JPS6229679Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6229679Y2 JPS6229679Y2 JP12005779U JP12005779U JPS6229679Y2 JP S6229679 Y2 JPS6229679 Y2 JP S6229679Y2 JP 12005779 U JP12005779 U JP 12005779U JP 12005779 U JP12005779 U JP 12005779U JP S6229679 Y2 JPS6229679 Y2 JP S6229679Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- impeller
- ventilation passage
- cross
- suction port
- interval
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 32
- 230000004323 axial length Effects 0.000 claims description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、サージング防止手段を有する横断
流送風機に関するものである。
流送風機に関するものである。
従来のこの種の送風機としては、例えば実開昭
53−111905号公報、実開昭49−69404号公報、実
開昭51−42502号公報等がある。
53−111905号公報、実開昭49−69404号公報、実
開昭51−42502号公報等がある。
実開昭53−111905号公報は、横断流送風機のケ
ーシングの両側面を塞ぐ側板に空気取入用開口を
設け、送風機の吸込口のエアーフイルターが目づ
まりを起して流入抵抗が増大した時に横断流送風
機のサージング域に通風を行つて、サージング音
の発生を抑制しているが、側板に別の開口を設け
る必要があり、強度上の問題や標準化を図る上で
も問題があつた。
ーシングの両側面を塞ぐ側板に空気取入用開口を
設け、送風機の吸込口のエアーフイルターが目づ
まりを起して流入抵抗が増大した時に横断流送風
機のサージング域に通風を行つて、サージング音
の発生を抑制しているが、側板に別の開口を設け
る必要があり、強度上の問題や標準化を図る上で
も問題があつた。
また、実開昭49−69404号公報は、横断流送風
機の排出口側のサージング域に風の流れに平行な
部分と直角な部分をもつ板の部材を設けて空気の
流れを安定させ、サージングを抑制しているが、
板部材の配置、形状に考慮が払われておらず、サ
ージング音の発生を十分に抑制することはできな
かつた。
機の排出口側のサージング域に風の流れに平行な
部分と直角な部分をもつ板の部材を設けて空気の
流れを安定させ、サージングを抑制しているが、
板部材の配置、形状に考慮が払われておらず、サ
ージング音の発生を十分に抑制することはできな
かつた。
さらにまた、実開昭51−42502号公報は、遠心
ポンプの羽根車において、羽根の入口端に近い所
から外周に向けて、中間部材を配置して逆流を防
止しているが、このものは遠心ポンプにおける逆
流防止であるので、中間部材の配置、形状も横断
流送風機とは全く異なるものであつた。
ポンプの羽根車において、羽根の入口端に近い所
から外周に向けて、中間部材を配置して逆流を防
止しているが、このものは遠心ポンプにおける逆
流防止であるので、中間部材の配置、形状も横断
流送風機とは全く異なるものであつた。
この考案は、かかる問題点を解決するためにな
されたもので、横断流送風機特有のサージング音
(バサバサ音)の発生を十分に抑制することを目
的とする。
されたもので、横断流送風機特有のサージング音
(バサバサ音)の発生を十分に抑制することを目
的とする。
この考案の横断流送風機は、羽根車より吸込口
側の通風路中に、吸込口側から羽根車近傍まで一
様にその間隔が広がつて通風路の方向に略八字状
に延在され吸込口側における間隔l1が羽根車近傍
における間隔l2よりも狭くされた部材を設け、こ
の部材の間隔l2を上記羽根車の軸方向の全長l4よ
りも若干狭くしたものである。
側の通風路中に、吸込口側から羽根車近傍まで一
様にその間隔が広がつて通風路の方向に略八字状
に延在され吸込口側における間隔l1が羽根車近傍
における間隔l2よりも狭くされた部材を設け、こ
の部材の間隔l2を上記羽根車の軸方向の全長l4よ
りも若干狭くしたものである。
この考案においては、羽根車端部への通風が十
分行なわれて、端部での逆流を防止し、横断流送
風機のサージング音の発生を抑制する。
分行なわれて、端部での逆流を防止し、横断流送
風機のサージング音の発生を抑制する。
第1図〜第2図に示すように、吸込口9から吹
出口8に至る通風路7に羽根車2をその軸5が通
風路7を横切るように設置し、この羽根車2の軸
5をモータ3に接続している。そして、通風路7
は羽根車2の軸5と平行する一側面とこれに対向
する他側面との間に形成されている。6は部材で
通風路7の吸込口9側から通風路の方向に羽根車
2近傍まで一様にその間隔が広がつて延在し、吸
込口9側における部材6間の間隔l1が羽根車2近
傍における間隔l2より狭く、かつ上記間隔l2が、
羽根車2の軸5方向の全長l4よりも狭くなつてい
る。また、4は熱交換器で、部材6の吸込口9側
に対向して設けられ、横巾l3は羽根車2の全長l4
よりも長くなつている。
出口8に至る通風路7に羽根車2をその軸5が通
風路7を横切るように設置し、この羽根車2の軸
5をモータ3に接続している。そして、通風路7
は羽根車2の軸5と平行する一側面とこれに対向
する他側面との間に形成されている。6は部材で
通風路7の吸込口9側から通風路の方向に羽根車
2近傍まで一様にその間隔が広がつて延在し、吸
込口9側における部材6間の間隔l1が羽根車2近
傍における間隔l2より狭く、かつ上記間隔l2が、
羽根車2の軸5方向の全長l4よりも狭くなつてい
る。また、4は熱交換器で、部材6の吸込口9側
に対向して設けられ、横巾l3は羽根車2の全長l4
よりも長くなつている。
このように構成された横断流送風機では、外箱
本体1上方の吸込口9から吸込まれた室内空気
は、熱交換器4を通り、羽根車2から吹出口8を
経て室内に吹き出されるが、通風路7中の部材6
のために、羽根車2の両端部へ十分に通風路の空
気を導くので、横断流送風機特有の羽根車2両端
部での風の流れの失速を防いで上記羽根車2両端
部での空気流の逆流を防ぎ、サージング音の発生
を抑制している。
本体1上方の吸込口9から吸込まれた室内空気
は、熱交換器4を通り、羽根車2から吹出口8を
経て室内に吹き出されるが、通風路7中の部材6
のために、羽根車2の両端部へ十分に通風路の空
気を導くので、横断流送風機特有の羽根車2両端
部での風の流れの失速を防いで上記羽根車2両端
部での空気流の逆流を防ぎ、サージング音の発生
を抑制している。
一般に横断流送風機の両端部にはサージング領
域が形成されるので、羽根車2の軸方向の全長l4
に対しl2の長さの範囲に部材6を置くことはサー
ジングの影響を流れ全体に受けにくくするので効
果的である。また、横断流送風機の吸込部分では
部材6の影響で中心部の風量が増え(拡大流れな
ので圧損が少ないため)、両端部では風量が減る
(縮少流れなので圧損が大きいため)ので、サー
ジングの影響が減少し、部材6を八字状にした効
果がある。また、部材6は通風路7中の羽根車2
の軸と平行する一側面に突設され、上記一側面と
対向する他側面との間に間隙を有しているので、
通風路7中の通風抵抗の増大を抑制することがで
き、部材6を設けることによる吹出空気量の低下
を防いでいる。
域が形成されるので、羽根車2の軸方向の全長l4
に対しl2の長さの範囲に部材6を置くことはサー
ジングの影響を流れ全体に受けにくくするので効
果的である。また、横断流送風機の吸込部分では
部材6の影響で中心部の風量が増え(拡大流れな
ので圧損が少ないため)、両端部では風量が減る
(縮少流れなので圧損が大きいため)ので、サー
ジングの影響が減少し、部材6を八字状にした効
果がある。また、部材6は通風路7中の羽根車2
の軸と平行する一側面に突設され、上記一側面と
対向する他側面との間に間隙を有しているので、
通風路7中の通風抵抗の増大を抑制することがで
き、部材6を設けることによる吹出空気量の低下
を防いでいる。
さらに、部材6は通風路7中のガイドウオール
1aの延長側側面に設けられているので、通風路
7中での空気の流れを円滑にし、通風抵抗の増大
を抑制している。
1aの延長側側面に設けられているので、通風路
7中での空気の流れを円滑にし、通風抵抗の増大
を抑制している。
なお、この実施例では、通風路7の部材6の吸
込側に対向して熱交換器4を備えているが、部材
6は通風路7中にフイルタ等が設けられ圧力損失
(通風抵抗)が大きい場合にも有効な作用を果す
ものである。
込側に対向して熱交換器4を備えているが、部材
6は通風路7中にフイルタ等が設けられ圧力損失
(通風抵抗)が大きい場合にも有効な作用を果す
ものである。
以上述べたように、この考案によれば、横断流
送風機において、吸込口から吹出口に至る通風路
に羽根車をその軸が通風路を横切るように設置
し、羽根車の軸と平行する一側面とこれに対向す
る他側面との間に通風路を形成し、羽根車より吸
込口側の通風路中に、吸込口側から羽根車近傍ま
で一様にその間隔が広がつて通風路の方向に略八
字状に延在され吸込口側における間隔l1が羽根車
近傍における間隔l2よりも狭くされた部材を設
け、この部材の間隔l2を羽根車の軸方向の全長l4
よりも若干狭くしたので、サージングの影響を流
れ全体に受けにくくするとともに、吸込部分では
中心部の風量が増え、両端部では風量が減り、サ
ージングの影響が減少することになる。また、羽
根車端部への通風が十分行なわれて、上記端部で
の空気流の逆流を防止し、横断流フアンのサージ
ング音の発生を抑制できる効果を奏するものであ
る。
送風機において、吸込口から吹出口に至る通風路
に羽根車をその軸が通風路を横切るように設置
し、羽根車の軸と平行する一側面とこれに対向す
る他側面との間に通風路を形成し、羽根車より吸
込口側の通風路中に、吸込口側から羽根車近傍ま
で一様にその間隔が広がつて通風路の方向に略八
字状に延在され吸込口側における間隔l1が羽根車
近傍における間隔l2よりも狭くされた部材を設
け、この部材の間隔l2を羽根車の軸方向の全長l4
よりも若干狭くしたので、サージングの影響を流
れ全体に受けにくくするとともに、吸込部分では
中心部の風量が増え、両端部では風量が減り、サ
ージングの影響が減少することになる。また、羽
根車端部への通風が十分行なわれて、上記端部で
の空気流の逆流を防止し、横断流フアンのサージ
ング音の発生を抑制できる効果を奏するものであ
る。
第1図はこの考案の一実施例を示す断面図、第
2図は第1図における−線断面図を示す。 図において、1aはガイドウオール、2は羽根
車、4は熱交換器、5は軸、6は部材、7は通風
路、8は吹出口、9は吸込口を示す。なお、図
中、同一符号は同一、または相当部分を示す。
2図は第1図における−線断面図を示す。 図において、1aはガイドウオール、2は羽根
車、4は熱交換器、5は軸、6は部材、7は通風
路、8は吹出口、9は吸込口を示す。なお、図
中、同一符号は同一、または相当部分を示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 吸込口9から吹出口8に至る通風路7に羽根
車2をその軸が通風路7を横切るように設置
し、上記羽根車2の軸と平行する一側面とこれ
に対向する他側面との間に上記通風路7を形成
し、上記羽根車2より吸込口9側の通風路7中
に、上記吸込口9側から羽根車2近傍まで一様
にその間隔が広がつて通風路7の方向に略八字
状に延在され吸込口9側における間隔l1が羽根
車2近傍における間隔l2よりも狭くされた部材
6を設け、この部材6の間隔l2を上記羽根車2
の軸方向の全長l4よりも若干狭くしたことを特
徴とする横断流送風機。 (2) 部材6は、通風路7中の羽根車2の軸と平行
する一側面に突設され、上記一側面に対向する
他側面との間に間隙を有していることを特徴と
する実用新案登録請求の範囲第1項記載の横断
流送風機。 (3) 部材6は、通風路7中のガイドウオールの延
長側の側面に設けられていることを特徴とする
実用新案登録請求の範囲第1項あるいは第2項
記載の横断流送風機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12005779U JPS6229679Y2 (ja) | 1979-08-31 | 1979-08-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12005779U JPS6229679Y2 (ja) | 1979-08-31 | 1979-08-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5638190U JPS5638190U (ja) | 1981-04-10 |
JPS6229679Y2 true JPS6229679Y2 (ja) | 1987-07-30 |
Family
ID=29352248
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12005779U Expired JPS6229679Y2 (ja) | 1979-08-31 | 1979-08-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6229679Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-08-31 JP JP12005779U patent/JPS6229679Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5638190U (ja) | 1981-04-10 |
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