JPH0349878Y2 - - Google Patents

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JPH0349878Y2
JPH0349878Y2 JP17269885U JP17269885U JPH0349878Y2 JP H0349878 Y2 JPH0349878 Y2 JP H0349878Y2 JP 17269885 U JP17269885 U JP 17269885U JP 17269885 U JP17269885 U JP 17269885U JP H0349878 Y2 JPH0349878 Y2 JP H0349878Y2
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JP
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arm
squeegee
screen
base
lever
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はスクリーン印刷機に関するものであ
る。
(背景技術およびその問題点) スクリーン印刷機は、スクリーン上にインクを
のせ、このインクをスクリーンに沿つて移動する
スキージで刷り込んで、被印刷物表面に必要な印
刷を施すものである。
ところで被印刷物が多数にのぼるときは、スク
リーンが目詰まりすることがあり、好適な印刷が
行われなくなるのでスクリーン面を清掃する必要
がある。
このため従来においては第4図に示すように、
レール10およびガイドポール11に沿つて往復
動自在に設けた基台12上に、アーム13の一端
をアームが上下方向に回動可能に軸支し、アーム
14の他端側にスキージヘツド15を介してスキ
ージ16を取り付けていた。スキージヘツド15
はスキージ16の姿勢制御装置等を内蔵する。
そして印刷時にはアーム14をねじ17によつ
て基台12上に固定して印刷を行い、スクリーン
を清掃する際には、ねじ17を取り外してアーム
14をその軸を中心として上方に回動し、スキー
ジ16をスクリーン面上から上方に移動してスク
リーン面上を開放して行なつていた。またアーム
14を上方に回動した際にアーム14と基台12
との間に適宜な台状の介装物を挿入して、アーム
14の落下を防止するなどしていた。
しかしながら上記においては、ねじ17をその
都度脱着するのは煩わしいし、またアーム14と
基台12との間に介装物を挿入するのみでは介装
物が外れるなど極めて危険な作業を強いられると
いう問題点がある。
本考案は上記の問題点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、レバーを操作す
るのみでスキージヘツドの確実な固定とその安全
な開放とを容易に行うことのできるスクリーン印
刷機を提供するにある。
(考案の概要) 上記問題点を解消するため本考案は次の構成を
備える。
すなわち、往復動自在に設けた基台と、基台上
に一端において回動自在に軸着され、他端にスキ
ージヘツドを介してスキージを有するアームと、
アームをそのスキージがスクリーン面位置となる
ように固定する固定手段とを具備するスクリーン
印刷機において、前記固定手段によるアームの固
定を解除すると同時に、アームをそのスキージが
スクリーン面と離れた上方の位置までくるように
回動し、かつ該位置でアームを固定するアームの
回動・固定機構を設けてなることを特徴とする。
(実施例) 以下には本考案を具体化した好適な実施例を添
付図面に基づいて詳説する。
第1図はスキージヘツド20およびスキージ2
1が印刷位置に固定されている状態を示す。
下端にスキージ21が固定されているスキージ
ヘツド20は、基台22上に一端において回動自
在に軸23支されているアーム24の先端に固定
されている。
基台22はレール25およびガイドポール26
に案内されて紙面に垂直な方向に往復動するよう
に設けられている。そして図示の位置で基台22
に伴つてスキージ21がスクリーン(図示せず)
上で移動されることにより、被印刷物の表面上に
必要な印刷が施されるのである。
27は係止杆であり、その中途部においてアー
ム24に垂直面内で揺動自在に軸28着されてい
る。係止杆27の下端はフツク部29に形成され
ている。係止杆27の上端にはアーム24とほぼ
平行に伸びる引張杆30が回動自在に軸31支さ
れている。
引張杆30の後端には一端がアーム24上に固
定されたコイルスプリング32の他端が固定され
ている。したがつて第1図示の状態で係止杆27
上端は引張杆30を介してコイルスプリング32
により左方に引かれて、係止杆27は軸28を中
心として反時針回転方向に付勢され、下端のフツ
ク部29が基台22先端に設けた係止爪33に掛
合し、アーム24の上方への回動が阻止されてい
る。
すなわちスキージヘツド20およびスキージ2
1は印刷位置に固定されているのである。
なお前述の引張杆30はスキージヘツド20と
は反対方向に伸び、先端にはフツク部34が設け
られている。
35はレバーであり、逆三角形状をなす基部板
36の上辺(水平部)にスキージヘツド20方向
に向けて固定されている。
基部板36は下部頂点近傍においてアーム24
上に垂直面内で回動自在に軸37着されている。
すなわちレバー35は、軸37に対して基部板
36をも含めて略L字状をなし、L字の先端で回
動可能に軸着されていることになる。
なおレバー35は図示の位置において軸31棒
上に当接している。
38は回転コロであり、レバー35が伸びてい
ない側の基部板36の水平部頂点に遊転自在に軸
着されている。したがつて回転コロ38はレバー
35をL字状とみた場合にL字の屈曲端に位置し
ていることになる。なお回転コロはその外周の一
部が基部板36外に露出している。
39は引掛コロであり、前述の引張杆30下面
の、フツク部34とは若干離れた個所に当接する
よう基部板36上に軸着されている。
40は押圧ピンであり、基台22に設けた貫通
孔を挿通して先端が基台22表面に突出する方向
にコイルスプリング41によつて付勢されてい
る。そして第1図図示のアーム24の固定時に
は、押圧ピン40先端がアーム24下面に弾接さ
れ、アーム24のガタつきを防止している。
42はストツパであり、第1図上において、軸
37よりは左方の基板22上面に固定され、第3
図に示すごとく、レバー35が上方に回動された
際に基台22上を転動されてきた回転コロ38が
衝止して、レバー35が上方回動位置で停止する
ように設定されている。
43はアーム24上に設けられたストツパであ
り、前述の係止杆27が後記する位置で衝止する
ようになつている。
本考案は上記のように構成されている。
続いてその作用について説明する。
印刷時には前述のように、係止杆27が係止爪
33に掛合し、押圧ピン40がアーム24下面に
弾接して、アーム24がガタつきなく固定された
状態で、基台22と共にアーム24が第1図上紙
面に垂直な方向に往復動して通常のごとく印刷が
行われる。
スクリーンが目詰まり等を起して、スクリーン
の清掃が必要なときには、第2図および第3図に
示すごとく、レバー35を操作してアーム24を
上方に引き上げ、スクリーン面上を開放してスク
リーンの清掃を行うことができる。
すなわち、レバー35を軸37を中心として上
方に回動していくと、所定回動位置までくると引
張杆30先端のフツク部34が引掛コロ39に係
合し、なおもレバー35を上方に回動すると、コ
イルスプリング32の付勢力に抗して引張杆30
を介して係止杆27上部が図上右方に引かれ、こ
れによつて係止杆27は軸28を中心として時針
回転方向に回動するから、これにより係止杆27
のフツク部29の係止爪33への掛合が外れ、ア
ーム24は上方への回動が可能となる。
レバー35をさらに上方に押し上げると基部板
36先端の回転コロ38が基台22上面に当接す
る。この状態からさらにレバー35を押し上げる
と、回転コロ38が軸37の下方に回り込むか
ら、アーム24は回転コロ38を支点とするテコ
作用により軸23を中心として上方に回動するこ
とになる。回転コロ38は軸37の直下を超えた
位置でストツパ42に衝止する。したがつてアー
ム24は所定角度回動した位置で固定され、スク
リーン面上からスキージ21が上方に持ち上げら
れてスクリーン面の清掃が可能となる。
そして第3図から明らかなように、アーム24
からの荷重は基部板36に回転コロ36をさらに
左方に回動しようとする方向に作用し、回転コロ
38はこの位置でストツパ42に衝止しているか
ら、アーム24はこの位置で確実に固定されるの
である。
なお前述のストツパ43は、係止爪33から外
れた係止杆27がアーム24に対してほぼ垂直に
なる位置で衝止するように設定されている。
これによつてアーム24が下降した際に係止杆
27先端のフツク部29が係止爪33方向に下降
してこれに掛合することになる。
アーム24およびスキージ21を印刷位置に復
帰させる場合には、レバー35先端を押し下げる
ことによつてテコ作用により前記と逆の経緯をた
どつてアーム24が印刷位置に固定されることは
明らかであろう。
(考案の効果) 以上のように本考案に係るスクリーン印刷機に
よれば、スキージヘツドおよびスキージの印刷位
置での固定が確実になされ、またスクリーン面の
清掃は、スキージをアームと共にスクリーン面上
方に確実に固定でき、安全に清掃作業が行えると
いう著効を奏する。
以上本考案につき好適な実施例を挙げて種々説
明したが、本考案はこの実施例に限定されるもの
ではなく、考案の精神を逸脱しない範囲内で多く
の改変を施し得るのはもちろんのことである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るスクリーン印刷機の一例を
示し、第1図はそのスキージが印刷位置に固定さ
れている状態の説明図、第2図はレバーが引かれ
た際の説明図、第3図はスキージがスクリーン上
方に固定された状態を示す説明図であ。第4図は
従来装置を示す説明図である。 10……レール、11……ガイドポール、12
……基台、13,14……アーム、15……スキ
ージヘツド、16……スキージ、17……ねじ、
20……スキージヘツド、21……スキージ、2
2……基台、23……軸、24……アーム、25
……レール、26……ガイドポール、27……係
止杆、28……軸、29……フツク部、30……
引張杆、31……軸、32……コイルスプリン
グ、33……係止爪、34……フツク部、35…
…レバー、36……基部板、37……軸、38…
…回転コロ、39……引掛コロ、40……押圧ピ
ン、41……コイルスプリング、42,43……
ストツパ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 往復動自在に設けた基台と、 基台上に一端において回動自在に軸着され、他
    端にスキージヘツドを介してスキージを有するア
    ームと、 アームをそのスキージがスクリーン面位置とな
    るように固定する固定手段と を具備するスクリーン印刷機において、 前記固定手段によるアームの固定を解除すると
    同時に、アームをそのスキージがスクリーン面と
    離れた上方の位置までくるように回動し、かつ該
    位置でアームを固定するアームの回動・固定機構
    を設けてなるスクリーン印刷機。
JP17269885U 1985-11-09 1985-11-09 Expired JPH0349878Y2 (ja)

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JP17269885U JPH0349878Y2 (ja) 1985-11-09 1985-11-09

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17269885U JPH0349878Y2 (ja) 1985-11-09 1985-11-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6280636U JPS6280636U (ja) 1987-05-23
JPH0349878Y2 true JPH0349878Y2 (ja) 1991-10-24

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ID=31109475

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17269885U Expired JPH0349878Y2 (ja) 1985-11-09 1985-11-09

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JP2511162B2 (ja) * 1990-02-05 1996-06-26 日立テクノエンジニアリング株式会社 スクリ―ン印刷機

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Publication number Publication date
JPS6280636U (ja) 1987-05-23

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