JPH0347982Y2 - - Google Patents

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JPH0347982Y2
JPH0347982Y2 JP19546387U JP19546387U JPH0347982Y2 JP H0347982 Y2 JPH0347982 Y2 JP H0347982Y2 JP 19546387 U JP19546387 U JP 19546387U JP 19546387 U JP19546387 U JP 19546387U JP H0347982 Y2 JPH0347982 Y2 JP H0347982Y2
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JP
Japan
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top rail
hook bracket
hook
piece
plate
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JP19546387U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、トラツク荷台の後あおり板を所定
の上下回動姿勢に支持するための支持装置に関す
る。
(従来の技術) 上記支持装置には、実開昭61−135777号公報に
示されるものがある。これによれば、後あおり板
の上部内面にフツクが取り付けられており、荷台
横側板から延びたチエーンがこのフツクに係脱自
在とされている。そして、後あおり板を所定の回
動姿勢としたときにチエーンをフツクに係止させ
れば、このチエーンの緊張によつて、後あおり板
がその姿勢に保持されるようになつている。
上記構成によれば、フツクは後あおり板の内面
に取り付けられているため、上記フツクを介して
の後あおり板への外力は上記内面に負荷されるこ
ととなる。しかし、この内面を構成するものは平
板状の板材であり、十分の剛性を有しているもの
ではないため、上記外力を十分には支持できない
おそれがある。
そこで、後あおり板の回動端に形成される剛性
の高いトツプレールを利用して、このトツプレー
ルにフツクを取り付けて上記外力を強固に支持さ
せるようにしたものがある。この構成には従来、
例えば、第6図と第7図とに示すものがある。こ
れを図により説明すると、1はトラツク荷台で、
この荷台1は荷台床2と、この荷台床2の両側に
立設される横側板たる左右側あおり板3,3と、
同上荷台床2の後端にヒンジ5により枢支される
後あおり板4とを有し、この後あおり板4は図中
矢印Rで示すように上記ヒンジ5回りに上下回動
自在となつている。
上記後あおり板4は板金製で、その回動端たる
上端には車幅方向に延びるトツプレール6が板金
加工により成形されている。このトツプレール6
は断面が箱形をなし、高い剛性を有している。そ
して、このトツプレール6にフツクブラケツト7
が外嵌して取り付けられている。
上記フツクブラケツト7は後あおり板4の内面
に接合する内部片8を有し、この内部片8の下端
はボルト9により後あおり板4に着脱自在にねじ
止めされている。また、上記フツクブラケツト7
は内部片8の上端から延びる外部片10を有し、
この外部片10はトツプレール6の上面6aと後
面6bとに面接触している。そして、この構成の
フツクブラケツト7は側面視で倒立ほぼU字状を
なしている。上記内部片8の一側にフツク12が
一体成形され、上記側あおり板3から延びたチエ
ーン13がこのフツク12に係脱自在とされてい
る。
上記構成において、後あおり板4にフツクブラ
ケツト7を組み付ける場合には、まず、後あおり
板4の車幅方向外方から、トツプレール6にフツ
クブラケツト7を外嵌する。次に、このフツクブ
ラケツト7をトツプレール6に沿つて車幅方向の
所定位置まで摺動させ、そこで、ボルト9により
内部片8を後あおり板4にねじ止めして、このフ
ツクブラケツト7の組み付けを完了する。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、上記構成の場合、フツクブラケツト
7を組み付けようとしてこのフツクブラケツト7
をトツプレール6に沿つて摺動させると、この摺
動によりトツプレール6に傷のつくおそれがあり
好ましくない。そこで、このような傷のつくこと
を防止するため、トツプレール6とこれに外嵌す
るフツクブラケツト7との間にある程度大きいが
たつきを設けて、上記両者が大きい力で摺接しな
いようにすることが考えられる。
しかし、このようにすると、ボルト9により内
部片8を後あおり板4にねじ止めしたときには、
上記のようにがたつきを大きくした分だけ、トツ
プレール6の外面と外部片10との間に大きい寸
法sの〓間14が生じることとなる。そして、こ
のような〓間14が生じると、チエーン13やフ
ツク12を介してフツクブラケツト7に外力が負
荷されるとき、このフツクブラケツト7の弾性変
形によりトツプレール6の外面と外部片10との
間で打音が生じることとなり好ましくない。
(考案の目的) この考案は、上記のような事情に注目してなさ
れたもので、後あおり板に対しフツクブラケツト
を組み付ける場合に、トツプレールに沿い車幅方
向にフツクブラケツトを摺動させることを不要と
してこの摺動による傷がトツプレールにつくこと
を防止し、かつ、フツクを介してフツクブラケツ
トに外力が負荷されるとき、このフツクブラケツ
トとトツプレールとの間にがたつきによる打音が
生じないようにすることを目的とする。
(考案の構成) 上記目的を達成するためのこの考案の特徴とす
るところは、フツクブラケツトを後あおり板の内
面にボルトにより固定される内部片と、この内部
片の上端から延びてトツプレールの上面と後面に
面接触する外部片と、同上内部片から突出するフ
ツクとにより構成すると共に、上記内部片をトツ
プレールの前面から引き離すように折り曲げ、こ
の内部片の折り曲げ部とトツプレールの前面との
間に、フツクブラケツト嵌脱時におけるトツプレ
ールと内部片との干渉防止用の空〓を形成した点
にある。
(作用) 上記構成による作用は次の如くである。
フツクブラケツト7がトツプレール6に外嵌す
るときにはその外部片10はトツプレール6の上
面6aと後面6bに面接触する。このため、チエ
ーン13やフツク12を介してフツクブラケツト
7に外力が負荷されるとき、この負荷は剛性の高
いトツプレール6により強固に支持される。
また、トツプレール6の前面6cから引き離す
ように折り曲げた内部片8の折り曲げ部16とト
ツプレール6との間に空隙を利用すれば、フツク
ブラケツト7は上記トツプレール6の車幅方向所
定位置で任意に嵌脱自在とされる。
(実施例) 以下、この考案の実施例を第1図から第5図に
より説明する。
なお、この実施例の基本構成は、前記第6図と
第7図とで示した従来例と同様である。よつて、
共通の構成については単に図面にその符号を付し
て説明を省略し、異なる構成についてのみ説明す
る。
第1図と第2図において、トツプレール6の上
面6aと後面6bに外部片10が全体的に面接触
している。従つて、チエーン13やフツク12を
介してフツクブラケツト7に外力が負荷されると
き、この負荷は剛性の高いトツプレール6によつ
て強固に支持される。
なお、上記外部片10の内面には樹脂製のプロ
テクタ15が張り付けられている。このプロテク
タ15は外部片10と接触するトツプレール6の
各面を保護しこのトツプレール6に傷のつくこと
や、錆の発生することを防止している。この場
合、プロテクタ15に弾性を持たせて、トツプレ
ール6と外部片10との間に伝達される衝撃を吸
収するようにしてもよい。
前記内部片8の上端側はほぼくの字状に折れ曲
つており、これにより、この折れ曲げ部16がト
ツプレール6の前面6cから引き離されている。
従つて、これらトツプレール6の前面6cと、こ
の折り曲げ部16の上部内面16a、および下部
内面16bとで囲まれた部分は空隙17となつて
いる。そして、この空〓17は、トツプレール6
に対しフツクブラケツト7を嵌脱するとき、トツ
プレール6の内部片8との干渉を防止するための
ものである。尚、この場合、上記空隙17に荷物
締結用のロープを通過させれば、上記折り曲げ部
16はロープフツクとして用いることができる。
その他、16dはトツプレール6の内部空間を示
している。
第3図から第5図により、上記フツクブラケツ
ト7につき更に詳しく説明する。なお、これらの
図における後あおり板4はこれを垂直な起立姿勢
として示してある。
図において、18はフツクブラケツト7の仮想
回動中心であり、この仮想回動中心18はトツプ
レール6の後面6b下端と、外部片10の下端1
0aとの接合部近傍に位置している。第3図で示
すように、まず、ボルト9を取り外し、第4図中
矢印Aでしめすようにこの仮想回動中心18を中
心としてトツプレール6の後面6bから外部片1
0を引き離すほにフツクブラケツト7を回動させ
れば、上記内部片8の折り曲げ部16内の空隙1
7のトツプレール6の上端が嵌り込むようになつ
ている。つまり、この嵌り込みにより、上記フツ
クブラケツト7の回動が許容される。
上記のようにフツクブラケツト7を回動した
後、第5図中実線で示すように折り曲げ部16の
下部内面16bをトツプレール6の前面6cに面
接触させれば、内部片8の下端部と外部片10の
下端10aとの間の間〓の寸法lがトツプレール
6の厚さ寸法dにほぼ同寸法にて合致し、つま
り、上記間隙をトツプレール6が挿通できること
となつている。
従つて、同第5図中矢印Bで示すように、上記
状態のフツクブラケツト7を上記トツプレール6
の前面6cに沿つて上方へ平行移動させれば、同
図中仮想線で示すようにトツプレール6からフツ
クブラケツト7を嵌脱自在に取り外すことができ
る。
上記トツプレール6の第5図中仮想線で示した
状態からフツクブラケツト7を外嵌させる場合に
は、上記第3図から第5図により説明したのと逆
の手順によればよい。
(考案の効果) この考案によれば、チエーンやフツクを介して
フツクブラケツトに負荷される外力は剛性の高い
トツプレールにより強固に支持される。
また、フツクブラケツトはトツプレールの車幅
方向所定位置に任意に外嵌させることができるた
め、フツクブラケツトを従来のようにトツプレー
ルに沿つて摺動させる必要はなく、よつて、トツ
プレールに摺動による傷をつけることが防止され
る。
更に、上記したようにフツクブラケツトをトツ
プレールに外嵌したときには、このフツクブラケ
ツトの外部片はトツプレールの上面と後面に面接
触しているため、内部片に取り付けたフツクを介
してフツクブラケツトに外力が負荷されたときに
は、上記外部片はトツプレールに単に圧接するこ
ととなる。よつて、これらトツプレールと外部片
との間にがたつきによる打音の生じることは防止
される。
【図面の簡単な説明】
第1図から第5図はこの考案の実施例を示し、
第1図は側面断面図、第2図は第1図の−線
矢視断面図、第3図から第5図は後あおり板にフ
ツクブラケツトを嵌脱させる際の側面断面図、第
6図と第7は従来例を示し、第6図は荷台後部の
斜視図、第7図は第6図の−線矢視断面図で
ある。 1……荷台、3……側あおり板(横側板)、4
……後あおり板、6……トツプレール、6a……
上面、6b……後面、6c……前面、7……フツ
クブラケツト、8……内部片、10……外部片、
10a……下端、12……フツク、13……チエ
ーン、16……折り曲げ部、17……空隙、l…
…間隙の寸法、d……厚さ寸法。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 後あおり板の上端を車幅方向に延びるトツプレ
    ールにほぼ逆U字状のフツクブラケツトを外嵌
    し、このフツクブラケツトに荷台の横側板から延
    びたチエーンを係脱自在としたトラツク荷台の後
    あおり板支持装置において、上記フツクブラケツ
    トを後あおり板の内面にボルトにより固定される
    と内部片と、この内部片の上端から延びてトツプ
    レールの上面と後面に面接触する外部片と、同上
    内部片から突出するフツクとにより構成すると共
    に、上記内部片をトツプレールの前面から引き離
    すように折り曲げ、この内部片の折り曲げ部とト
    ツプレールの前面との間に、フツクブラケツト嵌
    脱時におけるトツプレールと内部片との干渉防止
    用の空隙を形成したことを特徴とするトラツク荷
    台の後あおり板支持装置。
JP19546387U 1987-12-22 1987-12-22 Expired JPH0347982Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP19546387U JPH0347982Y2 (ja) 1987-12-22 1987-12-22

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JP19546387U JPH0347982Y2 (ja) 1987-12-22 1987-12-22

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JPH0198077U JPH0198077U (ja) 1989-06-29
JPH0347982Y2 true JPH0347982Y2 (ja) 1991-10-14

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JP19546387U Expired JPH0347982Y2 (ja) 1987-12-22 1987-12-22

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