JPH0347140Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0347140Y2 JPH0347140Y2 JP1986122766U JP12276686U JPH0347140Y2 JP H0347140 Y2 JPH0347140 Y2 JP H0347140Y2 JP 1986122766 U JP1986122766 U JP 1986122766U JP 12276686 U JP12276686 U JP 12276686U JP H0347140 Y2 JPH0347140 Y2 JP H0347140Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- suction port
- sound
- absorbing material
- sound absorbing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011358 absorbing material Substances 0.000 claims description 14
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 241000628997 Flos Species 0.000 description 1
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 210000005069 ears Anatomy 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈技術分野〉
本考案は、本体の上部側に吸込口を設けた空気
調和機に関し、特に送風機で発生する騒音の低減
対策に係る。
調和機に関し、特に送風機で発生する騒音の低減
対策に係る。
〈従来技術〉
第3図は従来のエアコンの断面図である。この
第3図において、1は本体であつて、内部には熱
交換器2が設けられると共に、送風通路を形成す
るケーシング3が設けられる。このケーシング3
内部にクロスフローフアン4が設けられている。
7aは本体1の前面に形成された吸込口であつて
上記熱交換器2に臨設されている。5は本体1前
面下部に設けられた吹出口で、フアン4の作用に
より室内空気が吸込口7aより熱交換器2を通過
して吹出口5より吐出されるようになつている。
6はフイルターであつて、吸込口7aからの空気
の塵俟を取り除く。
第3図において、1は本体であつて、内部には熱
交換器2が設けられると共に、送風通路を形成す
るケーシング3が設けられる。このケーシング3
内部にクロスフローフアン4が設けられている。
7aは本体1の前面に形成された吸込口であつて
上記熱交換器2に臨設されている。5は本体1前
面下部に設けられた吹出口で、フアン4の作用に
より室内空気が吸込口7aより熱交換器2を通過
して吹出口5より吐出されるようになつている。
6はフイルターであつて、吸込口7aからの空気
の塵俟を取り除く。
さてこのようなエアコンでは、クロスフローフ
アン4の駆動に伴つて、回転数及び羽根数に応じ
て固有的な値の騒音(nz音)が発生する。発生
した騒音(nz音)は前面の吸込口7aより室内
の居住域に到達し、使用者にとつて耳障わりなも
のとなる。このnz音は、クロスフローフアンに
おいて、上方側に進む特性がある。
アン4の駆動に伴つて、回転数及び羽根数に応じ
て固有的な値の騒音(nz音)が発生する。発生
した騒音(nz音)は前面の吸込口7aより室内
の居住域に到達し、使用者にとつて耳障わりなも
のとなる。このnz音は、クロスフローフアンに
おいて、上方側に進む特性がある。
又一方で、エアコンにもインテリア性が求めら
れてきている結果、第4図に示すように吸込口7
を本体1の上部に設けて、本体前面に化粧板を配
し、外観を向上させたものが実用化されている。
れてきている結果、第4図に示すように吸込口7
を本体1の上部に設けて、本体前面に化粧板を配
し、外観を向上させたものが実用化されている。
しかし、この場合も、フアン4で発生するnz
音が上方へ進み、吸込口7より上方へ出る。無響
室ではこの上部側の吸込口7より出るnz音は使
用者まで到達しないが、実際の家屋での設置では
天井面等で反射して居住空間に到達し、耳障わり
なものとなつていた。
音が上方へ進み、吸込口7より上方へ出る。無響
室ではこの上部側の吸込口7より出るnz音は使
用者まで到達しないが、実際の家屋での設置では
天井面等で反射して居住空間に到達し、耳障わり
なものとなつていた。
〈従来の問題点を解決するための手段〉
上部側に吸込口を形成したものにおいて、本体
内部の前面側に吸音材を設ける。この本体内部の
前面は、送風機で発生するnz音の通過経路にあ
たる。
内部の前面側に吸音材を設ける。この本体内部の
前面は、送風機で発生するnz音の通過経路にあ
たる。
〈作用〉
フロスフローフアンで発生した騒音(nz音)
は上述へ進み、吸込口から出ようとするが、その
通過経路に当る本体前面にある吸音材にて騒音が
ある程度吸収される。
は上述へ進み、吸込口から出ようとするが、その
通過経路に当る本体前面にある吸音材にて騒音が
ある程度吸収される。
〈実施例〉
以下本考案の実施例を図面に従つて説明する。
尚従来と同一部分については同符号を付し説明
を省略する。
を省略する。
第1図において、9は吸音材である。この吸音
材9は周知の吸音性能に優れる材料で形成されて
おり、本体1内部の前面側に設けられている。こ
の吸音材9の配置位置は、フアン4から吸込口7
に到る経路中にある。
材9は周知の吸音性能に優れる材料で形成されて
おり、本体1内部の前面側に設けられている。こ
の吸音材9の配置位置は、フアン4から吸込口7
に到る経路中にある。
さてこのように形成されたエアコンにおいて、
クロスフローフアン4を駆動するとフアン4より
nz音が発生する。発生したnz音は多くの成分が
上方に向つて進み、ケーシング3内空間、熱交換
器、フイルター8を通つて吸込口7に向う。とこ
ろが、本体1内部前面には吸音材9が設けられて
いるため、本体内前面付近を通過するnz音があ
る程度吸収される。従つて、吸込口7から上方に
出るnzは軽減され、居住空間に到達するnzも軽
減される。
クロスフローフアン4を駆動するとフアン4より
nz音が発生する。発生したnz音は多くの成分が
上方に向つて進み、ケーシング3内空間、熱交換
器、フイルター8を通つて吸込口7に向う。とこ
ろが、本体1内部前面には吸音材9が設けられて
いるため、本体内前面付近を通過するnz音があ
る程度吸収される。従つて、吸込口7から上方に
出るnzは軽減され、居住空間に到達するnzも軽
減される。
第2図に吸込口より出る騒音の測定結果を示
す。実線が吸音材を備えない従来のもの(第4図
のもの)であり、破線が吸音材9を備える本考案
のものである。略全周波数域に亘つて騒音レベル
が低減しているのがわかる。
す。実線が吸音材を備えない従来のもの(第4図
のもの)であり、破線が吸音材9を備える本考案
のものである。略全周波数域に亘つて騒音レベル
が低減しているのがわかる。
〈効果〉
以上本考案によれば、吸音材にてnzを低減で
きる。
きる。
この場合、上部に吸込口を形成しているので、
本体内部前面に吸音材を設けても送風に対して何
ら障害とならない。つまり、前面吸込の場合、本
体内部前面に吸音材を設けることは、この前面が
吸込口であることから、そう容易なことではない
のに対し、上部吸込の本考案の形態においては、
容易に吸音材の設置が可能となる。
本体内部前面に吸音材を設けても送風に対して何
ら障害とならない。つまり、前面吸込の場合、本
体内部前面に吸音材を設けることは、この前面が
吸込口であることから、そう容易なことではない
のに対し、上部吸込の本考案の形態においては、
容易に吸音材の設置が可能となる。
第1図は本考案実施例の断面図、第2図は騒音
レベル−周波数特性図、第3図及び第4図は従来
装置の断面図。 1……本体、4……クロスフローフアン、7…
…吸込口、9……吸音材。
レベル−周波数特性図、第3図及び第4図は従来
装置の断面図。 1……本体、4……クロスフローフアン、7…
…吸込口、9……吸音材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 本体の上部側に吸込口を設けると共に内部にク
ロスフローフアンを設けたものにおいて、 本体内部の前面側に吸音材を設けて成る空気調
和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986122766U JPH0347140Y2 (ja) | 1986-08-07 | 1986-08-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986122766U JPH0347140Y2 (ja) | 1986-08-07 | 1986-08-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6329027U JPS6329027U (ja) | 1988-02-25 |
JPH0347140Y2 true JPH0347140Y2 (ja) | 1991-10-07 |
Family
ID=31013269
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986122766U Expired JPH0347140Y2 (ja) | 1986-08-07 | 1986-08-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0347140Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-08-07 JP JP1986122766U patent/JPH0347140Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6329027U (ja) | 1988-02-25 |
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