JPH0345082Y2 - - Google Patents

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JPH0345082Y2
JPH0345082Y2 JP1786986U JP1786986U JPH0345082Y2 JP H0345082 Y2 JPH0345082 Y2 JP H0345082Y2 JP 1786986 U JP1786986 U JP 1786986U JP 1786986 U JP1786986 U JP 1786986U JP H0345082 Y2 JPH0345082 Y2 JP H0345082Y2
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JP
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valve
pipe
compressor
refrigerant
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  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は冷凍能力が変えられる圧縮機を備えた
冷凍装置に関する。
(ロ) 従来の技術 冷凍能力が変えられる圧縮機を備えた冷凍装置
としては実公昭60−39716号公報に示されたよう
なものが開示されている。
この内容によれば、圧縮機のシリンダ内に開口
するレリースポートとこの圧縮機の吸込側とをレ
リース管でつないでこのレリース管に制御弁を配
設していた。そして制御弁を開閉動作させること
により、圧縮機の吐出配管から吐出される冷媒の
容量を制御するものである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 このような冷凍装置においては、制御弁の開閉
動作によつてこの装置の能力を変えることができ
るのものの能力が可変される幅は小さいものであ
つた。このため冷凍装置の負荷の変動に追随して
この装置の能力を細かく変えることはむずかしか
つた。
本考案は冷凍装置の能力が細かく変えられるよ
うにして冷凍装置の負荷に対応した冷凍装置の運
転を行うことを目的としたものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 この目的を達成するために、本考案の冷凍装置
は圧縮機のレリースポートと吸込側配管とをレリ
ース管でつないで、このレリース管に第1開閉弁
を配設し、且つ圧縮機の吸込側配管と吐出側配管
とをバイパス管でつないで、このバイパス管に第
2開閉弁を配設し、一端をレリースポートと第1
開閉弁との間に、他端を吐出管配管と第2開閉弁
との間に夫々つないだ補助配管を設けるようにし
たものである。
(ホ) 作用 第1開閉弁を制御させることにより圧縮機のシ
リンダ内で圧縮される冷媒量が変えられ、且つ、
第2開閉弁を制御させることにより熱交換器に流
れ込む冷媒量が変えられるようにしている。
(ヘ) 実施例 第1図において、1は室内を冷房する分離型空
気調和機で室内側熱交換ユニツト2と室外側熱交
換ユニツト3とユニツト間配管4とから構成され
ている。5は圧縮機でシリンダ内に開口されたレ
リースポート6が形成されている。7はこのレリ
ースポート6と吸込側配管8とをつなぐレリース
管で、第1開閉弁9が配設されている。この第1
開閉弁9は軽負荷運転時に開放され、通常運転時
に閉じられるようになつている。
10はレリースポートに配設された逆止弁で、
レリース管7からの冷媒圧力で閉じられるもので
ある。11は圧縮機5の吐出側配管12と吸込側
配管8とをつなぐバイパス管で、このバイパス管
11にはキヤピラリチユーブ13と第2開閉弁1
4とが配設されている。この第2開閉弁14は軽
負荷運転時に開放され、通常運転時に閉じられる
ようになつている。15はレリース管7とバイパ
ス管11とをつなぐ補助配管で、一端はレリース
ポート6と第1開閉弁9との間に、他端は吐出側
配管12と第2開閉弁14との間に夫々つながれ
ている。そして、圧縮機5の通常運転時、バイパ
ス管11からの高圧冷媒をレリース管7へ導びい
て、逆止弁10を閉鎖させるようにしている。1
6は室外熱交換器、17は減圧装置である。
室内側熱交換ユニツト2には室内熱交換器18
と、2つのクロスフローフアン19、20とが内
蔵されている。そして、室内空気をユニツト2の
前部の中央から吸込んで、前部の上下から吐出さ
せるようになつている。そして、室内温度が設定
温度に達するまでは、圧縮機5を通常運転させる
と共に、2つのクロスフローフアン19,20を
回転させる。又室内温度が設定温度に達した後
は、圧縮機5を軽負荷運転させると共に、下部の
クロスフローフアン20を停止させ、上部のクロ
スフローフアン19を回転させる。
このような構成を備えた分離型空気調和機にお
いて、室内温度が設定温度に達するまでは、第1
開閉弁9、第2開閉弁14を閉じて、2つのクロ
スフローフアン19,20を回転させる。そして
圧縮機5を運転させて、圧縮機5より吐出された
冷媒を実線矢印の様に流す(通常運転)。この時、
吐出側配管12内の冷媒の一部がバイパス管1
1、補助配管15、レリース管7、を介して逆止
弁10にかかり、レリースポート6を閉じる。そ
して、圧縮機5で、圧縮された冷媒をすべて室外
熱交換器16へ流す。
上述した通常運転によつて室内温度が設定温度
に達した後は、第1開閉弁9、第2開閉弁14を
開放して上部のクロスフローフアン19を回転さ
せる。そして、圧縮機5を運転させると、破線矢
印のように圧縮途中の冷媒ガスの一部がレリース
管7を介して圧縮機5の吸込側配管8に導びかれ
圧縮機5から吐出される冷媒の量を減少させる。
又、圧縮機5から吐出された冷媒の一部はバイパ
ス管11を介して吸込側配管8に導びかれる(軽
負荷運転)。このようにして室内・外熱交換器1
6,18に流れ込む冷媒量を通常運転時よりも減
らして、この空気調和機の冷房能力を抑える。
又、第1開閉弁9を開放し、第2開閉弁14を
閉じて圧縮機5を運転させると、圧縮途中の冷媒
ガスの一部はレリース管7を介して吸込側配管8
に導びかれるものの、圧縮機5から吐出された冷
媒はすべて室外熱交換器16に導びかれる。更に
第1開閉弁9を閉じ、第2開閉弁14を開放して
圧縮機5を運転させると、圧縮機5のレリースポ
ート6は閉じられて、圧縮機5のシリンダ内の冷
媒はすべて圧縮されて吐出側配管12より吐出さ
れる。しかしながらこの吐出側配管12内の冷媒
の一部はバイパス管11を介して吸込側配管8に
導びかれる。このように第1開閉弁9並びに第2
開閉弁14のいずれか一方を開放させると、前述
の通常運転時の冷房能力と軽負荷運転時の冷房能
力との中間の冷房能力を得ることができる。
第2図は本考案の冷凍装置の他の一実施例を示
すもので、補助配管15に第3開閉弁21を備え
て、通常運転時に開放させ、軽負荷運転時に閉じ
るよう制御させるようにしても良い。尚、第1図
に示された機器と同一の機能を有するものは同一
符号を記してその説明は省略した。
第3図は本考案の冷凍装置をヒートポンプ式の
冷凍装置に採用した実施例を示すもので、30は
四方弁、31は暖房用の絞り部で、暖房用のキヤ
ピラリチユーブ32と、冷房時に開放される逆止
弁33とが並列につながれている。34は冷房用
の絞り部で冷房用のキヤピラリチユーブ35と、
暖房時に開放される逆止弁36とが並列につなが
れている。37はマフラーで四方弁30と室内熱
交換器とをつなぐ配管38に接続されている。こ
のマフラー37にはレリース管7の一端と、バイ
パス管11の一端とが接続されている。38は圧
縮機の吐出側配管12に取り付けられた高圧スイ
ツチで、暖房運転時、冷媒の吐出圧力が設定圧力
以上になると作動して第2開閉弁14を開放させ
る信号を出すものである。
冷房運転時は、四方弁30を実線状態に設定す
る。そして通常運転時は第1開閉弁9並びに第2
開閉弁14を閉じて冷媒を実線矢印の如く流す。
又、軽負荷運転時は第1開閉弁9並びに第2開閉
弁14を開放して冷媒を破線矢印の如く流す。こ
の時、レリース管7並びにバイパス管11を流れ
てきた冷媒を、マフラー37で合流させ冷媒同志
の混合音がこのマフラー37で減少するようにし
ている。一方、暖房運転時は四方弁30を一点鎖
線状態に設定する。そして第1開閉弁9を開放
し、第2開閉弁14を閉じてマフラー37内の高
圧冷媒をレリース管7に導びいてレリースポート
6の逆止弁10を閉じ、冷媒を一点鎖線矢印のよ
うに流す。そして、圧縮機5から吐出される冷媒
の圧力が設定値以上となつた時には高圧スイツチ
38が作動して第2開閉弁14が開放され、マフ
ラー37内の高圧冷媒の一部をバイパス管11、
四方弁30を介して圧縮機5に戻される。
(ト) 考案の効果 以上述べたように、本考案の冷凍装置は第1開
閉弁の制御によつて圧縮機のシリンダ内で圧縮さ
れる冷媒量を変え、又、第2開閉弁の制御によつ
て熱交換器に流れ込む冷媒量を変えるようにした
ものである。従つて冷凍装置の負荷の減少に対応
して、これら開閉弁を制御すれば、この装置の冷
凍能力を順次減少させることができる。しかも、
通常運転時は、バイパス管内の高圧冷媒をレリー
ス管へ導びくようにしたので、この運転時の圧縮
機のレリースポートから冷媒がもれるおそれはな
く、圧縮機の圧縮効率の低下を防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の冷凍装置を示すもので、第1図
は同装置の冷媒回路図、第2図は他の一実施例を
示す冷媒回路図、第3図は本考案のヒートポンプ
式冷凍装置の一実施例を示す冷媒回路図である。 5……圧縮機、6……レリースポート、7……
レリース管、8……吸込側配管、9……第1開閉
弁、11……バイパス管、12……吐出側配管、
14……第2開閉弁、15……補助配管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧縮機のシリンダ内に開口されたレリースポー
    トとこの圧縮機の吸込側配管とをレリース管でつ
    ないで、このレリース管には軽負荷運転時に開放
    され通常運転時に閉じられる第1開閉弁を配設し
    た冷凍装置において、前記圧縮機の吸込側配管と
    吐出側配管とをバイパス管でつなぎ、このバイパ
    ス管には軽負荷運転時に開放され通常運転時に閉
    じられる第2開閉弁を配設すると共に、一端を前
    記レリースポートと第1開閉弁との間に、他端を
    吐出側配管と第2開閉弁との間に夫々つないだ補
    助配管を設けたことを特徴とする冷凍装置。
JP1786986U 1986-02-10 1986-02-10 Expired JPH0345082Y2 (ja)

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JP1786986U JPH0345082Y2 (ja) 1986-02-10 1986-02-10

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JP1786986U JPH0345082Y2 (ja) 1986-02-10 1986-02-10

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Publication Number Publication Date
JPS62130360U JPS62130360U (ja) 1987-08-18
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