JPH0741917Y2 - 空調機の送風装置 - Google Patents
空調機の送風装置Info
- Publication number
- JPH0741917Y2 JPH0741917Y2 JP1988165512U JP16551288U JPH0741917Y2 JP H0741917 Y2 JPH0741917 Y2 JP H0741917Y2 JP 1988165512 U JP1988165512 U JP 1988165512U JP 16551288 U JP16551288 U JP 16551288U JP H0741917 Y2 JPH0741917 Y2 JP H0741917Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- side plate
- suction
- suction port
- air
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、空調機等に使用される両吸込形遠心力ファン
を使用した送風装置に関するものである。
を使用した送風装置に関するものである。
従来の技術 従来、この種の両吸込形遠心力ファンを使用した送風装
置は、たとえば第５図および第６図に示すように、渦巻
板101と、それぞれ第１の吸込口102aを設けたモータ103
側の第１の側板104aと、第２の吸込口102bを設けた反モ
ータ側の第２の側板104bとでファンケーシング105を形
成し、このファンケーシング105の中に、モータ103の回
転軸106に固着した両吸込形遠心力ファン107を内装して
いた。
置は、たとえば第５図および第６図に示すように、渦巻
板101と、それぞれ第１の吸込口102aを設けたモータ103
側の第１の側板104aと、第２の吸込口102bを設けた反モ
ータ側の第２の側板104bとでファンケーシング105を形
成し、このファンケーシング105の中に、モータ103の回
転軸106に固着した両吸込形遠心力ファン107を内装して
いた。
考案が解決しようとする課題 このような従来の構成では、モータ103に邪魔されない
反モータ側の第２の吸込口102bの方が、モータ103側の
第１の吸込口102aより有効開口面積が大きいため、第２
の吸込口102bでの吸込風量Qbの方が第１の吸込口102aで
の吸込風量Qaより多くなり、ファンケーシング105の吐
出部では、吸込風量QaとQbで圧力差が生じ、その結果、
吐出部の反モータ側の第２の側板104bの内側付近で脈
流，渦等の乱流が発生し、バザバサという耳障りとなる
異常音がでるという課題があった。
反モータ側の第２の吸込口102bの方が、モータ103側の
第１の吸込口102aより有効開口面積が大きいため、第２
の吸込口102bでの吸込風量Qbの方が第１の吸込口102aで
の吸込風量Qaより多くなり、ファンケーシング105の吐
出部では、吸込風量QaとQbで圧力差が生じ、その結果、
吐出部の反モータ側の第２の側板104bの内側付近で脈
流，渦等の乱流が発生し、バザバサという耳障りとなる
異常音がでるという課題があった。
本考案は前記従来の課題に留意し、吸込風量QaとQbの圧
力差で生じる脈流，渦等の乱流によるバサバサという異
常音をなくすことができる両吸込形遠心力ファンを内装
した送風装置を提供することを目的とするものである。
力差で生じる脈流，渦等の乱流によるバサバサという異
常音をなくすことができる両吸込形遠心力ファンを内装
した送風装置を提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 この課題を解決するために本考案は、渦巻板と第１の吸
込口を設けたモータ側の第１の側板と、第２の吸込口を
設けた反モータ側の第２の側板とでファンケーシングを
形成し、このファンケーシングにモータ側の回転軸に固
着した両吸込形遠心力ファン内装し、このファンケーシ
ングにモータの回転軸に固着した両吸込形遠心力ファン
内装し、前記ファンケーシングの吐出部内側であって、
反モータ側の前記第２の側板に略直角で、前記第１の側
板まで達さず、かつ吹出方向と略平行に整流板を設けた
構成としたものである。
込口を設けたモータ側の第１の側板と、第２の吸込口を
設けた反モータ側の第２の側板とでファンケーシングを
形成し、このファンケーシングにモータ側の回転軸に固
着した両吸込形遠心力ファン内装し、このファンケーシ
ングにモータの回転軸に固着した両吸込形遠心力ファン
内装し、前記ファンケーシングの吐出部内側であって、
反モータ側の前記第２の側板に略直角で、前記第１の側
板まで達さず、かつ吹出方向と略平行に整流板を設けた
構成としたものである。
作用 この構成により、両吸込形遠心力ファンにおける反モー
タ側の吸込空気は整流板に沿って流れ、吐出部でのモー
タ側の吸込風量Qaと反モータ側の吸込風量Qbの圧力差に
よる、脈流，渦等の乱流を低減しバサバサという異常音
が解消できることとなる。
タ側の吸込空気は整流板に沿って流れ、吐出部でのモー
タ側の吸込風量Qaと反モータ側の吸込風量Qbの圧力差に
よる、脈流，渦等の乱流を低減しバサバサという異常音
が解消できることとなる。
実施例 以下本考案による一実施例を第１図〜第４図にもとづい
て説明する。
て説明する。
第３図および第４図において１は熱交換形換気装置の本
体であり、一側に室内と連通する室内側吸込口２および
室内側吐出口３を設けるとともに、他側に室外と連通す
る室外側吸込口４および室外側吐出口５を設けている。
この本体１の内部には室内と室外の空気を熱交換させる
熱交換器６と設け、室外側吸込口４に通じる風路に外気
吸入用の送風装置７を設け、また、室内側吸込口２に通
じる風路に室内空気排出用の送風装置７′を配設してい
る。前記送風装置7,7′は第１図および第２図に示すよ
うは渦巻板９と、第１の吸込口10aを設けたモータ11側
の第１の側板12aと、第２の吸込口10bを設けた反モータ
側の第２の側板12bとで形成したファンケーシング８を
有し、このファンケーシング８にはモータ11の回転軸14
に固着した両吸込形遠心力ファン13を内装している。前
記ファンケーシング８の吐出部16には、その内側で反モ
ータ側の第２の側板12bに略直角で、モータ11側の第１
の側板12aまでは達しない長さであってかつ吹出方向と
略平行な整流板15を設けている。
体であり、一側に室内と連通する室内側吸込口２および
室内側吐出口３を設けるとともに、他側に室外と連通す
る室外側吸込口４および室外側吐出口５を設けている。
この本体１の内部には室内と室外の空気を熱交換させる
熱交換器６と設け、室外側吸込口４に通じる風路に外気
吸入用の送風装置７を設け、また、室内側吸込口２に通
じる風路に室内空気排出用の送風装置７′を配設してい
る。前記送風装置7,7′は第１図および第２図に示すよ
うは渦巻板９と、第１の吸込口10aを設けたモータ11側
の第１の側板12aと、第２の吸込口10bを設けた反モータ
側の第２の側板12bとで形成したファンケーシング８を
有し、このファンケーシング８にはモータ11の回転軸14
に固着した両吸込形遠心力ファン13を内装している。前
記ファンケーシング８の吐出部16には、その内側で反モ
ータ側の第２の側板12bに略直角で、モータ11側の第１
の側板12aまでは達しない長さであってかつ吹出方向と
略平行な整流板15を設けている。
前記構成において、第１図および第２図のように送風装
置７（第３図）の反モータ側の第２の吸込口10bでの吸
込風量QBは、モータ11側の第１の吸込口10aでの吸込風
量QAとの差によって吐出部16で圧力差がどうしても生じ
るが、この圧力差は第２の吸込口10bより流入して吐出
部16側へ流れる途中の整流板15によって、脈流，渦等の
乱流の発生を低減して、吹出方向にスムーズに吐出させ
ることが可能になるのである。
置７（第３図）の反モータ側の第２の吸込口10bでの吸
込風量QBは、モータ11側の第１の吸込口10aでの吸込風
量QAとの差によって吐出部16で圧力差がどうしても生じ
るが、この圧力差は第２の吸込口10bより流入して吐出
部16側へ流れる途中の整流板15によって、脈流，渦等の
乱流の発生を低減して、吹出方向にスムーズに吐出させ
ることが可能になるのである。
以上のように本実施例によれば、吸込風量QAとQBの吐出
部16での圧力差による脈流、渦等の乱流発生を低減し、
バサバサという耳障りな異常音をなくすことができる。
部16での圧力差による脈流、渦等の乱流発生を低減し、
バサバサという耳障りな異常音をなくすことができる。
考案の効果 前記実施例の説明より明らかなように、本考案によれば
ファンケーシングにおける吐出部内側に、反モータ側の
第２の側板に略直角で、モータ側の第１の側板までは達
さず、かつ吹出方向と略平行な整流板を設けた構成とし
たから、反モータ側の吸込空気は整流板に沿って流れる
ことにより、脈流，渦等の乱流発生が低減され、バサバ
サという耳障りとなる異常音が解消できるという効果が
ある。
ファンケーシングにおける吐出部内側に、反モータ側の
第２の側板に略直角で、モータ側の第１の側板までは達
さず、かつ吹出方向と略平行な整流板を設けた構成とし
たから、反モータ側の吸込空気は整流板に沿って流れる
ことにより、脈流，渦等の乱流発生が低減され、バサバ
サという耳障りとなる異常音が解消できるという効果が
ある。
第１図は本考案の一実施例の空調機の送風装置の平断面
図、第２図は第１図のＢ−Ｂ断面図、第３図は同空調器
の送風装置を備えた熱交換形換気装置の断面図、第４図
は第３図のＡ−Ａ断面図、第５図は従来の空調機の送風
装置の平断面図、第６図は第５図のＣーＣ断面図であ
る。 7,7′…送風機、８…ファンケーシング、９…渦巻板、1
0a…第１の吸込口、10b…第２の吸込口、11…モータ、1
2a…第１の側板、12b…第２の側板、13…両吸込形遠心
力ファン、14…回転軸、15…整流板、16…吐出部。
図、第２図は第１図のＢ−Ｂ断面図、第３図は同空調器
の送風装置を備えた熱交換形換気装置の断面図、第４図
は第３図のＡ−Ａ断面図、第５図は従来の空調機の送風
装置の平断面図、第６図は第５図のＣーＣ断面図であ
る。 7,7′…送風機、８…ファンケーシング、９…渦巻板、1
0a…第１の吸込口、10b…第２の吸込口、11…モータ、1
2a…第１の側板、12b…第２の側板、13…両吸込形遠心
力ファン、14…回転軸、15…整流板、16…吐出部。
Claims (1)
- 【請求項１】渦巻板と第１の吸込口を設けたモータ側の
第１の側板と第２の吸込口を設けた反モータ側の第２の
側板とでファンケーシングを形成し、このファンケーシ
ング内にモータの回転軸に固着した両吸込形遠心力ファ
ンを内装し、前記ファンケーシングの吐出部内側であっ
て反モータ側の前記第２の側板に略直角で、前記第１の
側板まで達さず、かつ吹出方向と略平行に整流板を設け
た空調機の送風装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988165512U JPH0741917Y2 (ja) | 1988-12-21 | 1988-12-21 | 空調機の送風装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988165512U JPH0741917Y2 (ja) | 1988-12-21 | 1988-12-21 | 空調機の送風装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0285899U JPH0285899U (ja) | 1990-07-06 |
| JPH0741917Y2 true JPH0741917Y2 (ja) | 1995-09-27 |
Family
ID=31452066
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988165512U Expired - Lifetime JPH0741917Y2 (ja) | 1988-12-21 | 1988-12-21 | 空調機の送風装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0741917Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101156814B1 (ko) | 2004-12-27 | 2012-06-18 | 한라공조주식회사 | 송풍기 케이스 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4760410B2 (ja) * | 2006-02-02 | 2011-08-31 | マックス株式会社 | 送風装置 |
| JP4760583B2 (ja) * | 2006-07-14 | 2011-08-31 | マックス株式会社 | 送風装置 |
| JP5566663B2 (ja) * | 2009-11-09 | 2014-08-06 | 三菱重工業株式会社 | 多翼遠心ファンおよびそれを用いた空気調和機 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5694899U (ja) * | 1979-12-24 | 1981-07-28 |
-
1988
- 1988-12-21 JP JP1988165512U patent/JPH0741917Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101156814B1 (ko) | 2004-12-27 | 2012-06-18 | 한라공조주식회사 | 송풍기 케이스 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0285899U (ja) | 1990-07-06 |
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