JPH0416590Y2 - - Google Patents

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JPH0416590Y2
JPH0416590Y2 JP8158987U JP8158987U JPH0416590Y2 JP H0416590 Y2 JPH0416590 Y2 JP H0416590Y2 JP 8158987 U JP8158987 U JP 8158987U JP 8158987 U JP8158987 U JP 8158987U JP H0416590 Y2 JPH0416590 Y2 JP H0416590Y2
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JP
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packing
parts
semicircular
short
shaped
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JP8158987U
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  • Joints Allowing Movement (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
  • Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は電線、電話線等の電力ケーブルを地中
に配設するための可撓管に関するものである。
(従来の技術) 地中に電力ケーブルを配設する場合、まず、配
管を埋設して地中管路を形成し、この地中管路内
に配線が行われているが、地中にはガス管や水道
管その他の既設管が埋設されており、これらの既
設管を回避しながら新たな地中管路を付設するた
めには、管路の一部を屈曲させなければならない
場合がある。
又、地中管路から電柱へ電力ケーブルを引込む
場合においても、曲り管を使用して配線する必要
がある。
このため、例えば、実開昭60−54884号公報に
記載されているように、複数本の短管を継手管材
を介して順次屈曲自在に接続してなる可撓管が考
案されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、短管の端部間を継手管材によつ
て屈曲自在に連結するには、継手管材の両端部を
型材により短管の端部に形成した拡径部側に向か
つて絞り加工を施す必要があり、現場での組立作
業が困難となつて予め所定長さの可撓管に形成し
ておかねばならず、その上、絞り加工によつて接
続しているために短くすることができないという
問題点がある。
また、継手管材の内周面と短管の拡径端部間に
パツキング材が圧入されているが、該パツキング
材の内周面に短管の拡径端面を圧着させているた
め屈曲時にパツキング材に食い込み、パツキング
材が摩損する虞れがあると共に屈曲が円滑に行え
なくなり、さらに、継手管材の両端部の径が収縮
しているので、屈曲角度が小さくなるという問題
点がある。
本考案はこのような問題点を解消した可撓管の
提供を目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案の可撓管
は、実施例に対応する図面に示すように、両端が
拡径端部2,2に形成されている短管1と、前後
方向に一定間隔を存して並設した半円リング形状
パツキング部3a,3aの両端外周面間を水平パ
ツキング部3b,3bにより一体に連設してなる
パツキング材3と、両端部に螺子止めフランジ部
4a,4aを有する半円環状継手金具4とからな
り、突き合わせ状に対向させた前後短管1,1の
拡径端近傍部外周面の一半周側と他半周側とに一
対のパツキング材3,3の半円リング形状パツキ
ング部3a,3aを夫々密接させてこれらの半円
形状パツキング部3a,3aにより前後短管1,
1の外周を円形状に被着すると共にこれらのパツ
キング材3,3を前記半円環状継手金具4,4に
より夫々被着して対向するフランジ部4a,4a
間に前記パツキング材3,3の水平パツキング部
3bを挟圧させた状態にし、フランジ部4a,4
a間を螺子止めしてなることを特徴とするもので
ある。
(作用) 接続すべき短管1,1の対向両端部外周面間に
架設するようにパツキング材3,3を被せ、これ
らのパツキング材3,3に夫々半円環状継手金具
4,4を被覆して対向する半円環状継手金具4,
4のフランジ部4a,4a間を螺子止めすれば、
簡単に両短管1,1を屈折自在に接続でき、複数
本の短管1,1を前記同様にして順次接続するこ
とにより所望長さの可撓管を形成できる。
又、短管1の外周一半周部と他半周部とに夫々
密着したパツキング材3,3の半円リング形状パ
ツキング部3a,3aによつて短管1の端部全周
に被覆したリング状のパツキングを形成すると共
に水平パツキング部3b,3bが半円環状継手金
具4,4のフランジ部4a,4a間に挟圧されて
いるので、確実な水密性を保持するものである。
さらに、抜け止めとして形成している短管1の
拡径端部2,2は屈曲時においてもパツキング材
3,3の半円リング形状パツキング部3aに当接
することがないから、パツキング材3の摩損をな
くすると共に比較的大きな屈曲度を得ることがで
きる。
(実施例) 本考案の実施例に図面について説明すると、1
はアルミ合金鋳物製管や鋼管等の適宜の金属管よ
りなる短管で、その両端をラツパ状に拡径させて
外周面が凹弧状面とした拡径端部2,2に形成し
てある。
この短管1の外周面は塩化ビニール樹脂粉体塗
料により塗装されてある。
3は膨潤性クロロプレン等の弾性材料よりなる
パツキング材で、短管1の外周形状と略同一形状
に彎曲した半円リング形状パツキング部3a,3
aを前後に一定の間隔を存して並設し、これらの
前後パツキング部3a,3aの相対する両端部外
周面間を一定厚さを有する細板状水平パツキング
部3b,3bで一体に連設してなるものであり、
該水平パツキング部3b,3bはパツキング部3
a,3aの端部から外側方に向かつて直径方向に
突出してある。
4はパツキング材3の半円リング形状パツキン
グ部3a,3aの外周形状と略同一形状に彎曲し
た半円環状継手金具で、その前後内周面に半円リ
ング形状のパツキング部3a,3aの外周面を
夫々嵌入させる断面半円形状の半周溝5,5を刻
設していると共に両端にフランジ部4a,4aを
直径方向に突設してあり、該フランジ部4a,4
aの基端面に前記パツキング材3の水平パツキン
グ部3aの挟圧面6,6を形成してある。
7はフランジ部4aの中央部に貫設したボルト
挿通孔、8はボルト、9はナツトである。
上記各部材によつて可撓管を組立てるには、前
後に適宜間隔を存して対向した短管1,1の拡径
端近傍部の外周面一半周部にパツキング材3の前
後半円リング形状パツキング部3a,3aを夫々
密接させると共に、同様にして短管1,1の拡径
端近傍部の外周面他半周部にこのパツキング材3
と対応させてパツキング材3の前後半円リング形
状パツキング部3a,3aを夫々密接させ、周方
向に対向するパツキング部3a,3aの端面を互
いに密着させてこれらの半円リング形状パツキン
グ部3a,3aにより短管1の端部全周に被着し
たリング状のパツキングを形成する。
パツキング材3の前後半円リング形状パツキン
グ部3a,3aは、半円環状継手金具4の前後半
周溝5,5に挟着されてあり、短管1,1の端部
外周面間にパツキング材3を密着させると、短管
1の一半周部側の半円環状継手金具4と他半周部
側の半円環状継手金具4とのフランジ部4a,4
aが互いに対向し、これらのフランジ部4a,4
aの挟圧面6,6間で両パツキング3,3の水平
パツキング部3b,3bが重合状態で挟持され
る。この状態にしてボルト、ナツト8,9により
フランジ部4a,4aを締め付ければ、短管1,
1は互いに屈折自在に連結される。この連結を複
数本の短管1,1間に順次行つて可撓管を構成す
るものである。
このように構成された可撓管は、半円環状継手
金具4,4による継手部分から屈折させると、短
管1はリング状に形成されたパツキング材3のパ
ツキング部3a,3aに摺接する外周部分を支点
として傾動し、全体をU字状に或いはS字状に屈
曲させることができる。
(考案の効果) 以上のように本考案の可撓管によれば、突き合
わせ状に対向させた前後短管1,1の端部外周面
の一半周部と他半周部とに一対のパツキング材
3,3の半円リング形状パツキング部3a,3a
を夫々密接させると共にこれらのパツキング材
3,3を半円環状継手金具4,4により夫々被着
して該半円環状継手金具4,4の対向するフラン
ジ部4a,4a間に前記パツキング材3,3の半
円リング形状パツキング部3a,3aの両端外周
面間に連接した水平パツキング部3aを挟圧させ
た状態にし、フランジ部4a,4a間を螺子止め
してなることを特徴とするものであるから、組立
て、分解が容易で現場等において直ちに複数本の
短管1,1を接続して所望長さの可撓管を形成す
ることができると共に、長さが使用寸法よりも長
い場合には適宜数の短管1を簡単に分離除去でき
るものであり、さらに、短管1の外周一半周部と
他半周部とに夫々密着したパツキング材3,3の
半円リング形状パツキング部3a,3aによつて
短管1の端部全周に被覆したリング状のパツキン
グが形成されると共に水平パツキング部3b,3
bが半円環状継手金具4,4のフランジ部4a,
4a間に挟圧されているので、確実な水密性を保
持することができるものである。
又、抜け止めとして形成している短管1の拡径
端部2,2は屈曲時においてもパツキング材3,
3の半円リング形状パツキング部3aに当接する
ことがないから、パツキング材3の摩損をなくす
ることできると共に比較的大きな屈曲度を得るこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
その一部分解斜視図、第2図は屈曲させた状態の
平面図、第3図は継手部分の縦断側面図、第4図
は縦断正面図である。 1……短管、2……拡径端部、3……パツキン
グ材、3a,3a……半円形状パツキング部、3
b,3b……水平パツキング部、4……半円環状
継手金具、4a……フランジ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端が拡径端部2,2に形成されている短管1
    と、前後方向に一定間隔を存して並設した半円リ
    ング形状パツキング部3a,3aの両端外周面間
    を水平パツキング部3b,3bにより一体に連設
    してなるパツキング材3と、両端部に螺子止めフ
    ランジ部4a,4aを有する半円環状継手金具4
    とからなり、突き合わせ状に対向させた前後短管
    1,1の端部外周面に一対のパツキング材3,3
    の半円リング形状パツキング部3a,3aを夫々
    密接させると共にこれらのパツキング材3,3を
    前記半円環状継手金具4,4により夫々被着して
    対向するフランジ部4a,4a間に前記パツキン
    グ材3,3の水平パツキング部3aを挟圧させた
    状態にし、フランジ部4a,4a間を螺子止めし
    てなることを特徴とする可撓管。
JP8158987U 1987-05-28 1987-05-28 Expired JPH0416590Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8158987U JPH0416590Y2 (ja) 1987-05-28 1987-05-28

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JP8158987U JPH0416590Y2 (ja) 1987-05-28 1987-05-28

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JPS63191825U JPS63191825U (ja) 1988-12-09
JPH0416590Y2 true JPH0416590Y2 (ja) 1992-04-14

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JP6506727B2 (ja) * 2016-06-23 2019-04-24 日本リーテック株式会社 ケーブル保護管防護金具およびケーブル保護管防護金具の設置方法

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