JPH0349620Y2 - - Google Patents

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JPH0349620Y2
JPH0349620Y2 JP5562987U JP5562987U JPH0349620Y2 JP H0349620 Y2 JPH0349620 Y2 JP H0349620Y2 JP 5562987 U JP5562987 U JP 5562987U JP 5562987 U JP5562987 U JP 5562987U JP H0349620 Y2 JPH0349620 Y2 JP H0349620Y2
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JP
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cosmetic
flexible sheet
frame
container
sheet
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JP5562987U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、化粧料容器に係り、特に、ペースト
状の化粧料を充填すべき化粧料容器に関する。
〔従来の技術〕
従来、ペースト状化粧料の容器としては、実開
昭59−184709号公報に記載されたコンパクト容器
が知られている。
これは、前記公報の実用新案登録請求の範囲の
記載事項を引用し、第6図に基づき符号を付して
説明すると、『本体11と蓋体12とから成るコ
ンパクトに於て、前記本体11内に収納する中皿
13の周壁を伸縮自在の蛇腹状壁14に形成する
と共に、前記蛇腹状壁14の外周に弾性体を以て
伸縮壁15を周設し、上部に中蓋16を形設する
と共に、前記中蓋16に通液部17を形成させ
た』ものである。そして、使用に際しては、パフ
を用いて指で中蓋16を押圧し、この押圧により
通液部17からにじみ出るので、出てきた化粧料
をパフで拭き取り、化粧に供する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ここで、中蓋16の材料は、実願昭58−78517
号(実開昭59−184709号)の明細書を見ると、
『特に弾性を有せずともよく、合成樹脂材料の他
金属材料でも構わない。』とされている。
従つて、中蓋16はある程度剛性を有している
ものが用いられ、例えば中蓋16の中央を押す
と、その押圧力が化粧料の全面に伝わり、蛇腹状
壁14が縮退して中蓋16全体が水平に沈下し、
化粧料が通液部17から涌き出る。
しかし、中蓋16が剛性を持つたものだと、中
蓋16を押した時、その押圧力が中蓋16の全面
に分散され、単位面積当たりの押圧力が小さくな
つてしまうため、化粧料の種類によつては通常の
押圧力では通液部17から化粧料が涌き出ない場
合があり、化粧料を涌き出させるにはかなりの押
圧力を要することとなる。
ところで、このような問題点を解決するための
1つの手段として、網体を前記中蓋16の代わり
に使用することが考えられるが、網体は細線を織
つたものであり、通常、細線部分の面積より孔の
占める面積が大きくなるため、押した時に細線が
化粧料中に食い込んだ状態となり、前記中蓋16
の例とは逆に必要以上の化粧料が網体上に涌き出
た状態になつてしまう。さらに、網体を製造する
のは容易ではなく製造コストも高くなる。
本考案は以上の点に鑑みなされたもので、化粧
料の上面に複数の通孔を有するシートを載置し、
このシートを押圧することにより通孔から化粧料
を涌き出させる化粧料容器において、化粧料の涌
き出し作用を最適な状態にするとともに、製造も
容易にすることを技術的課題とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、前記技術的課題を解決するため、次
のような技術的手段をとつた。
本考案の化粧料容器は、上面を開放した容器本
体1と、この容器本体1内に充填された化粧料上
に載置される可撓性シート2とを備えている。
そして、この可撓性シート2は、合成樹脂で形
成され、通孔3を複数形成してあるとともに、周
囲を合成樹脂製の枠体4で保持してある。
可撓性シート2は、例えば、ポリエチレン、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、塩
化ビニル等の可撓性のある合成樹脂シート2であ
る。また、この可撓性シート2は不透明な材質の
ものでもよいが、透明にすると容器本体1内の化
粧料を視認できるので好適である。
また、枠体4も合成樹脂製であり、その材質と
しては、可撓性シート2と溶着しやすいものがよ
い。
さらに、充填すべき化粧料はペースト状の化粧
料である。
〔作用〕
可撓性シート2は定常時には平板状になつてい
る。そして、パブ等の塗布具を指に当てて可撓性
シート2を押すと、可撓性シート2は撓んで化粧
料中に埋没するよう凹む。
ここで、もし可撓性シート2の周囲が枠体4で
保持されていないならば、第5図のように、押し
た部分及びそのごく周囲のみが凹むだけで、その
周辺部分ではシート2が凹みの方へと引き込まれ
るだけとなつて、化粧料側へ押圧力が伝わらな
い。しかも、指で押している部分は指で通孔3を
塞いでしまつているから、押した部分のごく周辺
でしか化粧料が涌き出てこない結果となる。
しかし、本考案のように可撓性シート2の周囲
を枠体4で保持すれば、可撓性シート2を指で押
した時、押圧部分へのシート2の引き込みが規制
され、化粧料側への押圧力として作用するため、
第4図のように、押圧による凹みの範囲が広がつ
て可撓性シート2が枠体4とともに沈下し、化粧
料の涌き出し量も多くなる。
また、シート2に通孔3を形成したもものであ
るから、網体のように化粧料中にシートが食い込
んで、必要以上の化粧料が涌き出ることもない。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
容器本体1はコンパクト容器6の中皿として円
形に形成されたもので、金属のプレス成形品であ
り、底板と周壁とで形成されて上面を開放した状
態になつている。また、この容器本体1内にペー
スト状化粧料が充填される。
そして、充填された化粧料の上に載置される可
撓性シート2は、その材質がナイロンであり、ま
た、容器の形状に合わせて円形に形成されてい
る。さらに、可撓性シート2には、通孔3が複数
穿設されている。そして、この通孔3はシート2
の厚さ方向中心部の内径が最も小さく形成されて
いる。
また、可撓性シート2の周囲はリング状の枠体
4で保持されている。この枠体4は硬質の合成樹
脂で形成され、その一側に切欠き5が形成されて
いる。この枠体4は、断面かぎ状の外枠4aとそ
の外枠4a内に嵌合する断面かぎ状の内枠4bと
で可撓性シート2の周囲を挟持して保持するもの
である。そして、枠体4と可撓性シート2とは超
音波溶着等の手段で接着されている。また、枠体
4を予め成形しておき、この枠体4を可撓性シー
ト2用の金型にセツトし、射出成型により可撓性
シート2と枠体4とを一体に成形することもでき
る。
容器本体1と可撓性シート2とはコンパクト容
器6の受皿6a内に嵌合されるが、その際、装着
用リング7に周囲を支持される。装着用リング7
は円形の周壁リング7aの上端縁内側にフランジ
部7bを設けたもので、フランジ部7bの内側の
一箇所にはストツパ8が垂設されているととも
に、周壁リング7aの内側4箇所には容器本体1
の位置決め用リブ9が突設されている。そして、
フランジ部7bを上側にし、ストツパ8を前記枠
体4の切欠き5に挿入した状態で装着用リング7
の周壁リング7a内に容器本体1を嵌合し、位置
決めリブ9で位置決めするようになつている。こ
れら切欠き5、ストツパ8は可撓性シート2の回
転止めであり、容器本体1や装着用リング7、あ
るいは可撓性シート2や枠体4を楕円形もしくは
矩形に形成すれば、必要はない。
なお、使用にあたつての操作は前記〔作用〕の
項で述べたことと同一であるため、その説明は省
略する。
〔考案の効果〕
本考案によれば、可撓性シート2を用いたた
め、押圧部分が凹みやすく、しかも、可撓性シー
ト2の周囲を枠体4で保持したため、可撓性シー
ト2が凹みの中心に向かつて引き込まれることが
なく、凹みの範囲が広くなるので、化粧料の涌き
出しが甚大となり、化粧料の塗布作業を容易に行
なえる。
また、合成樹脂製の可撓性シート2と合成樹脂
製の枠体4とを用いるため、網体を用いる場合に
比べてその製造が容易で、形状も任意に設計でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の化粧料容器を使用したコンパ
クト容器の一例を示す分解斜視図、第2図はその
一部断面図、第3図は可撓性シートの周縁部の断
面図、第4図はその使用状態を示す断面図、第5
図は枠体の無い状態での使用状態を示す比較断面
図、第6図は従来例を示す断面図である。 1……容器本体、2……可撓性シート、3……
通孔、4……枠体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面を開放した容器本体1と、この容器本体1
    内に充填された化粧料上に載置される可撓性シー
    ト2とを備え、この可撓性シート2は、合成樹脂
    で形成され、通孔3を複数形成してあるととも
    に、周囲を合成樹脂製の枠体4で保持してあるこ
    とを特徴とする化粧料容器。
JP5562987U 1987-04-13 1987-04-13 Expired JPH0349620Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5562987U JPH0349620Y2 (ja) 1987-04-13 1987-04-13
KR2019910017369U KR920000772Y1 (ko) 1987-04-13 1991-10-17 잡초예취용 칼날유니트

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5562987U JPH0349620Y2 (ja) 1987-04-13 1987-04-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63163715U JPS63163715U (ja) 1988-10-25
JPH0349620Y2 true JPH0349620Y2 (ja) 1991-10-23

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ID=30883701

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JP5562987U Expired JPH0349620Y2 (ja) 1987-04-13 1987-04-13

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10179245A (ja) * 1996-12-25 1998-07-07 Shiseido Co Ltd 化粧料収納容器

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JPH10179245A (ja) * 1996-12-25 1998-07-07 Shiseido Co Ltd 化粧料収納容器

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JPS63163715U (ja) 1988-10-25

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