JPH0345618A - 高弾性ポリウレタンフォームの製造方法 - Google Patents

高弾性ポリウレタンフォームの製造方法

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JPH0345618A
JPH0345618A JP1180560A JP18056089A JPH0345618A JP H0345618 A JPH0345618 A JP H0345618A JP 1180560 A JP1180560 A JP 1180560A JP 18056089 A JP18056089 A JP 18056089A JP H0345618 A JPH0345618 A JP H0345618A
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JP
Japan
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polyol
weight
foam
polyisocyanate
mixture
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JP1180560A
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Nobuyuki Tamai
宣行 玉井
Shigeyuki Ozawa
小沢 茂幸
Joichi Saito
譲一 斎藤
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AGC Inc
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Asahi Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、高弾性ポリウレタンフォームの製造方法に関
するものである。
[従来の技術] 従来、ポリイソシアネートとしてジフェニルメタンジイ
ソシアネート混合物を使用したポリウレタン弾性フオー
ムの製造法が多数開示されている。例えば、ジフェニル
メタンジイソシアネート異性体含量が55〜85重量%
のジフェニルメタンジイソシアネート混合物をヒドロキ
シアル化合物によりプレポリマー変性したウレタン変性
ジフェニルメタンジイソシアネートと分子量400〜7
500のポリオールを用いることによりフオームの機械
的強度が向上することが開示されている。但し、異性体
の割合については規定していない(特公昭63−383
69号公報参照)。
また、ジフェニルメタンジイソシアネート異性体の重量
に対して3重量%以下の2.4′体を含有するジフェニ
ルメタンジイソシアネート混合物を使用することにより
、反発弾性が低下し衝撃吸収性が向上することが開示さ
れている(特公昭63−38368号公報参照)。
[発明の解決しようとする課題] 従来、ポリイソシアネートとしてジフェニルメタンジイ
ソシアネートの混合物を使用したポリウレタン弾性フオ
ームはキュアー性、湿熱゛圧縮永久歪特性は良好である
ものの、フオームとしての反発弾性の低下によりシート
クツションとしての乗り心地性も決して良好なものとは
言えなかった。
[課題を解決するための手段] 本発明は、前述の問題点を解決すべくなされた下記の発
明を提供するものであり、ポリオールとポリイソシアネ
ート化合物とを発泡剤、整泡剤、触媒等の助剤の存在下
に反応させてポリウレタン弾性フオームを製造する方法
において、ポリオールとして水酸基価5〜26、総不飽
和度0.07以下の高分子量ポリオキシアルキレンポリ
オールあるいはそれをベースとするポリマーポリオール
を用い、ポリイソシアネートとして2.4′異性体を5
〜60重量%含有するジフェニルメタンジイソシアネー
ト混合物および/または該混合物を変性して得られる変
性ジフェニルジイソシアネートを使用することを特徴と
する高弾性ポリウレタンフォームの製造方法を提供する
ものである。
本発明において使用されるポリオキシアルキレンポリオ
ールは通常のポリウレタン弾性フオームに用いられる原
料に比べて、低不飽和度であり、かつ、°低水酸基価の
ものである。こうしたポリオキシアルキレンポリオール
は一般的にアルカリ触媒以外のジエチル亜鉛、塩化鉄、
金属ポルフィリン、複金属シアン化物錯体等を触媒に用
いることによって得られる。特に、複金属シアン化物錯
体の使用により良好なポリオキシアルキレンポリオール
が得られる。
本発明において、ポリオールは上記低不飽和度かつ低水
酸基価のポリオキシアルキレンポリオールの1種以上を
用いることができる。またポリオキシアルキレンポリオ
ール以外に、ポリエステル系ポリオール、水酸基含有ポ
リジエン系ポリマー等の2〜8、特に2〜4個の水酸基
を有するポリオールを併用することができる。
特にポリオキシアルキレンポリオールの1種類以上のみ
からなるか、それを主成分としてポリエステル系や水酸
基含有ポリジエン系ポリマーなとの少量(通常30重量
%以下)との併用が好ましい。ポリオキシアルキレンポ
リオールとしては、多価アルコール、糖類、アルカノー
ルアミン、多価フェノール類その他の開始剤に環状エー
テル、特にプロピレンオキサイド単独またはそれとエチ
レンオキサイドを付加して得られるポリオキシアルキレ
ンポリオールが好ましい、これら高分子量のポリオキシ
アルキレンポリオールあるいは高分子量ポリオールC捏
合物の水酸基価は5〜26.総不飽和度0.07以下で
あることが必要であり、特に総不飽和度0.05以下が
好ましい。さらに、高分子量ポリオールとして付加重合
系ポリマーや縮重合系ポリマーなとの微粒子が分散した
いわゆるポリマーポリオールを使用することもできる。
このポリマーポリオールは、上記高分子量ポリオールと
併用することもできる。ポリマーポリオールとしては、
アクリロニトリルやスチレンなどの単独あるいは共重合
体の微粒子を3〜40重量%含むものが好ましい。この
ポリマーポリオールあるいはそれと他の高分子量ポリオ
ールの混合物における水酸基価も5〜26、総不飽和度
0.07以下、好ましくは不飽和度0.05以下である
ことが必要である。
なお、水酸基価はrmgにOH/g Jで、総不飽和度
は「ミリ当量/gJで表わされるものである。
これら高分子量ポリオールにおいて、水酸基は1級水酸
基の割合の高い水酸基であることが好ましい。このよう
な高分子量ポリオキシアルキレンポリオールとしては、
末端にオキシエチレン基のブロック鎖を有するポリオキ
シアルキレンポリオールが好ましい。末端オキシエチレ
ン基の含有割合は、ポリオキシアルキレンポリオールの
分子量に対して2〜20重量%、特に5〜15重量%が
好ましい。
本発明において、上記低水酸基価(即ち、高分子量)の
ポリオールのみを(ただし水を除く)イソシアネート化
合物と反応させることができるが、さらに低分子量のイ
ソシアネート基と反応しつる多官能性化合物を高分子量
ポリオールとともに使用することができる。この多官能
性化合物は、水酸基、1級アミン基、あるいは、2級ア
ミノ基などのイソシアネート反応性基を2個以上有すイ
ソシアネート反応性基当りの分子量が600以下、特に
300以下の化合物が適当である。このような化合物と
しては通常架橋剤あるいは鎖伸長剤と呼ばれている化合
物を含む。このような化合物としては、たとえば多価ア
ルコール、アルカノールアミン、ポリアミン、および多
価アルコール、アルカノールアミン、糖類、ポリアミン
、モノアミン、多価フェノール類などに少量のアルキレ
ンオキサイドを付加して得られる低分子量のポリエーテ
ル系ポリオールがある。さらに、低分子量のポリエステ
ル系ポリオール等も使用できる。好ましくは、エチレン
グリコール、プロピレングリコール、1.4−ブタンジ
オール、グリセリン、ソルビトールなどの多価アルコー
ル、ジェタノールアミン、トリエタノールアミンなどの
アルカノールアミン、および水酸基価が200以上のポ
リエーテル系ポリオールが用いられる。この多官能性化
合物の使用量は高分子量ポリオール100重量部に対し
て約10重量部以下、特に5重量部以下が好ましい。使
用量の下限は特にないが、使用する場合0.2重量部程
度で充分に有効である。
ポリイソシアネート化合物としては、特定の異性体含量
を有するジフェニルメタンジイソシアネート混合物およ
び/または該混合物を変性して得られる変性ジフェニル
メタンジイソシアネートプレポリマーが使用できる。ジ
フェニルメタンジイソシアネート異性体としては、2.
4′体が全混合物に対して5〜60重量%好ましくは1
0〜55重量%である。変性前のジフェニルメタンジイ
ソシアネート混合物は触媒、塩酸の存在下でアニリンと
ホルムアルデヒドを縮合することによりポリフェニルポ
リメチレンポリアミン混合物を得、更にこれをホスゲン
化することにより得られるが反応条件により4.4′体
、2.4′体、2.2′体の含量をコントロールするこ
ともできるし、冷却晶析法により異゛性体を分別し、所
定の異性体比率のジフェニルメタンジイソシアネート混
合物をブレンドすることもできる。更に、N−フェニル
カルバミン酸エステルとホルムアルデヒドを縮合するこ
とにより得られる縮合物を熱分解等で分解して得られる
ポリメチレンポリフェニルイソシアネートから目的とす
る所定の異性化比率のジフェニルメタンジイソシアネー
ト混合物を得ることもできる。
ポリイソシアネートとしては、上記ジフェニルメタンジ
イソシアネート混合物を変性して得られる変性ジフェニ
ルメタンジイソシアネートやそれと上記ジフェニルメタ
ンジイソシアネート混合物との混合物も使用できる。こ
れらポリイソシアネートのイソシアネート基含有量とし
ては少なくとも10重量%が適当であり、特に少なくと
も15重量%が好ましい。
変性ジフェニルメタンジイソシアネートとしては、ポリ
オールやポリオールとポリカルボン酸で変性して得られ
るプレポリマー型変性体やリン酸系触媒で変性して得ら
れるカルボジイミド型変性体が適当である。変性用ポリ
オールとしては多価アルコール、比較的低分子量のポリ
オキシアルキレンポリオール、ポリエステルポリオール
、前記高分子量、低不飽和度のポリオキシアルキレンポ
リオール、それらの2種以上の混合物などがある。ポリ
カルボン酸はそれよりも過剰当量のポリオールと併用し
て使用され、またはあらかじめ両者を反応させたものを
使用してもよい。比較的低分子量のポリオキシアルキレ
ンポリオールとしては分子量400〜1500のジオー
ルやトリオールが適当で、不飽和度は0.07以下であ
ってもよい。ポリカルボン酸としては、炭素数4〜8の
脂肪族あるいは芳香族のジカルボン酸が適当である。変
性に用いられるジカルボン酸としては、こはく酸、ゲル
タール酸、ピメリン酸、アジピン酸、1.3−シクロヘ
キサンジカルボン酸、1.4−シクロヘキサンジカルボ
ン酸、フタル酸、テレフタル酸等である。多価アルコー
ルとしては、1.2−プロピレングリコール、1.3−
プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリ
プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、1.
6−ヘキサンジオール、1、10−デカンジオール、ト
リメチロールプロパン、エチレングリコール、ジエチレ
ングリコール、ト・リエタノールアミン等の1種および
/または2種以上の混合物が使用できる。
ポリオールとポリイソシアネート化合物を反応させる際
、通常触媒の使用が必要とされる。
触媒としては、活性水素含有基とイソシアネート基の反
応を促進させる有機スズ化合物などの金属化合物系触媒
やトリエチレンジアミンなどの3級アミン触媒が使用さ
れる。また、カルボン酸金属塩などのイソシアネート基
同志を反応させる多量化触媒が目的に応じて使用される
さらに、良好な気泡を形成するための整泡剤も多くの場
合使用される。整泡剤としては、たとえばシリコーン系
整泡剤や含フツ素化合物系整泡剤等がある。その他、任
意に使用しつる配合剤としては、例えば充填剤、安定剤
、着色剤、難燃剤等がある。
前記のように、本発明においては発泡剤として水系発泡
剤やR−11,R−12,R−123,R−12B、。
R−141b、塩化メチレン等のハロゲン化炭化水素や
ブタン、ヘキサン、空気、窒素等が用いられる。水系発
泡剤とは水そのもの、あるいは含水物などの反応時に水
を発生する化合物をいう。
低沸点ハロゲン化炭化水素を水系発泡剤とともに発泡剤
として併用することができる。
発泡剤として水系発泡剤を用いた場合、前記ポリイソシ
アネート化合物の一部が水と反応し、炭酸ガスを発生す
る。従って、ポリイソシアネート化合物の使用量は、高
分子量ポリオールや低分子量の多官能性化合物の合計に
さらに水系発泡剤を加えたものを基準とし、それら合計
の1当量に対して0.8〜1.3当量用いることが好ま
しい。このポリイソシアネート化合物の当量数の100
倍は通常(イソシアネート)インデックスと呼ばれてい
る。従って、ポリイソシアネート化合物のインデックス
は80〜130が好ましい。
以下実施例により、本発明を説明するが、本発明はこれ
ら実施例に限定されるものではない。
[実施例] 下記のポリオールを用いて本発明における発泡評価を行
った。
ポリオールA:グリセリンに亜鉛へキサシアノコパルテ
ート触媒存在下プロピレンオキサイドを反応させ、さら
にアルカリ触媒存在下にエチレンオキサイドを反応させ
て得られたオキシエチレン基含有量が全体の15重量%
を占める水酸基価24、不飽和度0.020のポリオキ
シアルキレンリオール。
ポリオールB:グリセリンに亜鉛へキサシアノコパルテ
ート触媒存在下プロピレンオキサイドを反応させ、さら
にアルカリ触媒存在下にエチレンオキサイドを反応させ
て得られたオキシエチレン基含有量が全体の12重量%
を占める水酸基価17、不飽和度0.025のポリオキ
シアルキレンポリオール。
ポリオールC:ペンタエリスリトールに亜鉛へキサシア
ノコパルテート触媒存在下プロピレンオキサイドを付加
させ、さらにアルカリ触媒存在下にエチレンオキサイド
を存在させて得られたオキシエチレン基含有量が全体の
10重量%を占める水酸基価10、不飽和度0.025
のポリオキシアルキレンポリオール。
ポリオールD=グリセリンに水酸化カリウム触媒存在下
プロピレンオキサイドを反応させ、更にエチレンオキサ
イを反応させて得られたオキシエチレン基含有量が全体
の15重量%を占める水酸基価28、不飽和度o、 o
g。
のポリオキシアルキレンポリオール。
イソシアネートE;触媒、塩酸の存在下でアニリンとホ
ルムアルデヒドを縮合することによりポリフェニルポリ
メチレンポリアミン混合物を得、更にこれをホスゲン化
することにより異性体として4.4′体75重量%、2
.4′体15重量%、2.2′体1重量%、ポリフェニ
ルポリメチレンポリイソシアネート8重量%のジフェニ
ルメタンジイソシアネート混合物を得、これをアジピン
酸、エチレングリコール、トリプロピルグリコールを1
:1:8の重量比の混合物で変性することによりNGO
含量20%のイソシアネートDを得た。
イソシアネートF:イソシアネートDと同様の製法によ
り反応条件を変えることにより、異性体として4,4′
体15重量%、2.4′体70重量%、2,2′体7重
量%、ポリフェニルポリメチレンポリイソシアネート8
重量%のジフェニルメタンジイソシアネート混合物を得
、イソシアネートDと方法によりプレポリマー変性しN
GO含量20%のイソシアネートEを得た。
イソシアネートG 二4.4’−ジフェニルメタンジイ
ソシアネート“l5onate 1431” (MD化
成■より購入)をイソシアネートGとした。
【実施例1] ポリオールC80部(重量部:以下同様)、ポリマーポ
リオール(ポリオールAをベースとしてポリアクリロニ
トリル20重量%含有)20部、水2.8部、Dabc
o 33LV O,7部、シリコン整泡剤5RX−27
4C1,0部(東しシリコン■製)、発泡剤R1231
0部、イソシアネートE (Index 100)を撹
拌後350口mmX 100mmtの金型(型温45℃
)に注入し室温で43分間キュアーした。できたフオー
ムの見掛は密度(コアー) 52kg/s+” 25%
、IDL 22kg/314cm2.反発弾性70%、
伸び140%、温熱圧縮永久歪4.5%、共振振動数3
.3Hz、6Hz、伝達率0.55であった。
[実施例2] ポリオール880部、ポリマーポリオール(ポリオール
Bをベースとしてポリアクリロニトリル20重量%含有
)20部を用いた以外は実施例1と同様に行なった。で
きたフオームの見掛は密度(コアー) 51.5kg/
m”、25%IDL 20kg/314cm″2、反発
弾性77%、伸び170%、温熱圧縮永久歪3.3%、
共振振動数3.2Hz、6 Hz、伝・達率0.45で
あった。
〔実施例3〕 ポリオールC80部、ポリマーポリオール(ボッオール
Cをベースとしてポリアクリロニトリル20重量%含有
)20部、を用いた以外は実施例1と同様に行なった。
できたフオームの見掛は密度(コアー) 52.3kg
/113,25%IDL 23kg/314c1、反発
弾性71%、伸び130%、温熱圧縮永久歪4.2%、
共振振動数3.3Hz、6Hz、伝達率0.50であっ
た。
[実施例4] 発泡剤として水3.5部のみを使用した以外は実施例2
と同様に行なった。できたフオームの見掛は密度(コア
ー) 52.0kg/m”、25%IDL 22kg/
314cm”、反発弾性76%、伸び150%、温熱圧
縮永久歪3.9%、共振振動数3.3Hz、6Hz、伝
達率0.50であった。
〔比較例1〕 イソシアネートとしてイソシアネートFを用いた以外は
実施例1と同様に行なったが3分キュアーで脱型したた
めフオームの一部に亀裂が入った。できたフオームの見
掛は密度(コアー) 51.0kg/m’、25%ID
L 19kg/314cm”、反発弾性61%、伸び1
20%、温熱圧縮永久歪7.7%、共振振動数3.5H
z、6Hz、伝達率0.60テあツタ。
[比較例2] イソシアネートとしてイソシアネートGを用いた以外は
実施例1と同様に行なった。できたフオームの見掛は密
度(コアー) 50kg/m”、25%IDL 26k
g/314cm”、反発弾性53%、伸び120%、温
熱圧縮永久歪12%、共振振動数3.6Hz、6Hz、
伝達率0.70であった。
[比較例3] ポリオールとしてポリオールD80部、ポリマーポリオ
ール20部、(ポリオールDをベースとしてアクリロニ
トリル20重量%含有)を用いた以外は実施例1と同様
に行なった。できたフオームの見掛は密度(コアー) 
51kg/m’、25%IDL24kg/314cm”
、反発弾性60%、伸び130%、温熱圧縮永久歪7%
、共振振動数3.8Hz、61(z、伝達率1.1であ
った。
[比較例41 発泡剤として水3.5部のみを使用した以外は比較例3
と同様に行なった。できたフオームの見掛は密度(:I
7−’) 52kg/m”、25%IDL 29kg/
314cm”、反発弾性52%、伸び100%、温熱圧
縮永久歪12%、共振振動数4.0Hz、6Hz、伝達
率1.2であった。
実施例1と比較例1より異性体として2.4′体含量が
60重量%を越えるとできたフオームのキュアー性が悪
化し物性の低下が著しいことが明らかである。実施例1
と比較例2より4.4′体のみではフオームの物性が大
幅に低下することが明らかである。実施例4と比較例4
より発泡剤として水のみを使用する場合には高分子量ポ
リオールを用いた方がすべての物性が良好であることが
明らかである。実施例2と比較例3より高分子量ポリオ
ールを使用すると反発弾性、振動特性(乗り心地特性)
、温熱圧縮永久歪が著しく向上することが明らかである
[発明の効果J 本発明は、ジフェニルメタンジイソシアネート系フオー
ムでは得られなかった高反発弾性、良振動特性による優
れた乗り心地特性を有しており、更には、温熱圧縮永久
歪特性も良好であるという優れた効果を有しており、特
に発泡剤として水のみを使用した場合にも高反発弾性で
あり、ソフトタッチのフオームが得られるという効果も
認められる。また不飽和度が低いためフオームのキュア
ー性が一段と向上し、生産性が向上するという効果も認
められる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ポリオールとポリイソシアネート化合物とを発泡剤
    、整泡剤、触媒等の助剤の存在下に反応させてポリウレ
    タン弾性フォームを製造する方法において、ポリオール
    として水酸基価5〜26、総不飽和度0.07以下の高
    分子量ポリオキシアルキレンポリオールあるいはそれを
    ベースとするポリマーポリオールを用い、ポリイソシア
    ネート2,4′として異性体を5〜60重量%含有する
    ジフェニルメタンジイソシアネート混合物および/また
    は該混合物を変性して得られる変性ジフェニルジイソシ
    アネートを使用することを特徴とする高弾性ポリウレタ
    ンフォームの製造方法。 2、変性ジフェニルジイソシアネートが、ポリオールま
    たはポリオールとポリカルボン酸で変性して得られる変
    性ジフェニルジイソシアネートである、請求項1記載の
    方法。 3、ポリイソシアネートのイソシアネート基含量が少な
    くとも15重量%である、請求項第1項記載の方法。
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