JPH0516969Y2 - - Google Patents

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JPH0516969Y2
JPH0516969Y2 JP1987028387U JP2838787U JPH0516969Y2 JP H0516969 Y2 JPH0516969 Y2 JP H0516969Y2 JP 1987028387 U JP1987028387 U JP 1987028387U JP 2838787 U JP2838787 U JP 2838787U JP H0516969 Y2 JPH0516969 Y2 JP H0516969Y2
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puff
cosmetic
lid
container
spring
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JP1987028387U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はコンパクト容器に係り、特にパフを内
装している形式のものに関する。
〔従来の技術〕
従来より、パフを内装している形式のコンパク
ト容器としては例えば実開昭60−64718号公報に
記載されているものがある。
これは第4図に示すように、容器本体20から
仕切り壁21を十字状に立設し、一方、容器本体
20内には、この仕切り壁21が貫通する孔部2
2を設けた押圧板23が位置せしめられている。
前記容器本体20には回転筒24が外嵌されて
おり、この回転筒24の内壁にはコイルスプリン
グ25が設けられている。このコイルスプリング
25は前記容器本体20の底部と押圧板23との
間に介挿され、押圧板23を常時上方向に付勢す
るようになつている。
前記仕切り壁21間の空間には粉化粧料が充填
され、この粉化粧料の上面には多数の孔が穿設さ
れた仕切り板26が配置されている。この仕切り
板26の上にはパフ27が載置され、さらに前記
容器本体20には蓋28が外嵌されている。
このように、粉化粧料は常時上方向に圧縮され
ているため、粉化粧料は前記仕切り板26に設け
られた孔を介してパフ27に付着するようになつ
ている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、前記した従来のものにおいては、容
器本体20の底部と押圧板23との間にコイルス
プリング24を介挿し、このコイルスプリング2
4によつて押圧板23を押し上げるものであるた
め、構造が複雑となるのは勿論、大形のコイルス
プリングが必要となつてコスト高となる虞れがあ
るとともに、固形状の化粧料に適用することは困
難である。
本考案は前記事項に鑑みてなされたもので、パ
フを常時化粧料に圧接でき、直ちにパフを使用で
きるのは勿論、構造が簡単であり固形化粧料に適
用できる低コストなコンパクト容器とすることを
技術的課題とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は前記技術的課題を解決するために、以
下のような構成とした。
即ち、化粧料収容用容器1の開口部2に蓋体3
を着脱自在に嵌着し、この蓋体3の上面3aに指
掛け部4を形成する。また、蓋体3の底面3bに
柔軟性材製のパフ5を張設する。
さらにこのパフ5と前記蓋体3の底面3bとの
間にパフ5を突出方向に付勢するためのバネ6を
介挿し、さらにバネ6とパフ5との間にバネ力を
分散するための板状体7を介挿する。
そして、このパフ5の表面を化粧料収容用容器
1の化粧料表面8に圧接せしめてコンパクト容器
とした。
〔作用〕
蓋体3の閉時にあつては、バネ6によりパフ5
の表面は化粧料収容用容器1の化粧料表面8に圧
接しパフ5に化粧料が付着している。
このため、蓋体3を開けると直ちにパフ5を使
用することができる。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図ないし第3図に基づい
て説明する。
固形状の化粧料を収容した容器1の開口部2の
周縁には係合部1aが形成されており、一方、蓋
体3には前記係合部1aに係合する係合部3eが
形成されていて、容器1に着脱自在に嵌着されて
いる。
この蓋体3の上面3aには凹部3cが形成され
ているとともに、上面3aの一部を橋絡すること
によつて指掛け部4が形成されている。
また、蓋体3の底面3bの中央には保持突起3
dが形成され、さらにスポンジ製のパフ5が張設
されている。
このパフ5と前記蓋体3の底面3bとの間には
パフ5を突出方向に付勢するためのバネ6が介挿
されている。このバネ6は中央基部6aから腕6
bを放射状に延出したものであり、この中心基部
6aの中心に孔部6cを穿設してあり、この孔部
6cを前記保持突起3dに嵌合して固定するよう
になつている。
前記バネ6とパフ5との間にはバネ力を分散す
るための板状体7が介挿されている。この板状体
7は柔軟製を有する合成樹脂で形成され、その周
縁が前記蓋体3に嵌合せしめてある。
また、パフ5の外周縁と前記係合部3eとの間
には弾性力により形成されたパツキン9が介挿さ
れている。
そして前記蓋体3に閉状においては、このパフ
5の表面が化粧料収容用容器1の化粧料表面8に
圧接するようになつている。前記バネ6のストロ
ークは化粧料の充填深さに設定されており、パフ
5の表面は化粧料がなくなるまで化粧料表面8に
圧接するようになつている。
このように、蓋体3の閉時にあつては、パフ5
の表面は化粧料収容用容器1の化粧料表面8に圧
接しており、パフ5に化粧料が付着する。したが
つて蓋体3を開けると直ちにパフ5を使用するこ
とができる。
前記バネ6としては金属製に限らず、合成樹脂
製でもよい。また、その形状としては、前記した
実施例に限らず、一文字状として中心部を蓋体に
固定しその両端で板状体7を押圧させてもよい。
このように本考案においては蓋体3側にバネ機
能をもたせたものであるから、化粧料収容用容器
1に収容した化粧料を詰め替えることも容易であ
る。
〔考案の効果〕
本考案によれば、パフを常時化粧料に圧接で
き、固形状の化粧料でも直ちにパフを使用でき、
そして、パフを上方からバネで化粧料に圧接する
だけであるから構造が簡単であり低コストで製造
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の実施例を示し、
第1図は一部断面とした側面図、第2図は全体の
斜視図、第3図は使用状態の斜視図、第4図は従
来のコンパクト容器を示す分解斜視図である。 1……化粧料収容用容器、2……開口部、3…
…蓋体、4……指掛け部、5……パフ、6……バ
ネ、7……板状体、8……化粧料表面、3a……
蓋体の上面、3b……蓋体の下面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 化粧料収容用容器1の開口部2に蓋体3を着脱
    自在に嵌着し、この蓋体3の上面3aに指掛け部
    4を形成するとともに、蓋体3の底面3bに柔軟
    性材製のパフ5を張設し、さらにこのパフ5と前
    記蓋体3の底面3bとの間にパフ5を突出方向に
    付勢するためのバネ6を介挿し、さらにバネ6と
    パフ5との間にバネ力を分散するための板状体7
    を介挿し、このパフ5の表面を化粧料収容用容器
    1の化粧料表面8に圧接せしめたことを特徴とす
    るコンパクト容器。
JP1987028387U 1987-02-27 1987-02-27 Expired - Lifetime JPH0516969Y2 (ja)

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JP1987028387U JPH0516969Y2 (ja) 1987-02-27 1987-02-27

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JP1987028387U JPH0516969Y2 (ja) 1987-02-27 1987-02-27

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JPS63136510U JPS63136510U (ja) 1988-09-08
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KR100854034B1 (ko) 2007-07-16 2008-08-26 연희화학공업 주식회사 기능성 퍼프가 구비된 콤팩트 용기
KR200460280Y1 (ko) 2009-11-30 2012-05-15 (주)아모레퍼시픽 뚜껑에 퍼프가 설치된 화장품 용기

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JPS63136510U (ja) 1988-09-08

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