JPH0347407Y2 - - Google Patents
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- JPH0347407Y2 JPH0347407Y2 JP1986158722U JP15872286U JPH0347407Y2 JP H0347407 Y2 JPH0347407 Y2 JP H0347407Y2 JP 1986158722 U JP1986158722 U JP 1986158722U JP 15872286 U JP15872286 U JP 15872286U JP H0347407 Y2 JPH0347407 Y2 JP H0347407Y2
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- tube
- convex portion
- synthetic resin
- reinforcing member
- corrugated convex
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 13
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Landscapes
- Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)
- Details Of Indoor Wiring (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、電線ケーブル等の付設管として用い
られる可撓性電線管に関する。
られる可撓性電線管に関する。
(従来の技術とその課題)
従来、電線ケーブル等を地中に埋設する場合に
は、可撓性を有する電線管を配管してから該電線
管内に電線ケーブル等を挿通して配線することが
行なわれている。
は、可撓性を有する電線管を配管してから該電線
管内に電線ケーブル等を挿通して配線することが
行なわれている。
実開昭55−100413号公報には第2図に縦断面図
で示した如く、合成樹脂からなる両面波付管を内
管1′とし、該内管1′の外側に金属材層3′を介
して外面が略平滑で内面が前記内管1′の外面波
形に対応する波形になる如き合成樹脂層2′で被
覆した電線管が提案されているが、当該電線管は
屈曲性に乏しいという欠点があつた。即ち、内管
1′の外周全面が金属材層3′で被覆され、また内
管1′の各波形凸部間の凹部に合成樹脂層2′が埋
め込まれていると、内管1′及び合成樹脂層2′の
変形が充分に行なわれず、管を小さな曲率半径で
折り曲げることができなかつた。
で示した如く、合成樹脂からなる両面波付管を内
管1′とし、該内管1′の外側に金属材層3′を介
して外面が略平滑で内面が前記内管1′の外面波
形に対応する波形になる如き合成樹脂層2′で被
覆した電線管が提案されているが、当該電線管は
屈曲性に乏しいという欠点があつた。即ち、内管
1′の外周全面が金属材層3′で被覆され、また内
管1′の各波形凸部間の凹部に合成樹脂層2′が埋
め込まれていると、内管1′及び合成樹脂層2′の
変形が充分に行なわれず、管を小さな曲率半径で
折り曲げることができなかつた。
本考案は、かかる従来電線管の欠点を解消した
ものであつて、土圧等の管の径方向に作用する外
力に対して充分な剛性を有し、しかも屈曲性に優
れた可撓性電線管を提供するものである。
ものであつて、土圧等の管の径方向に作用する外
力に対して充分な剛性を有し、しかも屈曲性に優
れた可撓性電線管を提供するものである。
(課題を解決するための手段)
本考案の電線管は、管壁に螺旋状または環状の
波形凸部を形成した合成樹脂製内管と、該内管の
外周側を被う内外径がほぼ一定の合成樹脂製外管
とからなり、前記波形凸部同志を接続する谷部を
除いて該波形凸部の外周面に金属製帯板を折り曲
げて形成した補強部材を装着し、該補強部材の頂
部外面を外管の内周面に当接させて各波形凸部間
の凹部と外管の内周面との間に空隙を形成したこ
とを特徴とするものである。
波形凸部を形成した合成樹脂製内管と、該内管の
外周側を被う内外径がほぼ一定の合成樹脂製外管
とからなり、前記波形凸部同志を接続する谷部を
除いて該波形凸部の外周面に金属製帯板を折り曲
げて形成した補強部材を装着し、該補強部材の頂
部外面を外管の内周面に当接させて各波形凸部間
の凹部と外管の内周面との間に空隙を形成したこ
とを特徴とするものである。
(実施例)
以下、本考案の実施例を図面にて詳細に説明す
る。
る。
第1図は本考案の一実施例を示す電線管の縦断
面図であつて、図中符号1は内管、2は外管、3
は補強部材である。
面図であつて、図中符号1は内管、2は外管、3
は補強部材である。
内管1および外管2は、いずれも塩化ビニル樹
脂、ポリエチレン樹脂等の熱収縮性合成樹脂から
なるものであつて、外管2は屈曲性に優れた軟質
の合成樹脂管を用いるのが好ましい。また、特に
良好な屈曲性が要求される場合には、内管1およ
び外管2ともに軟質の合成樹脂管を用いるとよ
い。
脂、ポリエチレン樹脂等の熱収縮性合成樹脂から
なるものであつて、外管2は屈曲性に優れた軟質
の合成樹脂管を用いるのが好ましい。また、特に
良好な屈曲性が要求される場合には、内管1およ
び外管2ともに軟質の合成樹脂管を用いるとよ
い。
内管1の管壁には管軸方向に所定の間隔をもつ
て断面台形状を有する環状の波形凸部11が形成
されており、該波形凸部11の外周面には補強部
材3が装着されている。即ち、波形凸部11同志
を接続する谷部を除いて該波形凸部11の外周面
には環状、あるいは環状に形成した一部を管軸方
向に切断した補強部材3が装着されている。
て断面台形状を有する環状の波形凸部11が形成
されており、該波形凸部11の外周面には補強部
材3が装着されている。即ち、波形凸部11同志
を接続する谷部を除いて該波形凸部11の外周面
には環状、あるいは環状に形成した一部を管軸方
向に切断した補強部材3が装着されている。
補強部材3は鋼板、アルミ板、銅板等の金属製
帯板を折り曲げて形成したものであつて、前記波
形凸部11の外周部とほぼ一致する形状に形成さ
れている。この補強部材3は管の径方向に作用す
る外力に対して剛性を確保すると共に、管を折り
曲げたときに波形凸部11が座屈変形して破損す
るのを防止するものであり、波形凸部11の外周
平坦面に頂部31が当接し、傾斜側面に傾斜部3
2が当接して波形凸部11を挟持した状態で補強
部材3が装着されている。
帯板を折り曲げて形成したものであつて、前記波
形凸部11の外周部とほぼ一致する形状に形成さ
れている。この補強部材3は管の径方向に作用す
る外力に対して剛性を確保すると共に、管を折り
曲げたときに波形凸部11が座屈変形して破損す
るのを防止するものであり、波形凸部11の外周
平坦面に頂部31が当接し、傾斜側面に傾斜部3
2が当接して波形凸部11を挟持した状態で補強
部材3が装着されている。
また、内管1の外周側は内外径がほぼ一定の外
管2によつて被われており、該外管2の内周面が
前記補強部材3の頂部31と当接している。
管2によつて被われており、該外管2の内周面が
前記補強部材3の頂部31と当接している。
このように波形凸部11同志を接続する谷部に
補強部材が存在せず、また各波形凸部11間の凹
部と外管2の内周面とによつて囲まれた部分に空
隙が形成されていると、管を折り曲げたときに内
管1および外管2の変形が前記空隙によつて吸収
されるため、管を小さな曲率半径で簡単に折り曲
げることができる。
補強部材が存在せず、また各波形凸部11間の凹
部と外管2の内周面とによつて囲まれた部分に空
隙が形成されていると、管を折り曲げたときに内
管1および外管2の変形が前記空隙によつて吸収
されるため、管を小さな曲率半径で簡単に折り曲
げることができる。
本考案の電線管は以上の構成からなるものであ
るが、前述した構成は本考案の一実施例を例示し
たものであり、本考案は必ずしもこの構成のみに
限定されない。例えば、波形凸部は管軸方向に連
続した螺旋状としてもよく、また波形凸部の断面
形状は方形状、三角形状、半円形状その他適宜の
形状とすることができる。
るが、前述した構成は本考案の一実施例を例示し
たものであり、本考案は必ずしもこの構成のみに
限定されない。例えば、波形凸部は管軸方向に連
続した螺旋状としてもよく、また波形凸部の断面
形状は方形状、三角形状、半円形状その他適宜の
形状とすることができる。
(考案の作用および効果)
以上詳述した如く、本考案の電線管は合成樹脂
製内管に螺旋状または環状の波形凸部を設け、該
波形凸部の外周面に補強部材を装着してからこの
内管の外周側を合成樹脂製外管で被つたので、管
の径方向に作用する外力に対して充分な剛性が確
保され、地中埋設管として使用したときにも管が
偏平状に変形して管内に挿通した電線ケーブル等
を破損することがない。
製内管に螺旋状または環状の波形凸部を設け、該
波形凸部の外周面に補強部材を装着してからこの
内管の外周側を合成樹脂製外管で被つたので、管
の径方向に作用する外力に対して充分な剛性が確
保され、地中埋設管として使用したときにも管が
偏平状に変形して管内に挿通した電線ケーブル等
を破損することがない。
また本考案の電線管は従来の電線管と違つて、
波形凸部同志を接続する谷部に補強部材が存在せ
ず、また各波形凸部間の凹部と外管の内周面との
間に空隙が形成されているので、管を小さな曲率
半径で簡単に折り曲げることができる。従つて、
長尺の電線管をドラム巻きしてそのまま配管の施
工現場まで運搬することができ、配管施工の際に
は建築物の角部に沿つてほぼ直角に折り曲げるこ
とも可能であるので、曲がり管継手等の継手部品
が不要となる。
波形凸部同志を接続する谷部に補強部材が存在せ
ず、また各波形凸部間の凹部と外管の内周面との
間に空隙が形成されているので、管を小さな曲率
半径で簡単に折り曲げることができる。従つて、
長尺の電線管をドラム巻きしてそのまま配管の施
工現場まで運搬することができ、配管施工の際に
は建築物の角部に沿つてほぼ直角に折り曲げるこ
とも可能であるので、曲がり管継手等の継手部品
が不要となる。
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第
2図は従来の電線管を示す縦断面図である。 1……合成樹脂製内管、11……波形凸部、2
……合成樹脂製外管、3……補強部材。
2図は従来の電線管を示す縦断面図である。 1……合成樹脂製内管、11……波形凸部、2
……合成樹脂製外管、3……補強部材。
Claims (1)
- 管壁に螺旋状または環状の波形凸部11を形成
した合成樹脂製内管1と、該内管1の外周側を被
う内外径がほぼ一定の合成樹脂製外管2とからな
り、前記波形凸部11同志を接続する谷部を除い
て該波形凸部11の外周面に金属製帯板を折り曲
げて形成した補強部材3を装着し、該補強部材3
の頂部31外面を外管2の内周面に当接させて各
波形凸部11間の凹部と外管2の内周面との間に
空隙を形成したことを特徴とする可撓性電線管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986158722U JPH0347407Y2 (ja) | 1986-10-16 | 1986-10-16 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986158722U JPH0347407Y2 (ja) | 1986-10-16 | 1986-10-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6366018U JPS6366018U (ja) | 1988-05-02 |
JPH0347407Y2 true JPH0347407Y2 (ja) | 1991-10-09 |
Family
ID=31082479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986158722U Expired JPH0347407Y2 (ja) | 1986-10-16 | 1986-10-16 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0347407Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0625756Y2 (ja) * | 1988-12-20 | 1994-07-06 | ユーシー産業株式会社 | 耐圧管及び耐圧積層管 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55100413U (ja) * | 1978-12-28 | 1980-07-12 |
-
1986
- 1986-10-16 JP JP1986158722U patent/JPH0347407Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6366018U (ja) | 1988-05-02 |
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