JPH0349340B2 - - Google Patents

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JPH0349340B2
JPH0349340B2 JP60051100A JP5110085A JPH0349340B2 JP H0349340 B2 JPH0349340 B2 JP H0349340B2 JP 60051100 A JP60051100 A JP 60051100A JP 5110085 A JP5110085 A JP 5110085A JP H0349340 B2 JPH0349340 B2 JP H0349340B2
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JP
Japan
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edge
wall
bent
shaped
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JP60051100A
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JPS61211437A (ja
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Koji Kanda
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Description

【発明の詳細な説明】 (1) 発明の目的 産業上の利用分野 本発明は室内外における壁面工事や天井下地組
及び天井仕上工事等に際して、壁際野縁を利用す
る内外装工法及びこの工法に用いる壁際野縁に関
する。
従来の技術 従来の例えば室内内装工事においては、第5図
に示すように先ず天井仕上工事を行なつて、垂直
壁面の上端部の位置が決定されてから、壁面工事
に入るか、又第6図に示すように、先ず壁面工事
を終了してから、天井下地を取付け及び野縁の取
付け、天井仕上工事を行なうか、するようになつ
ていた。
第5図において13は野縁受で、床版から吊り
ボルト及びハンガー等の吊具12で天井下地が作
られ、その下面に野縁14が取付けられ、さらに
この野縁14を利用して天井板15が張設され
る。16は壁仕上材で、壁体1に沿つて、上端を
前記天井板15の端部境界面に合せて形成する。
第6図は壁体1に沿つて先ず壁仕上材17を形
成し、天井板18との境界面が出来てから天井板
18を張設するようになつている。
第7図は野縁受13と野縁14の組合せ状態を
示す斜視図である。
発明が解決しようとする問題点 上記のような従来例では、天井仕上工事か、壁
面工事のいずれかを必ず先にしなければならず、
両工事を併用して行なうことができず、特に壁面
工事において乾燥を必要とする場合など内装工事
が長期に亘つて行なわれ、次工事の着工が遅れて
工期が延びる等の難点がみられた。
特に学校等の多数の教室工事やアパート、マン
シヨンその他の多数住宅の内装工事等において
は、天井仕上工事か壁面工事のいずれかをそれぞ
れの教室や住居内に連続して施工し乾操作或いは
仕上後でなければ、境界面の決定ができず次工程
へ移ることができない難点があつた。
(2) 発明の構成 問題点を解決するための手段 本発明では、上記問題点を解決するため、第1
発明としての方法発明は、断面を略L字形とした
長尺金具の両端縁をそれぞれ内方へ折曲げた小屈
曲端縁と大屈曲端縁とを有し、且つこれら両屈曲
端縁間に断面略コ字形の野縁受端部を直角状に当
接して挟持できる空間部を設けた壁際野縁を用
い、小屈曲端縁側平面部で壁際野縁を同一高さで
室内の四周の壁体又は対向する二つの壁体に取付
ける第1工程と、対向するそれぞれの壁際野縁間
に略コ字形の野縁受を複数個架橋状に取付ける第
2工程と、これら前記野縁受下面に前記壁際野縁
の大屈曲端縁と同一高さの野縁を複数個取付ける
第3工程とから成り、前記壁際野縁の下端面又は
前記野縁の下端面を利用して壁面仕上げ若しくは
天井仕上工事に移行するようにした壁際野縁利用
による内外装工法とした。
第2発明の物の発明として、断面を略L字形と
した長尺金具の両端縁をそれぞれ内方へ折曲げた
小屈曲端縁と大屈曲端縁とを有し、且つこれら両
屈曲端縁間に略コ字形の野縁受端部を直角状に当
接して挟持する空間部を設けた壁際野縁とした。
作 用 本発明の第1発明では、先ず壁際野縁を用い
て、天井及び壁面の境界面を形成するように取付
ける第1工程によつて、境界面が明確となる。従
つて、この壁際野縁の下端面を利用して壁仕上材
又は天井板を直ちに構成することが可能となり、
又壁際野縁を利用することによつて、空間部へそ
れぞれ端部を挿入して野縁受を複数個架橋状に取
付ける第2工程と、これら野縁受の下面に大屈曲
端縁と同一高さの野縁を複数個取付ける第3工程
から成る天井下地の形成を行なうこともできる。
これらはすべて前記壁際野縁を用い、天井板と
壁仕上材とが突き合わせる境界を決定できるよう
に壁際野縁が所定位置で固定されているので、壁
面工事、天井工事のいずれからでも直ちに施工を
始めることができる。
第2発明としての壁際野縁は略L字形の長尺金
具であつて、引抜成型や板金成型で構成できる。
小屈曲端縁と直角平面部及び大屈曲端縁で構成さ
れた空間部には野縁受端部が丁度当接され挟持で
きるようになつているので、長手方向に沿つて適
宜間隔をあけて複数の略コ字形野縁受を架橋状に
取付けることが容易になつた。この野縁受の下面
には野縁を複数個適宜間隔19をあけて容易に取
付けることができる。
又略L字形の壁際野縁の下端部は天井板やボー
ド或いは壁仕上材やボードを取付ける基準位置と
なつて、天井、壁面いずれからでも直ちに取付施
工を開始できるようになつた 実施例 以下、図面に示した実施例を説明する。第1図
は本発明方法によつて天井板及び壁仕上材を取付
けた状態を示す断面図で、室内の一方側壁面を表
わした。
1は壁体で、例えばコンクリート壁、組積壁、
軸組壁等が用いられ、隣室との仕切や外壁になつ
ている。2は壁際野縁で、断面を略L字形とした
長尺金具で、両端縁をそれぞれ屈曲した小屈曲端
縁3と大屈曲端縁4とを有する。5は空間部で、
前記小屈曲端縁3と大屈曲端縁4との間で野縁受
6を挟持できる大きさとなつている。野縁受6は
断面略コ字形をした長尺金具で、対向して配設さ
れた壁際野縁2,2間に架橋状に複数個取付けら
れる。7は前記野縁受6の下面に取付けられる野
縁で、前記壁際野縁2の大屈曲端縁4と同じ高さ
をしている。8は略三角形の補強スペーサで、前
記壁際野縁2の直角をはさむ空間部5に挿入され
補強している。9は切起こし可能なハゼ爪で、壁
際野縁2の小屈曲端縁3側の平面部に形成され、
切起片9aで、壁体1とこの壁際野縁2との間隙
を調節する作用をする。10は天井板で、この天
井板は木材その他のボードで作られているが、美
感上或いは防火作用があれば材質は問わない。
11は壁仕上材で、天井板同様木材その他のボ
ードで作製されている。12は吊具で吊ボルトや
ハンガーからなるつており野縁受6を支持する。
本発明の第1発明は、前記壁際野縁2を用い、
小屈曲縁側の平面部で室内の四周壁体1又は対向
する二つの垂直壁面に、同一高さで取付ける第1
工程と、対向するそれぞれの壁際野縁間に断面略
コ字形の野縁受6を複数個架橋状に取付ける第2
工程と、これら前記野縁受下面に前記壁際野縁の
大屈曲端縁と同一高さの野縁7を複数個取付ける
第3工程とから構成される。
上記のように第1発明は、第1工程、第2工程
及び第3工程共に壁際野縁2を利用して、野縁受
6及び野縁7を簡単に取付けることができ、天井
下地が容易に構成されるようになつた。
しかも、壁際野縁2を壁体に先ず取付けている
ので、天井板又は壁仕上材のいずれからでも施工
できる。
次に第2発明は上記第1発明の工法に直接用い
る壁際野縁である。構成は前述した通りである。
第4図イ,ロは壁際野縁の断面図を示している
が、空間部5は野縁受6の端部が丁度小屈曲端縁
3と大屈曲端縁4間に挟持される形で挿入される
大きさになつている。
(3) 発明の効果 本発明の第1発明は、壁際野縁を用いて、先ず
四周の壁体又は対向する壁体の同一位置に取付け
ることにより、天井板の取付又は壁仕上材の取付
等いずれからでも着工できるようになつた。従つ
て、従来の内外装工事のように、どちらか一方を
全部完了後でなければ、次の工程に移ることがで
きなかつたのに対し、施工期間を著しく、短縮で
きるようになつた。
しかも、単に天井や壁工事の着工をいずれか一
方からするだけでなく、隅角部が壁際野縁によつ
て確定しているので、同時に着工することも可能
である。
壁際野縁には小屈曲端縁と大屈曲端縁があり、
両者間の空間部で野縁受が挟持固定でき、さらに
この野縁受の下面に野縁が取付けられるので、天
井下地が容易且つ短時間で完了できる効果があ
る。
壁際野縁は引抜成型や板金加工によつても構成
でき、室内外装工事を極めて短縮化することがで
き、その効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1発明の実施状態を示す断
面図、第2図は壁際野縁の一部拡大斜視図、第3
図は壁際野縁、野縁受及び野縁の取付状態を示す
拡大斜視図、第4図イ,ロは壁際野縁の断面図、
第5図、第6図、第7図は従来例を示す断面図と
斜視図である。 1……壁体、2……壁際野縁、3……小屈曲端
縁、4……大屈曲端縁、5……空間部、6……野
縁受、7……野縁、8……補強スペーサ、9……
ハゼ爪

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 断面を略L字形とした長尺金具の両端縁をそ
    れぞれ内方へ折曲げた小屈曲端縁と大屈曲端縁と
    を有し、且つこれら両屈曲端縁間に断面略コ字形
    の野縁受端部を直角状に当接して挟持できる空間
    部を設けた壁際野縁を用い、 小屈曲端縁側平面部で壁際野縁を同一高さで室
    内の四周の壁体又は対向する二つの壁体に取付け
    る第1工程と、 対向するそれぞれの壁際野縁間に略コ字形の野
    縁受を複数個架橋状に取付ける第2工程と、 これら前記野縁受下面に前記壁際野縁の大屈曲
    端縁と同一高さの野縁を複数個取付ける第3工程
    と、 から成り、前記壁際野縁の下端面又は前記野縁の
    下端面を利用して壁面仕上げ若しくは天井仕上工
    事に移行するようにしたことを特徴とする壁際野
    縁利用による内外装工法。 2 断面を略L字形とした長尺金具の両端縁をそ
    れぞれ内方へ折曲げた小屈曲端縁と大屈曲端縁と
    を有し、且つこれら両屈曲端縁間に略コ字形の野
    縁受端部を直角状に当接して挟持する空間部を設
    けたことを特徴とする壁際野縁。 3 略コ字形の野縁受を挟持する空間部として、
    略L字形の長尺金具の小屈曲端縁を有する平面部
    に密接触する折曲部と、大屈曲端縁を有する平面
    部に密接触する端縁部及び大屈曲端縁の平面部に
    密接触する折曲部とを有する略三角形補強スペー
    サを備えた特許請求の範囲第2項記載の壁際野
    縁。 4 大屈曲端縁の高さが野縁の高さと等しくした
    特許請求の範囲第2項記載の壁際野縁。 5 略L字形長尺金具の小屈曲端縁を有する平面
    部として、切起こし可能なハゼ爪を有するものを
    用いた特許請求の範囲第2項記載の壁際野縁。
JP60051100A 1985-03-14 1985-03-14 壁際野縁利用による内外装工法及び壁際野縁 Granted JPS61211437A (ja)

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JP60051100A JPS61211437A (ja) 1985-03-14 1985-03-14 壁際野縁利用による内外装工法及び壁際野縁

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JPS61211437A JPS61211437A (ja) 1986-09-19
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JP5104764B2 (ja) * 2009-01-07 2012-12-19 積水ハウス株式会社 建物の天井構造

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