JPH11211148A - 一体型空気調和機 - Google Patents

一体型空気調和機

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Publication number
JPH11211148A
JPH11211148A JP10013669A JP1366998A JPH11211148A JP H11211148 A JPH11211148 A JP H11211148A JP 10013669 A JP10013669 A JP 10013669A JP 1366998 A JP1366998 A JP 1366998A JP H11211148 A JPH11211148 A JP H11211148A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
absorbing material
condenser
compressor
air conditioner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10013669A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomiji Igarashi
富治 五十嵐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Publication of JPH11211148A publication Critical patent/JPH11211148A/ja
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ドレン水でコンプレッサー、ファンモータを冷
却できるようにした一体型空気調和機を提供する。 【解決手段】 本体1内を室外側と室内側に仕切り、室
内側に蒸発器15と送風ファン16を備えるとともに室
外側にコンプレッサー14と、凝縮器7と、凝縮器7に
対向して設けられファンモータ10で駆動される冷却フ
ァン9と、冷却ファン9と凝縮器7の間に位置させたス
リンガリング8と、蒸発器15より発生したドレン水を
受けドレン水をスリンガリング8の下方に導く循環経路
を形成する水路20とを備え、ファンモータ9の外周面
に巻き付けた吸水材の先端部を水路20中に位置させ、
水路中のドレン水を吸い上げてファンモータを冷却する
ようにした一体型空気調和機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は室内機と室外機とが
一体となった一体型空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の一体型空気調和機は図1、図2及
び図9に示すような構造を有している。図1および図2
は一体型空気調和機の内部を示す斜視図および上面図を
示しており図9は一体型空気調和機の外観の斜視図を示
している。これらの図によると、一体型空気調和機1は
前面に前面グリル2を備え、内部を仕切部材6で室内側
と室外側に仕切られて外箱3で覆われている。
【0003】室内側には蒸発器15と、室外側に設置さ
れたファンモータ10で駆動され蒸発器15で熱交換さ
れた空気を室内に放出する送風ファン16と、送風ファ
ン16の送風路13を形成するガイド板17と、水受皿
18と、蒸発器15で発生するドレン水を受け室外側に
流出させるドレン水出口部19とが基板5上に備えられ
ている。
【0004】一方、室外側には取付板12で固定された
凝縮器7と、前述のファンモータ10と、ファンモータ
10で駆動される冷却ファン9と、コンプレッサー14
と、室内側のドレン水出口部19からのドレン水を受け
該ドレン水を室外側内を循環させる水路20と、凝縮器
7の前面でかつ水路20の上部に配置され水路20を通
るドレン水を掻き上げるとともにこの掻き上げたドレン
水を冷却ファン9からの風を受けて凝縮器7に吹き付け
るスリンガリング8とが基板5上に備えられている。な
お、11はファンモータのモータ軸であり、冷却ファン
9は凝縮器7から見て反時計回りに回転している。
【0005】このような構成の一体型空気調和機1にお
いて蒸発器15から排出される低温のドレン水は水路2
0を図中矢印の方向に進行しスリンガリング8と冷却フ
ァン9とによって凝縮器7に吹き付けられる。室外の空
気は凝縮器7によって熱交換され水分を凝縮されて一体
型空気調和機1内に取り込まれるようになっている。凝
縮器7から排出されるドレン水は冷却ファン9の風圧に
よって水路20内を循環し、比較的高温であるため水路
20内のドレン水を暖め基板5の結露を防止するように
なっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記構造の従来の一体
型空気調和機1においては、ファンモータ10およびコ
ンプレッサー14に温度上昇が発生し空調効率を劣化さ
せる要因となっていた。また、ファンモータ10および
コンプレッサー14の駆動によって騒音が発生するため
防音に対する対策が求められていた。
【0007】本発明は、簡単な構成によってファンモー
タおよびコンプレッサーの温度上昇を抑制し空調効率を
向上させとともに騒音を抑制するような一体型空気調和
機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、本体内を室外側と室内側に仕切られ、室内
側に蒸発器と送風ファンとを備え、かつ室外側にコンプ
レッサーと、凝縮器と、前記凝縮器に対向して設けられ
ファンモータで駆動される冷却ファンと、前記冷却ファ
ンと前記凝縮器との間に設けられたスリンガリングと、
前記蒸発器より発生したドレン水を受け該ドレン水を前
記スリンガリングの下方に導く循環経路を形成する水路
とを備え、前記ファンモータの外周面に吸水材を巻き付
けるとともに前記吸水材の先端部を前記水路中に位置さ
せ前記水路中のドレン水を吸い上げるように構成されて
いる。
【0009】この構成によると、室外側の水路中を流れ
るドレン水が吸水材で吸い上げられ、ファンモータの表
面がドレン水を含んだ吸水材によって覆われるようにな
る。
【0010】また本発明は、前記ファンモータの吸水材
の外周面に防音材を配設している。この構成によると、
室外側の水路中を流れるドレン水が吸水材で吸い上げら
れ、ファンモータの表面がドレン水を含んだ吸水材によ
って覆われるようになるとともに吸水材の外周面に巻き
付けられた防音材によっても覆われるようになる。
【0011】また本発明は、本体内を室外側と室内側に
仕切られ、室内側に蒸発器と送風ファンとを備え、かつ
室外側にコンプレッサーと、凝縮器と、前記凝縮器に対
向して設けられファンモータで駆動される冷却ファン
と、前記冷却ファンと前記凝縮器との間に設けられたス
リンガリングと、前記蒸発器より発生したドレン水を受
け該ドレン水を前記スリンガリングの下方に導く循環経
路を形成する水路とを備え、前記コンプレッサーの外周
面に吸水材を巻き付けるとともに前記吸水材の先端部を
前記水路中に位置させ前記水路中のドレン水を吸い上げ
るように構成している。
【0012】この構成によると、室外側の水路中を流れ
るドレン水が吸水材で吸い上げられ、コンプレッサーの
表面がドレン水を含んだ吸水材によって覆われるように
なる。
【0013】また本発明は、前記コンプレッサーの吸水
材の外周面に防音材を配設している。この構成による
と、室外側の水路中を流れるドレン水が吸水材で吸い上
げられ、コンプレッサーの表面がドレン水を含んだ吸水
材によって覆われるようになるとともに吸水材の外周面
に巻き付けられた防音材によっても覆われるようにな
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施態様を図に従
って詳細に説明する。なお、説明の便宜上、図において
従来の一体型空気調和機と同一部分には同一符号を付し
ている。
【0015】図3は本発明にかゝる一体型空気調和機1
の実施形態を示す構成概略図である。同図に示すよう
に、本発明において、水路20はその循環経路途中にお
いて、ファンモータ10の下方を通過するとともにコン
プレッサー14の側部に沿って伸びている。
【0016】図4は、図3における一体型空気調和機1
のA−A’断面図であり、同図から明らかなように水路
20は基板5の板面を屈曲して形成されている。また、
図5は、ファンモータ10を図3における矢印C方向か
ら視た図であり、ファンモータ10の被覆構造を示して
いる。この図から明らかなようにファンモータ10のケ
ーシング10aの外周には不織布等からなる吸水材21
を帖着している。この吸水材21は、ファンモータ10
のケーシング10aの腐食を防止するために表面をアル
ミテープ等(図示せず)で被覆した後、このアルミテー
プ等の表面に帖着して設けられている。
【0017】そして、この吸水材21は、その先端部2
1aを前記水路20に垂下されて水路20のドレン水を
吸い上げるとともに、ケーシング10aの熱によって吸
い上げられたドレン水が気化して気化熱を奪われること
からケーシング10a表面温度を下げるとともにファン
モータ10の騒音を低減できるようになる。
【0018】図6はファンモータ10の被覆構造の他の
実施態様を示しており、吸水材21の外周面に更にイソ
ブチレンイソプレンゴム等の防音材22を帖着してい
る。この防音材22は吸水材21の外周面に巻き付けら
れているだけで、吸水材21のように水路20に垂下し
ていない。このような構成によればさらに騒音を低減で
きるので望ましい。
【0019】図7はコンプレッサー14の被覆構造を示
しており、コンプレッサー14のケーシング14aの外
周面に吸水材23を帖着している。この場合も、上記と
同様にコンプレッサー14の外周面にアルミテープ等
(図示せず)を巻き付けた後、このアルミテープ等の外
周面に吸水材23を帖着することにより、コンプレッサ
ー14のケーシング14aを濡らすことがなく、その腐
食を防止することができる。
【0020】そして、吸水材23の先端部23aを水路
20に浸すことにより水路20内のドレン水を吸水させ
ケーシング14aの熱によって気化させることにより、
コンプレッサー14の表面温度を下げることができると
ともに吸水材23が吸水することにより騒音も低減する
ことができる。
【0021】図8は、上記図7のコンプレッサーの被覆
構造において、吸水材23の外周面に更に防音材24を
帖着している。この防音材24はコンプレッサー14の
高さとほぼ同じで、吸水材23の外周面に巻き付けられ
ているだけであり、吸水材23のように水路20に浸し
ていない。このような構成によるとさらに騒音を低減で
きるので望ましい。
【0022】
【発明の効果】請求項1の発明によると、室外側の水路
中を流れるドレン水が吸水材で吸い上げられることとな
り、この吸い上げられたドレン水によりファンモータの
表面を冷却することができるとともに吸水材が吸水する
ことによりファンモータの騒音を低減することができる
ようになる。
【0023】請求項2の発明によると、室外側の水路中
を流れるドレン水が吸水材で吸い上げられることとな
り、この吸い上げられたドレン水によりファンモータの
表面を冷却することができるとともに吸水材が吸水する
ことによりファンモータの騒音を低減することができる
ようになる。しかも防音材によりファンモータの騒音を
更に低減することができる。
【0024】請求項3の発明によると、室外側の水路中
を流れるドレン水が吸水材で吸い上げられることとな
り、この吸い上げられたドレン水によりコンプレッサー
の表面を冷却することができるとともに吸水材が吸水す
ることによりコンプレッサーの騒音を低減することがで
きるようになる。
【0025】請求項4の発明によると、室外側の水路中
を流れるドレン水が吸水材で吸い上げられることとな
り、この吸い上げられたドレン水によりコンプレッサー
の表面を冷却することができるとともに吸水材が吸水す
ることによりコンプレッサーの騒音を低減することがで
きるようになる。しかも防音材によりコンプレッサーの
騒音を更に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の一体型空気調和機の内部を示す概略斜視
図である。
【図2】従来の一体型空気調和機の内部を示す概略平面
断面図である。
【図3】本発明の実施態様に係る一体型空気調和機の構
成を示す概略平面断面図である。
【図4】本発明の実施態様に係る一体型空気調和機の基
板と水路の関係を示す断面図である。
【図5】本発明の実施態様に係る一体型空気調和機のフ
ァンモータに吸水材を巻き付けた構成を示す平面図であ
る。
【図6】本発明の実施態様に係る一体型空気調和機のフ
ァンモータに吸水材と防音材を巻き付けた構成を示す平
面図である。
【図7】本発明の実施態様に係る一体型空気調和機のコ
ンプレッサーに吸水材を巻き付けた構成を示す斜視図で
ある。
【図8】本発明の実施態様に係る一体型空気調和機のコ
ンプレッサーに吸水材と防音材を巻き付けた構成を示す
斜視図である。
【図9】従来の一体型空気調和機の外観を示す概略斜視
図である。
【符号の説明】
1 一体型空気調和機 3 外箱 5 基板 7 凝縮器 8 スリンガリング 9 冷却ファン 10 ファンモータ 14 コンプレッサー 20 水路 21,23 吸水材 22,24 防音材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体内を室外側と室内側に仕切られ、室
    内側に蒸発器と送風ファンとを備え、かつ室外側にコン
    プレッサーと、凝縮器と、前記凝縮器に対向して設けら
    れファンモータで駆動される冷却ファンと、前記冷却フ
    ァンと前記凝縮器との間に設けられたスリンガリング
    と、前記蒸発器より発生したドレン水を受け該ドレン水
    を前記スリンガリングの下方に導く循環経路を形成する
    水路とを備え、前記ファンモータの外周面に吸水材を巻
    き付けるとともに前記吸水材の先端部を前記水路中に位
    置させ前記水路中のドレン水を吸い上げるように構成す
    ることを特徴とする一体型空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記ファンモータの吸水材の外周面に防
    音材を配設することを特徴とする請求項1に記載された
    一体型空気調和機。
  3. 【請求項3】 本体内を室外側と室内側に仕切られ、室
    内側に蒸発器と送風ファンとを備え、かつ室外側にコン
    プレッサーと、凝縮器と、前記凝縮器に対向して設けら
    れファンモータで駆動される冷却ファンと、前記冷却フ
    ァンと前記凝縮器との間に設けられたスリンガリング
    と、前記蒸発器より発生したドレン水を受け該ドレン水
    を前記スリンガリングの下方に導く循環経路を形成する
    水路とを備え、前記コンプレッサーの外周面に吸水材を
    巻き付けるとともに前記吸水材の先端部を前記水路中に
    位置させ前記水路中のドレン水を吸い上げるように構成
    することを特徴とする一体型空気調和機。
  4. 【請求項4】 前記コンプレッサーの吸水材の外周面に
    防音材を配設することを特徴とする請求項3に記載され
    た一体型空気調和機。
JP10013669A 1998-01-27 1998-01-27 一体型空気調和機 Pending JPH11211148A (ja)

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JP10013669A JPH11211148A (ja) 1998-01-27 1998-01-27 一体型空気調和機

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JP10013669A JPH11211148A (ja) 1998-01-27 1998-01-27 一体型空気調和機

Publications (1)

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ID=11839614

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JP10013669A Pending JPH11211148A (ja) 1998-01-27 1998-01-27 一体型空気調和機

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040021345A (ko) * 2002-09-03 2004-03-10 엘지전자 주식회사 일체형 공기조화기의 압축기 냉각장치
CN100414203C (zh) * 2003-12-23 2008-08-27 乐金电子(天津)电器有限公司 空调器冷却室内机电机的装置
WO2017145713A1 (ja) * 2016-02-22 2017-08-31 旭硝子株式会社 熱交換ユニット
CN111207528A (zh) * 2020-03-02 2020-05-29 深圳市阿尔法特网络环境有限公司 一种模块化风冷冷水机组

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CN100414203C (zh) * 2003-12-23 2008-08-27 乐金电子(天津)电器有限公司 空调器冷却室内机电机的装置
WO2017145713A1 (ja) * 2016-02-22 2017-08-31 旭硝子株式会社 熱交換ユニット
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