JPH0348590B2 - - Google Patents
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- JPH0348590B2 JPH0348590B2 JP58139205A JP13920583A JPH0348590B2 JP H0348590 B2 JPH0348590 B2 JP H0348590B2 JP 58139205 A JP58139205 A JP 58139205A JP 13920583 A JP13920583 A JP 13920583A JP H0348590 B2 JPH0348590 B2 JP H0348590B2
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- circuit
- fade
- recording
- signal
- pause
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- Expired - Lifetime
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 2
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
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- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/02—Recording, reproducing, or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
Landscapes
- Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本発明は、ポーズ状態への切替え時及びポーズ
状態の解除時急激な音量変化を防止するためのテ
ープレコーダ回路に関する。 (ロ) 従来の技術 テープレコーダにおいて、録音又は再生動作中
にテープの走行を一時的に停止させるポーズ状態
にするとき及び逆にポーズ状態を解除して録音又
は再生動作状態にするとき信号レベルが急激に変
化するため使用者に不快感を与えることになる。
斯かる問題を解決するために、切換え動作が行わ
れるとき信号レベルを徐々に増大させたり、信号
レベルを徐々に低下させたりする所謂フエードイ
ン動作及びフエードアウト動作を行うようにした
ものがある。 (ハ) 発明が解決しようとする課題 前記したフエードイン動作とフエードアウト動
作とは、録音動作と再生動作時に各々行われるた
め、４つの異なる動作を行なう必要がある。従来
では、ポーズスイツチと別に操作されるフエード
用スイツチを設けて斯かる動作を行つていたので
操作性が悪いという問題があつた。本発明は、斯
かる問題を解決したテープレコーダ回路を提供し
ようとするものである。 (ニ) 課題を解決するための手段 本発明のテープレコーダ回路は、各種操作スイ
ツチの操作状態に応じて信号を出力するロジツク
コントロール回路より出力する信号に基づいて機
器の操作状態を識別する識別信号を出力する識別
回路と、ポーズ状態への切換え時及びポーズ状態
の解除動作時ポーズスイツチの操作に連動してオ
ンオフされるフエードポーズスイツチと、該フエ
ードポーズスイツチにより動作が制御されるとと
もに前記識別回路より出力される識別信号の出力
動作を制御する複数のスイツチ素子と、該スイツ
チ素子を通過した識別信号にて動作が制御される
録音用フエードイン回路、録音用フエードアウト
回路、再生用フエードイン回路及び再生用フエー
ドアウト回路と、前記録音用フエードイン回路及
び録音用フエードアウト回路によつて動作が制御
されるとともに録音信号系を流れる録音信号のレ
ベルを可変するべく設けられている録音用電圧制
御回路と、前記再生用フエードイン回路及び再生
用フエードアウト回路によつて動作が制御される
とともに再生信号系を流れる再生信号のレベルを
可変すべく設けられている再生用電圧制御回路と
より構成されている。 (ホ) 作用 本発明は、ロジツクコントロール回路より出力
される信号に基づいて機器の状態を識別すること
ともにその識別信号とポーズ動作及びポーズ解除
動作が行われたときオンオフするフエードポーズ
スイツチによつて動作が制御されるスイツチ素子
との組合わせによつてフエードイン回路とフエー
ドアウト回路の動作を制御するようにしたもので
ある。 (ヘ) 実施例 図示した回路は、本発明のテープレコーダ回路
であり、同図を参照して説明する。１はテープレ
コーダの動作を制御するロジツクコントロール回
路であり、ポーズスイツチ、再生スイツチ又は録
音スイツチ（いずれも図示せず）を押圧操作する
と、ポーズ端子（PO）、プレイ端子（RL）又は
レツク端子（RE）に夫々Ｌ（低い）レベルの信号
を出力するとともにそれ以外の状態ではＨ（高い）
レベルの信号を出力するように構成されている。
２は前記ポーズ端子（PO）、プレイ端子（RL）
又はレツク端子（RE）により出力される信号を
識別し、各出力端子３，４，５，６に識別信号を
出力する識別回路である。７，８，９，１０は後
述するフエードポーズスイツチによつて動作が制
御されるとともに前記識別回路２より出力される
各識別信号を録音用フエードイン回路１１、再生
用フエードイン回路１２、録音用フエードアウト
回路１３及び再生用フエードアウト回路１４に導
くスイツチ素子、１５は録音信号系であり、チユ
ーナ又はマイクロフオン等の音声信号発生回路１
６、前記録音用フエードイン回路１１又は録音用
フエードアウト回路１３によつて動作が制御され
るとともに録音信号のレベルを可変する録音用電
圧制御回路１７、録音信号を増幅する増幅回路１
８及び該増幅回路１８によつて増幅された録音信
号が印加されるとともに該録音信号をテープ２０
に録音する録音ヘツド１９とより構成されてい
る。２１は再生信号系であり、前記テープ２０に
録音されている信号を再生する再生ヘツド２２、
該再生ヘツド２２によつて再生された再生信号を
増幅する前置増幅回路２３、前記録音用電圧制御
回路１７と同様に前記再生用フエードイン回路１
２又は再生用フエードアウト回路１４によつて動
作が制御されるとともに再生信号のレベルを可変
する再生用電圧制御回路２４、再生信号を増幅す
る主増幅回路２５及び該主増幅回路２５によつて
増幅された信号が印加されるとともに該信号を放
音するスピーカとより構成されている。 前記識別回路２は、第２図に示したように、ロ
ジツクコトロール回路１のポーズ端子（PO）、プ
レイ端子（PL）及びレツク端子（RE）に接続さ
れたインバータ２７，２８，２９及び前記インバ
ータ２７，２８，２９を通過した信号をゲートす
るゲート回路３０，３１，３２，３３，３４，３
５，３６，３７とより構成されており、出力端子
３，４，５，６にはトランジスターにて構成され
たスイツチ素子７，８，９，１０が接続されてい
る。そして、前記スイツチ素子７，８，９，１０
がポーズスイツチの操作に連動してオンオフされ
るフエードオポーズスイツチ３８によつて、動作
が制御されるように接続されている。 また、録音用フエードアウト回路１３及び再生
用フエードアウト回路にて構成されており、第３
図を参照して説明する。録音用フエードアウト回
路１３は、図示したようにインバータ３９に接続
されたラツチ回路４０、該ラツチ回路４０にダイ
オード４１を接続されているとともにコンデンサ
ー５０と抵抗５１とよりなるCR回路５２、該CR
回路５２の出力電圧によつて動作が制御されるト
ランジスタ５３，５４及び前記ラツチ回路４０の
リセツト動作を行うべくリセツト端子（Ｒ）とト
ランジスタ５４のコレクタとの間に接続されてい
るダイオード５６とより構成されている。 そして、録音用フエードイン回路１１及び再生
用フエードイン回路１２は同一の回路にて構成さ
れており、第４図を参照して説明する。録音用フ
エードイン回路１１は、図示したようにインバー
タ５７によつて充放電動作が制御されるべく接続
されているとともに抵抗５８とコンデンサー５９
とよりなるCR回路６０とより構成されている。 以上の如く本発明のテープレコーダ回路は構成
されているが、斯かる構成において、録音又は再
生動作状態にあるときにポーズ操作を行うと所定
時間後例えば２秒後にテープ２０の走行が停止す
るように、そしてフエードアウト回路１３，１４
を構成するCR回路５２の時定数は、２秒程度に
なるように設定されている。また、フエードイン
回路１１，１２を構成するCR回路６０の時定数
は、テープ２０の立ち上がり特性を考慮して例え
ば１秒程度になるように設定されている。 次に本発明のテープレコーダ回路の動作につい
て説明する。テープレコーダが録音動作状態にあ
るとき、ロジツクコントロール回路１は、レツク
端子（RE）のみがＬレベルであるので、出力端
子６の識別信号はＨレベル、他の出力端子３，
４，５の識別信号はＬレベルにある。斯かる録音
動作状態にあるときにポーズ操作をするとロジツ
クコントロール回路１のポーズ端子（PO）とレ
ツク端子（RE）の出力信号がＬレベルになる。
その結果、ゲート回路３０の両入力信号がＨレベ
ルになるため、ゲート回路３３の両入力信号もＨ
レベルになり、出力端子４の識別信号がＨレベル
になる。そして、このときフエードポーズスイツ
チ３８がオン状態にされているため、スイツチ素
子８はオン状態にあり、前記出力端子４の識別信
号であるＨレベルの信号が録音用フエードアウト
回路１３に印加される。そのＨレベルの信号はイ
ンバータ３９を介してラツチ回路４０に供給さ
れ、該ラツチ回路４０の出力信号のレベルをＨレ
ベルよりＬレベルに反転せしめる。その結果、
CR回路５２を構成するコンデンサー５０に充電
されていた電荷の放電動作が開始されてその電圧
が徐々に低下するので、該電圧によつて動作が制
御されるべく接続されている録音用電圧制御回路
１７による信号レベルの低下動作が行われる。前
記録音用電圧制御回路１７による信号レベルの低
下動作が行われると録音用増幅回路１８を介して
録音ヘツド１９に印加される録音信号のレベルも
徐々に低下するのでテープ２０に録音される信号
レベルが急激に変化することはない。前記コデン
サー５０の電圧が0.6ボルト以下に低下するとト
ランジスタ５３がオフ状態に反転するため該トラ
ンジスタ５３によつて動作が制御されるべく接続
されているトランジスタ５４がオン状態に反転す
る。前記トランジスタ５４がオン状態になるとラ
ツチ回路４０のリセツト端子（Ｒ）にＬレベルの
リセツト信号が印加されるため、該ラツチ回路４
０のリセツト動作が行われ次のポーズ動作時のフ
エードアウト動作を行うための待機状態に復帰す
る。斯かる動作が行われたときテープ２０の走行
停止動作が行われてテープレコーダは録音ポーズ
状態になる。 前述した録音ポーズ状態にあるときに、再び録
音動作を開始させるためにポーズスイチを操作す
るとフエードポーズスイツチ３８もオンオフせし
められる。ポーズ状態を解除するための操作を行
うとゲート回路３７の両入力信号がＨレベルとな
るため、出力端子６の識別信号のみがＨレベルに
なる。そのＨレベルの信号は、前記フエードポー
ズスイツチ３８のオン動作によつてオン状態にあ
るスイツチ素子７を通して録音用フエードイン回
路１１に印加される。その結果、インバータ５７
の出力がＬレベルとなり、CR回路６０を構成す
るコンデンサー５９の電荷を瞬時に放電せしめ
る。前記ポーズスイツチへの操作力を断つと前記
フエードポーズスイツチ３８がオフ状態になるた
めインバータ５７の出力はＨレベルに反転復帰す
る。斯かる動作が行われると抵抗５８を通してコ
ンデンサー５９の充電動作が開始され、その充電
電圧が徐々に上昇する。斯かる充電電圧が上昇す
ると該電圧によつて動作が制御されるべく接続さ
れている録音用電圧制御回路１７による信号レベ
ルの増大動作が行われる。前記録音用電圧制御回
路１７による信号レベルの増大動作が行われると
録音用増幅回路１８を介して録音ヘツド１９に印
加される録音信号のレベルも徐々に増大するので
テープ２０に録音される信号レベルが急激に変化
することはない。 以上のように録音動作状態にあるときに、ポー
ズ動作及びポーズ解除動作を行つた場合の動作は
行われるが、次に再生動作時の動作について説明
する。再生動作状態にあるとき、テープ２０に録
音されている音声信号は、再生ヘツド２２によつ
て再生される。前記再生ヘツド２２によつて再生
された再生信号は、前置増幅回路２３及び主軸幅
回路２５によつて増幅された後スピーカ２６に印
加されて放音される。斯かる再生動作状態にある
ときにポーズスイツチを操作すると前記ロジツク
コントロール回路１のポーズ端子（PO）とプレ
イ端子（PL）にＬレベルの信号が出力されるの
で、識別回路２の出力端子３にＨレベルの識別信
号が出力されることになる。斯かるＨレベルの識
別信号は、オン状態にあるスイツチ素子１０を介
して再生用フエードアウト回路１４に印加され、
その結果、録音動作時と同様に再生用電圧制御回
路２４による再生信号のレベル低下動作が行われ
る。前記再生用電圧制御回路２４による信号レベ
ルの低下動作が行われると主増幅回路２５を介し
てスピーカー２６に印加される再生信号のレベル
も徐々に低下するので該スピーカー２６より放音
される信号のレベルが急激に変化することはな
い。斯かる動作が行われたときテープ２０の走行
停止動作が行われてテープレコーダは再生ポーズ
状態になる。 前述した再生ポーズ状態にあるときに、再び再
生動作を開始させるためにポーズスイツチを操作
するとフエードポーズスイツチ３８もオンオフせ
しめられる。ポーズ状態を解除するための操作を
行うとゲート回路３６の両入力信号がＨレベルと
なるため、出力端子５にＨレベルの識別信号が出
力される。そのＨレベルの信号は、前記フエード
ポーズスイツチ３８のオン動作によつてオン状態
にあるスイツチ素子９を通して再生用フエードイ
ン回路１２に印加される。その結果、録音動作時
と同様に再生電圧制御回路２４による再生信号の
レベル増大動作が行われる。前記再生用電圧制御
回路２４による信号レベルの増大動作が行われる
と、主軸増幅回路２５を介してスピーカー２６に
印加される再生信号のレベルも徐々に増大するの
で該スピーカー２６により放音される信号のレベ
ルが急激に変化することはない。 (ト) 発明の効果 本発明は、ロジツクコントロール回路より出力
される信号に基づいて機器の状態を識別するとと
もにその識別信号とポーズ動作及びポーズ解除動
作が行われたときオンオフするフエードポーズス
イツチによつて動作が制御されるスイツチ素子と
の組合せによつてフエードイン回路とフエードア
ウト回路の動作を制御するようにしたいので、１
つのポーズスイツチを操作するのみで録音動作状
態又は再生動作状態からポーズ状態にするときの
フエードアウト動作だけでなく、ポーズ状態から
録音動作状態又は再生動作状態に復帰させるとき
のフエードイン動作を行うことが出来、本発明は
操作性が非常に優れたものである。
状態の解除時急激な音量変化を防止するためのテ
ープレコーダ回路に関する。 (ロ) 従来の技術 テープレコーダにおいて、録音又は再生動作中
にテープの走行を一時的に停止させるポーズ状態
にするとき及び逆にポーズ状態を解除して録音又
は再生動作状態にするとき信号レベルが急激に変
化するため使用者に不快感を与えることになる。
斯かる問題を解決するために、切換え動作が行わ
れるとき信号レベルを徐々に増大させたり、信号
レベルを徐々に低下させたりする所謂フエードイ
ン動作及びフエードアウト動作を行うようにした
ものがある。 (ハ) 発明が解決しようとする課題 前記したフエードイン動作とフエードアウト動
作とは、録音動作と再生動作時に各々行われるた
め、４つの異なる動作を行なう必要がある。従来
では、ポーズスイツチと別に操作されるフエード
用スイツチを設けて斯かる動作を行つていたので
操作性が悪いという問題があつた。本発明は、斯
かる問題を解決したテープレコーダ回路を提供し
ようとするものである。 (ニ) 課題を解決するための手段 本発明のテープレコーダ回路は、各種操作スイ
ツチの操作状態に応じて信号を出力するロジツク
コントロール回路より出力する信号に基づいて機
器の操作状態を識別する識別信号を出力する識別
回路と、ポーズ状態への切換え時及びポーズ状態
の解除動作時ポーズスイツチの操作に連動してオ
ンオフされるフエードポーズスイツチと、該フエ
ードポーズスイツチにより動作が制御されるとと
もに前記識別回路より出力される識別信号の出力
動作を制御する複数のスイツチ素子と、該スイツ
チ素子を通過した識別信号にて動作が制御される
録音用フエードイン回路、録音用フエードアウト
回路、再生用フエードイン回路及び再生用フエー
ドアウト回路と、前記録音用フエードイン回路及
び録音用フエードアウト回路によつて動作が制御
されるとともに録音信号系を流れる録音信号のレ
ベルを可変するべく設けられている録音用電圧制
御回路と、前記再生用フエードイン回路及び再生
用フエードアウト回路によつて動作が制御される
とともに再生信号系を流れる再生信号のレベルを
可変すべく設けられている再生用電圧制御回路と
より構成されている。 (ホ) 作用 本発明は、ロジツクコントロール回路より出力
される信号に基づいて機器の状態を識別すること
ともにその識別信号とポーズ動作及びポーズ解除
動作が行われたときオンオフするフエードポーズ
スイツチによつて動作が制御されるスイツチ素子
との組合わせによつてフエードイン回路とフエー
ドアウト回路の動作を制御するようにしたもので
ある。 (ヘ) 実施例 図示した回路は、本発明のテープレコーダ回路
であり、同図を参照して説明する。１はテープレ
コーダの動作を制御するロジツクコントロール回
路であり、ポーズスイツチ、再生スイツチ又は録
音スイツチ（いずれも図示せず）を押圧操作する
と、ポーズ端子（PO）、プレイ端子（RL）又は
レツク端子（RE）に夫々Ｌ（低い）レベルの信号
を出力するとともにそれ以外の状態ではＨ（高い）
レベルの信号を出力するように構成されている。
２は前記ポーズ端子（PO）、プレイ端子（RL）
又はレツク端子（RE）により出力される信号を
識別し、各出力端子３，４，５，６に識別信号を
出力する識別回路である。７，８，９，１０は後
述するフエードポーズスイツチによつて動作が制
御されるとともに前記識別回路２より出力される
各識別信号を録音用フエードイン回路１１、再生
用フエードイン回路１２、録音用フエードアウト
回路１３及び再生用フエードアウト回路１４に導
くスイツチ素子、１５は録音信号系であり、チユ
ーナ又はマイクロフオン等の音声信号発生回路１
６、前記録音用フエードイン回路１１又は録音用
フエードアウト回路１３によつて動作が制御され
るとともに録音信号のレベルを可変する録音用電
圧制御回路１７、録音信号を増幅する増幅回路１
８及び該増幅回路１８によつて増幅された録音信
号が印加されるとともに該録音信号をテープ２０
に録音する録音ヘツド１９とより構成されてい
る。２１は再生信号系であり、前記テープ２０に
録音されている信号を再生する再生ヘツド２２、
該再生ヘツド２２によつて再生された再生信号を
増幅する前置増幅回路２３、前記録音用電圧制御
回路１７と同様に前記再生用フエードイン回路１
２又は再生用フエードアウト回路１４によつて動
作が制御されるとともに再生信号のレベルを可変
する再生用電圧制御回路２４、再生信号を増幅す
る主増幅回路２５及び該主増幅回路２５によつて
増幅された信号が印加されるとともに該信号を放
音するスピーカとより構成されている。 前記識別回路２は、第２図に示したように、ロ
ジツクコトロール回路１のポーズ端子（PO）、プ
レイ端子（PL）及びレツク端子（RE）に接続さ
れたインバータ２７，２８，２９及び前記インバ
ータ２７，２８，２９を通過した信号をゲートす
るゲート回路３０，３１，３２，３３，３４，３
５，３６，３７とより構成されており、出力端子
３，４，５，６にはトランジスターにて構成され
たスイツチ素子７，８，９，１０が接続されてい
る。そして、前記スイツチ素子７，８，９，１０
がポーズスイツチの操作に連動してオンオフされ
るフエードオポーズスイツチ３８によつて、動作
が制御されるように接続されている。 また、録音用フエードアウト回路１３及び再生
用フエードアウト回路にて構成されており、第３
図を参照して説明する。録音用フエードアウト回
路１３は、図示したようにインバータ３９に接続
されたラツチ回路４０、該ラツチ回路４０にダイ
オード４１を接続されているとともにコンデンサ
ー５０と抵抗５１とよりなるCR回路５２、該CR
回路５２の出力電圧によつて動作が制御されるト
ランジスタ５３，５４及び前記ラツチ回路４０の
リセツト動作を行うべくリセツト端子（Ｒ）とト
ランジスタ５４のコレクタとの間に接続されてい
るダイオード５６とより構成されている。 そして、録音用フエードイン回路１１及び再生
用フエードイン回路１２は同一の回路にて構成さ
れており、第４図を参照して説明する。録音用フ
エードイン回路１１は、図示したようにインバー
タ５７によつて充放電動作が制御されるべく接続
されているとともに抵抗５８とコンデンサー５９
とよりなるCR回路６０とより構成されている。 以上の如く本発明のテープレコーダ回路は構成
されているが、斯かる構成において、録音又は再
生動作状態にあるときにポーズ操作を行うと所定
時間後例えば２秒後にテープ２０の走行が停止す
るように、そしてフエードアウト回路１３，１４
を構成するCR回路５２の時定数は、２秒程度に
なるように設定されている。また、フエードイン
回路１１，１２を構成するCR回路６０の時定数
は、テープ２０の立ち上がり特性を考慮して例え
ば１秒程度になるように設定されている。 次に本発明のテープレコーダ回路の動作につい
て説明する。テープレコーダが録音動作状態にあ
るとき、ロジツクコントロール回路１は、レツク
端子（RE）のみがＬレベルであるので、出力端
子６の識別信号はＨレベル、他の出力端子３，
４，５の識別信号はＬレベルにある。斯かる録音
動作状態にあるときにポーズ操作をするとロジツ
クコントロール回路１のポーズ端子（PO）とレ
ツク端子（RE）の出力信号がＬレベルになる。
その結果、ゲート回路３０の両入力信号がＨレベ
ルになるため、ゲート回路３３の両入力信号もＨ
レベルになり、出力端子４の識別信号がＨレベル
になる。そして、このときフエードポーズスイツ
チ３８がオン状態にされているため、スイツチ素
子８はオン状態にあり、前記出力端子４の識別信
号であるＨレベルの信号が録音用フエードアウト
回路１３に印加される。そのＨレベルの信号はイ
ンバータ３９を介してラツチ回路４０に供給さ
れ、該ラツチ回路４０の出力信号のレベルをＨレ
ベルよりＬレベルに反転せしめる。その結果、
CR回路５２を構成するコンデンサー５０に充電
されていた電荷の放電動作が開始されてその電圧
が徐々に低下するので、該電圧によつて動作が制
御されるべく接続されている録音用電圧制御回路
１７による信号レベルの低下動作が行われる。前
記録音用電圧制御回路１７による信号レベルの低
下動作が行われると録音用増幅回路１８を介して
録音ヘツド１９に印加される録音信号のレベルも
徐々に低下するのでテープ２０に録音される信号
レベルが急激に変化することはない。前記コデン
サー５０の電圧が0.6ボルト以下に低下するとト
ランジスタ５３がオフ状態に反転するため該トラ
ンジスタ５３によつて動作が制御されるべく接続
されているトランジスタ５４がオン状態に反転す
る。前記トランジスタ５４がオン状態になるとラ
ツチ回路４０のリセツト端子（Ｒ）にＬレベルの
リセツト信号が印加されるため、該ラツチ回路４
０のリセツト動作が行われ次のポーズ動作時のフ
エードアウト動作を行うための待機状態に復帰す
る。斯かる動作が行われたときテープ２０の走行
停止動作が行われてテープレコーダは録音ポーズ
状態になる。 前述した録音ポーズ状態にあるときに、再び録
音動作を開始させるためにポーズスイチを操作す
るとフエードポーズスイツチ３８もオンオフせし
められる。ポーズ状態を解除するための操作を行
うとゲート回路３７の両入力信号がＨレベルとな
るため、出力端子６の識別信号のみがＨレベルに
なる。そのＨレベルの信号は、前記フエードポー
ズスイツチ３８のオン動作によつてオン状態にあ
るスイツチ素子７を通して録音用フエードイン回
路１１に印加される。その結果、インバータ５７
の出力がＬレベルとなり、CR回路６０を構成す
るコンデンサー５９の電荷を瞬時に放電せしめ
る。前記ポーズスイツチへの操作力を断つと前記
フエードポーズスイツチ３８がオフ状態になるた
めインバータ５７の出力はＨレベルに反転復帰す
る。斯かる動作が行われると抵抗５８を通してコ
ンデンサー５９の充電動作が開始され、その充電
電圧が徐々に上昇する。斯かる充電電圧が上昇す
ると該電圧によつて動作が制御されるべく接続さ
れている録音用電圧制御回路１７による信号レベ
ルの増大動作が行われる。前記録音用電圧制御回
路１７による信号レベルの増大動作が行われると
録音用増幅回路１８を介して録音ヘツド１９に印
加される録音信号のレベルも徐々に増大するので
テープ２０に録音される信号レベルが急激に変化
することはない。 以上のように録音動作状態にあるときに、ポー
ズ動作及びポーズ解除動作を行つた場合の動作は
行われるが、次に再生動作時の動作について説明
する。再生動作状態にあるとき、テープ２０に録
音されている音声信号は、再生ヘツド２２によつ
て再生される。前記再生ヘツド２２によつて再生
された再生信号は、前置増幅回路２３及び主軸幅
回路２５によつて増幅された後スピーカ２６に印
加されて放音される。斯かる再生動作状態にある
ときにポーズスイツチを操作すると前記ロジツク
コントロール回路１のポーズ端子（PO）とプレ
イ端子（PL）にＬレベルの信号が出力されるの
で、識別回路２の出力端子３にＨレベルの識別信
号が出力されることになる。斯かるＨレベルの識
別信号は、オン状態にあるスイツチ素子１０を介
して再生用フエードアウト回路１４に印加され、
その結果、録音動作時と同様に再生用電圧制御回
路２４による再生信号のレベル低下動作が行われ
る。前記再生用電圧制御回路２４による信号レベ
ルの低下動作が行われると主増幅回路２５を介し
てスピーカー２６に印加される再生信号のレベル
も徐々に低下するので該スピーカー２６より放音
される信号のレベルが急激に変化することはな
い。斯かる動作が行われたときテープ２０の走行
停止動作が行われてテープレコーダは再生ポーズ
状態になる。 前述した再生ポーズ状態にあるときに、再び再
生動作を開始させるためにポーズスイツチを操作
するとフエードポーズスイツチ３８もオンオフせ
しめられる。ポーズ状態を解除するための操作を
行うとゲート回路３６の両入力信号がＨレベルと
なるため、出力端子５にＨレベルの識別信号が出
力される。そのＨレベルの信号は、前記フエード
ポーズスイツチ３８のオン動作によつてオン状態
にあるスイツチ素子９を通して再生用フエードイ
ン回路１２に印加される。その結果、録音動作時
と同様に再生電圧制御回路２４による再生信号の
レベル増大動作が行われる。前記再生用電圧制御
回路２４による信号レベルの増大動作が行われる
と、主軸増幅回路２５を介してスピーカー２６に
印加される再生信号のレベルも徐々に増大するの
で該スピーカー２６により放音される信号のレベ
ルが急激に変化することはない。 (ト) 発明の効果 本発明は、ロジツクコントロール回路より出力
される信号に基づいて機器の状態を識別するとと
もにその識別信号とポーズ動作及びポーズ解除動
作が行われたときオンオフするフエードポーズス
イツチによつて動作が制御されるスイツチ素子と
の組合せによつてフエードイン回路とフエードア
ウト回路の動作を制御するようにしたいので、１
つのポーズスイツチを操作するのみで録音動作状
態又は再生動作状態からポーズ状態にするときの
フエードアウト動作だけでなく、ポーズ状態から
録音動作状態又は再生動作状態に復帰させるとき
のフエードイン動作を行うことが出来、本発明は
操作性が非常に優れたものである。
第１図は本発明のテープレコーダ回路の一実施
例、第２図は本発明に用いた識別回路の一実施
例、第３図は本発明に用いたフエードアウト回路
の一実施例及び第４図は本発明に用いたフエード
イン回路の一実施例である。 主な図番の説明、１……ロジツクコントロール
回路、２……識別回路、３，４，５，６……出力
端子、７，８，９，１０……スイツチ素子、１１
……録音用フエードイン回路、１２……再生用フ
エードイン回路、１３……録音用フエードイン回
路、１４……再生用フエードアウト回路、１５…
…録音信号系、１７……録音用電圧制御回路、２
１……再生信号系、２４……再生用電圧制御回
路。
例、第２図は本発明に用いた識別回路の一実施
例、第３図は本発明に用いたフエードアウト回路
の一実施例及び第４図は本発明に用いたフエード
イン回路の一実施例である。 主な図番の説明、１……ロジツクコントロール
回路、２……識別回路、３，４，５，６……出力
端子、７，８，９，１０……スイツチ素子、１１
……録音用フエードイン回路、１２……再生用フ
エードイン回路、１３……録音用フエードイン回
路、１４……再生用フエードアウト回路、１５…
…録音信号系、１７……録音用電圧制御回路、２
１……再生信号系、２４……再生用電圧制御回
路。
Claims (1)
- １ 各種操作スイツチの操作状態に応じて信号を
出力するロジツクコントロール回路と、該ロジツ
クコントロール回路より出力される信号に基づい
て機器の操作状態を識別する識別信号を出力する
識別回路と、ポーズ状態への切換え時及びポーズ
状態の解除時ポーズスイツチの操作に連動してオ
ンオフされるフエードポーズスイツチと、該フエ
ードポーズスイツチにより動作が制御されるとと
もに前記識別回路より出力される識別信号の出力
動作を制御する複数のスイツチ素子と、該スイツ
チ素子を通過した識別信号にて動作が制御される
録音用フエードイン回路、録音用フエードアウト
回路、再生用フエードイン回路及び再生用フエー
ドアウト回路と、前記録音用フエードイン回路及
び録音用フエードアウト回路によつて動作が制御
されるとともに録音信号系を流れる録音信号のレ
ベルを可変するべく設けられている録音用電圧制
御回路と、前記再生用フエードイン回路及び再生
用フエードアウト回路によつて動作が制御される
とともに再生信号系を流れる再生信号のレベルを
可変するべく設けられている再生用電圧制御回路
とよりなるテープレコーダ回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13920583A JPS6029907A (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | テ−プレコ−ダ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13920583A JPS6029907A (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | テ−プレコ−ダ回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6029907A JPS6029907A (ja) | 1985-02-15 |
| JPH0348590B2 true JPH0348590B2 (ja) | 1991-07-24 |
Family
ID=15239993
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13920583A Granted JPS6029907A (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | テ−プレコ−ダ回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6029907A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0734533Y2 (ja) * | 1989-03-27 | 1995-08-02 | 株式会社東芝 | 録音再生装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5914106A (ja) * | 1982-07-15 | 1984-01-25 | Teac Co | 記録装置 |
-
1983
- 1983-07-28 JP JP13920583A patent/JPS6029907A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5914106A (ja) * | 1982-07-15 | 1984-01-25 | Teac Co | 記録装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6029907A (ja) | 1985-02-15 |
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