JPH0348628Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0348628Y2 JPH0348628Y2 JP9055986U JP9055986U JPH0348628Y2 JP H0348628 Y2 JPH0348628 Y2 JP H0348628Y2 JP 9055986 U JP9055986 U JP 9055986U JP 9055986 U JP9055986 U JP 9055986U JP H0348628 Y2 JPH0348628 Y2 JP H0348628Y2
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- light
- display
- groove
- metal particle
- particle layer
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- Expired
Links
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 2
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 10
- 125000000391 vinyl group Chemical group [H]C([*])=C([H])[H] 0.000 description 3
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- 239000002245 particle Substances 0.000 description 2
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 238000004544 sputter deposition Methods 0.000 description 2
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- 239000004925 Acrylic resin Substances 0.000 description 1
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Landscapes
- Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)
- Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は自動車のマークプレート等に適用して
好適な表示装置に関し、特に表示部が華やかに見
え視認性を向上させるようにしたものである。
好適な表示装置に関し、特に表示部が華やかに見
え視認性を向上させるようにしたものである。
表示装置の一種である自動車のマークプレート
は第6図a,bに示すように透明樹脂、スモーク
樹脂、ガラス等の透光性材料からなる表示板1の
裏面に、文字、記号、数字等の表示部Aを構成す
るV字状の溝2を刻設し、斜めからの光が入射し
た際文字、記号、数字等に影を生じさせることで
立体感のある表示を行つている。
は第6図a,bに示すように透明樹脂、スモーク
樹脂、ガラス等の透光性材料からなる表示板1の
裏面に、文字、記号、数字等の表示部Aを構成す
るV字状の溝2を刻設し、斜めからの光が入射し
た際文字、記号、数字等に影を生じさせることで
立体感のある表示を行つている。
しかしながら、このようなマークプレートにお
いては単にV字状溝2を設けているだけであるた
め、表示部Aを透過する透過光量と表示部Aによ
つて反射される反射光量とが光の入射角によつて
変化し、表示部Aの文字、数字等を判読しにくい
という問題があつた。
いては単にV字状溝2を設けているだけであるた
め、表示部Aを透過する透過光量と表示部Aによ
つて反射される反射光量とが光の入射角によつて
変化し、表示部Aの文字、数字等を判読しにくい
という問題があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に係る表示装置は上述したような問題点
を解決すべくなされたもので、透光性材料からな
る表示板の裏面に文字、記号、数字等の透光性表
示部を構成する溝を設け、この溝を除く前記裏面
全体に遮光層を設け、前記溝の表面に金属粒子層
を設けたものである。
を解決すべくなされたもので、透光性材料からな
る表示板の裏面に文字、記号、数字等の透光性表
示部を構成する溝を設け、この溝を除く前記裏面
全体に遮光層を設け、前記溝の表面に金属粒子層
を設けたものである。
本考案においては前方より表示部に入射する光
によつて金属粒子層が明るく輝やき、豪華に見せ
ることができる。また光が金属粒子層に当つて反
射するため、光の損失も少ない。
によつて金属粒子層が明るく輝やき、豪華に見せ
ることができる。また光が金属粒子層に当つて反
射するため、光の損失も少ない。
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図は本考案を内照式のマークプレートに適
用した場合の一実施例を示す斜視図、第2図は同
マークプレートの要部拡大断面図である。なお、
図中第6図と同一構成部品および部分に対しては
同一符号に以つて示す。これらの図において、表
示板1の裏面で表示部A以外の部分には黒色塗料
等の塗布により遮光層3が設けられている。V字
状の溝2の表面にはスパツタリングや真空蒸着な
どの手段によつて金属粒子層4が設けられてい
る。この金属粒子層4は第3図に示すように金粉
などの金属粒子6を、粒子同士が互いに接触した
り重なり合わないように適宜な隙間をあけて薄く
形成されることにより透光性を有している。そし
て金属粒子層4および遮光層3は透光性塗料層7
によつて被われている。
用した場合の一実施例を示す斜視図、第2図は同
マークプレートの要部拡大断面図である。なお、
図中第6図と同一構成部品および部分に対しては
同一符号に以つて示す。これらの図において、表
示板1の裏面で表示部A以外の部分には黒色塗料
等の塗布により遮光層3が設けられている。V字
状の溝2の表面にはスパツタリングや真空蒸着な
どの手段によつて金属粒子層4が設けられてい
る。この金属粒子層4は第3図に示すように金粉
などの金属粒子6を、粒子同士が互いに接触した
り重なり合わないように適宜な隙間をあけて薄く
形成されることにより透光性を有している。そし
て金属粒子層4および遮光層3は透光性塗料層7
によつて被われている。
前記透光性塗料層7は金属粒子層4を形成した
後で形成されるが、そ理由は金属粒子層4の透光
性と反射性能を確保することにある。すなわち、
透光性塗料7にあらかじめ金属粒子6を混入し、
しかる後この塗料を塗布すると、金属粒子6が塗
料内にもぐり込んで互いに重なり合つたり偏在
し、反射性能および透光性を低下させてしまうか
らである。
後で形成されるが、そ理由は金属粒子層4の透光
性と反射性能を確保することにある。すなわち、
透光性塗料7にあらかじめ金属粒子6を混入し、
しかる後この塗料を塗布すると、金属粒子6が塗
料内にもぐり込んで互いに重なり合つたり偏在
し、反射性能および透光性を低下させてしまうか
らである。
なお、前記金属粒子層4はスパツタリングや真
空蒸着によつて形成されるものに限らず、例えば
透明なビニールシートに金属粒子6を薄く塗布
し、しかる後このビニールシートを表示板1の裏
面に貼付けてもよく、またこのようにすればビニ
ールシート自体が前記透光性塗料層7を兼ねるた
め、製作が一層簡単である。
空蒸着によつて形成されるものに限らず、例えば
透明なビニールシートに金属粒子6を薄く塗布
し、しかる後このビニールシートを表示板1の裏
面に貼付けてもよく、またこのようにすればビニ
ールシート自体が前記透光性塗料層7を兼ねるた
め、製作が一層簡単である。
前記表示板1の後方にはアクリル樹脂等からな
る透明な導光板8が該表示板1のほぼ平行に配設
されており、この導光板8の一側端面に光源9に
対応して入光部10が設けられ、また裏面で前記
表示部Aに対応する部分には導光板8内に入射し
た光源9からの光11を前方に反射させる多数の
小さなV字状凹部からなる点刻12が形成されて
いる。
る透明な導光板8が該表示板1のほぼ平行に配設
されており、この導光板8の一側端面に光源9に
対応して入光部10が設けられ、また裏面で前記
表示部Aに対応する部分には導光板8内に入射し
た光源9からの光11を前方に反射させる多数の
小さなV字状凹部からなる点刻12が形成されて
いる。
かくしてこのような構成からなるマークプレー
トによれば、昼、夜をとわず表示部Aがよく目立
ち、文字等の視認性を向上させることができるも
のである。すなわち、光源9が消灯している昼間
は表示板1に入射した太陽光が金属粒子6に当つ
て反射し、該粒子6をキラキラ光り輝やかせるた
め、よく目立ち、表示部Aを豪華に見せる。一
方、夜間においては光源9から出射し導光板8内
に導かれた光11が点刻12によつて前方に反射
さされることにより、透光性塗料層7、金属粒子
層4および表示板1を透過して外部に出射するた
め、表示部Aが明るく照明され、文字等の視認、
判読を容易にする。
トによれば、昼、夜をとわず表示部Aがよく目立
ち、文字等の視認性を向上させることができるも
のである。すなわち、光源9が消灯している昼間
は表示板1に入射した太陽光が金属粒子6に当つ
て反射し、該粒子6をキラキラ光り輝やかせるた
め、よく目立ち、表示部Aを豪華に見せる。一
方、夜間においては光源9から出射し導光板8内
に導かれた光11が点刻12によつて前方に反射
さされることにより、透光性塗料層7、金属粒子
層4および表示板1を透過して外部に出射するた
め、表示部Aが明るく照明され、文字等の視認、
判読を容易にする。
第4図は本考案の他の実施例を示す要部拡大断
面図である。この実施例は昼間の反射効果をより
増大させるため導光板8の裏面に白色等の反射特
性に優れた色に着色された反射シート15を配置
したものである。
面図である。この実施例は昼間の反射効果をより
増大させるため導光板8の裏面に白色等の反射特
性に優れた色に着色された反射シート15を配置
したものである。
第5図a〜dはそれぞれ表示板1の裏面に形成
される溝2の他の実施例を示す図で、aは四角形
に形成したもの、bは台形に形成したもの、cは
四角形と台形とを組合わせたもの、そしてdは半
円形に形成したものである。この他溝2の形状と
しては種々の変更が可能であることは云うまでも
ない。
される溝2の他の実施例を示す図で、aは四角形
に形成したもの、bは台形に形成したもの、cは
四角形と台形とを組合わせたもの、そしてdは半
円形に形成したものである。この他溝2の形状と
しては種々の変更が可能であることは云うまでも
ない。
なお、上記実施例はいずれも表示板1をバツク
照明するようにしたマークプレートについて説明
したが、本考案はこれに何ら特定されるものでは
なく、夜間照明が行えないものであつてもよく、
その場合は単に溝2を除く表示板1の裏面全体に
遮光層3を設け、溝2の表面に金属粒子層4を設
ければよい。またこの場合は金属粒子層4が透光
性である必要がなく、金属粒子6を厚く重ねて塗
布すればよい。
照明するようにしたマークプレートについて説明
したが、本考案はこれに何ら特定されるものでは
なく、夜間照明が行えないものであつてもよく、
その場合は単に溝2を除く表示板1の裏面全体に
遮光層3を設け、溝2の表面に金属粒子層4を設
ければよい。またこの場合は金属粒子層4が透光
性である必要がなく、金属粒子6を厚く重ねて塗
布すればよい。
以上説明したように本考案に係る表示装置は、
透光性表示板の裏面に表示部を構成する溝を刻設
し、この溝を除く表示板の裏面全体に遮光層を設
け、前記溝の表面に金属粒子層を設けて構成した
ので、表示部に入射する光によつて金属粒子がキ
ラキラ光り輝やき、表示部を目立たせると同時に
豪華に見せ、表示装置の視認性を向上させること
ができる。また、光が金属粒子に当つて反射する
ため光の損失も少ない。
透光性表示板の裏面に表示部を構成する溝を刻設
し、この溝を除く表示板の裏面全体に遮光層を設
け、前記溝の表面に金属粒子層を設けて構成した
ので、表示部に入射する光によつて金属粒子がキ
ラキラ光り輝やき、表示部を目立たせると同時に
豪華に見せ、表示装置の視認性を向上させること
ができる。また、光が金属粒子に当つて反射する
ため光の損失も少ない。
第1図は本考案はマークプレートに適用した場
合の一実施例を示す斜視図、第2図は同プレート
の要部拡大断面図、第3図は金属粒子層と透光性
塗料層の要部拡大断面図、第4図は本考案の他の
実施例を示す要部拡大断面図、第5図a〜dはそ
れぞれ溝形状の他の実施例を示す断面図、第6図
a,bは従来のマークプレートの斜視図および要
部拡大断面図である。 1……表示板、2……溝、3……遮光層、4…
…金属粒子層、6……金属粒子、7……透光性塗
料層、8……導光板、9……光源、12……点
刻、15……反射シート。
合の一実施例を示す斜視図、第2図は同プレート
の要部拡大断面図、第3図は金属粒子層と透光性
塗料層の要部拡大断面図、第4図は本考案の他の
実施例を示す要部拡大断面図、第5図a〜dはそ
れぞれ溝形状の他の実施例を示す断面図、第6図
a,bは従来のマークプレートの斜視図および要
部拡大断面図である。 1……表示板、2……溝、3……遮光層、4…
…金属粒子層、6……金属粒子、7……透光性塗
料層、8……導光板、9……光源、12……点
刻、15……反射シート。
Claims (1)
- 透光性材料からなる表示板の裏面に文字、記
号、数字等の透光性表示部を構成する溝を設け、
この溝を除く前記裏面全体に遮光層を設け、前記
溝の表面に金属粒子層を設けたことを特徴とする
表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9055986U JPH0348628Y2 (ja) | 1986-06-16 | 1986-06-16 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9055986U JPH0348628Y2 (ja) | 1986-06-16 | 1986-06-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62201785U JPS62201785U (ja) | 1987-12-23 |
JPH0348628Y2 true JPH0348628Y2 (ja) | 1991-10-17 |
Family
ID=30950536
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9055986U Expired JPH0348628Y2 (ja) | 1986-06-16 | 1986-06-16 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0348628Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0823737B2 (ja) * | 1988-05-16 | 1996-03-06 | 株式会社小糸製作所 | 表示装置 |
JP4823636B2 (ja) * | 2005-10-13 | 2011-11-24 | ハリソン東芝ライティング株式会社 | 照明装置 |
JP4981862B2 (ja) * | 2009-09-18 | 2012-07-25 | フジ電機工業株式会社 | 発光表示装置 |
KR101363418B1 (ko) * | 2012-07-03 | 2014-02-17 | 주식회사 세종테크 | 금속질감을 갖는 차량용 계기판 |
JP5937032B2 (ja) * | 2013-03-21 | 2016-06-22 | 株式会社東海理化電機製作所 | 表示装置 |
-
1986
- 1986-06-16 JP JP9055986U patent/JPH0348628Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62201785U (ja) | 1987-12-23 |
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