JPH07186741A - 自動車の燃料ボンベ取付構造 - Google Patents
自動車の燃料ボンベ取付構造Info
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- JPH07186741A JPH07186741A JP34937193A JP34937193A JPH07186741A JP H07186741 A JPH07186741 A JP H07186741A JP 34937193 A JP34937193 A JP 34937193A JP 34937193 A JP34937193 A JP 34937193A JP H07186741 A JPH07186741 A JP H07186741A
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K15/00—Arrangement in connection with fuel supply of combustion engines or other fuel consuming energy converters, e.g. fuel cells; Mounting or construction of fuel tanks
- B60K15/03—Fuel tanks
- B60K15/063—Arrangement of tanks
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- B60K15/07—Mounting of tanks of gas tanks
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
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- B60K15/00—Arrangement in connection with fuel supply of combustion engines or other fuel consuming energy converters, e.g. fuel cells; Mounting or construction of fuel tanks
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- B60K2015/0638—Arrangement of tanks the fuel tank is arranged in the rear of the vehicle
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- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 リヤホイール廻りの剛性を高くして操向性の
安定を図ることができる燃料ボンベの取付構造を供す
る。 【構成】 燃料ガスを加圧して貯える燃料ボンベ３，４
を搭載する自動車において、前記燃料ボンベ３，４を支
持するボンベ支持フレーム５を備え、前記ボンベ支持フ
レーム５を車体ボディの左右リヤサイドフレーム30上の
フロア31に固着すると同時に、左右のリヤホイールハウ
ス32のダンパーストラット取付け箇所に固着したことを
特徴とする自動車の燃料ボンベ取付構造。
安定を図ることができる燃料ボンベの取付構造を供す
る。 【構成】 燃料ガスを加圧して貯える燃料ボンベ３，４
を搭載する自動車において、前記燃料ボンベ３，４を支
持するボンベ支持フレーム５を備え、前記ボンベ支持フ
レーム５を車体ボディの左右リヤサイドフレーム30上の
フロア31に固着すると同時に、左右のリヤホイールハウ
ス32のダンパーストラット取付け箇所に固着したことを
特徴とする自動車の燃料ボンベ取付構造。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、天然ガス等の気体燃料
により走行する自動車の燃料ボンベの車体への取付構造
に関する。
により走行する自動車の燃料ボンベの車体への取付構造
に関する。
【０００２】
【従来技術】ガソリンタンクに比べ天然ガス等の燃料ボ
ンベは加圧に耐える堅牢な構造のため大きく重いものな
ので、通常リアシート後部に搭載される。そこでセダン
タイプの乗用車であると従来より燃料タンクをリアシー
ト後部の左右リヤホイールハウスの間に配置する例（実
公昭５０−２５８５１号公報、実公平３−２６９８８号
公報等）がある。
ンベは加圧に耐える堅牢な構造のため大きく重いものな
ので、通常リアシート後部に搭載される。そこでセダン
タイプの乗用車であると従来より燃料タンクをリアシー
ト後部の左右リヤホイールハウスの間に配置する例（実
公昭５０−２５８５１号公報、実公平３−２６９８８号
公報等）がある。
【０００３】実公昭５０−２５８５１号公報記載の例は
ガソリンを燃料とする自動車の燃料タンクの取付構造で
あるが、同燃料タンクはその下面前後端をフロアに固着
された下部ブラケットに支持され、タンク上面一端をボ
ディパネルに取り付けたブラケットで支持され、タンク
上面他端をバンドマウンテイングされて固定されたもの
である。
ガソリンを燃料とする自動車の燃料タンクの取付構造で
あるが、同燃料タンクはその下面前後端をフロアに固着
された下部ブラケットに支持され、タンク上面一端をボ
ディパネルに取り付けたブラケットで支持され、タンク
上面他端をバンドマウンテイングされて固定されたもの
である。
【０００４】また実公平３−２６９８８号公報記載の例
は燃料タンク自体はリヤホイールハウスの間のフロア上
部に支持され、同燃料タンクを覆うタンクケースが左右
リヤホイールハウス間に亘って配設され左右両端をリヤ
ホイールハウスのサスペンションタワーに固設したもの
である。
は燃料タンク自体はリヤホイールハウスの間のフロア上
部に支持され、同燃料タンクを覆うタンクケースが左右
リヤホイールハウス間に亘って配設され左右両端をリヤ
ホイールハウスのサスペンションタワーに固設したもの
である。
【０００５】
【解決しようとする課題】前記いずれの例も燃料タンク
は左右リヤホイールハウス間のフロアに固定されるもの
で、車体の剛性を高めることに寄与しない。特に重量物
である燃料ボンベをリヤホイール廻りに搭載するとリヤ
ホイール廻りの剛性が低いと変形により操向性に影響を
与えるおそれがある。
は左右リヤホイールハウス間のフロアに固定されるもの
で、車体の剛性を高めることに寄与しない。特に重量物
である燃料ボンベをリヤホイール廻りに搭載するとリヤ
ホイール廻りの剛性が低いと変形により操向性に影響を
与えるおそれがある。
【０００６】なお後者の例（実公平３−２６９８８号公
報）では、タンクケースが車体後方の剛性を高めている
が、タンクケースは重量物である燃料タンクを支持する
ものではないので効果的ではない。また加減速時に燃料
タンクの慣性力を一部で支持することになるので、燃料
タンクが移動するおそれがある。
報）では、タンクケースが車体後方の剛性を高めている
が、タンクケースは重量物である燃料タンクを支持する
ものではないので効果的ではない。また加減速時に燃料
タンクの慣性力を一部で支持することになるので、燃料
タンクが移動するおそれがある。
【０００７】本発明はかかる点に鑑みなされたもので、
その目的とする処は燃料ボンベをリヤホイールハウス間
に搭載してリヤホイール廻りの剛性を高めて操向性を保
ち、加減速時の燃料ボンベの慣性力を分散して支持でき
る自動車の燃料ボンベ取付構造を供する点にある。
その目的とする処は燃料ボンベをリヤホイールハウス間
に搭載してリヤホイール廻りの剛性を高めて操向性を保
ち、加減速時の燃料ボンベの慣性力を分散して支持でき
る自動車の燃料ボンベ取付構造を供する点にある。
【０００８】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために、本発明は、燃料ガスを加圧して貯える燃
料ボンベを搭載する自動車において、前記燃料ボンベを
支持するボンベ支持フレームを備え、前記ボンベ支持フ
レームを車体ボディの左右リヤサイドフレーム上のフロ
アに固着すると同時に、左右のリヤホイールハウスのダ
ンパーストラット取付け箇所に固着した自動車の燃料ボ
ンベ取付構造とした。
成するために、本発明は、燃料ガスを加圧して貯える燃
料ボンベを搭載する自動車において、前記燃料ボンベを
支持するボンベ支持フレームを備え、前記ボンベ支持フ
レームを車体ボディの左右リヤサイドフレーム上のフロ
アに固着すると同時に、左右のリヤホイールハウスのダ
ンパーストラット取付け箇所に固着した自動車の燃料ボ
ンベ取付構造とした。
【０００９】燃料ボンベを支持するボンベ支持フレーム
は、左右リヤサイドフレーム上のフロアに固着されるの
でリヤサイドフレーム間を連結一体化して車体剛性を高
め、同時に左右のリヤホイールハウスのダンパーストラ
ット取付け箇所に固着されるので左右ダンパーストラッ
ト取付部間を連結一体化して燃料ボンベの取付剛性を高
め、全体としてボンベ支持フレームはリヤホイール廻り
の剛性を向上させることができる。リヤホイール廻りの
剛性の向上により操向性を安定に保ち、加減速時の燃料
ボンベの慣性力を分散して支持できる。
は、左右リヤサイドフレーム上のフロアに固着されるの
でリヤサイドフレーム間を連結一体化して車体剛性を高
め、同時に左右のリヤホイールハウスのダンパーストラ
ット取付け箇所に固着されるので左右ダンパーストラッ
ト取付部間を連結一体化して燃料ボンベの取付剛性を高
め、全体としてボンベ支持フレームはリヤホイール廻り
の剛性を向上させることができる。リヤホイール廻りの
剛性の向上により操向性を安定に保ち、加減速時の燃料
ボンベの慣性力を分散して支持できる。
【００１０】
【実施例】以下図１ないし図５に図示した本発明の一実
施例について説明する。図１は本実施例の自動四輪車１
の後半部側面の透視図であり、図２は一部断面とした後
面図である。
施例について説明する。図１は本実施例の自動四輪車１
の後半部側面の透視図であり、図２は一部断面とした後
面図である。
【００１１】本自動四輪車１は天然ガスを燃料に走行す
る車両であり、天然ガスを圧縮して貯える加圧燃料ボン
ベを搭載している。自動四輪車１の後部座席２の後方に
大小２本の燃料ボンベ３，４がボンベ支持フレーム５に
よって支持されており、燃料ボンベ３，４の後方の空間
がトランクルーム６となっている。スペアタイヤ７は後
部座席２の下方に収納される。
る車両であり、天然ガスを圧縮して貯える加圧燃料ボン
ベを搭載している。自動四輪車１の後部座席２の後方に
大小２本の燃料ボンベ３，４がボンベ支持フレーム５に
よって支持されており、燃料ボンベ３，４の後方の空間
がトランクルーム６となっている。スペアタイヤ７は後
部座席２の下方に収納される。
【００１２】燃料ボンベ３，４を支持するボンベ支持フ
レーム５は、図３に示すように、左右にサイド支持フレ
ーム10，10が相対向して立設し、両サイド支持フレーム
10，10間をクロスメンバー11，12，13が前後して連結し
一体のボンベ支持フレーム５を構成している。サイド支
持フレーム10は、側壁10ａの円弧状をした上縁が内側に
屈曲して前後を高くして下方に円弧状に凹んだ帯状の上
縁支持部10ｂを形成し、左右の該上縁支持部10ｂ，10ｂ
間に大きい方の燃料ボンベ３を載置するようになってい
る。
レーム５は、図３に示すように、左右にサイド支持フレ
ーム10，10が相対向して立設し、両サイド支持フレーム
10，10間をクロスメンバー11，12，13が前後して連結し
一体のボンベ支持フレーム５を構成している。サイド支
持フレーム10は、側壁10ａの円弧状をした上縁が内側に
屈曲して前後を高くして下方に円弧状に凹んだ帯状の上
縁支持部10ｂを形成し、左右の該上縁支持部10ｂ，10ｂ
間に大きい方の燃料ボンベ３を載置するようになってい
る。
【００１３】サイド支持フレーム10の前縁部10ｃ、後縁
部10ｄおよび下縁部10ｅも内側に屈曲して帯状をなして
剛性を高めており、下縁部10ｅは前後方向の中央より後
部にかけてほぼ水平であるが、前部が前方に向け若干下
向きに傾斜している。この下縁部10ｅにおける前縁部10
ｃの付け根より前方に傾斜した状態で突出した前端にボ
ルト孔を有する取付部10ｆが形成され、下縁部10ｅの後
縁部10ｄの付け根より後方に突出した後端にボルト孔を
有する取付部10ｇが形成されている。
部10ｄおよび下縁部10ｅも内側に屈曲して帯状をなして
剛性を高めており、下縁部10ｅは前後方向の中央より後
部にかけてほぼ水平であるが、前部が前方に向け若干下
向きに傾斜している。この下縁部10ｅにおける前縁部10
ｃの付け根より前方に傾斜した状態で突出した前端にボ
ルト孔を有する取付部10ｆが形成され、下縁部10ｅの後
縁部10ｄの付け根より後方に突出した後端にボルト孔を
有する取付部10ｇが形成されている。
【００１４】そしてサイド支持フレーム10の側壁10ａに
は、その外面の前記円弧状に凹んだ上縁支持部10ｂの最
下点より僅かに低く前寄りの所定位置にブラケット14が
突設されている。ブラケット14は後記するホイールハウ
ス32のダンパーストラット取付部32ｄに上方から重なる
位置にあり、コ字状の枠部14ａに囲まれた水平部14ｂに
は中央に円孔14ｃを有しその前後にボルト孔14ｄ，14ｄ
が形成されている。
は、その外面の前記円弧状に凹んだ上縁支持部10ｂの最
下点より僅かに低く前寄りの所定位置にブラケット14が
突設されている。ブラケット14は後記するホイールハウ
ス32のダンパーストラット取付部32ｄに上方から重なる
位置にあり、コ字状の枠部14ａに囲まれた水平部14ｂに
は中央に円孔14ｃを有しその前後にボルト孔14ｄ，14ｄ
が形成されている。
【００１５】左右の前縁部10ｃの上端にはそれぞれベル
ト15，15の一端が固着され、同ベルト15の他端にはボル
ト孔を有する止め金16が設けられており、止め金16に対
応して後縁部10ｄの上端には雌ねじ部17が設けられてい
る。
ト15，15の一端が固着され、同ベルト15の他端にはボル
ト孔を有する止め金16が設けられており、止め金16に対
応して後縁部10ｄの上端には雌ねじ部17が設けられてい
る。
【００１６】大きい方の燃料ボンベ３は左右のサイド支
持フレーム10，10の円弧状に凹んだ上縁支持部10ｂ，10
ｂに両端部を載置して搭載され、ベルト15，15を燃料ボ
ンベ３に上から掛けて先端の止め金16を雌ねじ部17に対
向させボルト18により螺合緊締することで燃料ボンベ３
を締めつけ確固として固定することができる。
持フレーム10，10の円弧状に凹んだ上縁支持部10ｂ，10
ｂに両端部を載置して搭載され、ベルト15，15を燃料ボ
ンベ３に上から掛けて先端の止め金16を雌ねじ部17に対
向させボルト18により螺合緊締することで燃料ボンベ３
を締めつけ確固として固定することができる。
【００１７】一方前方のクロスメンバー11と中間のクロ
スメンバー12は、相対向する面が上向き加減の円弧面11
ａ，12ａを形成し、両クロスメンバー11，12間には下側
の支持ベルト22，22が左右に２本いくらかの弛みを持た
せて架設されていて、両クロスメンバー11，12の円弧面
11ａ，12ａに外周面を接して小さい方の燃料ボンベ４が
支持ベルト22，22によって支持される。
スメンバー12は、相対向する面が上向き加減の円弧面11
ａ，12ａを形成し、両クロスメンバー11，12間には下側
の支持ベルト22，22が左右に２本いくらかの弛みを持た
せて架設されていて、両クロスメンバー11，12の円弧面
11ａ，12ａに外周面を接して小さい方の燃料ボンベ４が
支持ベルト22，22によって支持される。
【００１８】クロスメンバー11の左右２箇所から円弧面
11ａに沿って上方へ膨出した膨出部11ｂ，11ｂにそれぞ
れベルト23，23の一端が固着され、同ベルト23の他端に
はボルト孔を有する止め金24が設けられており、止め金
24に対応してクロスメンバー12に雌ねじ部25が設けられ
ている。
11ａに沿って上方へ膨出した膨出部11ｂ，11ｂにそれぞ
れベルト23，23の一端が固着され、同ベルト23の他端に
はボルト孔を有する止め金24が設けられており、止め金
24に対応してクロスメンバー12に雌ねじ部25が設けられ
ている。
【００１９】小さい方の燃料ボンベ４はクロスメンバー
11，12に支持され、ベルト23，23を燃料ボンベ４の上か
ら掛けて先端の止め金24を雌ねじ部25に対向させボルト
26により螺合緊締することで燃料ボンベ４を締めつけ確
固として固定することができる。
11，12に支持され、ベルト23，23を燃料ボンベ４の上か
ら掛けて先端の止め金24を雌ねじ部25に対向させボルト
26により螺合緊締することで燃料ボンベ４を締めつけ確
固として固定することができる。
【００２０】以上のように２本の燃料ボンベ３，４を搭
載しベルト15，23により緊締し確固として支持するボン
ベ支持フレーム５の車体への取付けについて以下説明す
る。車体後部は、図１に示すように後部座席２からトラ
ンクルーム６にかけて左右のリヤサイドフレーム30が前
後方向に延びており、同リヤサイドフレーム30は後部座
席２の下方の前側水平部30ａから後方へ斜め上方に傾斜
部30ｂを経てトランクルーム６の下方の後側水平部30ｃ
に至る形状をしている。
載しベルト15，23により緊締し確固として支持するボン
ベ支持フレーム５の車体への取付けについて以下説明す
る。車体後部は、図１に示すように後部座席２からトラ
ンクルーム６にかけて左右のリヤサイドフレーム30が前
後方向に延びており、同リヤサイドフレーム30は後部座
席２の下方の前側水平部30ａから後方へ斜め上方に傾斜
部30ｂを経てトランクルーム６の下方の後側水平部30ｃ
に至る形状をしている。
【００２１】そして図４に示すように左右リヤサイドフ
レーム30間にはリヤフロア31がその左右側部を載置して
ほぼ全面に架設され、左右のリヤサイドフレーム30の傾
斜部30ｂから後側水平部30ｃの前部にかけて左右にそれ
ぞれホイールハウス32が配設される。
レーム30間にはリヤフロア31がその左右側部を載置して
ほぼ全面に架設され、左右のリヤサイドフレーム30の傾
斜部30ｂから後側水平部30ｃの前部にかけて左右にそれ
ぞれホイールハウス32が配設される。
【００２２】ホイールハウス32は、後輪40の上方を覆う
湾曲部32ａと側壁32ｂにより構成され、側壁32ｂには一
部円筒状をして内側に膨出したダンパー上部収納部32ｃ
が形成されている。ダンパー上部収納部32ｃの円筒の蓋
部分に当たるダンパーストラット取付部32ｄがほぼ水平
面をなし、その中央に円孔32ｅを穿設し、その前後にボ
ルト孔32ｆが形成されている。
湾曲部32ａと側壁32ｂにより構成され、側壁32ｂには一
部円筒状をして内側に膨出したダンパー上部収納部32ｃ
が形成されている。ダンパー上部収納部32ｃの円筒の蓋
部分に当たるダンパーストラット取付部32ｄがほぼ水平
面をなし、その中央に円孔32ｅを穿設し、その前後にボ
ルト孔32ｆが形成されている。
【００２３】前記ボンベ支持フレーム５は、図１および
図２に図示するように左右のリヤサイドフレーム30上に
リヤフロア31を介挿して載置され、サイド支持フレーム
10の前端取付部10ｆがリヤサイドフレーム30の傾斜部30
ｂに位置し、後端取付部10ｇが後側水平部30ｃに位置し
て、両部分をボルト33，34によりリヤフロア31とともに
リヤサイドフレーム30に固着する。
図２に図示するように左右のリヤサイドフレーム30上に
リヤフロア31を介挿して載置され、サイド支持フレーム
10の前端取付部10ｆがリヤサイドフレーム30の傾斜部30
ｂに位置し、後端取付部10ｇが後側水平部30ｃに位置し
て、両部分をボルト33，34によりリヤフロア31とともに
リヤサイドフレーム30に固着する。
【００２４】サイド支持フレーム10の側壁10ａに突設さ
れたブラケット14は、図５に示すようにホイールハウス
32のダンパーストラット取付部32ｄの上に重ねられ、こ
のときブラケット14とダンパーストラット取付部32ｄの
それぞれの円孔14ｃ，32ｅおよびボルト孔14ｄ，32ｆが
一致し、ダンパーストラット取付部32ｄの下面に当てが
われたリヤダンパー35のマウンティングベース36の一部
が円孔14ｃ，32ｅに下方から挿入され、マウンティング
ベース36に突設された前後２本のボルト37が各ボルト孔
14ｄ，32ｆを貫通するので、同ボルト37にフランジナッ
ト38が螺着されて、ボンベ支持フレーム５のブラケット
14がホイールハウス32のダンパーストラット取付部32ｄ
にリヤダンパー35のマウンティングベース36と一体に固
着される。
れたブラケット14は、図５に示すようにホイールハウス
32のダンパーストラット取付部32ｄの上に重ねられ、こ
のときブラケット14とダンパーストラット取付部32ｄの
それぞれの円孔14ｃ，32ｅおよびボルト孔14ｄ，32ｆが
一致し、ダンパーストラット取付部32ｄの下面に当てが
われたリヤダンパー35のマウンティングベース36の一部
が円孔14ｃ，32ｅに下方から挿入され、マウンティング
ベース36に突設された前後２本のボルト37が各ボルト孔
14ｄ，32ｆを貫通するので、同ボルト37にフランジナッ
ト38が螺着されて、ボンベ支持フレーム５のブラケット
14がホイールハウス32のダンパーストラット取付部32ｄ
にリヤダンパー35のマウンティングベース36と一体に固
着される。
【００２５】以上のようにボンベ支持フレーム５は、左
右リヤサイドフレーム30上のリヤフロア31に固着される
のでリヤサイドフレーム間を連結一体化して車体剛性を
高め、同時に左右のリヤホイールハウス32のダンパース
トラット取付部32ｄに固着されるので左右ダンパースト
ラット取付部間を連結一体化して燃料ボンベの取付剛性
を高め、全体としてボンベ支持フレーム５はリヤホイー
ル廻りの剛性を向上させることができる。リヤホイール
廻りの剛性の向上により操向性を安定に保ち、加減速時
の燃料ボンベの慣性力を分散して支持できる。
右リヤサイドフレーム30上のリヤフロア31に固着される
のでリヤサイドフレーム間を連結一体化して車体剛性を
高め、同時に左右のリヤホイールハウス32のダンパース
トラット取付部32ｄに固着されるので左右ダンパースト
ラット取付部間を連結一体化して燃料ボンベの取付剛性
を高め、全体としてボンベ支持フレーム５はリヤホイー
ル廻りの剛性を向上させることができる。リヤホイール
廻りの剛性の向上により操向性を安定に保ち、加減速時
の燃料ボンベの慣性力を分散して支持できる。
【００２６】次に別の実施例について図６に示し説明す
る。本実施例は前記実施例のボンベ支持フレーム５と殆
ど同じ構造をしていて同じ部材は同じ符号を用いるもの
とするが、一点だけサイド支持フレーム10に突設された
ブラケット14に代えてマウント50が突設されている点が
異なる。
る。本実施例は前記実施例のボンベ支持フレーム５と殆
ど同じ構造をしていて同じ部材は同じ符号を用いるもの
とするが、一点だけサイド支持フレーム10に突設された
ブラケット14に代えてマウント50が突設されている点が
異なる。
【００２７】そしてホイールハウス32のダンパーストラ
ット取付部32ｄに予めブラケット51を固着しておき、ボ
ンベ支持フレーム５に燃料ボンベ３，４を搭載支持した
のちマウント50とブラケット51とを前後方向に指向した
支軸52により連結する。ボンベ支持フレーム５の取付け
とは独立してリヤダンパー35の上端マウンティングベー
ス36をホイールハウス32に固定しておくことができ作業
がし易い。
ット取付部32ｄに予めブラケット51を固着しておき、ボ
ンベ支持フレーム５に燃料ボンベ３，４を搭載支持した
のちマウント50とブラケット51とを前後方向に指向した
支軸52により連結する。ボンベ支持フレーム５の取付け
とは独立してリヤダンパー35の上端マウンティングベー
ス36をホイールハウス32に固定しておくことができ作業
がし易い。
【００２８】また別の実施例について図７に基づいて説
明する。本実施例も前記実施例のボンベ支持フレーム５
と殆ど同じ構造をしているが（同じ部材は同じ符号を用
いる）、左右のサイド支持フレーム10の前縁部10ｃどう
しおよび後縁部どうしを連結部材60が連結していて、連
結部材60はさらに左右側方に延出している。
明する。本実施例も前記実施例のボンベ支持フレーム５
と殆ど同じ構造をしているが（同じ部材は同じ符号を用
いる）、左右のサイド支持フレーム10の前縁部10ｃどう
しおよび後縁部どうしを連結部材60が連結していて、連
結部材60はさらに左右側方に延出している。
【００２９】そしてホイールハウス32のダンパーストラ
ット取付部32ｄに予めブラケット61を固着しておき、ボ
ンベ支持フレーム５に燃料ボンベ３，４を搭載支持した
のち前記連結部材60の延出部とブラケット61とをボルト
62により固着する。連結部材60によりボンベ支持フレー
ム５自体の剛性がさらに向上する。
ット取付部32ｄに予めブラケット61を固着しておき、ボ
ンベ支持フレーム５に燃料ボンベ３，４を搭載支持した
のち前記連結部材60の延出部とブラケット61とをボルト
62により固着する。連結部材60によりボンベ支持フレー
ム５自体の剛性がさらに向上する。
【００３０】
【発明の効果】本発明は、燃料ボンベを支持するボンベ
支持フレームが、左右リヤサイドフレーム上のフロアに
固着されリヤサイドフレーム間を連結一体化して車体剛
性を高め、同時に左右のリヤホイールハウスのダンパー
ストラット取付け箇所に固着されて左右ダンパーストラ
ット取付部間を連結一体化して燃料ボンベの取付剛性を
高め、全体としてボンベ支持フレームはリヤホイール廻
りの剛性を向上させることができる。リヤホイール廻り
の剛性の向上により操向性を安定に保ち、加減速時の燃
料ボンベの慣性力を分散して支持できる。
支持フレームが、左右リヤサイドフレーム上のフロアに
固着されリヤサイドフレーム間を連結一体化して車体剛
性を高め、同時に左右のリヤホイールハウスのダンパー
ストラット取付け箇所に固着されて左右ダンパーストラ
ット取付部間を連結一体化して燃料ボンベの取付剛性を
高め、全体としてボンベ支持フレームはリヤホイール廻
りの剛性を向上させることができる。リヤホイール廻り
の剛性の向上により操向性を安定に保ち、加減速時の燃
料ボンベの慣性力を分散して支持できる。
【図１】本発明にかかる一実施例の自動四輪車１の後半
部側面の透視図である。
部側面の透視図である。
【図２】同一部断面とした後面図である。
【図３】ボンベ支持フレームの斜視図である。
【図４】一部省略した車体後部の斜視図である。
【図５】ホイールハウスへのボンベ支持フレーム側のブ
ラケットの取付構造を示す分解斜視図である。
ラケットの取付構造を示す分解斜視図である。
【図６】別実施例のボンベ支持フレームの取付構造を示
す後面図である。
す後面図である。
【図７】また別の実施例のボンベ支持フレームの取付構
造を示す後面図である。
造を示す後面図である。
１…自動四輪車、２…後部座席、３，４…燃料ボンベ、
５…ボンベ支持フレーム、６…トランクルーム、７…ス
ペアタイヤ、10…サイド支持フレーム、11，12，13…ク
ロスメンバー、14…ブラケット、15…ベルト、16…止め
金、17…雌ねじ部、18…ボルト、22…支持ベルト、23…
ベルト、24…止め金、25…雌ねじ部、26…ボルト、30…
リヤサイドフレーム、31…リヤフロア、32…ホイールハ
ウス、33，34…ボルト、35…リヤダンパー、36…マウン
ティングベース、37…ボルト、38…フランジナット、40
…後輪、50…マウント、51…ブラケット、52…支軸、60
…連結部材、61…ブラケット、62…ボルト。
５…ボンベ支持フレーム、６…トランクルーム、７…ス
ペアタイヤ、10…サイド支持フレーム、11，12，13…ク
ロスメンバー、14…ブラケット、15…ベルト、16…止め
金、17…雌ねじ部、18…ボルト、22…支持ベルト、23…
ベルト、24…止め金、25…雌ねじ部、26…ボルト、30…
リヤサイドフレーム、31…リヤフロア、32…ホイールハ
ウス、33，34…ボルト、35…リヤダンパー、36…マウン
ティングベース、37…ボルト、38…フランジナット、40
…後輪、50…マウント、51…ブラケット、52…支軸、60
…連結部材、61…ブラケット、62…ボルト。
Claims (1)
- 【請求項１】 燃料ガスを加圧して貯える燃料ボンベを
搭載する自動四輪車において、 前記燃料ボンベを支持するボンベ支持フレームを備え、 前記ボンベ支持フレームを車体ボディの左右リヤサイド
フレーム上のフロアに固着すると同時に、左右のリヤホ
イールハウスのダンパーストラット取付け箇所に固着し
たことを特徴とする自動車の燃料ボンベ取付構造。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34937193A JPH07186741A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 自動車の燃料ボンベ取付構造 |
| US08/362,275 US5518272A (en) | 1993-12-28 | 1994-12-22 | Fuel bomb mounting structure for automobile |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34937193A JPH07186741A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 自動車の燃料ボンベ取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07186741A true JPH07186741A (ja) | 1995-07-25 |
Family
ID=18403309
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34937193A Pending JPH07186741A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 自動車の燃料ボンベ取付構造 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5518272A (ja) |
| JP (1) | JPH07186741A (ja) |
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