JPH0347112B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0347112B2 JPH0347112B2 JP58112390A JP11239083A JPH0347112B2 JP H0347112 B2 JPH0347112 B2 JP H0347112B2 JP 58112390 A JP58112390 A JP 58112390A JP 11239083 A JP11239083 A JP 11239083A JP H0347112 B2 JPH0347112 B2 JP H0347112B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer frame
- pachinko machine
- frame
- foam layer
- resin
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、遊技盤,機構板,操作ハンドル等の
パチンコ機用各種部品が取付けられる前枠を保持
するパチンコ機の外枠に関する。
パチンコ機用各種部品が取付けられる前枠を保持
するパチンコ機の外枠に関する。
[従来の技術]
この手段のパチンコ機の外枠に関し、従来から
一般的に知られているものに、たとえば、実公昭
44−18532号公報に記載のものがあつた。この従
来のパチンコ機の外枠は、外枠裏面側が開放した
枠体内に発泡スチロール等の樹脂材料を装着して
構成されている。しかし、この種の従来の外枠
は、発泡スチロール等の発泡樹脂材料が外枠裏面
側において露出しているため、その露出した発泡
樹脂材料が傷付きやすく、発泡樹脂材料が早期に
損傷してしまう欠点があつた。
一般的に知られているものに、たとえば、実公昭
44−18532号公報に記載のものがあつた。この従
来のパチンコ機の外枠は、外枠裏面側が開放した
枠体内に発泡スチロール等の樹脂材料を装着して
構成されている。しかし、この種の従来の外枠
は、発泡スチロール等の発泡樹脂材料が外枠裏面
側において露出しているため、その露出した発泡
樹脂材料が傷付きやすく、発泡樹脂材料が早期に
損傷してしまう欠点があつた。
一方、このような欠点防止できるものとして、
パチンコ機の前枠に関する技術ではあるが、従
来、特開昭53−38440号公報に記載のものがあつ
た。この従来のパチンコ機の前枠は、表面枠部材
と裏面枠部材とを組み合わせて接合して内部に中
空部を有する枠体を形成し、次に前記中空部にウ
レタン等の常温で発泡する合成樹脂発泡液剤を注
入して構成されている。このように、前枠の表面
部を樹脂製の枠体で構成するとともにその枠体の
内部の中空部分に樹脂製の発泡層を形成し、ある
程度の荷重にたえられる強度を持たせるとともに
発泡層による軽量化を図り、さらに、発泡層の表
面をすべて樹脂製の枠体で覆うことにより発泡層
が露出した部分をなくして発泡層の損傷を防止で
きるようにしていた。
パチンコ機の前枠に関する技術ではあるが、従
来、特開昭53−38440号公報に記載のものがあつ
た。この従来のパチンコ機の前枠は、表面枠部材
と裏面枠部材とを組み合わせて接合して内部に中
空部を有する枠体を形成し、次に前記中空部にウ
レタン等の常温で発泡する合成樹脂発泡液剤を注
入して構成されている。このように、前枠の表面
部を樹脂製の枠体で構成するとともにその枠体の
内部の中空部分に樹脂製の発泡層を形成し、ある
程度の荷重にたえられる強度を持たせるとともに
発泡層による軽量化を図り、さらに、発泡層の表
面をすべて樹脂製の枠体で覆うことにより発泡層
が露出した部分をなくして発泡層の損傷を防止で
きるようにしていた。
[発明が解決しようとする課題]
しかし、この種の従来のパチンコ機の枠体は、
まず樹脂製の枠体を組立てて、その枠体の内部の
中空部分に後から合成樹脂製発泡液剤を注入する
のであり、その際に加熱されて溶融状態にある樹
脂製発泡材を注入したのでは枠部材がその熱によ
り軟化したり溶けたりしてしまう不都合が生ず
る。そのために、ウレタン等の常温で発泡して発
泡層を形成することのできる常温発泡材を注入せ
ざるをえないのである。ところが、常温発泡材の
場合には発泡した後硬化してもそれ程堅に発泡層
にはならず、強度的に難点がある。しかも、前枠
の表面部分を構成している前記樹脂製の枠部材と
発泡層との境界部分の接合力が弱い。また、強固
な材質が用いられている枠体と発泡層との使用材
料とが一般的に異なつているために熱膨脹率等も
異なり、枠体と内部発泡層との境界面の接合が離
脱してしまう場合が生ずる。その場合には、前面
枠の表面部分である枠体に加わつた荷重が内部発
泡層にまで伝達されにくく、パチンコ機の枠体全
体の強度が狂つてくる不都合が生ずる。
まず樹脂製の枠体を組立てて、その枠体の内部の
中空部分に後から合成樹脂製発泡液剤を注入する
のであり、その際に加熱されて溶融状態にある樹
脂製発泡材を注入したのでは枠部材がその熱によ
り軟化したり溶けたりしてしまう不都合が生ず
る。そのために、ウレタン等の常温で発泡して発
泡層を形成することのできる常温発泡材を注入せ
ざるをえないのである。ところが、常温発泡材の
場合には発泡した後硬化してもそれ程堅に発泡層
にはならず、強度的に難点がある。しかも、前枠
の表面部分を構成している前記樹脂製の枠部材と
発泡層との境界部分の接合力が弱い。また、強固
な材質が用いられている枠体と発泡層との使用材
料とが一般的に異なつているために熱膨脹率等も
異なり、枠体と内部発泡層との境界面の接合が離
脱してしまう場合が生ずる。その場合には、前面
枠の表面部分である枠体に加わつた荷重が内部発
泡層にまで伝達されにくく、パチンコ機の枠体全
体の強度が狂つてくる不都合が生ずる。
一方、パチンコ機の場合には、一般的にパチン
コ玉を貯留する貯留タンク内のパチンコ玉の荷重
がいわゆるスランプに影響するのであり、その貯
留タンク内のパチンコ玉の荷重を負担する外枠の
強度が狂つた場合には前記スランプにも影響する
おそれがある。その結果、遊技場において前記外
枠の強度が狂いパチンコ機のスランプにばらつき
が生じた場合には、遊技場におけるスランプ調整
が困難となる欠点が生ずる。つまり、遊技場にお
いては、外枠の強度が一定であるばらつきのない
パチンコ機が望まれるのである。
コ玉を貯留する貯留タンク内のパチンコ玉の荷重
がいわゆるスランプに影響するのであり、その貯
留タンク内のパチンコ玉の荷重を負担する外枠の
強度が狂つた場合には前記スランプにも影響する
おそれがある。その結果、遊技場において前記外
枠の強度が狂いパチンコ機のスランプにばらつき
が生じた場合には、遊技場におけるスランプ調整
が困難となる欠点が生ずる。つまり、遊技場にお
いては、外枠の強度が一定であるばらつきのない
パチンコ機が望まれるのである。
本発明は、かかる実情に鑑み、ある程度の強度
を有しながらも軽量化の達成できる樹脂製の外枠
を提供するとともに、ほぼ一定の強度を有しばら
つきの少ない外枠を欲するという遊技場の要請に
も応えることのできるパチンコ機の外枠を提供す
ることを目的とする。
を有しながらも軽量化の達成できる樹脂製の外枠
を提供するとともに、ほぼ一定の強度を有しばら
つきの少ない外枠を欲するという遊技場の要請に
も応えることのできるパチンコ機の外枠を提供す
ることを目的とする。
[課題を解決するための手段]
本発明は、遊技盤,機構板,操作ハンドル等の
パチンコ機用各種部品が取付けられる前枠を保持
するパチンコ機の外枠が、該外枠の表面層を形成
する表面スキン層とその内部の発泡層とを含み、 前記表面スキン層と発泡層とが、熱可塑性樹脂
の射出成型によりそれぞれ射出成型器内部での溶
融状態を径て成型されたことを特徴とする。
パチンコ機用各種部品が取付けられる前枠を保持
するパチンコ機の外枠が、該外枠の表面層を形成
する表面スキン層とその内部の発泡層とを含み、 前記表面スキン層と発泡層とが、熱可塑性樹脂
の射出成型によりそれぞれ射出成型器内部での溶
融状態を径て成型されたことを特徴とする。
[作用]
本発明によれば、パチンコ機の外枠が、外枠の
表面層を形成する表面スキン層とその内部の発泡
層とを含んでいるために、ある程度の強度を有し
ながらも発泡層による軽量化が達成できる。しか
も、その表面スキン層と発泡層とが、熱可塑性樹
脂の射出成型により射出成型器内部での溶融状態
を経て成型されたものであるために、表面スキン
層と発泡層との境界部分が溶融状態を経た後に硬
化しているために、表面スキン層と発泡層とが一
体化しており、表面スキン層と発泡層とが離脱し
にくく、表面スキン層と発泡層との離脱に伴う外
枠の強度の狂いが極力防止される。
表面層を形成する表面スキン層とその内部の発泡
層とを含んでいるために、ある程度の強度を有し
ながらも発泡層による軽量化が達成できる。しか
も、その表面スキン層と発泡層とが、熱可塑性樹
脂の射出成型により射出成型器内部での溶融状態
を経て成型されたものであるために、表面スキン
層と発泡層との境界部分が溶融状態を経た後に硬
化しているために、表面スキン層と発泡層とが一
体化しており、表面スキン層と発泡層とが離脱し
にくく、表面スキン層と発泡層との離脱に伴う外
枠の強度の狂いが極力防止される。
[発明の実施例]
次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
説明する。
第1図は、この発明の対象を含むパチンコ機の
外観斜視図である。図において、パチンコ機1
は、外枠2と前枠3とを含む。外枠2は蝶番35
を介して前枠3を保持する。それゆえ前枠3は、
正面から見てその左上下に取付けられた蝶番35
を中心に、外枠2に対して回動(開閉)可能であ
る。
外観斜視図である。図において、パチンコ機1
は、外枠2と前枠3とを含む。外枠2は蝶番35
を介して前枠3を保持する。それゆえ前枠3は、
正面から見てその左上下に取付けられた蝶番35
を中心に、外枠2に対して回動(開閉)可能であ
る。
なお、第1図において、31は金枠、32はガ
ラス扉枠、33は玉受皿、34は操作ハンドル、
36は前面板、37は賞品球払出口、38は打球
供給皿であり、すべて前枠3に取付けられてい
る。
ラス扉枠、33は玉受皿、34は操作ハンドル、
36は前面板、37は賞品球払出口、38は打球
供給皿であり、すべて前枠3に取付けられてい
る。
第2図は、この発明の一実施例の斜視図であ
る。図示のように、パチンコ機1の外枠2は、た
とえば正面長方形枠で額縁状の形状である。正面
から見て、外枠2の左上部には、前枠3に取付け
られた蝶番(第1図)を支えるための支持金(図
示せず)を取付けるためにその肉厚が薄い部分2
1が形成されている。また、右側の内側前面に
は、溝部22が形成されている。これは、この外
枠2に取付けられた前枠3をたとえば開くとき
に、指を掛けるためのもの、または前枠3の止め
鍵を設けるためのものである。
る。図示のように、パチンコ機1の外枠2は、た
とえば正面長方形枠で額縁状の形状である。正面
から見て、外枠2の左上部には、前枠3に取付け
られた蝶番(第1図)を支えるための支持金(図
示せず)を取付けるためにその肉厚が薄い部分2
1が形成されている。また、右側の内側前面に
は、溝部22が形成されている。これは、この外
枠2に取付けられた前枠3をたとえば開くとき
に、指を掛けるためのもの、または前枠3の止め
鍵を設けるためのものである。
この実施例の第1の特徴は、上述のような形状
のパチンコ機の外枠2を合成樹脂の一体成型によ
り成型したことである。すなわち、このような形
状の外枠を成型するための金型を用意し、その金
型内に合成樹脂材料を射出して成型したことであ
る。
のパチンコ機の外枠2を合成樹脂の一体成型によ
り成型したことである。すなわち、このような形
状の外枠を成型するための金型を用意し、その金
型内に合成樹脂材料を射出して成型したことであ
る。
そして、その効果としては、製造工程の簡略化
に加えて、量産性が向上することになる。より詳
しく言えば、従来の木材で外枠2を作る場合、た
とえば枠2の上下左右を構成する木材を用意し、
それらをたとえば釘等で止めて形成していた。こ
れに対し、この実施例では、合成樹脂の一体成型
で作るので、一度に成型でき、製造工程が非常に
簡略化できる。また、一体成型は金型を用いて行
なうので、同一形状,同一寸法の外枠2が成型で
き、寸法精度の向上が図れるのである。さらにま
た、成型時に用いる金型を、外枠2の特有の形
状、たとえば肉薄部21や溝部22が形成される
形状としておけば、外枠2が成型された後、肉薄
部21や溝部22を形成するための加工が不要と
なる。
に加えて、量産性が向上することになる。より詳
しく言えば、従来の木材で外枠2を作る場合、た
とえば枠2の上下左右を構成する木材を用意し、
それらをたとえば釘等で止めて形成していた。こ
れに対し、この実施例では、合成樹脂の一体成型
で作るので、一度に成型でき、製造工程が非常に
簡略化できる。また、一体成型は金型を用いて行
なうので、同一形状,同一寸法の外枠2が成型で
き、寸法精度の向上が図れるのである。さらにま
た、成型時に用いる金型を、外枠2の特有の形
状、たとえば肉薄部21や溝部22が形成される
形状としておけば、外枠2が成型された後、肉薄
部21や溝部22を形成するための加工が不要と
なる。
この実施例の第2の特徴は、外枠2を構成する
合成樹脂が、表面スキン層と内部発泡層とからな
る3層構造合成樹脂であることである。第3図お
よび第4図は、外枠2の上述の構造を説明するた
めの断面図である。第3図は、第2図の線−
に沿つた断面図であり、第4図は、第2図の線
−に沿つた断面図である。第3図および第4図
に示すように、この外枠2の合成樹脂構造は、表
面スキン層2Aと内部発泡層2Bとから成つてい
る。よつて、たとえば或る面からその裏面方向に
観察すれば、スキン層2A,発泡層2B,スキン
層2Aの3層構造となつている。
合成樹脂が、表面スキン層と内部発泡層とからな
る3層構造合成樹脂であることである。第3図お
よび第4図は、外枠2の上述の構造を説明するた
めの断面図である。第3図は、第2図の線−
に沿つた断面図であり、第4図は、第2図の線
−に沿つた断面図である。第3図および第4図
に示すように、この外枠2の合成樹脂構造は、表
面スキン層2Aと内部発泡層2Bとから成つてい
る。よつて、たとえば或る面からその裏面方向に
観察すれば、スキン層2A,発泡層2B,スキン
層2Aの3層構造となつている。
パチンコ機の外枠2をこのような3層構造の合
成樹脂で一体成型したので、内部発泡層2Bが高
い吸音効果および振動吸収効果を有する。よつ
て、このような効果を有するパチンコ機の外枠2
を用いたパチンコ機全体としては、騒音の少ない
かつ振動の伝わりにくいものとすることができ
る。
成樹脂で一体成型したので、内部発泡層2Bが高
い吸音効果および振動吸収効果を有する。よつ
て、このような効果を有するパチンコ機の外枠2
を用いたパチンコ機全体としては、騒音の少ない
かつ振動の伝わりにくいものとすることができ
る。
さらに、内部に発泡層2Bを有するため、その
表面がいわゆる肉びけを生じず、外枠2の凹凸の
多い溝部22等の周辺が美しく仕上がつている。
表面がいわゆる肉びけを生じず、外枠2の凹凸の
多い溝部22等の周辺が美しく仕上がつている。
さらにまた、外枠2の軽量化も図れる。発泡層
2Bの単位体積あたりの重量が軽いからである。
2Bの単位体積あたりの重量が軽いからである。
なお、第2図に示すように、この一実施例の外
枠2の下部前面23には、熱硬化性の樹脂板、た
とえばメラミンで形成された薄板24を接合する
ことが好ましい。このように、外枠2に前枠3等
が嵌め込まれ、パチンコ機となつたときに、外枠
2の外部から簡単に触れることのできる面23に
熱硬化性の樹脂板24を接合しておけば、たとえ
ば遊技者が誤つてタバコの火などをこの外枠前面
に接触した場合に、外枠2が当該火等の熱によつ
て変色や変形を生じることを防止でき、美しい外
観を維持することができる。
枠2の下部前面23には、熱硬化性の樹脂板、た
とえばメラミンで形成された薄板24を接合する
ことが好ましい。このように、外枠2に前枠3等
が嵌め込まれ、パチンコ機となつたときに、外枠
2の外部から簡単に触れることのできる面23に
熱硬化性の樹脂板24を接合しておけば、たとえ
ば遊技者が誤つてタバコの火などをこの外枠前面
に接触した場合に、外枠2が当該火等の熱によつ
て変色や変形を生じることを防止でき、美しい外
観を維持することができる。
なお、熱硬化性の樹脂板24に代えて、たとえ
ばアルミ板をここに接合してもよい。
ばアルミ板をここに接合してもよい。
外枠前面23と熱硬化性樹脂板24またはアル
ミ板との接合は、接着剤や止めねじ等によつて簡
単に行なうことができる。なお、接着剤で接合す
る場合には、外枠2の前面23を加熱した後接着
剤を塗布し、熱硬化性樹脂板24等を接合するこ
とが好ましい。加熱により前面23と樹脂板24
等との接着力の強化が図れるからである。
ミ板との接合は、接着剤や止めねじ等によつて簡
単に行なうことができる。なお、接着剤で接合す
る場合には、外枠2の前面23を加熱した後接着
剤を塗布し、熱硬化性樹脂板24等を接合するこ
とが好ましい。加熱により前面23と樹脂板24
等との接着力の強化が図れるからである。
次に、上記説明した3層構造合成樹脂で一体成
型されたパチンコ機外枠2の製造方法を詳しく説
明する。
型されたパチンコ機外枠2の製造方法を詳しく説
明する。
第5図は、この発明の一実施例の製造に用いる
射出成型装置90である。図において、ホツパ9
01から合成樹脂材料が投入される。投入された
その材料は、材料供給装置902に移される。材
料供給装置902では、合成樹脂材料が加熱さ
れ、溶融される。溶融された樹脂材料は、表面ス
キン層形成用と内部発泡層形成用とに分けられ、
内部発泡層形成用樹脂材料内には、発泡剤が混入
される。この工程については、後に詳述する。そ
して、各溶融樹脂は、押出装置903によつて押
出され、加熱シリンダ904を介して金型100
内に充填される。なお、図において、905は金
型100を締付け固定する型締めシリンダであ
る。
射出成型装置90である。図において、ホツパ9
01から合成樹脂材料が投入される。投入された
その材料は、材料供給装置902に移される。材
料供給装置902では、合成樹脂材料が加熱さ
れ、溶融される。溶融された樹脂材料は、表面ス
キン層形成用と内部発泡層形成用とに分けられ、
内部発泡層形成用樹脂材料内には、発泡剤が混入
される。この工程については、後に詳述する。そ
して、各溶融樹脂は、押出装置903によつて押
出され、加熱シリンダ904を介して金型100
内に充填される。なお、図において、905は金
型100を締付け固定する型締めシリンダであ
る。
第6A図および第6B図は、第5図に示した射
出成型装置90を、その動作説明を容易にするた
め、より模式的,図解的に描いた図である。第6
A図および第6B図においては、第5図に示した
押出装置903の一例として、アキユムレータ9
06,907を用いている。この第6A図および
第6B図を参照して、金型100内に溶融樹脂を
射出するまでの工程につき詳しく説明する。
出成型装置90を、その動作説明を容易にするた
め、より模式的,図解的に描いた図である。第6
A図および第6B図においては、第5図に示した
押出装置903の一例として、アキユムレータ9
06,907を用いている。この第6A図および
第6B図を参照して、金型100内に溶融樹脂を
射出するまでの工程につき詳しく説明する。
まず、主として第6A図を参照して説明する。
射出成型装置90のホツパ901から、パチンコ
機の外枠2を成型するための合成樹脂材料200
を投入する。材料となる合成樹脂は、好ましくは
ポリスチレンまたはABS樹脂である。これらの
各樹脂は、比較的剛性があり、かつ粘度が高いか
らである。さらに、これら各樹脂は、他の合成樹
脂、たとえばポリオレフイン等に比べて発泡状態
が良く、気泡が細かく均一であるという利点も有
しているからである。ホツパ901から投入され
た合成樹脂材料200は、材料供給装置902に
移される。材料供給装置902では、合成樹脂材
料200が加熱され溶融される。そして、その溶
融された合成樹脂材料200は、表面スキン層形
成用200aと内部発泡層形成用200bとに区
分される。
射出成型装置90のホツパ901から、パチンコ
機の外枠2を成型するための合成樹脂材料200
を投入する。材料となる合成樹脂は、好ましくは
ポリスチレンまたはABS樹脂である。これらの
各樹脂は、比較的剛性があり、かつ粘度が高いか
らである。さらに、これら各樹脂は、他の合成樹
脂、たとえばポリオレフイン等に比べて発泡状態
が良く、気泡が細かく均一であるという利点も有
しているからである。ホツパ901から投入され
た合成樹脂材料200は、材料供給装置902に
移される。材料供給装置902では、合成樹脂材
料200が加熱され溶融される。そして、その溶
融された合成樹脂材料200は、表面スキン層形
成用200aと内部発泡層形成用200bとに区
分される。
そして、内部発泡層形成用溶融樹脂200bに
はさらに発泡剤200が混入される。この発泡剤
としては、発生ガスがN2となるような有機発泡
剤が主として使用される。また、たとえばN2ガ
スを直接高圧で混入してもよい。さらにまた、重
炭酸ソーダや炭酸)アンモニウム等の無機発泡剤
を使用してもよい。このような無機発泡剤を使用
した場合は、その分解温度が低く、緩かなガス発
生が行なわれ、内部発泡層の発泡率が比較的低い
製品ができる。
はさらに発泡剤200が混入される。この発泡剤
としては、発生ガスがN2となるような有機発泡
剤が主として使用される。また、たとえばN2ガ
スを直接高圧で混入してもよい。さらにまた、重
炭酸ソーダや炭酸)アンモニウム等の無機発泡剤
を使用してもよい。このような無機発泡剤を使用
した場合は、その分解温度が低く、緩かなガス発
生が行なわれ、内部発泡層の発泡率が比較的低い
製品ができる。
なお、この材料供給装置902において、溶融
樹脂200a,200bに着色剤を混入してもよ
い。特に、表面スキン層形成用溶融樹脂200a
に所定の色の着色剤を混入すれば、その色に着色
された外枠2を成型でき、美感に優れた商品価値
のある外枠2とすることができる。
樹脂200a,200bに着色剤を混入してもよ
い。特に、表面スキン層形成用溶融樹脂200a
に所定の色の着色剤を混入すれば、その色に着色
された外枠2を成型でき、美感に優れた商品価値
のある外枠2とすることができる。
表面スキン層形成用溶融樹脂200aおよび発
泡剤300が混入された内部発泡層形成用溶融樹
脂200bは、直ちにアキユムレータ906およ
び907内に蓄積される。各アキユムレータ90
6,907内では、溶融樹脂200a,200b
は、固化しないように加熱されている。さらに、
たとえばエアポンプ912,913とピストン9
14,915とによつて加圧されている。それゆ
えアキユムレータ907内では、内部発泡層形成
用溶融樹脂200bが発泡することはない。な
お、材料供給装置902と各アキユムレータ90
6および907への通路には、後述する射出時
に、アキユムレータ906および907内の溶融
樹脂200aおよび200bが逆戻りしないよう
に弁910および911が設けられている。
泡剤300が混入された内部発泡層形成用溶融樹
脂200bは、直ちにアキユムレータ906およ
び907内に蓄積される。各アキユムレータ90
6,907内では、溶融樹脂200a,200b
は、固化しないように加熱されている。さらに、
たとえばエアポンプ912,913とピストン9
14,915とによつて加圧されている。それゆ
えアキユムレータ907内では、内部発泡層形成
用溶融樹脂200bが発泡することはない。な
お、材料供給装置902と各アキユムレータ90
6および907への通路には、後述する射出時
に、アキユムレータ906および907内の溶融
樹脂200aおよび200bが逆戻りしないよう
に弁910および911が設けられている。
次に、第6B図を主として参照して説明する。
各アキユムレータ906および907に蓄積され
た各溶融樹脂200aおよび200bの量が、金
型100を充填するのに必要な量に達したとす
る。すると、金型100への充填通路にあるバル
ブ908および909を所定の順序(後述する)
で開く。同時に、エアポンプ912および913
によつてアキユムレータ906および907内の
気圧を上げる。これによつて、アキユムレータ9
06および907内のピストン914および91
5が下降して、射出ノズル916から高速で金型
100のキヤビテイ101内へ溶融樹脂の充填が
行なわれる。
各アキユムレータ906および907に蓄積され
た各溶融樹脂200aおよび200bの量が、金
型100を充填するのに必要な量に達したとす
る。すると、金型100への充填通路にあるバル
ブ908および909を所定の順序(後述する)
で開く。同時に、エアポンプ912および913
によつてアキユムレータ906および907内の
気圧を上げる。これによつて、アキユムレータ9
06および907内のピストン914および91
5が下降して、射出ノズル916から高速で金型
100のキヤビテイ101内へ溶融樹脂の充填が
行なわれる。
第7A図ないし第7C図は、2チヤンネルノズ
ルを用いて、溶融樹脂を射出し、表面スキン層お
よび内部発泡層の3層構造合成樹脂を成型する射
出成型工程を説明するめの図である。第7A図な
いし第7C図を参照して、射出工程につき詳しく
説明する。
ルを用いて、溶融樹脂を射出し、表面スキン層お
よび内部発泡層の3層構造合成樹脂を成型する射
出成型工程を説明するめの図である。第7A図な
いし第7C図を参照して、射出工程につき詳しく
説明する。
第7A図において、ノズル916は、樹脂を射
出するその先端部が同心円状の形状をしている。
すなわち、中心にノズル916bが配置され、そ
のまわりを取囲んでノズル916aが配置されて
いる。
出するその先端部が同心円状の形状をしている。
すなわち、中心にノズル916bが配置され、そ
のまわりを取囲んでノズル916aが配置されて
いる。
この射出工程では、まずノズル916aから表
面スキン層を形成するための溶融樹脂200aが
ゲート102を介して金型100のキヤビテイ1
01内に射出される。この射出される溶融樹脂2
00aの量は、キヤビテイ101の容量、すなわ
ち成型するパチンコ機外枠2の大きさにもよる
が、たとえばキヤビテイ101の約20%の量が射
出される。この射出は、たとえば第6A図におい
て、バルブ908だけを開き、アキユムレータ9
06から溶融樹脂200aを押出すことにより行
なわれる。
面スキン層を形成するための溶融樹脂200aが
ゲート102を介して金型100のキヤビテイ1
01内に射出される。この射出される溶融樹脂2
00aの量は、キヤビテイ101の容量、すなわ
ち成型するパチンコ機外枠2の大きさにもよる
が、たとえばキヤビテイ101の約20%の量が射
出される。この射出は、たとえば第6A図におい
て、バルブ908だけを開き、アキユムレータ9
06から溶融樹脂200aを押出すことにより行
なわれる。
スキン層を形成する溶融樹脂200aが射出さ
れた後、スキン層を形成する溶融樹脂200aお
よび内部発泡層を形成する溶融樹脂200bが同
時に射出される。この様子は第7B図および第7
C図に描かれている。このように溶融樹脂200
aと200bとを同時に射出するには、たとえば
第6A図において、バルブ908および909の
両方を開き、アキユムレータ906および907
から各溶融樹脂を押出せばよい(第6B図参照)。
れた後、スキン層を形成する溶融樹脂200aお
よび内部発泡層を形成する溶融樹脂200bが同
時に射出される。この様子は第7B図および第7
C図に描かれている。このように溶融樹脂200
aと200bとを同時に射出するには、たとえば
第6A図において、バルブ908および909の
両方を開き、アキユムレータ906および907
から各溶融樹脂を押出せばよい(第6B図参照)。
同時に射出される溶融樹脂200aと200b
とは、互いに混入せず常に溶融樹脂200bを溶
融樹脂200aが取囲むようにしてキヤビテイ1
01内を拡がつていく。これは、ノズル916の
先端部が同心円状になつており、内部発泡層を形
成する溶融樹脂200bが中心のノズルから射出
されているからである。また、溶融樹脂200a
と溶融樹脂200bとを比較した場合、発泡剤3
00が混入されていない溶融樹脂200aの方が
粘度が高く、かつ溶融樹脂200bは次第に発泡
しその容積を増加しつつキヤビテイ101内に拡
がるからである。それゆえ、表面スキン層を形成
する溶融樹脂200aは、均等な厚みに押し拡げ
られつつキヤビテイ101内を拡がつていく。
とは、互いに混入せず常に溶融樹脂200bを溶
融樹脂200aが取囲むようにしてキヤビテイ1
01内を拡がつていく。これは、ノズル916の
先端部が同心円状になつており、内部発泡層を形
成する溶融樹脂200bが中心のノズルから射出
されているからである。また、溶融樹脂200a
と溶融樹脂200bとを比較した場合、発泡剤3
00が混入されていない溶融樹脂200aの方が
粘度が高く、かつ溶融樹脂200bは次第に発泡
しその容積を増加しつつキヤビテイ101内に拡
がるからである。それゆえ、表面スキン層を形成
する溶融樹脂200aは、均等な厚みに押し拡げ
られつつキヤビテイ101内を拡がつていく。
なお、上記溶融樹脂200aと200bとの同
時射出において、表面スキン層を形成する溶融樹
脂200aを射出する圧力(たとえばアキユムレ
ータ906(第6A図)の圧力)を、内部発泡層
を形成する溶融樹脂200bを射出する圧力に比
べてやや低くすることが好ましい。成型されるパ
チンコ機外枠2の表面スキン層がより薄いものと
なり、内部発泡層の占める割合が大きく、吸音性
の向上や重量の軽減が図れるからである。
時射出において、表面スキン層を形成する溶融樹
脂200aを射出する圧力(たとえばアキユムレ
ータ906(第6A図)の圧力)を、内部発泡層
を形成する溶融樹脂200bを射出する圧力に比
べてやや低くすることが好ましい。成型されるパ
チンコ機外枠2の表面スキン層がより薄いものと
なり、内部発泡層の占める割合が大きく、吸音性
の向上や重量の軽減が図れるからである。
金型100のキヤビテイ101内に溶融樹脂が
充填されたとき、射出を中止する。なお、好まし
くは内部発泡層を形成する溶融樹脂200bは、
その発泡が進行することにより体積が増加するた
め、キヤビテイ101内が100%充填される前に
射出を停止する方がよい。
充填されたとき、射出を中止する。なお、好まし
くは内部発泡層を形成する溶融樹脂200bは、
その発泡が進行することにより体積が増加するた
め、キヤビテイ101内が100%充填される前に
射出を停止する方がよい。
第8図は、上記射出工程に用いる射出用ノズル
の別の例を示す側断面図である。第8図には、3
チヤンネルノズルが描かれている。このような3
チヤンネルノズルを用いた場合、前述した2チヤ
ンネルノズルに比べて次のような利点がある。す
なわち、2チヤンネルノズルの場合、ゲート10
2付近のスキン層が薄くなりやすいという欠点を
有している。それゆえ、このような3チヤンネル
ノズルを用いれば、ゲート102付近のスキン層
が薄くなることを防止できる。
の別の例を示す側断面図である。第8図には、3
チヤンネルノズルが描かれている。このような3
チヤンネルノズルを用いた場合、前述した2チヤ
ンネルノズルに比べて次のような利点がある。す
なわち、2チヤンネルノズルの場合、ゲート10
2付近のスキン層が薄くなりやすいという欠点を
有している。それゆえ、このような3チヤンネル
ノズルを用いれば、ゲート102付近のスキン層
が薄くなることを防止できる。
第9図は、以上の射出製造工程によつて成型さ
れた合成樹脂の断面図である。図に示すように、
成型された合成樹脂は、その表面および裏面にス
キン層Aを有する。このスキン層Aは通常の発泡
していない合成樹脂(たとえばABS樹脂)であ
る。表面および裏面のスキン層Aに挾まれた内部
発泡層Bは、発泡剤によつて発泡された合成樹脂
である。この合成樹脂内には、多数の気泡B1が
形成されている。それゆえ発泡層Bの単位体積あ
たりの重量は軽く、かつ振動や音の吸収性が良
い。なお、製造段階においては、この内部発泡層
Bが気泡を有するため、その熱伝導性が悪いの
で、成型品が固化するための冷却時間は十分に取
る必要がある。
れた合成樹脂の断面図である。図に示すように、
成型された合成樹脂は、その表面および裏面にス
キン層Aを有する。このスキン層Aは通常の発泡
していない合成樹脂(たとえばABS樹脂)であ
る。表面および裏面のスキン層Aに挾まれた内部
発泡層Bは、発泡剤によつて発泡された合成樹脂
である。この合成樹脂内には、多数の気泡B1が
形成されている。それゆえ発泡層Bの単位体積あ
たりの重量は軽く、かつ振動や音の吸収性が良
い。なお、製造段階においては、この内部発泡層
Bが気泡を有するため、その熱伝導性が悪いの
で、成型品が固化するための冷却時間は十分に取
る必要がある。
上述の説明においては、表面スキン層Aと内部
発泡層Bとは、同一の合成樹脂材料(たとえば
ABS樹脂)を用いて成型するようにした。しか
し、表面スキン層Aをポリスチレンで形成し、内
部発泡層BをABS樹脂に有機発泡剤を加えた樹
脂で形成するようにしても構わない。
発泡層Bとは、同一の合成樹脂材料(たとえば
ABS樹脂)を用いて成型するようにした。しか
し、表面スキン層Aをポリスチレンで形成し、内
部発泡層BをABS樹脂に有機発泡剤を加えた樹
脂で形成するようにしても構わない。
次に、この製造工程に用いられる金型100に
ついて説明する。
ついて説明する。
第10A図および第10B図は、金型100の
キヤビテイ101の概略形状とゲート102の位
置を説明するための図である。この射出成型工程
によつて成型されるのは、3層構造合成樹脂で成
型されたパチンコ機の外枠2である。それゆえ、
用いる金型100は、額縁状のパチンコ機の外枠
2を成型するための金型100である。今、この
ような額縁状の金型100には、その額縁状の形
状のキヤビテイ101が形成されている。このキ
ヤビテイ101は、製造すべきパチンコ機外枠2
の種類や特徴に応じて、該枠2の所定の場所に凹
凸や孔等が形成される形状になつている。
キヤビテイ101の概略形状とゲート102の位
置を説明するための図である。この射出成型工程
によつて成型されるのは、3層構造合成樹脂で成
型されたパチンコ機の外枠2である。それゆえ、
用いる金型100は、額縁状のパチンコ機の外枠
2を成型するための金型100である。今、この
ような額縁状の金型100には、その額縁状の形
状のキヤビテイ101が形成されている。このキ
ヤビテイ101は、製造すべきパチンコ機外枠2
の種類や特徴に応じて、該枠2の所定の場所に凹
凸や孔等が形成される形状になつている。
この金型100の材質は、一般の射出成型に使
われるものでよいが、内部発泡層が発泡する際に
発生するガスの種類によつては、キヤビテイ10
1の金属面が腐蝕されるおそれがある。それゆ
え、キヤビテイ101の面には、硬質クロムメツ
キを施すことが好ましい。
われるものでよいが、内部発泡層が発泡する際に
発生するガスの種類によつては、キヤビテイ10
1の金属面が腐蝕されるおそれがある。それゆ
え、キヤビテイ101の面には、硬質クロムメツ
キを施すことが好ましい。
さらに、金型100内で成型される樹脂は熱伝
導性の悪い内部発泡層を含むため、金型100に
は冷却水溝(図示せず)を十分に設けることが好
ましい。
導性の悪い内部発泡層を含むため、金型100に
は冷却水溝(図示せず)を十分に設けることが好
ましい。
次に、射出のためのゲートの位置について説明
する。第10A図は、成型されるべきパチンコ機
外枠2の1対の対角部分に対応する部分に射出の
ためのゲートが設けられたものが示されている。
このようにゲート101を設けた場合、射出され
る溶融樹脂は、矢印102aのようにキヤビテイ
101内を流れていく。それゆえ、成型されるパ
チンコ機外枠2は、表面スキン層と内部発泡層の
バランスが部分的に片寄らず、重量バランスの良
い外枠2を成型することができる。
する。第10A図は、成型されるべきパチンコ機
外枠2の1対の対角部分に対応する部分に射出の
ためのゲートが設けられたものが示されている。
このようにゲート101を設けた場合、射出され
る溶融樹脂は、矢印102aのようにキヤビテイ
101内を流れていく。それゆえ、成型されるパ
チンコ機外枠2は、表面スキン層と内部発泡層の
バランスが部分的に片寄らず、重量バランスの良
い外枠2を成型することができる。
第10B図は、成型されるべき額縁状外枠2の
一方端辺中央部に対応する部分に、ゲート102
が設けられたものを示している。この位置にゲー
ト102を設けて射出成型した場合、矢印102
bのように溶融樹脂が流れて、キヤビテイ101
が充填される。それゆえ溶融樹脂の流動方向が一
定で美しく、成型されたパチンコ機外枠2の表面
がむらなく仕上がるという利点がある。
一方端辺中央部に対応する部分に、ゲート102
が設けられたものを示している。この位置にゲー
ト102を設けて射出成型した場合、矢印102
bのように溶融樹脂が流れて、キヤビテイ101
が充填される。それゆえ溶融樹脂の流動方向が一
定で美しく、成型されたパチンコ機外枠2の表面
がむらなく仕上がるという利点がある。
第11A図およ第11B図は、この発明の一実
施例を製造するための他の射出成型装置91を示
す図である。この射出成型装置91の特徴は、金
型100として、たとえば5つの金型100a〜
100eを設けたことである。そして、これら金
型100a〜100eは、5つのステーシヨン1
10a〜110e上を順次移動する。すなわち、
5つのステーシヨン110a〜110eは円形状
に配置されており、各ステーシヨン上を金型10
0a〜100eが順次回転移動していくようにさ
れている。この射出成型装置91を用いれば、パ
チンコ機外枠2の製造は、次のように行なうこと
ができる。
施例を製造するための他の射出成型装置91を示
す図である。この射出成型装置91の特徴は、金
型100として、たとえば5つの金型100a〜
100eを設けたことである。そして、これら金
型100a〜100eは、5つのステーシヨン1
10a〜110e上を順次移動する。すなわち、
5つのステーシヨン110a〜110eは円形状
に配置されており、各ステーシヨン上を金型10
0a〜100eが順次回転移動していくようにさ
れている。この射出成型装置91を用いれば、パ
チンコ機外枠2の製造は、次のように行なうこと
ができる。
たとえば、ステーシヨン110a上にある金型
100aに、溶融樹脂が充填されるとする。金型
100aへの充填が終了すると、金型100a
は、ステーシヨン110aから110bへと移動
する。それに伴ない、ステーシヨン110b上に
あつた金型100bはステーシヨン110cに、
ステーシヨン110c上にあつた金型100cは
ステーシヨン110dというように順次ステーシ
ヨン上に移動する。そして、ステーシヨン110
a上には次に金型100eが来る。応じて、金型
100eに前述と同様の工程によつて溶融樹脂が
射出され充填されることになる。
100aに、溶融樹脂が充填されるとする。金型
100aへの充填が終了すると、金型100a
は、ステーシヨン110aから110bへと移動
する。それに伴ない、ステーシヨン110b上に
あつた金型100bはステーシヨン110cに、
ステーシヨン110c上にあつた金型100cは
ステーシヨン110dというように順次ステーシ
ヨン上に移動する。そして、ステーシヨン110
a上には次に金型100eが来る。応じて、金型
100eに前述と同様の工程によつて溶融樹脂が
射出され充填されることになる。
このようにして、各金型100a〜100e
は、ステーシヨン110aにおいて、そのキヤビ
テイ内に溶融樹脂が充填された後、ステーシヨン
110b〜110eへと順次移動していく。この
とき、各金型はたとえば外部から冷却水がかけら
れて、冷却される。そして、金型がステーシヨン
110eに達したときには、中の溶融樹脂が固化
して、パチンコ機外枠2が完成しているようにさ
れている。よつて、ステーシヨン110eに金型
が達したとき、固化したパチンコ機外枠2を取出
し、金型がステーシヨン110aに移つたときに
すぐ充填できるようになる。それゆえ、この装置
91によれば、製品が製造効率が上昇する。
は、ステーシヨン110aにおいて、そのキヤビ
テイ内に溶融樹脂が充填された後、ステーシヨン
110b〜110eへと順次移動していく。この
とき、各金型はたとえば外部から冷却水がかけら
れて、冷却される。そして、金型がステーシヨン
110eに達したときには、中の溶融樹脂が固化
して、パチンコ機外枠2が完成しているようにさ
れている。よつて、ステーシヨン110eに金型
が達したとき、固化したパチンコ機外枠2を取出
し、金型がステーシヨン110aに移つたときに
すぐ充填できるようになる。それゆえ、この装置
91によれば、製品が製造効率が上昇する。
なお、金型100は、たとえば同一のパチンコ
機外枠を成型するための金型を複数用いてもよい
し、異なるパチンコ機外枠を成型するための金型
を混ぜて用いてもよい。
機外枠を成型するための金型を複数用いてもよい
し、異なるパチンコ機外枠を成型するための金型
を混ぜて用いてもよい。
さらにまた、ステーシヨンの配置は円形に限定
されることはなく、所定の閉曲線上を移動するよ
うな配置とすればよい。
されることはなく、所定の閉曲線上を移動するよ
うな配置とすればよい。
[発明の効果]
本発明は、外枠が表面スキン層とその内部の発
泡層とを含むため、ある程度の強度を有しながら
も発泡層による軽量化が達成できる。しかも、そ
の表面スキン層と発泡層との境界部分が熱による
溶融状態を経た後に硬化しているために表面スキ
ン層と発泡層とが一体化しており、その表面スキ
ン層と発泡層とが離脱しにくく、離脱に伴う前枠
の強度の狂いが防止でき、一定の強度を有しばら
つきの少ないパチンコ機の前枠を提供することが
容易となつた。
泡層とを含むため、ある程度の強度を有しながら
も発泡層による軽量化が達成できる。しかも、そ
の表面スキン層と発泡層との境界部分が熱による
溶融状態を経た後に硬化しているために表面スキ
ン層と発泡層とが一体化しており、その表面スキ
ン層と発泡層とが離脱しにくく、離脱に伴う前枠
の強度の狂いが防止でき、一定の強度を有しばら
つきの少ないパチンコ機の前枠を提供することが
容易となつた。
第1図は、パチンコ機全体の外観斜視図であ
る。第2図は、この発明の一実施例のパチンコ機
の外枠の斜視図である。第3図は、第2図の実施
例の線−に沿つた断面図である。第4図は、
第2図の実施例の線−に沿つた断面図であ
る。第5図は、この発明の一実施例を製造するた
めの射出成型装置の一例の外観斜視図である。第
6A図および第6B図は、第5図に示す射出成型
装置の動作および成型工程を説明するために描い
た図解図である。第7A図ないし第7C図は、2
チヤンネルノズルによる表面スキン層および内部
発泡層を成型する工程を説明するための図であ
る。第8図は、3チヤンネルノズルによる射出成
型を説明するための図である。第9図は、射出成
型によつて成型された三層構造合成樹脂の部分断
面図である。第10A図および第10B図は、こ
の製造工程に用いる金型のキヤビテイ概略形状
と、ゲートの位置を説明するための図である。第
11A図および第11B図は、射出成型のための
他の射出成型装置の概略平面図および側面図であ
る。 図において、1はパチンコ機、2はパチンコ機
外枠、A,2Aは表面スキン層、B,2Bは内部
発泡層、24は熱硬化性樹脂板を示す。
る。第2図は、この発明の一実施例のパチンコ機
の外枠の斜視図である。第3図は、第2図の実施
例の線−に沿つた断面図である。第4図は、
第2図の実施例の線−に沿つた断面図であ
る。第5図は、この発明の一実施例を製造するた
めの射出成型装置の一例の外観斜視図である。第
6A図および第6B図は、第5図に示す射出成型
装置の動作および成型工程を説明するために描い
た図解図である。第7A図ないし第7C図は、2
チヤンネルノズルによる表面スキン層および内部
発泡層を成型する工程を説明するための図であ
る。第8図は、3チヤンネルノズルによる射出成
型を説明するための図である。第9図は、射出成
型によつて成型された三層構造合成樹脂の部分断
面図である。第10A図および第10B図は、こ
の製造工程に用いる金型のキヤビテイ概略形状
と、ゲートの位置を説明するための図である。第
11A図および第11B図は、射出成型のための
他の射出成型装置の概略平面図および側面図であ
る。 図において、1はパチンコ機、2はパチンコ機
外枠、A,2Aは表面スキン層、B,2Bは内部
発泡層、24は熱硬化性樹脂板を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 遊技盤、機構板、操作ハンドル等のパチンコ
機用各種部品が取付けられる前枠を保持するパチ
ンコ機の外枠が、該外枠の表面層を形成する表面
スキン層とその内部の発泡層とを含み、 前記表面スキン層と発泡層とが、熱可塑性樹脂
の射出成型によりそれぞれ射出成型器内部での溶
融状態を経て成型されたことを特徴とする、パチ
ンコ機の外枠。 2 前記外枠表面の少なくとも一部に、熱硬化性
樹脂板を接合したことを特徴とする、特許請求の
範囲第1項記載のパチンコ機の外枠。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11239083A JPS605183A (ja) | 1983-06-22 | 1983-06-22 | パチンコ機の外枠 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11239083A JPS605183A (ja) | 1983-06-22 | 1983-06-22 | パチンコ機の外枠 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS605183A JPS605183A (ja) | 1985-01-11 |
| JPH0347112B2 true JPH0347112B2 (ja) | 1991-07-18 |
Family
ID=14585471
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11239083A Granted JPS605183A (ja) | 1983-06-22 | 1983-06-22 | パチンコ機の外枠 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS605183A (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0746300Y2 (ja) * | 1990-01-12 | 1995-10-25 | 株式会社ニューギン | 遊技機の外枠 |
| JP2559013B2 (ja) * | 1993-10-28 | 1996-11-27 | タイヨーエレック株式会社 | 遊技機 |
| JP2518801B2 (ja) * | 1993-12-27 | 1996-07-31 | 太陽電子株式会社 | 遊技機の外枠 |
| JPH0743597U (ja) * | 1993-12-28 | 1995-09-05 | 株式会社藤商事 | 弾球遊技機の枠構造 |
| JP2565443Y2 (ja) * | 1993-12-28 | 1998-03-18 | 株式会社藤商事 | 弾球遊技機の遊技盤 |
| JP2747975B2 (ja) * | 1994-05-27 | 1998-05-06 | 株式会社藤商事 | 遊技機枠の成形方法 |
| JP2006204600A (ja) * | 2005-01-28 | 2006-08-10 | Moriso:Kk | パチンコ機の外枠 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4418532Y1 (ja) * | 1964-01-02 | 1969-08-09 | ||
| JPS453722Y1 (ja) * | 1965-05-22 | 1970-02-20 | ||
| JPS5338440A (en) * | 1976-09-20 | 1978-04-08 | Mashiro Shokai | Method for manufacturing synthetic resin front frame of pachinko game machine |
-
1983
- 1983-06-22 JP JP11239083A patent/JPS605183A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS605183A (ja) | 1985-01-11 |
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