JPH03501363A - 金属触媒担体の膠着及びろう付け方法及びその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 金属触媒担体の膠着及びろう付は方法及びその装置本発明は、請求項１の上位概 念部に記載した金属製ハニカム体の膠着及びろう付は方法、並びに請求項９の上 位概念部に記載した接着剤又は結合剤を塗布するための相応する装置に関する。

構造化された薄板の層から巻き上げられたか又は積層されたハニカム体は多種多 様の形で知られている。これらのハニカム体は特に自動車のエンジンの近くに装 入された廃ガス触媒用に必要とされる０本発明の基礎となるドイツ連邦共和国特 許出願公開第２９２４５９２号明細書にはこの種の風詠及び膠着及びろう付は方 法が記載されている０本発明が通している触媒担体の他の形は例えば欧州特許第 ０１３６５１５号、欧州特許出願公開第０１５９４６８号、同第０２２０４６８ 号、同第０２４５７３３号及び同第０２４５７３８号明細書に記載されている。

先行技術によれば従来ハニカム体のろう付は方法には少なくとも３つの様式があ る。すなわちまずドイツ連邦共和国特許出願公開第２９２４５９２号明細書に基 づく巻き上げ前に膠着又はろう付けする方法、更に同しくこの文献に記載されて いる巻き上げ後に前面を膠着及びろう付けする方法及び欧州特許出願公開第０１ ３６５１４号明細書に基づ（接着剤及び結合剤を使用しない乾式ろう付は方法で ある。これらの３つの方法はすべて原理的には通しているが、種々の欠点を存し ている０巻き上げ又はｍｌ前にろう付けをする場合、ろう粒子は個々の薄板層間 にあり、従ってろう粒子が溶解した際６薄板間には好ましくない間隔及びずれが 生じるおそれがある。端面での膠着及びろう付は方法は、接触箇所に隣接する間 隙に不所望に大量のろうが供給されることになるか、又は接着剤を使用した場合 には、ろう粉末を施す前に接着剤を乾燥するための付加的な時間が必要となる。

更に後から端面をろう付けする方法は、ハニカム体の内部に個々の条片を選択的 にろう装置及びろうの粒子に関して特定のろう組成を必要とする。

本発明の課題は、先行技術の上記欠点を回避し、後のろう接合を高品質でもたら す迅速な仕上げ経過を可能とする方法を得ることにある。更に接着剤又は結合剤 を施す適切な装置が提供されるべきである。

この課題を解決するために請求項１に記載した特徴を有する方法が提案される。

この方法の有利な実施態様は請求項２ないし８に記載されている。

本発明による処置法はとりわけ特に時間を節約する処理経過を可能とする。構造 化された薄板を巻き上げ機又は積層機に搬送する間に薄板の所望の範囲に接着剤 又は結合剤を施すことができる。

接着剤は巻き上げ又は積層時に毛管作用により接合箇所に隣接する間隙内に定着 し、その結果後にろう粒子を必要とする箇所にろう粒子を接着することができる 。ろう粒子が不所望に接触面間に押し込まれることな（、ハニカ、ム体の内部に 条片を選択的にろう付けすることが初めて可能となる。端面側の条片のみを片面 又は両面でろう付けすることも簡略化される。

圧感接着剤を使用した場合この方法は特に有利である。欧州特許第００４９４８ ９号明細書には圧感接着剤をろう量の配合との関連において使用することの利点 が詳細に記載されている０本発明方法の場合圧感接着剤の乾燥時間は、ハニカム 体を巻き上げるか又は積層するための時間と一致し、従ってその過程は簡略化さ れる。更に公知方法の場合に薄板の接合箇所間のろう粒子によって生じる可能性 のあった欠陥を甘受することなく、圧感接着剤を使用する利点が得られる。

更に本発明方法は巻き上げ又は積層後に前面をろう付けする方法の利点を保持し ながら、なお選択的に接触箇所のみをろう付けし、端面近辺のすべての面は接合 しないことを可能とする。この処理は、波状薄板をその円頂部でのみ条片状に又 は小部分域で膠着することにより達成することができる。これはろうを節約し、 基礎物質とろうとの合金化により運転中に生じる後の浸食危険性を減少させる。

平坦な薄板と波状ｙｔ板との膠着接合が可能である。

請求項９によれば、接着剤又は結合剤の塗布は例えば接着剤又は結合剤を含浸す ることのできるスポンジ状ローラにより行つコとができ、これは構造化された薄 板の搬送路の何方に隣接して及び／又はその上方及び／又は下方に配設されてい る。これらのローラは構造化された薄板と所望の部分域で接触し、それにより頂 板は条片状に及び／又はその波型の円環部上で膠着可能である。

このスポンジ状ローラは自在に配設可能であることから、そばを通過する薄板に よって膠着時に回転下に置かれ、それにより接着剤又は結合剤の均一な供給が保 証され、またローラと頂板との間における一定の避は得ないスリップによって接 着剤又は結合剤の均一な層厚が得られる。

本発明を実施例に基づき図面により詳述する。

第１図はら旋状に巻き上げられた触媒担体の巻き上げ工程を示し、また 第２図は接着剤又は結合剤を塗布する装置を啓示するものである。

第１図は平坦な頂板１と波状頂板２とからなるら旋状に巻き上げられた触媒担体 ８の巻き上げ工程の終了直前を示すものである。

このハニカム体は液体を通す多数の溝９を有する。まだ完全には巻き上げられて いない１板１．２の部分片を用いて、巻き上げ前における膠着処理の種々の可能 性を図面で説明する。１つの膠着処理法は例えば平坦な薄板１の緑帯域３．４で 行うが、巻き上げるべきハニカム体８の内部における条片部５でも可能である。

更に波状薄板２を膠着することも好ましく、この場合にも多くの可能性が提冥さ れる。接着剤又は結合剤は波型の円頂部にのみ塗布することが好ましい、これは 膠着された帯域６に図示されているように、薄板の全幅にわたっていてよい、他 の可能性は、帯域７によって図示されているように、薄板の縁帯域ですべての円 頂部又は間隔を置いて若干の円頂部をろう付けすることである。上記の各可能性 を組み合わせることも有利である。ら旋状に巻き上げられた触媒担体に基づきこ こに説明した方法は積層ハニカム体又は先行技術で公知のように逆方向に組み合 わされた薄板積層体からなるハニカム体にも通している。

第２図は接着剤又は結合剤を塗布する装置を、平坦な又は波状の頂板テープの上 面及び下面を側方で膠着処理する実施例により啓示するものである。保持板１０ 上には２個のスポンジ状ローラ１１．１２が、この２つのローラ間を通過する平 坦な頂板１又は波状薄板２がその両面を数−はどスポンジ状ローラｌｌ、１２ｒ ｂに押し込まれるような間隔で、組み立てられている。ローラ１１．１２は、薄 板１．２を通すための開口１５．１６を有するケージ部には例えば接着剤又は結 合剤１７が貯蔵されている。ケーシング１３．１４は、例えばちょうねじ１９で 支持板１０の溝穴に固定されている支持体１８に組み立てられている。これは薄 板１．２の種々異なる幅にＮｍに合わせることができる。ローラ１１．１２は回 転可能に支承されており、それ自体駆動可能であるか又は処理薄板によりて回転 可能である。

ローラ１１．１２の状態に応じてこの装置は平坦な薄板の縁部を条片状に膠着す るか、又は波状頂板の円頂部を縁帯域で条片状に膠着することができる。

本発明は、エンジンの近くに装着すべき高熱負荷される金属製触媒担体を製造す るのに特に適している。

ＩＧ　２ 国際調査報告 国際調査報告　ＰＣＴ／ＤＥ　８９１０００８０Ｔｂｈ＋−Ｉ＋Ｉ？Ｉｌ１ｗｐ ＊＋−、Ｉ＊＋ｉ、ｌｙ書試啼詐ｈｔｍｎ→ａ＋１ｅｔＩｎ＋ｗｐｍｍτ−−１ −一一嘘＋＋＋ａ＝＋ｗｅｈ{＋ｅ−−−１−ｉ＋ａｒ４ｍ＋ｔｒ−ｍ＋１ｗｍ １＋Ｐ６１Ａｆｆｐ＋ｌ懺Ｔｉ１ｌ　彎−１噴ｗ　を−眺−ｖａ　＋１ｗ　Ｆｘ 参ｐｍｅ　ｌ’ｓ＋ｒｍ　１１１Ｔ＋＋ｖ　ｒ＋　＋ｒ　ｌｔ１＋　峠０３　／ 　０３^　８９ ゛鵞’１ｗＦａｗ＋ｐ鴫＊＊ｒｍｘ＋（１ｆｉ−１ｒ＝＝−１１＋ｅｙｌｉａｋ ｋ＋＋＋１１ｗａｒｐｙ＋ｉｍ＋ｅ＋ｖ＋ｂ峠−−−ｔｍ＋翌■撃撃垂uＭＩ＋ 拳−電シー＋ｐ−９１−＋ｗ−イー・１１−一一１１−１２

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. １．構造化された薄板（１、２）の層から巻き上げられた又は積層された、液体 が流れる多くの溝（９）を有するハニカム体（８）を膠着及びろう付けする方法 において、ａ）巻き上げ又は積層前に、構造化された薄板（１、２）の後にろう 付けすべき及び膠着すべき範囲（３；４；５；６；７）に接着剤又は結合剤を塗 布し、 ｂ）この薄板をハニカム体に巻き上げるか又は積層化し、ｃ）巻き上げ又は積層 された担体（８）にろう粉末を送り込むことにより、この粉末をすべての被覆さ れた箇所（３；４；５；６；７）に配置し、そこに付着残留させ、ｄ）余分なろ う粉末を担体（８）から除去し、有利には振り落とすか又は吹き飛ばす 諸特徴を有する構造化された薄板の層から巻き上げられた又は積層されたハニカ ム体の膠着及びろう付け方法。
2. ２．接着剤として圧感接着剤を使用することを特徴とする請求項１記載の方法。
3. ３．巻き上げ又は積層を圧感接着剤が完全に乾燥しないうちに行うことを特徴と する請求項２記載の方法。
4. ４．構造化された薄板（１、２）に条片状に結合剤又は接着剤を施し、その際単 数又は複数の条片が薄板（１、２）の構造に対して垂直、平行又は直角に走って いることを特徴とする請求項１、２又は３の１つに記載の方法。
5. ５．構造化された薄板（１、２）の少なくとも一方又は両方の縁部の狭い帯域（ ３、４）に接着剤又は結合剤を施し、これにより少なくとも製造すべきハニカム 体（８）の一方又は両方の端面をろう接合することを特徴とする請求項１ないし ４の１つに記載の方法。
6. ６．構造化された薄板（１、２）を条片状（５）に接着剤又は結合剤で塗布し、 後に製造すべきハニカム体（８）の内部に前面から間隔を置いてろう接合を生ぜ しめることを特徴とする請求項１ないし５の１つに記載の方法。
7. ７．構造化された薄板として平坦な薄板（１）と波状薄板（２）を交互に配置し て使用し、その際接着剤又は結合剤は平坦な薄板（１）及び／又は波状薄板（２ ）上に施すことを特徴とする請求項１ないじ６の１つに記載の方法。
8. ８．接着剤又は結合剤をろう付けすべき範囲内で波状薄板（２）上にのみ、すな わち波型内頂部（６；７）にのみ施すことを特徴とする請求項７記載の方法。
9. ９．構造化された薄板（１、２）の搬送路の側方に隣接して及び／又はその上方 及び／又は下方に接着剤又は結合剤を含浸することのできるスポンジ状のローラ （１１、１２）が配設されており、これが構造化された薄板（１、２）と少なく とも部分帯域で接触し、その搬送運動によって又は独自の駆動機構によって回転 可能であることを特徴とする請求項１ないし８の１つに記載の方法を実施するた めの接着剤又は結合剤塗布装置。