JP3026811B2 - 軟質ポリウレタン発泡体の製法 - Google Patents
軟質ポリウレタン発泡体の製法Info
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野: 本発明は、ウレタン結合及び/またはユリア結合を含
む軟質発泡体製品の製法に関する。さらに詳しくは、本
発明はメチレンジフエニルイソシアネート(MDI)に基
くイソシアネートを用い、ハロカーボン発泡剤を実質的
に使用しないワンシヨツト法でそのように発泡体製品を
製造する方法に関する。
む軟質発泡体製品の製法に関する。さらに詳しくは、本
発明はメチレンジフエニルイソシアネート(MDI)に基
くイソシアネートを用い、ハロカーボン発泡剤を実質的
に使用しないワンシヨツト法でそのように発泡体製品を
製造する方法に関する。
従来の技術: 軟質ポリウレタン発泡体の製造は周知である。その化
学理論及び技術は、H.サウンダー(Saunder)及びK.C.
フリシユ(Frisch)共著「ポリウレタン・ケミストリイ
・アンド・テクノロジイ」、G.オエーテル(Oertel)著
「ポリウレタン・ハンドブツク」及びG.ウツズ(Wood
s)著「フレキシブル・ポリウレタン・フオームズ・ア
ンド・ケミストリイ・アンド・テクノロジイ」のような
文献において検討されている。
学理論及び技術は、H.サウンダー(Saunder)及びK.C.
フリシユ(Frisch)共著「ポリウレタン・ケミストリイ
・アンド・テクノロジイ」、G.オエーテル(Oertel)著
「ポリウレタン・ハンドブツク」及びG.ウツズ(Wood
s)著「フレキシブル・ポリウレタン・フオームズ・ア
ンド・ケミストリイ・アンド・テクノロジイ」のような
文献において検討されている。
これらの文献に記載された方法は、家具、寝具、自動
車部材等の用途のための軟質ポリウレタン発泡体を製造
するために工業的に広く使用されている。軟質ポリウレ
タン発泡体は、一般に、二酸化炭素発生剤としての水の
存在下でポリオール類とポリイソシアネート類とを反応
させることにより製造される(イソシアネート加水分解
反応)。クロロフルオロカーボン類(CFC)のようなハ
ロカーボン類は水の発泡作用を補強するための補助発泡
剤としてしばしば使用される。
車部材等の用途のための軟質ポリウレタン発泡体を製造
するために工業的に広く使用されている。軟質ポリウレ
タン発泡体は、一般に、二酸化炭素発生剤としての水の
存在下でポリオール類とポリイソシアネート類とを反応
させることにより製造される(イソシアネート加水分解
反応)。クロロフルオロカーボン類(CFC)のようなハ
ロカーボン類は水の発泡作用を補強するための補助発泡
剤としてしばしば使用される。
トリレンジイソシアネート(TDI)ベースのイソシア
ネート類は、好ましいポリイソシアネートとして古くか
ら応用されてきている。
ネート類は、好ましいポリイソシアネートとして古くか
ら応用されてきている。
しかし、最近メチレンジフエニルイソシアネート(MD
I)も軟質ポリウレタン発泡体の製造に応用されるよう
になつてきた。
I)も軟質ポリウレタン発泡体の製造に応用されるよう
になつてきた。
解決すべき問題点: TDIよりもMDIの使用が有利であるとされている点は、
それらの蒸気圧が一層低いので、工業健康衛生の観点か
ら一層安全に使用できることである。
それらの蒸気圧が一層低いので、工業健康衛生の観点か
ら一層安全に使用できることである。
しかしながら、MDIベースの系の一つの欠点は、補助
発泡剤を用いないと低密度発泡体を製造できないという
ことである。この点に関しては、R.ボランド(Vollan
d)の「ジヤーナル・オブ・セルラー・プラスチツク
ス」Nov.−Dec.84,P.416の文献;M.H.コートニイ(Court
ney)の「プロシーデイングス・オブ・30th・アニユア
ル・SPI・ポリウレタン・テクニカル・アンド・マーケ
ツテイング・ミーテイング」p.244の文献;及びR.C.ア
レン(Allen)の「プロシーデイングス・オブ・30th・
アニユアル・SPI・ポリウレタン・テクニカル・アンド
・マーケツテイング」P.256の文献;に記載されてい
る。
発泡剤を用いないと低密度発泡体を製造できないという
ことである。この点に関しては、R.ボランド(Vollan
d)の「ジヤーナル・オブ・セルラー・プラスチツク
ス」Nov.−Dec.84,P.416の文献;M.H.コートニイ(Court
ney)の「プロシーデイングス・オブ・30th・アニユア
ル・SPI・ポリウレタン・テクニカル・アンド・マーケ
ツテイング・ミーテイング」p.244の文献;及びR.C.ア
レン(Allen)の「プロシーデイングス・オブ・30th・
アニユアル・SPI・ポリウレタン・テクニカル・アンド
・マーケツテイング」P.256の文献;に記載されてい
る。
CFC発泡剤の使用に対する批判が高まつているので、M
DIベースのポリウレタン軟質発泡体については重大な欠
点があることは明かである。
DIベースのポリウレタン軟質発泡体については重大な欠
点があることは明かである。
問題点を解決するための手段: しかしながら、ここに予想外にも発泡過程を本発明特
定の条件下で実施することにより、はるかに広い範囲の
性質を有する発泡体をMDIに基き製造しうることが判明
した。
定の条件下で実施することにより、はるかに広い範囲の
性質を有する発泡体をMDIに基き製造しうることが判明
した。
従つて本発明は、メチレンジフエニルイソシアネート
及びイソシアネート反応性化合物に基く軟質ポリウレタ
ン発泡体を製造する方法であつて:メチレンジフエニル
イソシアネートを、2〜4の官能価及び750〜5000の範
囲内の平均当量を有するポリオール及びポリアミンから
選択されるイソシアネート反応性化合物;ポリオール及
び/またはポリアミン100重量部当り0〜5重量部の
水;場合により慣用添加剤;及び場合により水以外の発
泡剤;と反応させることからなり、かつそのイソシアネ
ート指数が10〜60の範囲であることを特徴とする軟質ポ
リウレタン発泡体の製法を提供する。
及びイソシアネート反応性化合物に基く軟質ポリウレタ
ン発泡体を製造する方法であつて:メチレンジフエニル
イソシアネートを、2〜4の官能価及び750〜5000の範
囲内の平均当量を有するポリオール及びポリアミンから
選択されるイソシアネート反応性化合物;ポリオール及
び/またはポリアミン100重量部当り0〜5重量部の
水;場合により慣用添加剤;及び場合により水以外の発
泡剤;と反応させることからなり、かつそのイソシアネ
ート指数が10〜60の範囲であることを特徴とする軟質ポ
リウレタン発泡体の製法を提供する。
本発明の一態様によれば、ハロカーボン発泡剤を実質
上使用せずに、メチレンジフエニルイソシアネートとイ
ソシアネート反応性化合物とに基く軟質ポリウレタン発
泡体を製造する方法であつて、メチレンジフエニルイソ
シアネートを、水;2〜4の官能価及び750〜5000の範囲
の平均当量を有するポリオール及びポリアミンから選択
される1種またはそれ以上のイソシアネート反応性化合
物;及び場合によつて慣用添加剤;と共に反応させるこ
とからなり、しかもイソシアネート指数を10〜60の範囲
とし、そしてイソシアネート反応性化合物:水の重量比
を少なくとも20とすることを特徴とする軟質ポリウレタ
ン発泡体の製法も提供される。
上使用せずに、メチレンジフエニルイソシアネートとイ
ソシアネート反応性化合物とに基く軟質ポリウレタン発
泡体を製造する方法であつて、メチレンジフエニルイソ
シアネートを、水;2〜4の官能価及び750〜5000の範囲
の平均当量を有するポリオール及びポリアミンから選択
される1種またはそれ以上のイソシアネート反応性化合
物;及び場合によつて慣用添加剤;と共に反応させるこ
とからなり、しかもイソシアネート指数を10〜60の範囲
とし、そしてイソシアネート反応性化合物:水の重量比
を少なくとも20とすることを特徴とする軟質ポリウレタ
ン発泡体の製法も提供される。
さらに本発明は、メチレンジフエニルイソシアネート
と、ポリオール及びポリアミンから選択されるイソシア
ネート反応性化合物とに基く軟質ポリウレタン発泡体、
好ましくは実質的に水で発泡された(あるいは実質的に
ハロカーボンを用いないで発泡された)軟質ポリウレタ
ン発泡体であつて、「Kg/m3で表わした密度」:「ISO33
86試験方法で測定してkPaで表わした、40%圧縮時の圧
縮強度」の比が少なくとも20の値を有することを特徴と
する軟質ポリウレタン発泡体と定義される新規製品も提
供する。
と、ポリオール及びポリアミンから選択されるイソシア
ネート反応性化合物とに基く軟質ポリウレタン発泡体、
好ましくは実質的に水で発泡された(あるいは実質的に
ハロカーボンを用いないで発泡された)軟質ポリウレタ
ン発泡体であつて、「Kg/m3で表わした密度」:「ISO33
86試験方法で測定してkPaで表わした、40%圧縮時の圧
縮強度」の比が少なくとも20の値を有することを特徴と
する軟質ポリウレタン発泡体と定義される新規製品も提
供する。
以下この明細書における主要用語を定義する。
当業界における一傾向によれば「ポリウレタン発泡
体」なる用語は、一般的にポリイソシアネートとイソシ
アネート反応性水素を含む化合物との反応によつて得ら
れる気泡質生成物を指称し、殊に反応性発泡剤を用いて
(水とイソシアネート基とが反応してユリア結合を形成
し、二酸化炭素を発生する過程により)得られる気泡質
生成物が包含される。
体」なる用語は、一般的にポリイソシアネートとイソシ
アネート反応性水素を含む化合物との反応によつて得ら
れる気泡質生成物を指称し、殊に反応性発泡剤を用いて
(水とイソシアネート基とが反応してユリア結合を形成
し、二酸化炭素を発生する過程により)得られる気泡質
生成物が包含される。
「イソシアネート反応性水素含有化合物」または「イ
ソシアネート反応性化合物」なる用語は、ポリオール類
ならびにポリアミン類を包含するものである。従つて
「ポリウレタン発泡体」なる用語は、ユリア結合と共に
ウレタン結合を含む生成物、ならびにユリア結合のみ、
またはユリア結合と共にわずかなウレタン結合を含む生
成物をも包含するものである。
ソシアネート反応性化合物」なる用語は、ポリオール類
ならびにポリアミン類を包含するものである。従つて
「ポリウレタン発泡体」なる用語は、ユリア結合と共に
ウレタン結合を含む生成物、ならびにユリア結合のみ、
またはユリア結合と共にわずかなウレタン結合を含む生
成物をも包含するものである。
「軟質ポリウレタン発泡体」なる用語は、変形後に実
質的な形状回復を示す気泡質製品を指称する。
質的な形状回復を示す気泡質製品を指称する。
「メチレンジフエニルイソシアネート」及び「MDI」
なる用語は、ジフエニルメタンジイソシアネート異性体
類;ポリフエニルポリメチレンポリイソシアネート類;
及びそれらの誘導体類であつて、少なくとも2個のイソ
シアネート基を有し、またカルボジイミド基、ウレトン
イミン基、ウレタン基、イソシアヌレート基、アロフア
ネート基、ユリア基またはビウレツト基を含むもの;か
ら選択された化合物からなるポリイソシアネート組成物
を指称する。
なる用語は、ジフエニルメタンジイソシアネート異性体
類;ポリフエニルポリメチレンポリイソシアネート類;
及びそれらの誘導体類であつて、少なくとも2個のイソ
シアネート基を有し、またカルボジイミド基、ウレトン
イミン基、ウレタン基、イソシアヌレート基、アロフア
ネート基、ユリア基またはビウレツト基を含むもの;か
ら選択された化合物からなるポリイソシアネート組成物
を指称する。
このように定義されるメチレンジフエニルイソシアネ
ートは、アニリンとホルムアルデヒドを縮合させ;次い
でホスゲン化することにより「粗MDI」を生じさせ;こ
の粗MDIを分別することにより高純度MDI及び高分子状MD
Iを作り;そして粗MDI、高純度MDIまたは高分子状MDIを
自動縮合させるか、あるいは過剰の粗MDI、高純度MDIま
たは高分子状MDIをポリオールまたはポリアミンと反応
させることにより(この反応は、それぞれカルボジイミ
ド、ウレトンイミン、イソシアヌレート、アロフアネー
トまたはビウレツト基、及びウレタンまたはユリア基を
含む変性MDIを生じさせる);製造することができる。
ートは、アニリンとホルムアルデヒドを縮合させ;次い
でホスゲン化することにより「粗MDI」を生じさせ;こ
の粗MDIを分別することにより高純度MDI及び高分子状MD
Iを作り;そして粗MDI、高純度MDIまたは高分子状MDIを
自動縮合させるか、あるいは過剰の粗MDI、高純度MDIま
たは高分子状MDIをポリオールまたはポリアミンと反応
させることにより(この反応は、それぞれカルボジイミ
ド、ウレトンイミン、イソシアヌレート、アロフアネー
トまたはビウレツト基、及びウレタンまたはユリア基を
含む変性MDIを生じさせる);製造することができる。
従つて「メチレンジフエニルイソシアネート」なる用
語は、当業界においてある場合にはMDIに基く「クワー
ジ(準)プレポリマー」または「セミプレポリマー」と
称されるイソシアネート基含有化合物(このものは実際
には上記定義のようなウレタン及び/またはユリア基を
含む変性MDIに相当する)をも包含するものである。
語は、当業界においてある場合にはMDIに基く「クワー
ジ(準)プレポリマー」または「セミプレポリマー」と
称されるイソシアネート基含有化合物(このものは実際
には上記定義のようなウレタン及び/またはユリア基を
含む変性MDIに相当する)をも包含するものである。
「実質的にハロカーボンを含まない発泡剤」とは、当
該組成物が、ハロカーボン発泡剤による発泡が当該組成
物の発泡全体の10%未満であるような低濃度のハロカー
ボン発泡剤、例えばクロロフルオロカーボン(CFC)、
を含むにすぎないことを意味するものである(従つてハ
ロカーボン発泡剤が全く存在しない場合も包含する)。
従つてさらに詳しくは、「実質的にハロカーボンを含ま
ない、または使用しない」とは、本発明で使用の全組成
が1重量%以上、殊に0.5重量%以上のハロカーボンを
含まないことを意味する。
該組成物が、ハロカーボン発泡剤による発泡が当該組成
物の発泡全体の10%未満であるような低濃度のハロカー
ボン発泡剤、例えばクロロフルオロカーボン(CFC)、
を含むにすぎないことを意味するものである(従つてハ
ロカーボン発泡剤が全く存在しない場合も包含する)。
従つてさらに詳しくは、「実質的にハロカーボンを含ま
ない、または使用しない」とは、本発明で使用の全組成
が1重量%以上、殊に0.5重量%以上のハロカーボンを
含まないことを意味する。
「慣用添加剤」なる用語は、軟質ポリウレタン発泡体
の業界において公知の任意のまたは望ましい添加成分を
指称するものであり、殊にアブライド・サイエンス・パ
ブリツシヤーズ編のジヨージ・ウツズ(George Woods)
による文献「フレキシブル・ポリウレタン・ホームズ」
の第2章に記載されているようなものである。
の業界において公知の任意のまたは望ましい添加成分を
指称するものであり、殊にアブライド・サイエンス・パ
ブリツシヤーズ編のジヨージ・ウツズ(George Woods)
による文献「フレキシブル・ポリウレタン・ホームズ」
の第2章に記載されているようなものである。
従つて「慣用添加剤」なる用語は、殊に触媒、連鎖延
長剤、交叉結合剤、硬化剤、界面活性剤、充填剤、繊維
状補強剤及び難燃化剤等を包含することを意図する。
長剤、交叉結合剤、硬化剤、界面活性剤、充填剤、繊維
状補強剤及び難燃化剤等を包含することを意図する。
「イソシアネート指数」または「NCO指数」なる用語
は、ポリウレタン処方(組成)中に存在する−NCO基と
反応性水素原子との比率(%)であり、下記式で計算さ
れる。
は、ポリウレタン処方(組成)中に存在する−NCO基と
反応性水素原子との比率(%)であり、下記式で計算さ
れる。
言葉を代えれば、ある処方中において使用されるイソ
シアネート反応性水素の量と反応するのに理論的に必要
とされるイソシアネートの量に関しての、処方中で実際
に使用されるイソシアネートの百分率である。
シアネート反応性水素の量と反応するのに理論的に必要
とされるイソシアネートの量に関しての、処方中で実際
に使用されるイソシアネートの百分率である。
イソシアネート指数の計算について使用される「活性
水素原子」なる用語は、ポリオール、ポリアミン及び/
または水の形態で反応性組成物中に存在するヒドロキシ
ル及びアミンの水素原子の合計を指称するものであり、
このことは、イソシアネート指数の計算に関しては、1
個のヒドロキシル基は1個の反応性水素と考え、1個の
第1アミン基は2個の反応性水素を含むと考え、そして
水1分子は2個の反応性水素を含むものと考えることを
意味する。
水素原子」なる用語は、ポリオール、ポリアミン及び/
または水の形態で反応性組成物中に存在するヒドロキシ
ル及びアミンの水素原子の合計を指称するものであり、
このことは、イソシアネート指数の計算に関しては、1
個のヒドロキシル基は1個の反応性水素と考え、1個の
第1アミン基は2個の反応性水素を含むと考え、そして
水1分子は2個の反応性水素を含むものと考えることを
意味する。
「イソシアネート指数」なる用語は、ワンシヨツト法
と考えられるMDI成分、ポリオール及び/またはポリア
ミン成分、及び水を使用する実際の発泡過程の観点から
考えられていることが明かである。
と考えられるMDI成分、ポリオール及び/またはポリア
ミン成分、及び水を使用する実際の発泡過程の観点から
考えられていることが明かである。
変性MDI(例えば、クワージまたはセミプレポリマー
と称されるものの如きMDI誘導体をも包含)を作るため
の予備工程で消費されるイソシアネート基、あるいは変
性ポリオールまたはポリアミンを作るためにイソシアネ
ートと反応させた活性水素は、いずれもイソシアネート
指数の計算には算入されていない。実際の(真の)発泡
過程の際に存在する遊離イソシアネート基及び遊離活性
水素(水の活性水素も包含)のみがイソシアネート指数
の計算に取り入れられる。
と称されるものの如きMDI誘導体をも包含)を作るため
の予備工程で消費されるイソシアネート基、あるいは変
性ポリオールまたはポリアミンを作るためにイソシアネ
ートと反応させた活性水素は、いずれもイソシアネート
指数の計算には算入されていない。実際の(真の)発泡
過程の際に存在する遊離イソシアネート基及び遊離活性
水素(水の活性水素も包含)のみがイソシアネート指数
の計算に取り入れられる。
「ワンシヨツト」法または「ワンシヨツト」系なる用
語は、MDI成分、ポリオール及びポリアミン成分及び水
が相互に反応させられる工程プロセスを指称するもので
あり、MDI成分が予めすべてのポリオール及びポリアミ
ン成分と反応させられ、得られる生成物が(多くの場合
は追加のMDIと共に)水で発泡させられる、いわゆるプ
レポリマー法は含まれないが、いく分かのポリオール及
び/またはポリアミンがMDI成分中へ予め導入されてい
るセミまたはクワージプレポリマー系は包含される。
語は、MDI成分、ポリオール及びポリアミン成分及び水
が相互に反応させられる工程プロセスを指称するもので
あり、MDI成分が予めすべてのポリオール及びポリアミ
ン成分と反応させられ、得られる生成物が(多くの場合
は追加のMDIと共に)水で発泡させられる、いわゆるプ
レポリマー法は含まれないが、いく分かのポリオール及
び/またはポリアミンがMDI成分中へ予め導入されてい
るセミまたはクワージプレポリマー系は包含される。
「発泡体密度」または「密度」なる用語が軟質ポリウ
レタン発泡体に関して使用される場合、それは減圧下の
発泡または密閉モールド中での発泡ではなく、自由発泡
条件下で発泡させることにより得られた発泡体試料につ
いて測定される密度に関するものである。
レタン発泡体に関して使用される場合、それは減圧下の
発泡または密閉モールド中での発泡ではなく、自由発泡
条件下で発泡させることにより得られた発泡体試料につ
いて測定される密度に関するものである。
しかしながら本発明方法自体はそのような自由発泡条
件下での実施のみに限定されるものではなく、殊に本発
明方法は、例えばスラブ材発泡体の製造ならびにモール
デイング及び真空成形のためにも使用できる。
件下での実施のみに限定されるものではなく、殊に本発
明方法は、例えばスラブ材発泡体の製造ならびにモール
デイング及び真空成形のためにも使用できる。
本発明により使用できるメチレンジフエニルイソシア
ネートとしては、例えば下記のものがある。
ネートとしては、例えば下記のものがある。
(a) ジフエニルメタン−4,4′−ジイソシアネー
ト、及びそれとジフエニルメタンジイソシアネートの他
の異性体との混合物; (b) アニリンとホルムアルデヒドとの縮合で得られ
るポリアミン類混合物(当業界で「粗MDI」または「高
分子状MDI」として知られている)のホスゲン化により
作られるメチレン架橋ポリフエニルポリイソシアネー
ト; (c) ジフエニルメタンジイソシアネートまたは「粗
MDI」とイソシアネート反応性化合物(例えば単量体グ
リコールまたはポリオールもしくはそれらの混合物、あ
るいはヒドロキシル末端基付きのポリエステルまたはポ
リエーテル)との反応で得られるポリマー及びオリゴマ
ー(かかるポリマー及びオリゴマーは「MDIプレポリマ
ー」と称されることがある);及び (d) 変性したジフエニルメタンジイソシアネートま
たは粗MDI(これらの中のいく分かのイソシアネート基
がカルボジイミド、イソシアヌレート、ウレトンイミ
ン、ウレタン、ユリア、ビウレツトまたはアロフアネー
ト基のような他の官能基に転化されており、あるいはこ
れらの中のいく分かのイソシアネート基がイソシアネー
ト反応性化合物と反応した状態にあるもの)。
ト、及びそれとジフエニルメタンジイソシアネートの他
の異性体との混合物; (b) アニリンとホルムアルデヒドとの縮合で得られ
るポリアミン類混合物(当業界で「粗MDI」または「高
分子状MDI」として知られている)のホスゲン化により
作られるメチレン架橋ポリフエニルポリイソシアネー
ト; (c) ジフエニルメタンジイソシアネートまたは「粗
MDI」とイソシアネート反応性化合物(例えば単量体グ
リコールまたはポリオールもしくはそれらの混合物、あ
るいはヒドロキシル末端基付きのポリエステルまたはポ
リエーテル)との反応で得られるポリマー及びオリゴマ
ー(かかるポリマー及びオリゴマーは「MDIプレポリマ
ー」と称されることがある);及び (d) 変性したジフエニルメタンジイソシアネートま
たは粗MDI(これらの中のいく分かのイソシアネート基
がカルボジイミド、イソシアヌレート、ウレトンイミ
ン、ウレタン、ユリア、ビウレツトまたはアロフアネー
ト基のような他の官能基に転化されており、あるいはこ
れらの中のいく分かのイソシアネート基がイソシアネー
ト反応性化合物と反応した状態にあるもの)。
使用メチレンジフエニルイソシアネートのNCO官能価
は、1.9〜2.9であるのが好ましく、2〜2.5であるのが
最も好ましい。
は、1.9〜2.9であるのが好ましく、2〜2.5であるのが
最も好ましい。
MDI変性体の混合物も、所望により使用できる。
本発明により使用されるイソシアネート反応性水素含
有化合物は、2〜4の官能価及び750〜5000、好ましく
は1000〜3000の平均当量を有するポリオール及びポリア
ミンから選択される。
有化合物は、2〜4の官能価及び750〜5000、好ましく
は1000〜3000の平均当量を有するポリオール及びポリア
ミンから選択される。
使用しうる適当なポリオールとしては、例えば、2〜
4、好ましくは2〜3の平均ヒドロキシル官能価及び75
0〜5000好ましくは1000〜3000、最も好ましくは1000〜2
500の平均ヒドロキシル当量を有するポリエーテルポリ
オール及びポリエステルポリオールがある。
4、好ましくは2〜3の平均ヒドロキシル官能価及び75
0〜5000好ましくは1000〜3000、最も好ましくは1000〜2
500の平均ヒドロキシル当量を有するポリエーテルポリ
オール及びポリエステルポリオールがある。
その他の使用しうるポリオールとしては、例えば、2
〜4個、好ましくは2〜3個のヒドロキシル基を有する
ポリチオエーテル、ポリアセタール、ポリカーボネート
及びポリエステルアミドがある。
〜4個、好ましくは2〜3個のヒドロキシル基を有する
ポリチオエーテル、ポリアセタール、ポリカーボネート
及びポリエステルアミドがある。
使用しうるポリアミンとしては、例えば2〜4、好ま
しくは2〜3の平均アミン官能価及び750〜5000、好ま
しくは1000〜3000、最も好ましくは1000〜2500の平均ア
ミン当量を有するポリエーテルポリアミンがある。
しくは2〜3の平均アミン官能価及び750〜5000、好ま
しくは1000〜3000、最も好ましくは1000〜2500の平均ア
ミン当量を有するポリエーテルポリアミンがある。
使用しうる適当なポリエーテルポリオールとしては、
1種またはそれ以上のアルキレンオキシドまたは置換ア
ルキレンオキシドと1種またはそれ以上の活性水素含有
イニシエーター化合物との反応によつて作られるものが
ある。適当なアルキレンオキシドとしては、例えば、エ
チレンオキシド、プロピレンオキシド、テトラヒドロフ
ラン、ブチレンオキシド、スチレンオキシド、エピクロ
ルヒドリン及びエピブロムヒドリンがある。
1種またはそれ以上のアルキレンオキシドまたは置換ア
ルキレンオキシドと1種またはそれ以上の活性水素含有
イニシエーター化合物との反応によつて作られるものが
ある。適当なアルキレンオキシドとしては、例えば、エ
チレンオキシド、プロピレンオキシド、テトラヒドロフ
ラン、ブチレンオキシド、スチレンオキシド、エピクロ
ルヒドリン及びエピブロムヒドリンがある。
適当なイニシエーター化合物としては、例えば、水、
エチレングリコール、プロピレングリコール、ブタンジ
オール、ヘキサンジオール、グリセロール、トリメチロ
ールプロパン、ペンタエリトリト、ヘキサントリオー
ル、ハイドロキノン、レゾルシノール、カテコール、ビ
スフエノール、ノボラツク樹脂、リン酸等がある。
エチレングリコール、プロピレングリコール、ブタンジ
オール、ヘキサンジオール、グリセロール、トリメチロ
ールプロパン、ペンタエリトリト、ヘキサントリオー
ル、ハイドロキノン、レゾルシノール、カテコール、ビ
スフエノール、ノボラツク樹脂、リン酸等がある。
その他の適当なイニシエーター化合物としては、例え
ば、アンモニア、エチレンジアミン、ジアミノプロパ
ン、ジアミノブタン、ジアミノペンタン、ジアミノヘキ
サン、エタノールアミン、アミノエチルエタノールアミ
ン、アニリン、2,4−トルエンジアミン、2,6−トルエン
ジアミン、2,4′−ジアミノジフエニルメタン、4,4′−
シアミノジフエニルメタン、1,3−フエニレンジアミ
ン、1,4−フエニレンジアミン、ナフチレン−1,5−ジア
ミン、4,4′ジ(メチルルアミノ)−ジフエニルメタ
ン、1−メチル−2−メチルアミノ−4−アミノベンゼ
ン、1,3−ジエチル−2,4−ジアミノベンゼン、2,4−ジ
アミノベンゼン、1−メチル−3,5−ジエチル−2,4−ジ
アミノベンゼン、1−メチル−3,5−ジエチル−2,6−ジ
アミノベンゼン、1,3,5−トリエチル−2,6−ジアミノベ
ンゼン及び3,5,3′,5′−テトラエチル−4,4′−ジアミ
ノジフエニルメタンがある。
ば、アンモニア、エチレンジアミン、ジアミノプロパ
ン、ジアミノブタン、ジアミノペンタン、ジアミノヘキ
サン、エタノールアミン、アミノエチルエタノールアミ
ン、アニリン、2,4−トルエンジアミン、2,6−トルエン
ジアミン、2,4′−ジアミノジフエニルメタン、4,4′−
シアミノジフエニルメタン、1,3−フエニレンジアミ
ン、1,4−フエニレンジアミン、ナフチレン−1,5−ジア
ミン、4,4′ジ(メチルルアミノ)−ジフエニルメタ
ン、1−メチル−2−メチルアミノ−4−アミノベンゼ
ン、1,3−ジエチル−2,4−ジアミノベンゼン、2,4−ジ
アミノベンゼン、1−メチル−3,5−ジエチル−2,4−ジ
アミノベンゼン、1−メチル−3,5−ジエチル−2,6−ジ
アミノベンゼン、1,3,5−トリエチル−2,6−ジアミノベ
ンゼン及び3,5,3′,5′−テトラエチル−4,4′−ジアミ
ノジフエニルメタンがある。
使用しうる適当なポリエステルポリオールとしては、
例えば、1種またはそれ以上のポリカルボン酸、その無
水物またはエステルと1種またはそれ以上の多価アルコ
ールとを反応させることにより作られるものがある。ポ
リカルボン酸は、脂肪族、脂環式、芳香族及び/または
複素環式であつてよく、置換(例えばハロゲンで置換)
されていても、及び/または不飽和であつてもよい。こ
の種のカルボン酸の例としては、グルタル酸、スクシン
酸、アジピン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン
酸、フタル酸、イソフタル酸、トリメリト酸、テトラヒ
ドロフタル酸、ヘキサヒドロフタル酸、テトラクロロフ
タル酸、マレイン酸、フマル酸、ダイマーまたはトリマ
ー状脂肪酸(このものはモノマー状脂肪酸と混合したも
のでもよい)、テトラフタル酸等がある。
例えば、1種またはそれ以上のポリカルボン酸、その無
水物またはエステルと1種またはそれ以上の多価アルコ
ールとを反応させることにより作られるものがある。ポ
リカルボン酸は、脂肪族、脂環式、芳香族及び/または
複素環式であつてよく、置換(例えばハロゲンで置換)
されていても、及び/または不飽和であつてもよい。こ
の種のカルボン酸の例としては、グルタル酸、スクシン
酸、アジピン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン
酸、フタル酸、イソフタル酸、トリメリト酸、テトラヒ
ドロフタル酸、ヘキサヒドロフタル酸、テトラクロロフ
タル酸、マレイン酸、フマル酸、ダイマーまたはトリマ
ー状脂肪酸(このものはモノマー状脂肪酸と混合したも
のでもよい)、テトラフタル酸等がある。
適当な多価アルコールの例としては、エチレングリコ
ール、1,2−プロピレングリコール、1,3−プロピレング
リコール、ブチレングリコール類、1,6−ヘキサンジオ
ール、1,8−オクタンジオール、ネオペンチルグリコー
ル、シクロヘキサンジメタノール(1,4−ビスヒドロキ
シメチルシクロヘキサン)、2−メチル−1,3−プロパ
ンジオール、グリセロール、トリメチロールプロパン、
1,2,6−ヘキサントリオール、1,2,4−ブタントリオー
ル、トリメチロールエタン、ペンタエリトリト、キニト
ール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、テトラエチレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、ジブチレングリコール、またはポリブチレングリコ
ールがある。カプロラクトンのようなラクトンのポリエ
ステル、またはヒドロキシカプロイン酸のようなヒドロ
キシカルボン酸を使用することもできる。
ール、1,2−プロピレングリコール、1,3−プロピレング
リコール、ブチレングリコール類、1,6−ヘキサンジオ
ール、1,8−オクタンジオール、ネオペンチルグリコー
ル、シクロヘキサンジメタノール(1,4−ビスヒドロキ
シメチルシクロヘキサン)、2−メチル−1,3−プロパ
ンジオール、グリセロール、トリメチロールプロパン、
1,2,6−ヘキサントリオール、1,2,4−ブタントリオー
ル、トリメチロールエタン、ペンタエリトリト、キニト
ール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、テトラエチレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、ジブチレングリコール、またはポリブチレングリコ
ールがある。カプロラクトンのようなラクトンのポリエ
ステル、またはヒドロキシカプロイン酸のようなヒドロ
キシカルボン酸を使用することもできる。
使用しうる適当なポリエーテルポリアミンの例として
は、上述のタイプのポリエーテルポリオールのアミン化
によつて作られるものがある。
は、上述のタイプのポリエーテルポリオールのアミン化
によつて作られるものがある。
本発明により使用するためには、ポリオールのアミン
化が完結されることは必要ではない。上記のタイプのポ
リエーテルポリオールの部分アミン化物も使用できる。
その他の適当な使用しうるポリオール組成物の例として
は、分散または溶解状態の高分子量ポリ付加またはポリ
縮合重合体を含むポリヒドロキシル誘導体類がある。そ
のようなポリヒドロキシル誘導体は、例えば、ポリ付加
反応(例えばポリイソシアネートとアミノ官能化合物と
の間)またはポリ縮合反応(例えばホルムアルデヒドと
フエノール及び/またはアミンとの間)を、上記のよう
なポリオール中でその場で実施することにより得られ
る。ビニル重合によつて変性されたポリヒドロキシル誘
導体、例えばポリエーテルポリオールまたはポリカーボ
ネートポリオールの存在下にスチレン及びアクリロニト
リルを重合させることに得られるものも適当である。
化が完結されることは必要ではない。上記のタイプのポ
リエーテルポリオールの部分アミン化物も使用できる。
その他の適当な使用しうるポリオール組成物の例として
は、分散または溶解状態の高分子量ポリ付加またはポリ
縮合重合体を含むポリヒドロキシル誘導体類がある。そ
のようなポリヒドロキシル誘導体は、例えば、ポリ付加
反応(例えばポリイソシアネートとアミノ官能化合物と
の間)またはポリ縮合反応(例えばホルムアルデヒドと
フエノール及び/またはアミンとの間)を、上記のよう
なポリオール中でその場で実施することにより得られ
る。ビニル重合によつて変性されたポリヒドロキシル誘
導体、例えばポリエーテルポリオールまたはポリカーボ
ネートポリオールの存在下にスチレン及びアクリロニト
リルを重合させることに得られるものも適当である。
本発明による方法においては、前記定義のイソシアネ
ート指数は10〜60、好ましくは20〜60である。
ート指数は10〜60、好ましくは20〜60である。
本発明によれば、このような特定範囲のイソシアネー
ト指数は、ハロカーボン発泡剤と併用されると特定な性
質のポリウレタン発泡体を与える。
ト指数は、ハロカーボン発泡剤と併用されると特定な性
質のポリウレタン発泡体を与える。
本発明の別の一態様においては、上記特定範囲のイソ
シアネート指数は水と併用され、その際に水:ポリオー
ル及びポリアミンの比率を種々の範囲に調節する。
シアネート指数は水と併用され、その際に水:ポリオー
ル及びポリアミンの比率を種々の範囲に調節する。
かくして10〜60、好ましくは20〜60の範囲内のイソシ
アネート指数は、ポリオール及びポリアミンに対して0.
5〜5重量%の量の水と共に使用できる。
アネート指数は、ポリオール及びポリアミンに対して0.
5〜5重量%の量の水と共に使用できる。
別法として10〜60、好ましくは20〜60の範囲内のイソ
シアネート指数は、ポリオール及びポリアミンに対して
0.5重量%以下の量の水と共に使用できる。
シアネート指数は、ポリオール及びポリアミンに対して
0.5重量%以下の量の水と共に使用できる。
前述のように、本発明方法によれば、従来得られなか
つた発泡体製品、すなわち実質的に水によつて発泡され
(あるいは実質的にハロカーボンを用いないで発泡さ
れ)、「Kg/m3で表わした自由発泡密度」:「ISO3386試
験方法で測定してkPaで表わした、40%圧縮時の圧縮硬
度」の比が少なくとも20の値を有することを特徴とする
MDIベースポリウレタン発泡体が得られる。
つた発泡体製品、すなわち実質的に水によつて発泡され
(あるいは実質的にハロカーボンを用いないで発泡さ
れ)、「Kg/m3で表わした自由発泡密度」:「ISO3386試
験方法で測定してkPaで表わした、40%圧縮時の圧縮硬
度」の比が少なくとも20の値を有することを特徴とする
MDIベースポリウレタン発泡体が得られる。
本発明の別の一目的は、45Kg/m3以上、好ましくは50K
g/m3以上、最も好ましくは50〜200Kg/m3の密度を有する
上記のような新規発泡体製品を提供することである。
g/m3以上、最も好ましくは50〜200Kg/m3の密度を有する
上記のような新規発泡体製品を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、MDIベースのポリウレタ
ン軟質発泡体であつて、好ましくは実質上水によつて発
泡され(あるいは、実質上ハロカーボンを用いないで発
泡され)、ISO3386試験方法で測定した40%圧縮時の圧
縮硬度が2.5kPa以下、好ましくは2.0kPa以下、最も好ま
しくは1.0kPa以下であることを特徴とする新規製品も提
供する。
ン軟質発泡体であつて、好ましくは実質上水によつて発
泡され(あるいは、実質上ハロカーボンを用いないで発
泡され)、ISO3386試験方法で測定した40%圧縮時の圧
縮硬度が2.5kPa以下、好ましくは2.0kPa以下、最も好ま
しくは1.0kPa以下であることを特徴とする新規製品も提
供する。
さらに本発明は本発明方法を実施するのに適当なポリ
ウレタン系をもその範囲とするものである。ここに
「系」なる用語は、特定の方法を実施するか、特定の性
能を達成するために相互に組合せて使用するのに適当で
あるように明白な目的を以つて製造及び/または販売さ
れる一組となつた諸成分を指称するものである。
ウレタン系をもその範囲とするものである。ここに
「系」なる用語は、特定の方法を実施するか、特定の性
能を達成するために相互に組合せて使用するのに適当で
あるように明白な目的を以つて製造及び/または販売さ
れる一組となつた諸成分を指称するものである。
従つて本発明は、メチレンジフエニルイソシアネート
に基くイソシアネート組成物;2〜4の官能価及び750〜5
000の範囲の平均当量を有する1種またはそれ以上のポ
リオール及び/またはポリアミンと、そのポリアミン及
びポリオールの100重量部当り0〜5重量部の水とから
なるイソシアネート反応性組成物;場合により慣用添加
剤及び/または、水以外の発泡剤;を含み、かつそのイ
ソシアネート組成物及びイソシアネート反応性組成物を
10〜60の範囲のイソシアネート指数を与えるような割合
で含むことを特徴とする軟質ポリウレタン発泡体製造用
反応性系も、その範囲に含むものである。
に基くイソシアネート組成物;2〜4の官能価及び750〜5
000の範囲の平均当量を有する1種またはそれ以上のポ
リオール及び/またはポリアミンと、そのポリアミン及
びポリオールの100重量部当り0〜5重量部の水とから
なるイソシアネート反応性組成物;場合により慣用添加
剤及び/または、水以外の発泡剤;を含み、かつそのイ
ソシアネート組成物及びイソシアネート反応性組成物を
10〜60の範囲のイソシアネート指数を与えるような割合
で含むことを特徴とする軟質ポリウレタン発泡体製造用
反応性系も、その範囲に含むものである。
また本発明は、メチレンジフエニルイソシアネートに
基くイソシアネート組成物;2〜4の官能価及び750〜500
0の平均当量を有する1種またはそれ以上のポリオール
及び/またはポリアミンと、そのポリオール及びポリア
ミンの100重量部当り0.5〜5重量部の水とからなるイソ
シアネート反応性組成物;及び場合により慣用添加剤;
を含み、かつそのイソシアネート組成物及びイソシアネ
ート反応性組成物を10〜60の範囲のイソシアネート指数
を与えるような割合で含むことを特徴とする軟質ポリウ
レタン製造用反応性系をも、その範囲内に包含する。
基くイソシアネート組成物;2〜4の官能価及び750〜500
0の平均当量を有する1種またはそれ以上のポリオール
及び/またはポリアミンと、そのポリオール及びポリア
ミンの100重量部当り0.5〜5重量部の水とからなるイソ
シアネート反応性組成物;及び場合により慣用添加剤;
を含み、かつそのイソシアネート組成物及びイソシアネ
ート反応性組成物を10〜60の範囲のイソシアネート指数
を与えるような割合で含むことを特徴とする軟質ポリウ
レタン製造用反応性系をも、その範囲内に包含する。
本発明は、本発明方法を実施するのに適当なポリウレ
タン処方をも包含する。「処方」なる用語は、特定な方
法を実施するか、特定な性能を達成させうるように適切
な割合の諸成分を示す記述または口述の指示である。
タン処方をも包含する。「処方」なる用語は、特定な方
法を実施するか、特定な性能を達成させうるように適切
な割合の諸成分を示す記述または口述の指示である。
従つて本発明は、メチレンジフエニルイソシアネート
に基くイソシアネート組成物;2〜4の官能価及び750〜5
000の平均当量を有する1種またはそれ以上のポリオー
ル及び/またはポリアミンと、そのポリオール及びポリ
アミン100重量部当り0〜5重量部の水とからなるイソ
シアネート反応性組成物;及び場合により慣用添加剤、
及び/または水以外の発泡剤;を含み、かつそのイソシ
アネート組成物及びイソシアネート反応性組成物を10〜
60の範囲のイソシアネート指数を与えるような割合で含
むことを特徴とする軟質ポリウレタン発泡体製造向けポ
リウレタン処方をも、その範囲に包含する。
に基くイソシアネート組成物;2〜4の官能価及び750〜5
000の平均当量を有する1種またはそれ以上のポリオー
ル及び/またはポリアミンと、そのポリオール及びポリ
アミン100重量部当り0〜5重量部の水とからなるイソ
シアネート反応性組成物;及び場合により慣用添加剤、
及び/または水以外の発泡剤;を含み、かつそのイソシ
アネート組成物及びイソシアネート反応性組成物を10〜
60の範囲のイソシアネート指数を与えるような割合で含
むことを特徴とする軟質ポリウレタン発泡体製造向けポ
リウレタン処方をも、その範囲に包含する。
また本発明は、メチレンジフエニルイソシアネートに
基くイソシアネート組成物;2〜4の官能価及び750〜500
0の平均当量を有する1種またはそれ以上のポリオール
及び/またはポリアミンと、そのポリオール及びポリア
ミン100重量部当り0.5〜5重量部の水とからなるイソシ
アネート反応性組成物;及び場合により慣用添加剤;を
含み、かつそのイソシアネート組成物及びイソシアネー
ト反応性組成物を10〜60の範囲内のイソシアネート指数
を与えるような割合で含むことを特徴とする軟質ポリウ
レタン発泡体製造向けウレタン処方をも、その範囲に包
含する。
基くイソシアネート組成物;2〜4の官能価及び750〜500
0の平均当量を有する1種またはそれ以上のポリオール
及び/またはポリアミンと、そのポリオール及びポリア
ミン100重量部当り0.5〜5重量部の水とからなるイソシ
アネート反応性組成物;及び場合により慣用添加剤;を
含み、かつそのイソシアネート組成物及びイソシアネー
ト反応性組成物を10〜60の範囲内のイソシアネート指数
を与えるような割合で含むことを特徴とする軟質ポリウ
レタン発泡体製造向けウレタン処方をも、その範囲に包
含する。
本発明による軟質発泡体の製造は、当業界で周知の、
また前記諸文献に広く紹介されている方法を用いて実施
できる。従つて本発明方法は、自由発泡(膨張)法とし
て、または成形法として慣用方法で実施しうる。また連
続または断続方式での成形発泡体ならびにスラブ材の製
造に使用できる。
また前記諸文献に広く紹介されている方法を用いて実施
できる。従つて本発明方法は、自由発泡(膨張)法とし
て、または成形法として慣用方法で実施しうる。また連
続または断続方式での成形発泡体ならびにスラブ材の製
造に使用できる。
本発明を以下の実施例によつて説明するが、本発明は
これに限定されるものではない。
これに限定されるものではない。
実施例: これらの実施例では下記のような混合法を用いた。イ
ソシアネート反応性化合物、水及び添加剤を1500rpmで1
5秒間予備混合した。次いでイソシアネートを添加し、
さらに5秒間2000rpmで混合した。この混合物を5容
積のポリエチレン製バケツに注ぎ入れた。24時間発泡さ
せた。次いで10×10×5cmのパッドをバンの中心部か
ら、物性試験のために切り出した。
ソシアネート反応性化合物、水及び添加剤を1500rpmで1
5秒間予備混合した。次いでイソシアネートを添加し、
さらに5秒間2000rpmで混合した。この混合物を5容
積のポリエチレン製バケツに注ぎ入れた。24時間発泡さ
せた。次いで10×10×5cmのパッドをバンの中心部か
ら、物性試験のために切り出した。
下記の処方を用いて上記の操作により軟質ポリウレタ
ン発泡体を作つた。これらの処方を示すために下記の略
号を用いる。
ン発泡体を作つた。これらの処方を示すために下記の略
号を用いる。
I−R:イソシアネート反応性化合物 C :触媒 C−L:交叉結合剤 S :安定剤 ISO :イソシアネート成分 さらには下記の略記号(数字)も用いている。
(1) 「タルトセル(Daltocel)T−3275:商標」
は、32のヒドロキシル価を有し、表示官能価3、平均当
量約1750であるポリエステルポリオール(ICI社製)で
ある。
は、32のヒドロキシル価を有し、表示官能価3、平均当
量約1750であるポリエステルポリオール(ICI社製)で
ある。
(2) 「スプラセク(Suprasec)VM28:商標は25%のN
CO含量の変性した高分子MDI(ICI社製)である。
CO含量の変性した高分子MDI(ICI社製)である。
(3) 「ダルトレッツ(Daltorez)RL:商標」は45のO
H価を有し、表示官能価2〜3、平均当量約1250である
ポリエステルポリオール(ICI社製)である。
H価を有し、表示官能価2〜3、平均当量約1250である
ポリエステルポリオール(ICI社製)である。
(4) 「スプラセクDNR:商標」は−NCO官能価2のポ
リエステル変性MDI(ICI社製)である。
リエステル変性MDI(ICI社製)である。
実施例1 I−R:「タルトセルT−3275」(1) 100重量部 S :「テゴスタブ(Tegostab)B4113:商標」 0.3重量部 (ゴールドシユミツト社製) C :「ダブコ(Dabco)33LV:商標」(エア・プロダク
ツ社製) 0.7重量部 C :ジメチルアミノプロピルアミン 0.35重量部 C :ジメチルエタノールアミン 0.40重量部 水 3.0重量部 ISO :「スプラセクVM28」(2) 34.0重量部 イソシアネート指数は50であつた。
ツ社製) 0.7重量部 C :ジメチルアミノプロピルアミン 0.35重量部 C :ジメチルエタノールアミン 0.40重量部 水 3.0重量部 ISO :「スプラセクVM28」(2) 34.0重量部 イソシアネート指数は50であつた。
硬化した発泡体の密度は62Kg/m3であつた。
40%圧縮(CV40)における圧縮硬度(ISO3386試験方
法で測定)は0.95kPaであつた。
法で測定)は0.95kPaであつた。
参考例 I−R:「ダルトレツツRL」(3) 100重量部 C :「ダブコ33LV」 0.2重量部 C :「ニアツクス(Niax)Al:商標」(ゴールドシユ
ミツト社製) 0.1重量部 C :オクタン酸第1すず 0.2重量部 S :「テゴスタブ2370」 1.0重量部 水 5.0重量部 ISO :「スプラセクDNR」と「ウロポール(Uropol)DP9
80:商標」(ICI社製)との50/50混合物 49重量部 イソシアネート指数は53であつた。
ミツト社製) 0.1重量部 C :オクタン酸第1すず 0.2重量部 S :「テゴスタブ2370」 1.0重量部 水 5.0重量部 ISO :「スプラセクDNR」と「ウロポール(Uropol)DP9
80:商標」(ICI社製)との50/50混合物 49重量部 イソシアネート指数は53であつた。
硬化発泡体の密度は75Kg/m3であつた。
40%圧縮(CV40)における圧縮硬度(ISO3386試験方
法で測定)は2.7kPaであつた。
法で測定)は2.7kPaであつた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エル・ミュラー ベルギー王国ベー‐3052 オッテンブル ク、ポトビークストラート 4 (56)参考文献 特開 昭57−164115(JP,A) 特開 昭64−22915(JP,A)
Claims (14)
- 【請求項1】メチレンジフエニルイソシアネート及びイ
ソシアネート反応性化合物に基く軟質ポリウレタン発泡
体を製造する方法であって、 メチレンジフエニルイソシアネートを、発泡剤の存在に
おいて、2〜4の官能価及び750〜5000の範囲内の平均
当量を有するポリオール及びポリアミンから選択される
イソシアネート反応性化合物及びポリオール及び/また
はポリアミン100重量部当り0重量部を越えかつ5重量
部未満の水と反応させることからなり、かつそのイソシ
アネート指数が10〜60の範囲であり、かつ得られる発泡
体の密度が45〜200kg/m3であることを特徴とする軟質ポ
リウレタン発泡体の製法。 - 【請求項2】ハロカーボン発泡剤を実質上使用せずに、
メチレンジフエニルイソシアネートとイソシアネート反
応性化合物とに基く軟質ポリウレタン発泡体を製造する
方法であって、 メチレンジフエニルイソシアネートを、水及び2〜4の
官能価及び750〜5000の範囲の平均当量を有するポリオ
ール及びポリアミンから選択される1種またはそれ以上
のイソシアネート反応性化合物と共に反応させることか
らなり、しかもイソシアネート指数を10〜60の範囲と
し、そして前記イソシアネート反応性化合物と水との重
量比を20を越えるものとすることを特徴とする請求項1
記載の軟質ポリウレタン発泡体の製法。 - 【請求項3】前記イソシアネート反応性化合物と水との
重量比が20を越え200以下の範囲内であることを特徴と
する請求項2に記載の方法。 - 【請求項4】1種またはそれ以上の前記イソシアネート
反応性化合物がポリエーテルポリオール、ポリエステル
ポリオール及びポリエーテルポリアミンから選択される
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の方
法。 - 【請求項5】メチレンジフエニルジイソシアネートと10
00〜3000の平均当量を有するポリオール及びポリアミン
から選択されたイソシアネート反応性化合物とに基づく
軟質ポリウレタン発泡体であって、kg/m3で表される密
度とISO3386に従って測定しkPaで表した40%圧縮時の圧
縮硬度との比が、20を越える値を有し、発泡体の密度が
45〜200kg/m3であることを特徴とする、発泡体。 - 【請求項6】実質上、水によって発泡されたことを特徴
とする請求項5記載の軟質ポリウレタン発泡体。 - 【請求項7】ワンショット法で得られた請求項5又は6
記載の軟質ポリウレタン発泡体。 - 【請求項8】圧縮硬度が2.0kPa未満である請求項5〜7
のいずれかの項記載の軟質ポリウレタン発泡体。 - 【請求項9】発泡体が50〜200kg/m3の密度を有する請求
項5〜8のいずれかの項記載の軟質ポリウレタン発泡
体。 - 【請求項10】メチレンジフェニルジイソシアネートと
1000〜3000の平均当量を有するポリオール及びポリアミ
ンから選択されたイソシアネート反応性化合物とに基づ
く軟質ポリウレタン発泡体であって、ISO3386に従って
測定した40%圧縮時の圧縮硬度が2.5kPa未満である、但
し、密封金型中で製造されかつ圧縮硬度が2kPa以上であ
る発泡体は除外する、ことを特徴とする軟質ポリウレタ
ン発泡体。 - 【請求項11】実質上、水によって発泡されたことを特
徴とする請求項10記載の軟質ポリウレタン発泡体。 - 【請求項12】ワンショット法で得られた請求項10又は
11記載の軟質ポリウレタン発泡体。 - 【請求項13】圧縮硬度が2.0kPa未満である請求項10〜
12のいずれかの項記載の軟質ポリウレタン発泡体。 - 【請求項14】発泡体が50〜200kg/m3の密度を有する請
求項10〜13のいずれかの項記載の軟質ポリウレタン発泡
体。
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