JP2585268Y2 - 印刷インキ供給装置 - Google Patents
印刷インキ供給装置Info
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- JP2585268Y2 JP2585268Y2 JP3780893U JP3780893U JP2585268Y2 JP 2585268 Y2 JP2585268 Y2 JP 2585268Y2 JP 3780893 U JP3780893 U JP 3780893U JP 3780893 U JP3780893 U JP 3780893U JP 2585268 Y2 JP2585268 Y2 JP 2585268Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- swing arm
- supply device
- holder
- ink supply
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- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、平板枚葉印刷機その他
の小型印刷機や大〜小型機の少台数用としてインキつぼ
にインキを供給する簡易型の印刷インキ供給装置に関す
るものである。
の小型印刷機や大〜小型機の少台数用としてインキつぼ
にインキを供給する簡易型の印刷インキ供給装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、印刷機のインキつぼにインキを供
給する印刷インキ供給装置としては、大型のインキタン
ク、供給ポンプ、ノズル開閉用電磁弁、自動制御装置、
長経路の配管、インキつぼ内残量センサーなどを用いた
インキ自動供給装置が用いられていた。
給する印刷インキ供給装置としては、大型のインキタン
ク、供給ポンプ、ノズル開閉用電磁弁、自動制御装置、
長経路の配管、インキつぼ内残量センサーなどを用いた
インキ自動供給装置が用いられていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のインキ自動供給装置は、大型で高度かつ複雑な機構
であるため、設備が高価となり、しかも保守管理が難し
く、小型印刷機や大〜小型機の少台数には適さないとい
う問題点があった。本考案は、このような従来の問題点
を解決することを課題とし、小型印刷機や大〜小型機の
少台数用としても好適な簡易型のインキ供給装置を提供
することを目的とするものである。
来のインキ自動供給装置は、大型で高度かつ複雑な機構
であるため、設備が高価となり、しかも保守管理が難し
く、小型印刷機や大〜小型機の少台数には適さないとい
う問題点があった。本考案は、このような従来の問題点
を解決することを課題とし、小型印刷機や大〜小型機の
少台数用としても好適な簡易型のインキ供給装置を提供
することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、印刷機のフレ
ーム上にインキつぼの上方側へ揺動自在な揺動アームを
設け、該揺動アームにインキ缶ホルダーを固定した回動
軸を支承し、前記インキ缶ホルダーに前記回動軸の回動
用ハンドルを設けたことを特徴とする印刷インキ供給装
置であり、また前記インキ缶ホルダー両端には支持部材
を対向立設すると共に底面にマグネットを設けたり、さ
らに前記揺動アーム支承部の回動軸周囲に軸方向に平行
な複数の溝を形成し、前記揺動アームに前記回動軸の溝
に係合するボールプランジャーを設けて前記回動軸の回
動角度維持ストッパーとしたことを特徴とするものであ
る。
ーム上にインキつぼの上方側へ揺動自在な揺動アームを
設け、該揺動アームにインキ缶ホルダーを固定した回動
軸を支承し、前記インキ缶ホルダーに前記回動軸の回動
用ハンドルを設けたことを特徴とする印刷インキ供給装
置であり、また前記インキ缶ホルダー両端には支持部材
を対向立設すると共に底面にマグネットを設けたり、さ
らに前記揺動アーム支承部の回動軸周囲に軸方向に平行
な複数の溝を形成し、前記揺動アームに前記回動軸の溝
に係合するボールプランジャーを設けて前記回動軸の回
動角度維持ストッパーとしたことを特徴とするものであ
る。
【0005】
【作用】インキつぼにインキを供給するに当っては、揺
動アームをインキつぼの上方側へ水平となるように揺動
させてインキ缶ホルダーを水平位置にした後、インキ缶
ホルダー上にインキ缶を保持し、回動用ハンドルで回動
軸と共にインキ缶ホルダーを回動させ、インキ缶を所望
の角度に傾けてインキ缶内のインキをインキつぼ内に自
然落下させる。また、前記インキ缶ホルダーの両端には
支持部材を対向立設すると共に底面にマグネットを設け
た時には、インキ缶保持力を強化することができ、さら
に前記揺動アーム支承部の回動軸周囲に軸方向に平行な
複数の溝を形成し、揺動アームに回動軸の溝に係合する
ボールプランジャーを設ければ、回動角度維持ストッパ
ーとしてインキ缶の所定角度を維持するのに便利であ
る。
動アームをインキつぼの上方側へ水平となるように揺動
させてインキ缶ホルダーを水平位置にした後、インキ缶
ホルダー上にインキ缶を保持し、回動用ハンドルで回動
軸と共にインキ缶ホルダーを回動させ、インキ缶を所望
の角度に傾けてインキ缶内のインキをインキつぼ内に自
然落下させる。また、前記インキ缶ホルダーの両端には
支持部材を対向立設すると共に底面にマグネットを設け
た時には、インキ缶保持力を強化することができ、さら
に前記揺動アーム支承部の回動軸周囲に軸方向に平行な
複数の溝を形成し、揺動アームに回動軸の溝に係合する
ボールプランジャーを設ければ、回動角度維持ストッパ
ーとしてインキ缶の所定角度を維持するのに便利であ
る。
【0006】
【実施例】本考案の一実施例を図面を参照して説明すれ
ば、図1〜3において、印刷機のフレーム21上に固定
されたブラケット1に揺動アーム2がピン3によって揺
動自在に取り付けられ、インキつぼ22の上方側の水平
位置から例えば105°揺動し得るようになっている。
揺動アーム2先端部にはインキ缶ホルダー5の一端に固
定された回動軸4が支承され、インキ缶ホルダー5はイ
ンキ缶23の底面を支持するU型鋼からなる底部材6と
インキ缶23を両側から支持する直角折曲板からなる支
持部材71 ,72 が対向して配備されている。また、イ
ンキ缶ホルダー5の回動軸4の反対側の支持部材72 に
は、回動軸4を回動させるための回動用ハンドル8が固
着され、この回動用ハンドル8によって回動軸4と共に
インキ缶ホルダー5を回動させ、インキ缶ホルダー5上
に載置されたインキ缶23を所望の角度に傾けてインキ
をインキつぼ22内に自然落下させる。また、インキ缶
ホルダー5の底部材6の表面に、インキ缶23の保持を
強化するためのマグネット9を設けることも好ましい。
さらに、インキ缶23の角度を維持するためには、回動
用ハンドル8を手で保持する代りに、図3,4に示すよ
うに、揺動アーム2に支承された回動軸4の周囲に軸方
向に平行な複数の溝10を形成し、溝10に係合するボ
ールプランジャー11を揺動アーム2の支承部に設けて
回動軸4の回動角度維持ストッパーとすることが好まし
く、溝10としては、例えば回動軸4の軸芯から15°
間隔で8個形成する。
ば、図1〜3において、印刷機のフレーム21上に固定
されたブラケット1に揺動アーム2がピン3によって揺
動自在に取り付けられ、インキつぼ22の上方側の水平
位置から例えば105°揺動し得るようになっている。
揺動アーム2先端部にはインキ缶ホルダー5の一端に固
定された回動軸4が支承され、インキ缶ホルダー5はイ
ンキ缶23の底面を支持するU型鋼からなる底部材6と
インキ缶23を両側から支持する直角折曲板からなる支
持部材71 ,72 が対向して配備されている。また、イ
ンキ缶ホルダー5の回動軸4の反対側の支持部材72 に
は、回動軸4を回動させるための回動用ハンドル8が固
着され、この回動用ハンドル8によって回動軸4と共に
インキ缶ホルダー5を回動させ、インキ缶ホルダー5上
に載置されたインキ缶23を所望の角度に傾けてインキ
をインキつぼ22内に自然落下させる。また、インキ缶
ホルダー5の底部材6の表面に、インキ缶23の保持を
強化するためのマグネット9を設けることも好ましい。
さらに、インキ缶23の角度を維持するためには、回動
用ハンドル8を手で保持する代りに、図3,4に示すよ
うに、揺動アーム2に支承された回動軸4の周囲に軸方
向に平行な複数の溝10を形成し、溝10に係合するボ
ールプランジャー11を揺動アーム2の支承部に設けて
回動軸4の回動角度維持ストッパーとすることが好まし
く、溝10としては、例えば回動軸4の軸芯から15°
間隔で8個形成する。
【0007】
【考案の効果】以上述べたように、本考案は印刷機のフ
レーム上にインキつぼの上方側へ揺動自在な揺動アーム
を設け、該揺動アームにインキ缶ホルダーを固定した回
動軸を支承し、前記インキ缶ホルダーに前記回動軸の回
動用ハンドルを設けたものであるから、インキ缶の保持
およびインキつぼへのインキの供給を容易にし、インキ
の供給作業が極めて軽減され、構造簡単で取付、保守管
理なども容易であり、小型印刷機や大〜小型機の少台数
用として特に好適である。また、揺動アームを回動して
印刷機外側方に振向けられるので印刷機の保守作業の際
邪魔になることがない。
レーム上にインキつぼの上方側へ揺動自在な揺動アーム
を設け、該揺動アームにインキ缶ホルダーを固定した回
動軸を支承し、前記インキ缶ホルダーに前記回動軸の回
動用ハンドルを設けたものであるから、インキ缶の保持
およびインキつぼへのインキの供給を容易にし、インキ
の供給作業が極めて軽減され、構造簡単で取付、保守管
理なども容易であり、小型印刷機や大〜小型機の少台数
用として特に好適である。また、揺動アームを回動して
印刷機外側方に振向けられるので印刷機の保守作業の際
邪魔になることがない。
【図1】本考案の一実施例を示す平面図。
【図2】図1の正面図。
【図3】図1のインキ缶ホルダー部の側面図。
【図4】図1の一部拡大図。
【図5】図4のA−A線断面図。
1 ブラケット 2 揺動アーム 3 ピン 4 回動軸 5 インキ缶ホルダー 6 底部材 71 支持部材 72 支持部材 8 回動用ハンドル 9 マグネット 10 溝 11 ボールプランジャー 21 フレーム 22 インキつぼ 23 インキ缶
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41F 31/00 B41F 31/02
Claims (3)
- 【請求項1】 印刷機のフレーム上にインキつぼの上方
側へ揺動自在な揺動アームを設け、該揺動アームにイン
キ缶ホルダーを固定した回動軸を支承し、前記インキ缶
ホルダーに前記回動軸の回動用ハンドルを設けたことを
特徴とする印刷インキ供給装置。 - 【請求項2】 前記インキ缶ホルダー両端には支持部材
を対向立設すると共に底面にマグネットを設けた請求項
1記載の印刷インキ供給装置。 - 【請求項3】 前記揺動アーム支承部の回動軸周囲に軸
方向に平行な複数の溝を形成し、前記揺動アームに前記
回動軸の溝に係合するボールプランジャーを設けて前記
回動軸の回動角度維持ストッパーとした請求項1又は2
記載の印刷インキ供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3780893U JP2585268Y2 (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | 印刷インキ供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3780893U JP2585268Y2 (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | 印刷インキ供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH074037U JPH074037U (ja) | 1995-01-20 |
JP2585268Y2 true JP2585268Y2 (ja) | 1998-11-18 |
Family
ID=12507818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3780893U Expired - Fee Related JP2585268Y2 (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | 印刷インキ供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2585268Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-06-18 JP JP3780893U patent/JP2585268Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH074037U (ja) | 1995-01-20 |
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Legal Events
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