JPS6151215B2 - - Google Patents

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JPS6151215B2
JPS6151215B2 JP57170116A JP17011682A JPS6151215B2 JP S6151215 B2 JPS6151215 B2 JP S6151215B2 JP 57170116 A JP57170116 A JP 57170116A JP 17011682 A JP17011682 A JP 17011682A JP S6151215 B2 JPS6151215 B2 JP S6151215B2
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JP
Japan
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outdoor
heat exchanger
outer box
fan
water
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JP57170116A
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English (en)
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JPS5960135A (ja
Inventor
Masataka Yamane
Akira Kusashio
Satoru Hisataka
Tatsuhiro Kobayashi
Yasuhiko Ebata
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to CA000427075A priority patent/CA1210586A/en
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Priority to AU14099/83A priority patent/AU555941B2/en
Priority to US06/490,156 priority patent/US4505129A/en
Publication of JPS5960135A publication Critical patent/JPS5960135A/ja
Publication of JPS6151215B2 publication Critical patent/JPS6151215B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F13/00Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
    • F24F13/22Means for preventing condensation or evacuating condensate
    • F24F13/222Means for preventing condensation or evacuating condensate for evacuating condensate
    • F24F13/224Means for preventing condensation or evacuating condensate for evacuating condensate in a window-type room air conditioner
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F1/00Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
    • F24F1/02Self-contained room units for air-conditioning, i.e. with all apparatus for treatment installed in a common casing
    • F24F1/022Self-contained room units for air-conditioning, i.e. with all apparatus for treatment installed in a common casing comprising a compressor cycle

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、圧縮機、凝縮器、蒸発器などを一つ
の箱体内に収納し、ユニツト化した一体形空気調
和機に関するものである。
従来例の構成とその問題点 従来この種の一体形空気調和機は、第1図およ
び第2図に示す如く構成されていた。すなわち、
同図において、一体形空気調和機aは基板bと、
基板b上に室内側通風系路cと室外側通風系路d
とを区分する隔壁eと外箱f等により本体を構成
している。前記室外側通風系路dには背面gに面
して室外側熱交換器hを取付け、また隔壁eにそ
の回転軸が隔壁eに対し垂直となるようモータi
が取り付けられている。jはこのモータiの一端
に取り付けられ室外側熱交換器hに向けて風を吹
き付けるプロペラフアンで、前記基板b内の水を
かきあげて室外側熱交換器hに吹き付けるための
リングpを備えている。kは前記室外側熱交換器
hとともに周知の冷凍サイクルを構成する圧縮機
である。さらに室内側通風系路cには前面lに面
して室内側熱交換器mが取り付けられている。o
は前記室内側熱交換器mと対向した多翼フアン
で、モータiの他端に取り付けられ、室内側熱交
換器mを通過する風を風洞nに吹出す。
ここで、この種の一体形空気調和機における理
想的な通風系路はいうまでもなく抵抗が小さいほ
どよいが、そのためには抵抗を構成する要素とな
る熱交換器の風の通過する面積(以後前面面積と
称す)が広くかつ風の通過する深さ(以後列数と
称す)が短かく、さらに通風系路が広くかつ曲り
が少なく滑らかであるなどの条件が必要となる。
このような条件が整つて始めて通風抵抗の小さい
通風系路が構成され、低騒音で大風量の風を小容
量のモータを使用して通風できる一体形空気調和
機の実現が可能となる。
しかし従来のこの種一体形空気調和機は壁を貫
通して取り付けられたり、また窓に取り付けられ
たりするため、その正面の面積は壁に大きい穴を
あけずにすむようまた窓の採光等を著しく損わぬ
ようにするため極力小さく作られていた。
また従来この種の空気調和機は小形にすること
によりコストを安くしようという考えから第1
図、第2図に示す如く、一つのモータiで室内側
の多翼フアンoと室外側のプロペラフアンjを同
時に駆動することに重点を置いているため、一体
形空気調和機aの前面lおよび背面gに沿つてそ
れぞれ室内側熱交換器mと室外側熱交換器hを配
置せざるを得ず、したがつて必然的にこれら熱交
換器m,hに通風する室内側および室外側通風系
路c,dは狭く曲つた系路となつていた。
そのため結局、通風のためにかなり大容量のモ
ータiを必要とし、さらに各熱交換器m,hの前
面面積も小さくならざるを得ないため、各熱交換
器m,hの段数を長くして奥行寸法を大きくする
必要が生じ、モータiおよび熱交換器m,hとも
にコストが高くなつていた。これは当初の一つの
フアンモータiで安くしようという目的と反対の
結果となり、また通風構造としても良好とはいえ
ない。
すなわち、前述の如く限られた箱体の内部で一
つのモータiの両端に2つのフアンo,jを取り
付ける形態を優先しているため、多翼フアンo、
プロペラフアンjの吸込み側および吹き出し側の
形状をこれらフアンo,jが低騒音で運転できる
形状にできなかつた。またリングpは、基板b内
の水平に対してほぼ直角に面しているため、凝縮
水のかきあげ能力も小さく、同時に水のかきあげ
効率も悪く、熱交換器の能力向上にもあまり寄与
するものでなかつた。さらに水のかきあげ時に大
粒の水滴が飛ぶため、大きな騒音を発生するなど
の問題があつた。
以上のように、従来の構造は必然的に大騒音が
発生したり、大容量のモータが必要となつたり、
室内側熱交換器から出た凝縮水の処理が効率的に
できないなどの問題があつた。
発明の目的 本発明は、上記従来の欠点を解消するもので、
通風効率を良好にして騒音の低減化をはかるとと
もに、凝縮水の熱交換利用度合を増し、熱交換効
率の向上をはかることを目的とするものである。
発明の構成 この目的を達成するために本発明は、空気調和
機本体を構成する外箱の室外側壁に吸気用のルー
バーを設け、またその外箱の開口を排気口として
前記室外側熱交換器を対向して設け、前記室外フ
アンにより前記ルーバーから排気口へ流れる通風
回路を構成し、前記室外フアンに基板に溜つた凝
縮水を飛散させるためのスリンガリングを設け、
また前記室外側熱交換器を前記外箱の背面と前記
吸気ルーバーに沿つたU字形となし、前記スリン
ガリングの延水線上にあたるU字形の相対する側
面部に、前記スリンガリングにより接線方向に飛
散した水滴を前記通風回路側へ反射する水飛び防
止板を前記吸気ルーバーに面して設け、この水飛
び防止板に、通気穴を形成したものである。
この構成により、通風回路の気流方向が従来と
異なり通風抵抗の低減化がはかれ、また水飛び防
止板により、スリンガリングによつて飛散した凝
縮水を効率よく室外側熱交換器へ導くことができ
る。
実施例の説明 以下、本発明をその一実施例を示す添付図面の
第3図〜第13図を参考に説明する。
まず第3図および第4図により一体形空気調和
機における全体構造の概略について説明する。
同図において、1は一体形空気調和機の本体
で、前面グリル2、外箱3およびこの外箱3の内
部へ引出し可能に納められた内部ユニツト4とか
ら構成されている。前面グリル2は本体1の前面
5へ着脱可能に取付けられ、吸込み口6、吹出し
口7、操作部カバー8を有している。また外箱3
は本体1の背面9、左側面10、右側面11、天
面12、底面13により筒状に形成されている。
背面9はガード網14を取付けた吸込み口15を
有している。また各左右側面10,11は、背面
9側にルーバー状の左側面吸込み口16と右側面
吸込み口17を有している。また前記各左右側面
10,11は左側面吸込み口16と右側面吸込み
口17と隣接して、ルーバー状の左側面吹出し口
18と右側面吹出し口19とを有している。さら
に天面12はルーバー状の吹出し口20を有して
いる。
次に第5図〜第8図により一体形空気調和機の
内部ユニツト4について説明する。
同図において、内部ユニツト4は、基板22
と、基板22上に溶接されて室外側通風系路23
と室内側通風系路24とを区分するバルクヘツド
25より構成されている。室外側通風系路23
は、外箱3の背面9の吸込み口15と左側面10
の左側面吸込み口16と右側面11の右側面吸込
み口17に対向して取付けられたU字形の凝縮器
26と、凝縮器26の熱を放熱するために通風す
ると同時に基板22上の水を飛散させるためのス
リンガリング27を設けたプロペラフアン28
と、このプロペラフアン28を駆動するフアンモ
ータ30と、このフアンモータ30をバルクヘツ
ド25に取付けるためのフアンモータ取付板29
と、基板22上に溶接されてプロペラフアン28
の風を案内するエアーガイダー31と、このエア
ガイダー31における上端の振れを防止しあわせ
てバルクヘツド25とエアガイダー31の補強が
行えるようにバルクヘツド25とエアガイダー3
1間に橋渡し状に溶接された連結桟32と、吐出
管33、凝縮器26、ストレーナ34、キヤピラ
リチユーブ35、蒸発器36、吸入管37ととも
に環状の冷凍サイクルを構成するための圧縮機3
8、圧縮機38の支持ゴム39、圧縮機38の基
板22への固定のためボルト40か構成されてい
る。さらに前記凝縮器26の左側端部および右側
端部には、前記プロペラフアン28のスリンガリ
ング27の回転により水が飛ぶ延水線上において
位置するように左水飛び防止板41と右水飛び防
止板42がそれぞれ設けられている。また凝縮器
26とエアガイダー31の天面には、通風の気密
性の確保と水滴の飛散防止のために凝縮器カバー
43を設けている。さらに吸入管37及び圧縮機
38のアキユムレータ44はテープ45、バンド
46等により断熱材47,48,49が巻きつけ
られている。また前記凝縮器26はその両端が前
記エアガイダー31の両端へねじ止めされ、基板
22上に固定されている。
また室内側通風系路24は、前面グリル2の吸
込み口6に対向して設けられかつ左端をバルクヘ
ツド25と係合した蒸発器36と、この蒸発器3
6により作られた凝縮水を溜めて室外側通風系路
23側へ導くための水受皿50と、前記フアンモ
ータ30のシヤフトに取付けられて蒸発器36へ
通風するシロツコフアン51と、断熱発泡体から
なるシロツコフアン51のエアガイダー52と、
シロツコフアン51の風の吹込み口53と蒸発器
36の天面カバー54を兼ねるシロツコエアガイ
ダー側板55と、シロツコフアン51から吹出し
た風を前面グリル2の吹出し口7に導くための断
熱発泡体からなるダクト56と、電気部品などを
納め電気部品操作ツマミ57と換気扉操作ツマミ
58などを有する操作部59と、バルクヘツド2
5の屈折部60にある換気口61に設けた虫よけ
網62と、ヒンジ部63のある一端64をバルク
ヘツド25に固定し筒状の外被65の内部に設け
たワイヤー66により換気扉操作ツマミ58の操
作により換気口61を開閉する換気扉67と、ダ
クト56を保護すると同時にバルクヘツド25の
強度を保つための室内天面カバー68とから構成
されている。
次に第9図〜第11図を中心に外箱3の構造と
シール材の説明を行なう。
同図において3は外箱で、前述の如く、背面9
は吸込み口15を有し、左側面10は、背面9側
に左側面吸込み口16とこれに隣接して左側面吹
出し口18を有し、右側面11は背面9側に右側
面吸込み口17とこれに隣接して右側面吹出し口
19を有し、天面12は吹出し口20を有してい
る。天面12の吹出し口20、左右側面吸込み口
16,17、左右側面吹出し口18,19は第1
0図に示す如く一定の角度を有する風向変更板6
9からなり、それぞれの風向変更板69の先端7
0は第7図、第8図に示される如くバルクヘツド
25の方向へ折曲している。また外箱3における
底面13の両サイドは左右側板10,11を延出
したものを折り曲げることにより作られ、それぞ
れ左右側板10,11に沿つて外箱3の内部に向
けて半円状のレール71を有し、このレール71
の上に基板22を乗せ、内部ユニツト4を引出し
および押込み自在にしている。また左右それぞれ
のレール71は外箱3の前面72側を連結桟73
で結び外箱3の強度を確保している。
さらに74,75,76はそれぞれ左側面1
0、右側面11、天面12の内面に貼られたシー
ル材で、それぞれ左側面吸込み口16と左側面吹
出し口18の間と、右側面吸込み口17と左側面
吹出し口19の間と、背面の吸込み口15と天面
12の吹出し口20の間の風洩れを防止してい
る。また77,78,79,80はそれぞれ左側
面10、右側面11、天面12、連結桟73に貼
られたシール材で、室外側通風系路23を流れる
風および霧状の水分がバルクヘツド25、基板2
2および天面カバー68と外箱3とのすき間を通
過するのを防止する役目を果している。
次に第13図をもとに凝縮器26に取付けられ
た左水飛び防止板41と右水飛び防止板42の詳
細な説明を行なう。
同図において、U字形に構成された凝縮器26
は左折曲げ部81および右折曲げ部82におい
て、プロペラフアン28におけるスリンガリング
27の延水線上に当る位置にそれぞれ左右の各水
飛び防止板41,42を取付けている。この左右
の各水飛び防止板41,42はそれぞれ外箱3に
形成された左側面吸込み口17と右側面吸込口1
8に面しており、スリンガリング27より飛散さ
れた水を凝縮器26を通して外部へ飛び出させな
いようにするための水飛び防止部83,84と、
凝縮器26の天面85に引つかける天面引つ掛け
部86,87と、凝縮器26の底面88に引つ掛
ける底面引掛け部89,90と、凝縮器26から
の離脱を防止するために前記天面引つ掛け部8
6,87と底面引掛け部89,90より延出して
先端に凝縮器26へのかみ込み爪91,92およ
び引掛け爪93,94を具備した押え部95,9
6,97,98とより構成されている。またこの
左右水飛び防止板41,42にはスリンガリング
27から飛散した水の本体外への飛散を防止し、
本体外からの空気の流入を可能にするルーバー9
9が設けられている。このルーバー99は、室外
側熱交換器26の外面に対して一定の角度で傾斜
している。
上記構成において、フアンモータ30を運転し
た時の風の流れを説明する。まず電気部品操作ツ
マミ57の操作によりフアンモータ30が運転さ
れると、フアンモータ30のシヤフト両端に取付
けられたプロペラフアン28と、シロツコフアン
51が回転する。これにより室外側通風系路23
では第7図、第8図の矢印で示す如く外箱3の吸
込み口15、左側面吸込み口16、右側面吸込み
口17からそれぞれ吸込まれた空気が凝縮器26
をほぼ一様な風速で通過しプロペラフアン28に
よつてエアガイダー31を通つて、天面吸出し口
20、左側面吹出し口18、右側面吹出し口19
から吹出されていく。また室内側通風系路24で
は第7図、第8図の矢印に示す如く、前面グリル
2の吸込み口6から吸込まれた空気は蒸発器36
を通過し吸込み口53を通つてシロツコフアン5
1によりダクト56へ送られ、前面グリル2の吹
出し口7から室内へ送り出される。
次に電気部品操作ツマミ57の操作により圧縮
機38を運転すると、圧縮機38から吐出管33
へ送り出された高温ガス状冷媒は凝縮器26へ送
り込まれ、凝縮器26を均一に流れる風により効
率的に冷却され高温の液状冷媒となりストレーナ
34を通過してキヤピラリチユーブを通る。その
間に低圧の気液混合状態となり、蒸発器36へ至
る。蒸発器36において気液混合冷媒は蒸発器3
6を通過する風により熱を与えられガス状となり
断熱材47,48,49が巻きつけてあるためプ
ロペラフアン28により吹き付けられる熱を吸熱
しないようにしてある吸入管37および圧縮機3
8のアキユムレータ49を通つて圧縮機38へ再
び吸込まれる。
この様にして圧縮機38が運転されると蒸発器
36を通過する空気は熱と水分を奪われる。した
がつて蒸発器36の表面には凝縮水が付着しこれ
らが蒸発器36の下方の水受け皿50に溜り、基
板22の室外側通風系路23側へ導き出される。
基板22へ溜つた凝縮水はプロペラフアン28の
スリンガリング27によりかき上げられる。
そしてスリンガリング27に付着した水はスリ
ンガリング27の円周方向へ飛散され、凝縮器2
6の左折曲げ部81および右折曲げ部82に当
り、左折曲げ部81および右折曲げ部82を通過
し凝縮器26の外部へ飛び出す。しかし外箱3の
左側面吸込み口16と右側面吸込み口17に面し
た左折曲げ部81および右折曲げ部82にはスリ
ンガリング27の延水線上に当る位置に左水飛び
防止板41と右水飛び防止板42が設けられてお
り、飛散した水がこれに当るため凝縮器26を通
して水が飛び出すことが防止される。さらに左右
水飛び防止板41,42には空気を通過させるル
ーバー99が設けてあるため、このルーバー99
を通し左右の水飛び防止板41,42に遮幣され
た室外側熱交換器26部分にも室外からの空気が
通過する。またスリンガリング27によりかきあ
げられた水の一部を小粒の水滴状になつて、凝縮
器26を通りバルクヘツド25側へ向う風に乗つ
て吹出し口20、左側面吹出し口18、右側面吹
出し口19へ向う。この時小粒の水滴はルーバー
状の風向変更板69に当るため外箱3の外部へ飛
び出すことはない。
また凝縮器26を通りバルクヘツド25側へ向
う温風と小粒の水滴は、バルクヘツド25と外箱
3の間のシール材77,78,79,80により
せき止められ室内側通風系路24へは侵入しな
い。また外箱の内部に貼られたシール材74,7
5,76はエアガイダー31を通過した風が外箱
3のすき間を通つて短絡して背面9の吸込み口1
5、と左右側面10,11の左右吸込み口16,
17に吸込まれることがない。
かかる一体形空気調和機により、以下の効果が
得られる。
(1) 凝縮器26を通過する風は、プロペラフアン
28の吸気作用に従つて乱れることなくすなお
に流れるため、従来のようにプロペラフアン2
8の吹出し側に凝縮器を配設した場合に比べて
音が小さくでき、騒音の低減化がはかれ、さら
に凝縮器26側より吸気するため、吸気面積が
広くとれ、凝縮器26の熱交換性能の向上がは
かれる。
(2) また凝縮器26を通過してプロペラフアン2
8から吹出される風は外箱3の天面12と左右
両側面10,11の吹出し口18,19,20
に向け滑らかに流れるため、室外側の通風系路
の通風抵抗が少なくて済むのでモータ30の入
力が小さくてよい。また風の流れが外箱3に向
つて滑らかであるため、バルクヘツド25とエ
アガイダー31の距離は比較的小さくでき、室
外側通風系路をコンパクト化できる。したがつ
てその分室内側の通風系路の送風機と蒸発器3
6の距離が大きくとれるため、室内側送風機の
騒音低下がはかれる。
(3) またプロペラフアン28のスリンガリング2
7によりかき上げられた凝縮水は凝縮器26に
直接当り凝縮器26性能を向上させるが凝縮器
26のスリンガリング27の延水線上に当る部
分に設けた水飛び防止板41,42により熱交
換器を通過して外部へ飛び出すことが防止され
る。さらに左右の水飛び防止板41,42には
吸気ルーバー99が設けられているため、この
ルーバー99を通して室外側の空気が、左右の
水飛び防止板41,42で遮幣された室外側熱
交換器部をも通過する。したがつて室外側熱交
換器を通過した水は水飛び防止板41,42や
そのルーバー99に当り、室外へ飛び出すこと
がない。しかも水飛び防止板41,42で覆わ
れた部分の室外側熱交換器部分は飛散した水と
空気による双方の冷却が行なえ、熱交換器の性
能を向上させることができる。
(4) またスリンガリング27によりかき上げられ
た凝縮水の一部は先端がバルクヘツド25側へ
向いたルーバー状の風向変更板69に当り外部
へ飛び出すことはない。またバルクヘツド25
と外箱3のすき間を通つて室内側通風系路へ向
うと温風と水分はバルクヘツド25とバルクヘ
ツド天面部と外箱3の間に設けたシール材79
によりせき止められ室内側への水の侵入防止と
温風の侵入による冷房能力の低下などを防止し
ている。また吸入管や圧縮機アキユムレータ等
の低温管路はプロペラフアン28の送り出す温
風から吸熱しないよう断熱が施してあるため、
圧縮機38の吸入効率を下げることがなく、効
率的に冷房運転をすることができる。
発明の効果 上記実施例より明らかなように本発明は、室外
側熱交換器を通過する風が外箱の相対する両側壁
から一面の吹出し用の開口へ向けて流れるため、
室外フアンの吸気作用にしたがつて乱れることな
くすなおに流れるため、従来のように室外フアン
の吹出し側に室外側熱交換器を配設した場合に比
べて音が小さくでき、騒音の低減化がはかれ、さ
らに室外側熱交換器側より吸気するため、吸気面
積が広くとれ、室外側熱交換器の熱交換性能の向
上がはかれる。また室外側熱交換器には、スリン
ガリングにより飛散した水の本体外への飛散を防
止する水飛び防止板を取付けているため、本体外
への飛散が防止できるとともに飛散する水を効率
よく室外側熱交換器と熱交換させることができ、
凝縮能力の向上がはかれ、さらに前記水飛び防止
板には通気穴を設けているため、一層凝縮能力の
向上がはかれる。また通気穴を、風が蛇行して流
れる回路とすることにより、通気が可能で水の本
体外への飛散が防止でき、より効果的な水飛び防
止が行える効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す一体形空気調和機の平面
断面図、第2図は同空気調和機の側面断面図、第
3図は本発明の一実施例における一体形空気調和
機の前面側からの斜視図、第4図は同空気調和機
の背面側からの斜視図、第5図は同空気調和機に
おける内部ユニツトの前面側からの斜視図、第6
図は同内部ユニツトの背面側からの斜視図、第7
図は同空気調和機の平面断面図、第8図は同空気
調和機の側面断面図、第9図は同空気調和機にお
ける外箱の斜視図、第10図は同外箱におけるル
ーバー部の平面図、第11図は第10図のA−A
線による断面図、第12図は同空気調和機におけ
るシール材の配置関係を示す斜視図、第13図は
同空気調和機における水飛び防止板の室外側熱交
換器への取付け状態を示す斜視図である。 1……空気調和機本体、3……外箱、15,1
6,17……吸込み口、18,19,20……吹
出し口、22……基板、25……バルクヘツド
(仕切板)、26……凝縮器、28……プロペラフ
アン、30……フアンモータ、36……蒸発器、
38……圧縮機、41,42……水飛び防止板、
51……シロツコフアン、99……ルーバー(通
気穴)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 筒状に形成された外箱およびこの外箱内に引
    出し可能に収納された基板によつて空気調和機本
    体を構成し、前記基板に、この空気調和機本体内
    を室外側と室内側に仕切る仕切板を設け、この室
    外側に、冷凍サイクルを構成する圧縮機、室外側
    熱交換器および室外フアンを設け、また前記室内
    側に、前記冷凍サイクルを構成する室内側熱交換
    器および室内フアンを設け、さらに前記仕切板
    に、前記室外フアンおよび室内フアンを駆動する
    フアンモータを取付け、さらに前記外箱における
    室外側壁に吸気用のルーバーを設け、またその外
    箱の開口を排気口として前記室外側熱交換器を対
    向して設け、前記室外フアンにより前記ルーバー
    から排気口へ流れる通風回路を構成し、前記室外
    フアンに基板に溜つた凝縮水を飛散させるための
    スリンガリングを設け、また前記室外側熱交換器
    を前記外箱の背面と前記吸気ルーバーに沿つたU
    字形となし、前記スリンガリングの延水線上にあ
    たるU字形の相対する側面部に、前記スリンガリ
    ングにより接線方向に飛散した水滴を前記通風回
    路側へ反射する水飛び防止板を前記吸気ルーバー
    に面して設け、この水飛び防止板に、通気穴を形
    成した一体形空気調和機。 2 通気穴を、風が蛇行して流れる回路とした特
    許請求の範囲第1項記載の一体形空気調和機。
JP57170116A 1982-04-30 1982-09-28 一体形空気調和機 Granted JPS5960135A (ja)

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JP57170116A JPS5960135A (ja) 1982-09-28 1982-09-28 一体形空気調和機
CA000427075A CA1210586A (en) 1982-04-30 1983-04-29 Air-conditioner machine
GB08311837A GB2120380B (en) 1982-04-30 1983-04-29 Air-conditioning machine
AU14099/83A AU555941B2 (en) 1982-04-30 1983-04-29 Air conditioner
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CN101957026A (zh) * 2009-07-20 2011-01-26 乐金电子(天津)电器有限公司 室外侧带有冷却水防溅结构的窗式空调

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