JP2004506066A5 - - Google Patents

Claims (18)

1. 粘着剤を備え、接着によって基材に組み合わせるようにデザインされた表面（２）を有する接着材、特にストリップ又はシート（３）の接着材であって、前記表面（２）の少なくとも一部分の上、好ましくは不連続な層の上に前記粘着剤があり、且つ、
   前記接着材を他の接着成分と保護材無しで巻き上げる又は積み上げることを可能にする非常にわずかしか粘着性の無い薄層又は非粘着性の薄層（５）を形成する、少なくとも一部分においてその厚み方向の一部の粘着性が減少したむき出しの表面（４）を有し
   前記薄層は表面の架橋処理によって得られ、また、基材に組み合わせた際に前記接着成分を圧力の作用によって破壊することができることを特徴とする接着材。
2. 前述の非常に非常にわずかしか粘着性の無い薄層又は非粘着性の薄層（５）は、前記粘着剤の表面架橋処理、好ましくは光によって誘発される架橋処理によって得られることを特徴とする請求項１記載の接着材。
3. 前述の粘着剤は少なくとも一種のビーズ形であることを特徴とする請求項１又は２記載の接着材。
4. 前述の粘着剤は点状模様であることを特徴とする請求項１又は２記載の接着材。
5. 前述の粘着剤は、らせん状又はジグザグ模様中に取り込まれた細い繊維状ビード（ｂｅａｄ）の形であることを特徴とする請求項１又は２記載の接着材。
6. 前述の粘着剤は発泡体であることを特徴とする請求項１、２、３、４、５又は６記載の接着材。
7. 前述の粘着剤は、厚さが０．２〜１０ｍｍであることを特徴とする請求項１、２、３、４、５又は６記載の接着材。
8. 好ましい処理によって架橋された前述の薄層（５）は厚さが５〜１５０μｍ、好ましくは１５〜１２０μｍであることを特徴とする請求項１、２、３、４、５、６又は７記載の接着材。
9. 接着材が：各面（１０ａ、１０ｂ；１１ａ、１１ｂ；１２ａ、１ ２ｂ）にビーズ又は点状模様（１０ｃ、１０ｄ、１１ｃ、１１ｄ；１２ｃ、１２ｄ）を保有するストリップ又はシートであって、一つの面のビーズ又は点状模様が連続するシート又はストリップのビーズ又は点状模様の間に差し込まれるように配置されており、それによってストリップ又はシートが保護剤を挿入することなく積み上げることができることを特徴とする請求項１、２、３、４、５、６、７又は８記載の接着材。
10. 熱成型性の未架橋プロピレンの接着性発泡シートであることを特徴とする請求項１、２、３、４、５、６、７、８、又は９記載の接着材。
11. 粘着剤を備え、接着によって基材に組み合わせられるようにデザインされた表面（２）を有する接着材、特にストリップ又はシート（３）の接着材の製造方法であって、
    ・前述の接着材の表面（２）の少なくとも一部分上に前記粘着剤を（好ましくは不連続な層状に）塗布し、
    ・前述の接着材と接触していない前述の粘着剤の表面（４）の少なくとも一部分を、前述の一部分の厚み方向の一部にわたって粘着性がはっきりと感知できる程に減少するように処理し、それによって他の接着材と保護材無しに巻き上げる、又は、積み重ねることを可能にする非常にわずかしか粘着性の無い薄層又は非粘着性の薄層を形成し、また前記薄層が前記接着材が基材へと組み合わせられる際に圧力の作用によって破壊されることを特徴とする製造方法。
12. 前述の処理が、前記粘着剤の表面架橋処理、好ましくは光によって誘発される架橋処理であることを特徴とする請求項１１記載の接着材。
13. 前述の粘着剤は少なくとも一種のビーズの形で塗布されることを特徴とすることを特徴とする請求項１１又は１２記載の方法。
14. 前述の粘着剤は点状模様で塗布されることを特徴とすることを特徴とする請求項１１又は１２記載の方法。
15. 前述の粘着剤はらせん状又はジグザグ模様中に取り込まれた細い繊維状ビード（ｂｅａｄ）の形で塗布されることを特徴とすることを特徴とする請求項１１又は１２記載の方法。
16. 前述の粘着剤は発泡体状に塗布されることを特徴とすることを特徴とする請求項１１、１２、１３、１４又は１５記載の方法。
17. 前述の粘着剤は厚みが０．２〜１０ｍｍに塗布されることを特徴とすることを特徴とする請求項１１、１２、１３、１４、１５又は１６記載の方法。
18. 前述の粘着剤は、厚みが５〜１５０μｍ、好ましくは１５〜１２０μｍの、好ましい処理によって架橋された前述の薄層（５）を得るのに好適な条件下で処理されることを特徴とする請求項１１、１２、１３、１４、１５、１６又は１７記載の方法。