 JP H0350162Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、温室などに利用されるもので、透
明プラスチツクやガラスなどからなる透明パネル
を屋根材または壁材として使用される所謂サンル
ームの取付装置に関する。
第1図はサンルームの外観骨組を示すもので、
この考案はそのA部における取付装置に係るもの
である。第2図はA部における従来技術を示すも
ので、コンクリート躯体などからなる建造物基台
1に一対のL形取付金物2,3をボルト・ナツト
4によつて固着し、取付金物3と横基枠5と略L
状のジヨイント金物6との3者がボルト7とナツ
ト8によつて一体的に固着され、このジヨイント
金物6に縦骨枠9がボルト・ナツト10によつて
固着され、横基枠5と縦骨枠9とにわたつて室外
寄りに透明パネル11が展装されている。
この従来の取付装置によれば、ジヨイント金物
6と縦骨枠9とを正確に固着することができない
事態を生起する難点がある。即ち第1図に示すよ
うに縦骨枠9は横基枠5に沿つて一定間隔に取付
けられるが、縦骨枠9は正確に一定間隔に配列さ
れるとは限らず、現場施工において間隔が不揃い
の場合が多い。一方ジヨイント金物6は横基枠5
と取付金物3とにボルト7とナツト8によつて3
者一体的に固着され、ジヨイント金物6の横基枠
5への取付位置が予め決まつているため、このジ
ヨイント金物6と縦骨枠9との取付位置が合致し
ない事態を生起し、これがために縦骨枠9または
ジヨイント金物6の取付位置を修正しなければな
らない難点があつた。
この考案は上述の難点を解決することを目的と
したもので、その要旨は、建造物基台に取付金物
によつて横基枠が取付けられ、この横基枠にジヨ
イント金物によつて縦骨枠が取付けられ、横基枠
と縦骨枠とにわたつてサンルーム用透明パネルが
展装されるようにしたサンルームの取付装置にお
いて、横基枠24と縦骨枠30とにわたつて展装
される透明パネル35の室内側において、横基枠
24に袋状中空部24fと該袋状中空部に連続し
て上方に開口するスリツト溝24hとが設けら
れ、該袋状中空部24fにボルト26の頭部26
aが中空部長手方向にはスライド自在であるがボ
ルト軸回り方向には回動不能に収容さてそのねじ
部26bがスリツト溝24hを通して横基枠上面
に露出され、ジヨイント金物28の一端部に設け
た取付孔28cに上記ねじ部26bが嵌合されて
ナツト29止めされると共に、他端部が縦骨枠3
0にボルト・ナツト止めされてなることにある。
以下実施例を示す図面によつて説明すると、第
3図に示すように建造物基台20に略T字状の取
付金物21がアンカーボルト22によつて固着さ
れ、この取付金物21に、略L形の取付金物23
と、この取付金物23に載架されるこの考案の要
部たる横基枠24とがボルト・ナツト25によつ
て固着される。
横基枠24は、アルミニウムまたはその合金製
押出型材からなり、その室外側寄りには透明パネ
ル35の端縁を嵌合する嵌合溝24iが設けら
れ、それより室内側において上壁24aと中間壁
24bと両壁をつなぐ室内外の縦壁24d,24
eとに囲繞されて袋状中空部24fが形成され、
一方上壁24aにはその長手方向にスリツト状の
溝24hが貫設されて該袋状中空部24fに連通
される。また横基枠24は、上記袋状中空部24
fの下方側に上記中間壁24bと下壁24cと両
壁体をつなぐ室内外の縦壁24d,24eとに囲
繞されて結露水排出用中空部24gが形成され、
したがつて横基枠24にはその長手方向に二重の
中空部24f,24gが形成される。
そして上記袋状中空部24fにはボルト26の
頭部26aが座金27と共にその中空部長手方向
にスライド自在に嵌合されるが、頭部26aの周
知の六角形頭部等の多角形面が中空部24fの内
面に接し、これに規制されて頭部26aが回動不
能に収容されており、そしてそのねじ部26bは
スリツト溝24hを通して上壁24aの上面に露
出され、この状態で、第4図に示すように底片2
8aとその両端部から立上る立上り片28b,2
8bとからなる略凹状のジヨイント金物28を横
基枠24の上壁24aに載置し、底片28aに貫
設した取付孔28cに前記ねじ部26bを差し込
み、ナツト29で締め付けることによつてジヨイ
ント金物28を横基枠24に固着する。したがつ
て横基枠24の上面にはボルト26のねじ部26
bが露出し、横基枠24の長手方向に自由にスラ
イドできるようになつているため、縦骨枠30を
固着するためのジヨイント金物28を縦骨枠30
の取付間隔に合わせて自由に横方向に調整するこ
とができる。しかもボルト頭部26aは袋状中空
部24f内で回動不能に規制されているため、ね
じ部26bにジヨイント金物28の一端部の取付
孔28cを嵌め込み、ナツト29を締めるだけで
ボルト26が共回りすることなく確実に且つ容易
に固着することができる。このジヨイント金物2
8の立上り片28b,28bに対し、第5図に示
すようにアルミニウムまたはその合金製押出型材
からなる断面略中空方形状の縦骨枠30が被嵌さ
れ、両者間に一対のボルト31,32を挿通さ
せ、ナツト33,34で締め付けることによつて
縦骨枠30をジヨイント金物28に固着する。
そして第3図に示すように横基枠24の室外寄
りに設けた嵌合溝24iと縦骨枠30の室外面3
0aとにわたつてアクリル樹脂、ポリカーボネー
ト樹脂やガラスなどの透明パネル35を展装し、
第5図に示すように縦骨枠30の室外面30aに
接当した透明パネル35の端縁をカバ−36と縦
骨枠30とによつて挟み込み、ボルト37によつ
て固着する。さらに第3図に示すように横基枠2
4の中間壁24bと室外側縦壁24dとにそれぞ
れ水抜き孔38,39を貫設し、これら水抜き孔
38,39を介して室内外を連通状態にしてあ
る。なお各水抜き孔38,39は強風時に室外か
ら雨水の侵入を阻止するために、見付け方向(正
面左右方向)に交互に位置して設けることが好ま
しい。なおまた図中40はシール材である。
したがつて透明パネル35の室内面に付着した
結露水は、透明パネル3535を伝つて横基枠2
4上に流下するが、この結露水はさらに上壁24
aの長手方向全域に設けたスリツト溝24h、袋
状中空部24f、水抜き孔38、結露水排出用中
空部24gおよび水抜き孔39を通つて室外にす
みやかに排出される。なお、横基枠34上の結露
水をさらに迅速に排出するために、前記水抜き孔
とは別に上壁24aと中間壁24bとにそれぞれ
水抜き孔41,42を貫設し、この水抜き孔から
も結露水排出用中空部24gに結露水を排出する
ようにしてもよい。さらにまた横基枠24の上壁
24a上に流下した結露水が室内側に漏洩しない
よう上壁24aの室内側端縁に堰壁24jを突設
することが好ましい。
第6図は、本考案の他の実施例を示すもので、
横基枠24と縦骨枠30とを連結するジヨイント
金物28は、第3図、特に第4図に示すように縦
骨枠30の中間内部に取付ける場合のほか、第6
図に示すように一対のジヨイント金物28A,2
8Aを縦骨枠30の外側にボルト31およびナツ
ト33で取付けるようにしてもよい。
また第7図に示すように横基枠24に対し縦骨
枠30を傾斜状に取付ける場合には、立上り片2
8Bbが底片28Baに対し傾斜状となつたジヨイ
ント金物(傾斜角度を自在に調整にボルト・ナツ
ト28Bcで所望角度に固定する)28Bで取付
けるようにしてもよい。
さらには第8図に示すように横基枠24と同
様、縦骨枠30にもスリツト溝30aと袋状中空
部30bを設け、これにボルト45をスライド自
在に嵌合し、横基枠24にスライド自在に嵌合し
たボルト26とボルト45とでL状のジヨイント
金物28Cを外付けにより取付けるようにしても
よい。
したがつて本考案によれば、横基枠24にその
長手方向一定間隔に取付けられる縦骨枠30の取
付間隔に誤差があつても、ボルト26とジヨイン
ト金物28,28A,28B,28Cを横基枠2
4に沿つてスライド調整することによつて容易に
且つ確実に取付けることができる。
また本考案によれば、ジヨイント金物28,2
8A,28B,28Cを横基枠24に固着するた
めのボルト26は、その頭部26aが横基枠24
の袋状中空部24f内で回動不能に規制されてい
るため、横基枠24の上面に露出しているボルト
ねじ部26bにジヨイント金物28の取付孔28
cを嵌合し、その上からナツト29をねじ部26
bに締めつけるだけでよく、これがために取付作
業をより一層容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの種サンルームの外観斜視図、第2
図は従来のサンルーム取付装置の縦断側面図、第
3図乃至第5図はこの考案の一実施例を示すもの
で、そのうち第3図は縦断側面図、第4図は同要
部縦断正面図、第5図は同要部横断平面図、第6
図〜第8図は、それぞれこの考案の他の実施例を
示す斜視図である。 20……建造物基台、21,23……取付金
物、24……横基枠、24a……上壁、24b…
…中間壁、24c……下壁、24d……室外側縦
壁、24e……室内側縦壁、24f……袋状中空
部、24h……スリツト溝、26……ボルト、2
6a……ボルト頭部、26b……ねじ部、28,
28A,28B,28C……ジヨイント金物、2
8c……取付孔、29……ナツト、30……縦骨
枠、31,32……ボルト、33,34……ナツ
ト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 建造物基台に取付金物によつて横基枠が取付け
    られ、この横基枠にジヨイント金物によつて縦骨
    枠が取付けられ、横基枠と縦骨枠とにわたつてサ
    ンルーム用透明パネルが展装されるようにしたサ
    ンルームの取付装置において、横基枠と縦骨枠と
    にわたつて展装される透明パネルの室内側におい
    て、横基枠に袋状中空部と該袋状中空部に連続し
    て上方に開口するスリツト溝とが設けられ、該袋
    状中空部にボルトの頭部が中空部長手方向にはス
    ライド自在であるがボルト軸回り方向には回動不
    能に収容されてそのねじ部がスリツト溝を通して
    横基枠上面に露出され、ジヨイント金物の一端部
    に設けた取付孔に上記ねじ部が嵌合されてナツト
    止めされると共に、他端部が縦骨枠にボルト・ナ
    ツト止めされてなることを特徴とするサンルーム
    の取付装置。
JP8928789U 1989-07-28 1989-07-28 Expired JPH0350162Y2 (ja)

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JP8928789U JPH0350162Y2 (ja) 1989-07-28 1989-07-28

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JP8928789U JPH0350162Y2 (ja) 1989-07-28 1989-07-28

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JPH0227402U JPH0227402U (ja) 1990-02-22
JPH0350162Y2 true JPH0350162Y2 (ja) 1991-10-25

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